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GOPANの新品交換

 この間の土曜日に,E:10エラーを起こしたGOPANですが,メーカーに連絡をしたところ新品交換の話になり,交換分をまず送ってくれることになったことを,以前ここにも書きました。

 その電話では,本体の色を聞いてくれなかったり,シリアルナンバーを言わなくていいのかとこちらから尋ねたりと,なかなか不安のあるものだったのですが,新品交換の話そのものについては同じような事が何度も起こっているのか,とても慣れた感じでした。私から交換して欲しいなどとは一度も言わなかったです。

 いろいろ勘ぐりました。月産2万台の体勢で製造を行っていながら,11月発売の商品が今年の4月まで販売をしないとか,E:10エラーがなぜ「新品交換」なのか,など,どうも邪推をしたくなる要素がチラチラします。

 それも,やっぱりメーカーが気の毒に思えてならないからです。別に1週間や2週間の間使えないことは辛抱できますし,サービスマンに来てもらうための時間を平日に作る事だって可能です。

 それに,勝手な話ですが,やっぱり発売日に予約して我が家にやってきたその個体には愛着もあり,むしろ修理であった方がよかったかもな,と思うことがあったりします。

 それはそれとして,昨日の夜,その交換分の新品が,はるばる鳥取の三洋電機さんからヤマトで送られて来ました。電話で「箱は捨てた」と話をすると,中身だけ取り出して,返品分を箱に入れて送り返して下さいと言われたのですが,その事が大きな紙に印刷されて箱に貼られていました。

 この時,付属品はどうしましょうか,と話をすると,一式全て入れ替えて下さいという事でした。きっと細かい部分が改良されたりしているのでしょうね。

 ヤマトの配達員の方はとても印象の良い方で,一緒に箱詰めを手伝ってくれたのですが,二人で手際よく,5分ほどで新しいGOPANだけが私の手元に残りました。

 さて,交換分の動作確認は,夜だったこともあり行っていません。ちゃんと動く物なのかどうかは週末まではっきりしないわけですが,私としてはなぜ交換になったのかも含め,興味は尽きません。記憶をたどって,変わったんじゃないかと気が付いた部分を書いてみます。


・ミル

 GOPANは付け根の部分にミルがあり,これが高速回転することで米を粉にするわけですが,30秒回転して5分休む,を10回繰り返すという動作からも,どれほどこれがモータなどに負担の大きいものか,想像出来るというものです。

 事実,E:10エラーもミル動作の時に起きたわけで,私はこのミルの部分が改良されたのではないかと思っていました。

 ところが,ほとんど,というか全く変わったところがありません。強いて言えばハネの部分が軽く動くようになったこと,ミルのブレードを覆う渦巻き状のカバーの形状が少し変わったかなと程度です。肝心のブレードの回転は以前と同じ程度の重いのですが,手で回した限りでいえば,回り始めるまでが重たく,回ってからは比較的軽く回るという感じです。これは新品だからかも知れないですし,部品のバラツキかもしれないのでなんとも言えませんが,高速開店時の負荷が軽くなるような改良だとすれば,これは大きな改善ではないかと思います。

 金色の塗装はややくすんだ色合いになっていますが,これもバラツキの範囲でしょう。

 前回は,使っている内いつの間にか塗装が剥げ,ハネの先端に付いているシリコーンゴムが欠けたりしましたが,いつそうなったのか分からずじまいでした。今回は注意して使っていこうと思います。


・本体

 本体はどこも変わっていないように思いますが,シリアルナンバーが底面から背面に貼られています。今までシリアルナンバーはGOPANを持ち上げないと見えなかったのですが,これなら楽に確認出来ます。

 あと,販促用のステッカーが貼られていません。展示の特に目を引く大きなステッカーだったのですが,これがなくなってみると結構寂しいものです。派手なステッカーで最初は邪魔だと思っていたわけですが,なくなってしまうとその存在感の大きさに寂しさを感じるほどです。

 嫁さんは,もう展示する必要なんかなくなったんだねぇ,と言ってましたが,ひょっとすると最終組み立てラインが中国から日本に移ってきていることも関係しているかも知れません・・・ということは,初期ロットのGOPANは中国製で,現在のロットは日本製,と言うことになるんですかね。


