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カテゴリー「料理」の検索結果は以下のとおりです。

G-SHOESのさっと一品(魚料理)

 お気に入りの圧力鍋が新しいうちは,ちょっと抵抗があって出来なかった料理が「サバの味噌煮」です。

 しかし,購入から4ヶ月近くになり,鍋も傷がいっぱい付きましたし,恐ろしいことに取っ手の部分を落下させて壊してしまい,それをばらして組み立てて修理して使うようになって,そろそろやってみるか,と思い立ちました。


・サバの味噌煮(二人分)

[用意するもの]
 サバ・・・小4切
 味噌・・・大さじ2
 ショウガ・・・1かけ
 酒・・・大さじ4
 みりん・・・大さじ3
 砂糖・・・大さじ4
 水・・・180cc
 仕上げに味噌大さじ1,醤油小さじ1

[作り方]
 1.サバの皮の上から熱湯をさっとかけて臭みを取る
 2.サバの表面に十字の切れ目を入れておく。
 3.ショウガはをスライスする。
 4.圧力鍋に材料を全部投入。フタをして強火で圧が上がるまで待つ。
 5.圧力が「強」になったら弱火にして圧力を維持,35分煮込む。
 6.35分経ったら火を止めて自然冷却。
 7.圧が下がったらフタを開け,仕上げの味噌と醤油を投入。
 8.弱火で煮詰める。

[注意]
 味噌の種類によっては塩分が強かったり弱かったりするので味噌の量には注意。

部屋がおでんくさい

  • 2009/01/20 13:10
  • カテゴリー:料理

 さすがに1月中旬,一年で一番寒い時期です。今年はそれでも突然3月並の暖かさになったりとよく分からない転機になっていますが,冬と言えばおでんです。

 最近はコンビニのおでんがおいしくなって,それほどおでんが好きではなかった私でも「おでん=うまいもの」というシナプスの接続が完了するくらいですので,これが自宅でできればどんなによいか,と思っていました。

 おでんは秘伝のだしと適度な煮込みにうまさの秘訣があると言われますが,果たしてこれを新兵器圧力鍋で打破できるか,試して見ましょう。


・おでん(二人分)

[用意するもの]
 ジャガイモ・・・3から4個
 にんじん・・・1本
 大根・・・4きれ
 ちくわ,はんぺんなど・・・適量
 こんにゃく・・・適量
 その他おでんにふさわしい具材・・・適量
 だし昆布・・・適量

[作り方]
 1.カップ6.5杯の水を圧力鍋に入れ,だし昆布を40分ほどつけておく。
 2.大根を厚さ4cm程度に切り圧力鍋に投入。続けてこんにゃくも入れる。
 3.みりん80cc,しょうゆ80cc,コンソメ1個を入れて強火にかける。
 4.沸騰する直前にだし昆布を取り出す。この昆布はかなりおいしい。
 5.しばらく沸騰させるとアクが大根から出てくるのでこれをすくい取る。
 6.残りの具材を全部投入し,フタをして圧が上がるまで待つ。
 7.圧力が「強」になったら弱火にして圧力を維持。
 8.8分間経ったら火を止め,自然冷却。30分放置する。
 9.この段階で既に完成だが,弱火で煮ながら食べると非常においしい。

[注意]
 にんじんをおでんに入れる習慣は多くの人がないと思われるが,一度やってみて下さい。非常にうまい。


 結論から言うと,これはうまい。

 おでんというのは,だしそのものは非常にシンプルで,様々な具を煮込むことで味が複雑にまろやかになっていくんだということでしょうね。

 またやってみよう。

G-SHOESの続けて一品

  • 2008/12/26 22:31
  • カテゴリー:料理

 圧力鍋が大活躍です。

 今回は,誰もが一度は通る道,豚の角煮をやってみました。結論から言うと,非常においしく頂きました。市販品に並んだと思います。

 近所の肉屋で豚バラのブロックを買うのですが,ガラスケースには入っていないんですよ。それでじーっとケースを見ていたら,店の奥からオヤジが出てきて「どうぞ」と声をかけてくれました。