・グルテンケース

 わかりやすい改良は,こねる工程で自動投入されるグルテンとイーストを入れるケースです。このケース,横に長く深いケースなので,50gという結構な量の小麦グルテンを計って入れるのはなかなか手強く,専用の計量スプーンを使った場合は慎重にいれないと,フタがぱたっとしまってしまいます。

 なにせ,軽く背の高いケースですし,フタの部分が重く重心の位置が高いですから,不安定なのです。

 これが,フタのヒンジの部分に突起が付けられ,フタを全開にした場合にぱちっと引っかかって簡単に閉まらなくなりました。これはさすがに最初からやっておいて欲しかった事ですが,なんにせよ改良されたことはよいことです。


・説明書など

 ちゃんと覚えていませんが,説明書以外に米パンを取り出すときのコツを書いた,緑色のインキで印刷された紙が今回目に付きました。もしかすると私が気が付いていないだけで,前回も付いていたのかも知れません。

 というわけで,この程度の改良しか見当たらなかったのですが,きっと実際に使ってみると他にも気が付くところがあることでしょう。

 嫁さんに言わせると,修理対応にしなかったのは,どれか1つを修理すれば良いという事ではなく,複数の箇所に問題があって,それを一度の交換しないとまずいという話があったりするんじゃないかなといってました。なるほど,そういうことがあるように思います。

 実はここのところ,米パンが上手に出来るようになってきて,おいしく食べるコツも分かってきたところなのです。ふっくら作るコツ,作ったパンを上手に冷まして形が崩れないようにカットするコツ,そして出来上がったパンをトーストすると実においしく食べられるのです。

 小麦のパンも作りますが,最初の風味は小麦の価値でも,数日おいた後の味の劣化は,小麦の方が進みます。米のパンはなかなか味が落ちないものだなと実感しています。

 今の私なら,米パンと小麦のパンを並べておいてあったら,米パンを選んで食べると思います。そんなときだっただけに,GOPANの故障は頭が痛かったですし,ゆえに週末に間に合う形で交換してもらえたことは,本当に助かりました。

 縁あって私の手元にやってきた交換前の初期GOPANは,故障品としてメーカーに戻されました。彼がその後どうなるのかとても気にはなりますが,再生されて他の人の所に行くのか,それとも処分され粉砕されてこの世から消えるのか,それはもう想像するしかない世界です。いずれにせよ今時珍しく,個体に愛着のわいた家電ですので,新しいGOPANが末永く私の手元で米パンを作り続けてくれることを,願っています。

おかえりIDEOS

 今朝,私のIDEOSが届いているという警察署に行ってきました。

 届けて下さった方に感謝しながら,あまり近寄りたくない警察署に向かいます。一種独特な窮屈感のある入り口をくぐり,階段で2つ上の階の落とし物の窓口を目指します。

 窓口には年寄りのおっちゃんとおばちゃん,そして電話中の若いお姉さんがいました。電話中のお姉さんは私に気が付いていますが,後の二人は顔も上げず,しばらく知らん顔。面倒臭いんでしょうね,こういう仕事は。もちろん落とした私が悪いので,文句は言えません。つくづく気の毒なのは,親切で拾って下さった方が,不愉快な想いをされなかったかどうか,心配です。

 私は,遺失届を出しておらず,届いたIDEOSの電話番号から日本通信経由で,警察に届いていることを知りました。私がなくした,と言わなくても,先方からなくしたでしょ?と連絡をくれるシステムには驚きを隠せませんでしたが,実際に私の手元に返してもらうには,遺失届を出さないといけないらしいのです。

 まあ,警察もお役所ですので,それは予想していましたが,どんな携帯ですか,番号はなんですか,会社はなんですかと一通り尋問し,終わった後紙を渡されて,じゃ今話した事を一通りここにかいて持ってきて下さい,とは,なんと非効率な話かなと。ここだけ20年前の気分がしました。


 一通り書いて持っていくと,「駅のどちら側で落としたんですか」ときくので,よく分かりませんが~の方じゃないかと思います,と言えば,「じゃそれかいて」ですしね。

 しかも,印鑑を持ってこいと言われたのに押せと言われないから,印鑑はいいんですかと聞けば,「あるんならおしてください」ですからね。結構適当なんですね,お役所なのに。