 豚バラ肉のブロックを500gください,といきなり頼んでみたところ,驚きもせずはいはいと店の奥に入っていきました。冷蔵庫から子供くらいの大きさもあろうかという大きなバラ肉の塊を抱えて出して,ささっと500gのブロックにして渡してくれました。

 帰り道のうれしかったこと。まるで秋葉原で珍しい真空管でも買って,早速アンプを作ってみようとワクワクして帰るのと同じような感覚です。主婦っていいなあ・・・

 さらに今回は,ゆで卵も投入します。角煮の甘辛いだし汁で煮込んだゆで卵ですから,きっとおいしいはずです。

 とにもかくにも,自分の食べたいものをさっと作るということに,これほど圧力鍋が活躍してくれるとは思っても見ませんでした。


・ゆで卵(かたゆで)
[用意するもの]
 たまご・・・好きなだけ

[作り方]
 1.圧力鍋に付属のスノコを用意する。
 2.水を200cc程入れる。
 3.スノコを入れ,卵を酢のこの上に並べる。
 4.フタをして強火で圧が上がるまで待つ。
 5.「強」になったら1分30秒弱火で圧力を維持。
 6.1分30秒経過したら火を止めて自然冷却。
 7.圧が下がったら取り出し,すぐに卵を冷水で冷やす。
 8.殻をむく。その異次元のむけやすさに涙しつつ食せ。

[注意]
 圧力鍋で蒸してゆでたまごを作ると,信じられないくらいに殻がむける。
 くれぐれも破裂には注意せよ。


・豚の角煮(二人分)
[用意するもの]
 豚バラのブロック肉・・・500g
 ゆでたまご・・・好きなだけ
 しょうゆ・・・大さじ3
 砂糖・・・大さじ3
 酒・・・100cc
 しょうが・・・1かけら

[作り方]
 1.豚バラ肉を少し大きめに切る。たこ糸で縛らなくてもよい。
 2.圧力鍋を熱し,肉を脂身を下側にして入れる。
 3.脂身が溶けたら,6面すべてに焦げ目をつける。ここは重要。
 4.水を500cc投入,フタをして強火で圧が上がるまで待つ。
 5.「強」になったらそこから20分弱火で圧力を維持。
 6.自然冷却。フタをとり,冷えるのを待つ。1時間以上かかる。
 7.冷えたら表面の張った油の層をスプーンで掻き出す。子供の拳くらい油が取れる。
 8.しょうゆ,砂糖,酒を投入し,お好みでゆでたまごを入れる。
 9.フタをして強火で圧が上がるまで加熱。
10.「強」になったら5分間弱火で圧力を維持。
11.自然冷却。冷めたらフタを取り,あらかじめ作っておいたしょうがの絞り汁を入れる。
12.弱火で煮詰める。1時間も煮るとかなり味が染み込むので,しっかり食べる。

[注意]
 最後の煮詰める作業は様子を見ながら行う事。煮すぎるとせっかくの肉が固くなる。

・ふろふき大根(二人分)
[用意するもの]
 大根・・・半分ほど
 米のとぎ汁・・・1000cc
 味の素・・・少々
 市販の田楽味噌・・・1パック

[作り方]
 1.大根はリッチにいきたいので,4?5cmの厚さに切る。
 2.大根を圧力鍋に入れる。
 3.米のとぎ汁を,大根がひたひたになるくらい入れる。
 4.味の素をほんの一振り入れる。入れすぎは厳禁。
 5.フタをして強火で圧が上がるまで待つ。
 6.「強」になったらそこから6分30秒弱火で圧力を維持。
 7.自然冷却。冷めたらフタを取り,盛りつける。
 8.田楽味噌をつけて,その分厚さを堪能して食せ。

[注意]
 隠し包丁を入れてもいいが,必須ではない。
 米のとぎ汁で煮ると,大根の苦みやえぐみ,辛さが和らぐ。よって,首の部分の青い部分でもおいしく頂ける。
 あと,だし昆布が使えるなら,それがベスト。味の素は緊急時のものと心得よ。


 というわけなのですが,成功の裏には失敗もあり。白いご飯を炊くことと,ビーフカレーを試みましたが,非常に不本意な結果に終わりました。

 白いご飯は,水の量が多すぎました。米の量と水の量は原則的に同じくらいでよいはずなのですが,圧力鍋の場合には水を2割ほど減らす必要がありました。よっておかゆ状態です。

 また,レシピによっては,吸水が必要なしという記述もあったりするので,米を洗ってすぐに炊き始めましたが,やはりコツコツしていて駄目でした。結論から言うと,普通に鍋で炊いた方がおいしいです。

 カレーについては失敗をいっぱいしています。まず,水の量が多かったこと。ルゥを入れる前と入れた後で二回加圧したのですが,最初の加圧が10分と長すぎ,さすがに野菜も崩れてしまっていたことと,肉のうまみが抜けていたこと。

 ルゥを入れてから5分加圧するのに,なかなか圧力が上がらず,強火で無理に上げたら焦げ付いてしまったこと。これは本当に失敗しました。

 そして出来上がったカレーは,やはりしっかり煮込んだ味にはほど遠かったこと。結果として,ルゥを入れるまでの加圧時間は5分,ルゥを入れてからは加圧せずに時間をかけてコトコト煮ること。これを次は試して見たいと思います。

G-SHOESのさっと一品

ファイル 247-1.jpg

 圧力鍋は,先日お伝えしたように,WMFというドイツの名門メーカーの,PerfectPlusを買うことにしました。容量はものすごく悩んだ(悩む人が多いらしい)結果,3.0Lのものを買うことにしました。

 家族がいるわけではなく,せいぜい二人分が出来ればよいですし,あまり大きいと取り回しや洗うのにも億劫になり,使用頻度が下がると考えたからです。むしろ2.5Lでもいいかなと思ったくらいですが,蒸し物などをするときに直径が18cmとやや小振りであることを懸念し,22cmの3Lを買ったというわけです。

 届いてみると,予想通りの作りの良さ,重さです。ドイツらしく機能的で,かつどことなくかわいらしい外観を見ていると,そりゃー嫁入り道具になるわな,と妙に納得です。

 ピカピカ光るステンレスにはキズ一つなく,鍋底の見た目もプロの厨房で見るそれと同じ。安い鍋のペコペコした感じは全くありません。というか,これで殴られたらおそらく死にますね。

 料理中に確認してみたのですが,やはりワンダーシェフのものは不良品だったと考えるのが妥当なようで,今回の圧力鍋では,火を止めてから10分は圧力が維持されています。3分くらいで圧が抜けてしまうようでは,およそ圧力鍋と言ってはいけないでしょう。

 18-10ステンレスとアルミの三層構造はIHと非常に相性が良く,さっと沸騰してくれます。大きさもちょうど扱いやすいサイズで,個人的には圧力鍋に特徴的なあの深さが面倒だったこともあり,この3Lは本当に取り回しも楽です。あまり大きい鍋だと圧力が上がるまで時間がかかるので,短時間調理のメリットが薄れてしまいます。

 つくづく思ったのですが,調理中,鍋の真上に顔を持っていくと,ガスコンロでは熱くてたまらないでしょう。IHでは全然そんなことはなく,ほのかに温度を感じるという程度です。ここにIHの熱効率の良さを感じることが出来るわけですが,圧力鍋との組み合わせは,実に可能性を感じさせてくれます。

 てことで,「G-SHOESのさっと一品」のコーナーです。PerfectPlusを手に入れた週末,土日の二日間で作ってみた「男の料理」を紹介しましょう。思い出しながら書いているので,時間や分量が間違っていたらすみません。


・牛すね肉の赤ワイン煮(二人分)

[用意するもの]
 牛すね肉・・・450g
 タマネギ・・・大なら2個,小なら3個
 赤ワイン・・・400cc
 サラダ油・・・少々
 こしょう・・・少々
 小麦粉・・・少々
 塩・・・少々
 あさつき・・・少々(万能ネギでもよい)