 住所の書き方に難癖をつけるわ,落とし主の方は謝礼を辞退していると何度も何度も言うわで,一体私に何を求めているのかなあと,不思議な気分になりました。

 金曜日に電話に対応して下さった方は,とても感じの言い方でした。ひょっとすると私が見た電話中の女の人が,その方だったのかも知れません。なるほど,電話がかかってきたら,必ず彼女がとるんですね。

 そんなこんなで,待たされる覚悟もしていたのに,案外すんなり手続きも終わって,私の手元にIDEOSが戻ってきました。本当にありがたいです。

 さっと見てみると,角に傷が付いています。画面は背面の傷はほとんどないので,落としたときに角から落ちたのでしょう。何度か跳ねたようで,四隅全部に傷があります。そのうち左下については,ビスを締めるために埋め込んだダボが浮き上がり,隙間が空いていました。

 押し込んでやるとパチンと音がして元通りです。

 かなりの衝撃で落ちたようですが,全部プラスチックですので衝撃吸収能力はあったのでしょう。

 裏ブタを開けるとmicroSDも無事,SIMも無事です。

 見た目に破損箇所はなく,電源を入れるとちゃんと起動します。通信も大丈夫ですし,データも変更されたりしていません。落としてから操作された形跡はなく,なんと良い方に拾われたものだと,感謝です。

 落としたものが戻ってくる可能性が低いなか,こうして奇跡的に戻ってきたことに,私は感謝し,自分もぜひこういう場合には警察に届けようと思いました。もちろん,時部yんのものを落として,いろんな人の手を煩わせたことへの反省もあり,もっとしっかり自分のものを注意して管理していこうと思います。

さよならIDEOS

 前回,MacBookProの修理を渋谷のAppleStoreにお願いし,無事に修理が完了した話をしました。修理上がり品を受け取るため,私は会社を少し早く出て渋谷に向かったのです。

 19時25分頃
  品川駅から山手線に乗る。なぜか電車は空いている。
  やがて近くの席があいて,私はなんとなく座ってしまう。
  そして,手に入れたばかりのIDEOSを鞄から取り出しメンテを始める。

 19時35分頃
  渋谷駅到着。あわててIDEOSを上着のポケットにしまう。
  ハチ公口から井の頭通りを北に向かい,神南一丁目交差点を左折。

 19時45分頃
  AppleStore到着。GeniusBarに直行。
  店内でゆっくりあるくオッサンを追い越し,伝票を渡すも,
  なぜか順番は私が後回し,スツールに座って10分ほど待つ。

 19時55分頃
  受け取りもおわり,寄り道もせずさっさと帰路に就く。
  元来た道を通り,渋谷駅地下街から田園都市線の渋谷駅に向かう。
  道中,邪魔になったMacBookProを鞄に押し込む。

 20時05分頃
  中央林間行き普通電車に乗る。一番後ろの車輌。すいていたので
  文庫本を開いて読む。桜新町で急行の通過待ち。

 20時20分頃
  用賀駅到着。この日は壊れた電気敷き毛布を買わねばならず,
  コジマ用賀店を目指す。地上に上がったところで上着の
  ポケットをさわると,巾着袋の感触しかないことに気が付く。
  ・・・どうやら,IDEOSを落としたらしい。

 20時30分頃
  頭を真っ白にしながら,コジマで電気敷き毛布を買う。2480円。
  この買い物が,この時の私には限界ギリギリ精一杯の行動。

 20時40分頃
  帰宅。すぐに鞄と上着をあらためるが,見つからず。
  すっかり取り乱しておろおろする。

 20時45分頃
  気を取り直してAppleStoreに電話。この日座ったのは
  山手線の車内とAppleStoreだけ。落とした可能性の高いのが
  座ったときだとすると,AppleStoreにあるかもしれない。
  電話がなかなか繋がらず焦る。ようやく繋がったが,そんな
  落とし物はないとのこと。

 21時00分頃
  とにかくセキュリティ面が心配なので,メール,Googleのアカウント,
  宅サーバのパスワードなどをすべて変更。Evernoteについては
  アカウントを削除。重要な情報は一切記録していないので,
  おそらくこれで大丈夫。でもandroidのことがよくわかってないので,
  先人達の教えを請おうと,某巨大掲示板に落としたと報告。
  しばらくして,暖かい返事をもらう。