[作り方]
 1.タマネギを適当に刻み,適量の油で飴色になるまで炒める。ここが一番面倒。
 2.すね肉は塩とこしょうを振りかけ,表面に小麦粉を塗りたくる。
 3.フライパンを強火で熱し,肉を投入。出来れば油は引かない。
 4.さっと焦げ目が付いたら,タマネギの入った圧力鍋に投入。
 5.赤ワイン400ccを躊躇なく投入。フタをして強火で圧が上がるまで待つ。
 6.圧力が「強」になったら弱火にして圧力を維持,30分煮込む。
 7.30分経ったら火を止めて自然冷却。約10分で圧が下がる。
 8.鍋から取り出し,盛りつける。塩味は薄めなのでお好みで調整。
 9.あさつき,粗挽きこしょうを振りかけ,しっかり食べる。この際だから余ったワインも一緒に飲んでしまうこと。

[注意]
 要するにワインの味が料理の味を決めるので,ワインは慎重に選ぶこと。


・梅しそおこわ(三人分)
[用意するもの]
 もち米・・・2合
 うるち米・・・0.5合
 梅干し・・・4個
 青じそ・・・10枚
 白ごま・・・少々

[作り方]
 1.もち米とうるち米を混合し,洗う。
 2.水につけるが,30分以上つけてはいけない。(むしろつけないほうがいいかも)
 3.圧力鍋に米,カップ2杯の水,梅干しを投入し,フタをして強火にかける。
 4.圧が「強」になったらそこから3分間弱火で圧力を維持。
 5.3分経ったら自然冷却。
 6.ふたを開け,梅干しを潰して種を取る。
 7.あらかじめみじん切りにした青じそと白ごまを投入し,混ぜる。
 8.おこわは少々冷えてからがおいしい。しっかり食べる。

[注意]
 水の量は実にシビアなので気をつけること。あと混ぜすぎは餅になるのでほどほどに。


・ごぼうの煮物(一人分)
[用意するもの]
 ごぼう・・・1本
 しょうゆ・・・大さじ4
 ほんだし・・・小さじ2
 みりん・・・大さじ3
 白ごま・・・少々

[作り方]
 1.ごぼうは包丁の背で皮を軽くむき,5cm位に切って水にさらす。太いままがよい。
 2.圧力鍋にごぼうと水400ccを投入。
 3.順番など気にせず,ほんだしとしょうゆ,みりんを投入。
 4.フタをして強火にかける。
 5.圧が「強」になったらそこから3分間弱火で圧力を維持。
 6.3分経ったら自然冷却。
 7.ふたを開け,小鉢に盛りつける。
 8.ごまを振ってしっかり食べる。

[注意]
 ごぼうはしっかり煮た方がおいしいと思う。


・ぶり大根(二人分)
[用意するもの]
 ぶりの切り身・・・2きれ(いいものをえらぼう!)
 大根・・・0.5本
 料理酒・・・200cc
 しょうゆ・・・大さじ4
 みりん・・・大さじ3
 しょうが・・・1かけら
 粉山椒・・・少々

[作り方]
 1.大根を3cm位の厚さに切る。圧力鍋なので火は通る。心配するな。
 (もし大きいようなら縦に半分に切り,厚さは死守せよ)
 2.大根とぶりを圧力鍋に投入。
 3.続けて料理酒,しょうゆ,みりんを投入。塩や砂糖は反則なので入れない。
 4.フタをして強火にかける。
 5.圧が「強」になったら,そこから3分間弱火で圧力を維持。
 6.3分経ったら自然冷却。この10分がミソ。
 7.この間に,しょうがをすり下ろし,絞り汁を作る。
 8.フタを開け,しょうがの絞り汁を回し入れる。
 9.強火にかけて煮汁が濃くなるまで煮詰める。
10.鍋から取りだし,盛りつける。大根に粉山椒を少し振りかけ,しっかり食べる。

[注意]
 煮詰める時間で塩味の調整が出来る。はっきりいって激ウマ。


 というわけで,一気に4品です。私はIHが1つしかなく,手際も悪いので時間もかかってしまうのですが,下ごしらえもいりませんし,調味料もほとんど使いませんから,珍しい調味料をわざわざ買うこともありません。材料も少ないですし,それでいて十分おいしいので,まさにさっと一品という感じです。

 圧力鍋でなければ出来ない料理はないわけですが,圧力鍋だからおいしいとか,圧力鍋だから短い時間で済むとか,そういうメリットは大いにあります。特に,お酒で煮込む料理は,フタで密封するからおいしいく出来るし,調理中の匂いもしないわけで,まさに圧力鍋の真骨頂ではないかなあと,勝手に思っています。

 気をつけたいのは,やはり圧力鍋ですので,使い方を誤ると怪我をします。「強」から一気に圧を抜いたのですが,ものすごい蒸気でタオルがびしょびしょになりました。100度以上の蒸気ですので,まともに浴びると命に関わるかも知れません。

 さらにいうと,お酒で煮込む料理はもっと注意ですね。アルコールの沸点は水よりも低い約78度です。これが圧力鍋に充満しているわけですから,当然その蒸気もアルコールのものです。もしこれに引火したら・・・恐ろしいですね。

 私の場合,おこわとぶり大根で結局1時間半ほどかかってしまったのですが,つくづく思ったのは,居酒屋ってのはすごいよなあということです。ぶり大根頼んで,1時間半待たされたら切れますよ。

 開店前の下ごしらえをしっかりしてあるからうまくいくのですが,それにしてもあれだけの種類の料理をさっと持ってくるんですから,本当に大したものです。下手なりに自分でやってみると,その凄さがわかる,という事でしょうか。

 それはそうと,男も歳を重ねると,生活力が強化されてしまいます。料理も自分の食べたいものを自分で作れて,掃除も洗濯もそつなくこなし,アイロンがけも楽しくできるようになってしまうと,これは非常にまずい。とりわけ,ここ最近の便利家電は本当にまずい。

 男女平等とか言いますが,直感的なことだけで話をすれば,もし男が女と同じだけ生活力を持ってしまうと,独身者の比率が今以上に上がってしまうこと,間違いなしです。

 よって,少子化対策には,男から生活力を奪うこと。具体的には,30歳以下の男性が圧力鍋を買う事を禁止すべきです。

 いや,うそです・・・

鍋でおいしくご飯を炊く

  • 2008/05/29 12:29
  • カテゴリー:料理

 一人暮らしを始めたときに「とにかく米さえ炊ければどうにかなる」という考えのもと,3合炊きの安い炊飯器を買って使っていたのですが,購入後10年を経過し,とうとう満足にご飯が炊けなくなりました。

 いつもよりも多めのご飯を炊くと生煮えになることが多く,特に3合を炊くと確実にアウトです。

 ある時,夕食を一緒に食べようと友人が来たときに多めにご飯を炊いたのですが,この時はわずか数分でスイッチOFFになってしまいました。中を見ると当然お米がぬるま湯の中に沈んでいる状態です。

 これはさすがに続行不可能と判断し,ここから先は鍋で炊くことを思いつきました。IH調理器(電磁調理器)を手に入れた際,母親から厚手のIH対応の鍋をもらったのですが,この鍋の説明書にいろいろなレシピが載っており,ここにご飯を炊く方法が書いてあったのを思いだしたのでした。

 ご飯を鍋で炊く・・・そもそも,鍋でおいしく炊けるなら,炊飯器など専用の道具が売れるはずがありません。考えてみて下さい,パンを作る,魚を焼く,餅をつく,シチューを煮込む,ケーキを焼く,シューマイを蒸す,それぞれ専用のマシンが必要なのに,それらは本格的に料理に取り組む人々が買う物です。