 22時30分頃
  嫁さんが帰宅。わざわざ遺失物の問い合わせ先を調べてくれたので
  ダメモトで東急とJRに電話。どちらも届いていないとのこと。
  そして先程の返事に対して,感謝の書き込みをする。

 23時00分頃
  「こんな所から八百長メールがバレることになるとは」という
  秀逸な書き込みを見て,思わず笑ってしまう。これで随分気が楽になった。

 01時00分頃
  ため息をつきながら,床に就く。ちなみに前日壊れた電気敷き毛布は
  嫁さんのもので,精一杯頑張って買った新品の電気敷き毛布に交換する。
  しかし,この時昨夜貸した私の正常だったはずの電気敷き毛布が
  壊れているとわかり,結局私はまた冷たい布団に寝る羽目に。
  おそらく嫁さんの体から,なにか特殊な電磁波が出ているのだと確信する。
  寒さと悲しさと情けなさに,小さくなって眠る。
 
 翌朝9時10分ごろ
  回線を休止するためb-mobileのサポートデスクに電話をするが,
  全然繋がらず,繋がったのは10時を過ぎてから。

 10時10分頃
  念のためもう一度東急の落とし物センターに問い合わせ。
  残念ながら届いていないとのこと。

 10時20分ごろ
  サポートデスクに回線の休止を依頼。同時にダメモトでSIMの
  再発行を聞いてみたところ,IDEOSでのケースは初めてなので
  確認して折り返すとのこと。

 11時00分頃
  サポートデスクから電話。回線の休止は完了。SIMの再発行と本体の
  交換(修理)についてはまだ調査中なのでまた連絡するとのこと。
  一応SIMの再発行は可能らしい。手数料が不明なので調査中。

 16時20分頃
  b-mobileのサポートデスクの別の方から電話。渋谷警察署から
  電話があり,落とし物としてIDEOSが届いているので,警察に
  電話するようにと指示がある。
  一応SIMも無事ということなので,回線休止の解除を依頼。
  ただ,本体が無事なのかどうかはわからないので,修理や
  再発行については,引き続き調べてもらって連絡をもらうことにする。

 16時30分頃
  渋谷警察署に電話。遺失物として届いているので,平日の
  8:30から17:00までの間に,身分証明書と遺失物番号を持って
  取りに来て下さいとのこと。
  届けてくれた人は道玄坂付近で拾った,お礼はいらないと
  連絡先も言わずに立ち去ったらしい。日本も捨てたものじゃないです。


 というわけで,連絡をもらった時にはすぐに渋谷警察署まで取りに行きたいところだったのですが,さすがに仕事中でしたし,月曜日の朝に,ちょっと遅刻して取りに行ってきます。

 実は,昨日はかなり急いでいて,信号が変わる直前に走ったりして,かなり慌ただしく動いていました。唯一座ったAppleStoreにないとすると,走り回ったりMacBookProを鞄に押し込むのにすったもんだした,街中です。

 渋谷が人の多い街であることを考えると,誰かに拾われた可能性は高いと思っていました。しかし,いちいち拾って警察に届けるなんて面倒なことをする人がいるとも思っていませんでした。もしも私がしたかと問えば,やっぱりしなかっただろうなあと思います。

 ゆえに,このIDEOSはもうあきらめていました。

 端末代とわずか3日しか経過していない12ヶ月分のチャージ費用の合計56000円は,私のうっかりで全部パー。

 例えば盗まれた,壊された,だと悔しかったと思いますが,うっかりは私だけのせいですのでこれは諦めがつきましたし,セキュリティ面はほぼ大丈夫としても,先日のPHSに続いてまたも落として紛失してしまうということに,情けなくて精神的ダメージが大きすぎ,なにもする気が起きませんでした。

 急いでMacBookProを引き取りに行かなければよかった,山手線でIDEOSを使わなければ良かった,そもそもIDEOSを持ち歩かなければ良かったと悔やむことはしましたが,嫁さんにいわせると,確かにそうかもしれないが,今回はなくさなくても,こんな風に油断をしている限り別の機会にきっと落としていたはずだ,と諭され,なんという慰め方だと思いつつも,納得せざるを得ませんでした。