 しかも炊飯器は基本的に国内専用。最近は主としてアジア各国でも売れているそうですけど,北米やヨーロッパで「一家に一台」ではないでしょう。

 なのに,ご飯だけは炊飯器です。しかも一家に一台です。ここから導き出される結論は1つ,ご飯を炊くのが難しいから,でしょう。

 ご飯を炊くのは火加減が大切で「はじめチョロチョロなかパッパ赤子泣いてもふたとるな」は,炊飯器全盛のご時世でも知らない人はいないでしょう。

 はじめチョロチョロ    水を吸わせる
 なかパッパ        強火で一気に沸騰
 赤子泣いてもふたとるな  弱火でムラしている間にフタあけるな

 という意味だそうですが,マイコンの登場によってこの火加減を自動で細かく制御し,実においしいご飯を確実に炊くことが出来るようになったわけです。

 このままでは食べられませんし,捨てるしかない3合のお米ですから,躊躇していても思案していても始まりません。とにかくその厚手の鍋にお米を投入です。

 説明書によると,沸騰したら弱火で12から15分,よく蒸らして食べろ,とあります。随分簡単ですが,こんなことでおいしいご飯が炊けるなら,炊飯器はいりませんよね。

 出来上がりました。ぱっと見るとつやつやしていておいしそうです。
食べてみました。・・・うーん,おいしい。

 友人も絶賛したご飯だったのですが,私の場合は油断するとおかゆを作ってしまう炊飯器を使っていたせいもあり,そのおいしいこと。あれ,こんなに簡単にご飯って炊けるものなんだっけなあ。

 考えてみると,飯ごうを使ってご飯を炊いたことは誰でも一度は経験があると思いますが,あれも考えてみると不思議な物でした。あの時は,やっぱり炊飯器で炊いたご飯の方がおいしいと思ったものですが,今回は違います。鍋の方がおいしいです。

 炊飯器を買い直さないといけないというプレッシャーから解放され,そして根っからの探求心が頭をもたげ,おいしいご飯を安定して確実に,そして手早く炊くにはどうすればいいかを半年以上研究しました。

・お米をとぐのはさっと3回
 あまり頑張ってといでも意味がありません。3回がベストです。

・水の量はお米と同じ量が基本
 カップで同じ量の水を入れます。ただ,お米をといだ時に水が綺麗に切れないものですので,心持ち少なめがよいようです。

・吸水時間は最低30分
 「はじめちょろちょろ」に相当する部分です。冬場は1時間かけましょう。

・沸騰まで一気にいこう
 「なかパッパ」です。IHは温度の立ち上がりが速いのでこういう用途にはぴったりです。しかも鍋全体が熱源ですので,温度の偏りも小さいです。実に理想的ですね。大体5から6分で沸騰に達します。

・沸騰したらしゃもじでよく混ぜる
 これが大事です。炊飯器では出来ないことの1つ,沸騰したらよくかき混ぜるのです。ムラがなくなり,お米が立ちます。

・弱火にして12分から15分
 私のIH調理器は,弱火にすると間欠制御となりますが,ガスで弱火というのはなかなか難しいですから,やはりIHならでは,です。1/5合までまでなら12分,2合以上は15分弱火にします。ここでタイマーを使って,15分経過したらスイッチが切れるようにしておくと便利です。ガスではこうはいかんです。

・蒸らしに15分から20分
 炊きあがってもそのままではコツコツしてあまりおいしくありません。フタをきちんとしてじっくり蒸らします。この時,軽くかき混ぜておくとなおよいです。大事なことは,フタについた水滴を鍋に落としてはいけないということです。


 こうして出来上がったご飯は,お米の銘柄に関係なく,実においしく食べることができます。米粒の間に適度に空気を含みほくほくとしたご飯は,歯ごたえのある堅さと噛んだときの弾力を持ち,香りと甘さが広がります。

 鍋でお米をとがないとか,お米を洗った後ザルできちんと水を切るとか,備長炭を一緒に入れるとか,火加減をもっと細かく調整するとか,手間のかけ方はいろいろあると思いますが,私はこの程度でよいと思ってます。炊飯器と同じくらいの時間と手間ですからね。

 で,結局安定しておいしいご飯が炊けるということで,炊飯器を買うことはやめました。全自動でないとダメになったとき,買うようにします。

 大したノウハウではないですが,案外簡単に,しかもとてもおいしく,ご飯を鍋で炊くことは出来るもんだ,というそんなお話でした。

 

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