 朝になって回線を休止したときに聞いた,SIMの再発行が出来るという話は予想外だった(だって再発行はしないと書いてあるんですもん)だけに,端末はダメでもSIMだけでも再発行してもらえるなら,中古のIDEOSなり,なにか他の端末を買って,損害を小さくできるなあと思って,気が少し軽くなりました。(しかし今日中にもらえたはずの連絡はもらえず,結局見つかったことでうやむやにされそうな感じです。)

 さらに,実物が戻ってくると言う連絡をもらい,届けて下さった方のご厚意に,私は感動しました。同時に,そんな親切な人がいるわけない,自分だってそんな面倒なことはしない,と考えていた自分を恥じました。

 普通の携帯電話なら足が付きますから拾って使うことは難しく,面倒なだけですから見つけてもそのまま見て見ぬふりをするだろうと思うのですが,これは回線は前払いですし,一応スマートフォンですから,拾ってしまえばいろいろ便利に使えたはずです。

 少なくとも,8GBのmicroSDくらいは・・・なくなっていても私は怒りません。

 実物を手に入れないとわかりませんが,おそらく警察の方とb-mobileの方の話から,少なくとも携帯電話の形はとどめているようです。故障していたらそれはもうその時ですが,おそらく傷くらいはついていることでしょう。使用に支障のない程度の傷なら,今回の記憶をとどめるための印にしたいと思います。

 それにしても,渋谷という街も,すてたものではありません。人の集まるところには犯罪も起こり,なにかと騒がしい街というイメージのあった渋谷ですが,そこに集う人は,きっと困ってるんだろうなあという想像力を持ち,自分の手間を顧みず,かつ見返りを求めない,そんな「いいひと」だったのだと,考えを改めました。

 そして,心配と困惑に押しつぶされそうになった経験をしたのですから,自分もこういう落とし物は,ちゃんと届けようと思いました。そして,もう二度と落とさないようにしないといけませんね。いろいろな人のお世話になってしまったわけですから。

 ところで今回の話ですが,携帯電話というのは個人情報の塊ですし,犯罪に使われる事もある危険な道具ですから,それが本当に本人のものかどうかわからないと,自分のものだと主張したところで,返してくれないそうです。

 今回,私はキャリアであるb-mobileから電話をもらいました。警察からもらったわけではありません。ここがミソです。

 まず,警察は携帯電話の番号を調べます。携帯電話の持ち主に関する情報が携帯電話に書かれているかも知れませんが,それが本人のものかどうかを裏付けるものはなにもないですし,機密情報があるかもしれない携帯電話を警察が勝手に調べることは余程のことがないとしないらしいです。

 電話番号がわかったら,該当する携帯電話会社(キャリア)に落とし物が届いているという連絡をします。警察としてはこれで処理は終わりです。キャリアはその電話番号から,登録時の氏名と連絡先を調べ,持ち主に連絡します。

 携帯電話と持ち主が,大変強い結合をしているから,出来る技です。

 b-mobileも大手ではないにせよ,キャリアであるから,こういう流れに従ってくれたのですね。

 しかしb-mobileはちょっと特殊で,回線の開通は自分で行います。きまった電話番号に「携帯電話」から電話をして開通手続きをするのですが,このことで電話をかけた携帯電話の電話番号と開通するb-mobileのSIMとの間が1対1で紐付けされます。電話をした携帯電話は本人確認された上で動いているはずですから,間接的にb-mobileの本人確認が出来たことになります。

 しかし,これでは,b-mobileからdocomoなりSOFTBANKなりauに問い合わせないと,最終的な本人への連絡先がわかりません。そこで,開通手続きとは別に,ユーザー登録を行う事をすすめています。

 今回の話に限って言えばちょっと特殊で,私がユーザー登録した電話番号は自宅の固定電話の番号にもかかわらず,連絡をうけたのは携帯電話です。これは,こちらからサポートに電話をかけた際に,折り返しの番号として携帯電話をお願いしたからです。このあたりは臨機応変に対応してくれているようで,ありがたい話です。

 キャリアからの電話では,遺失物の番号と,補完している警察署の連絡先が伝えられます。そして警察に連絡すると,この遺失物の番号を聞かれるわけです。

 この時,取りに行くときには遺失物の番号がないと絶対に返せないのでそのつもりで,という話をされます。キャリアが行った本人確認の結果ですので,この番号を知っている人が本人という根拠によって,警察は携帯電話を返してくれるのです。

 正直なところ,膨大な携帯電話の落とし物をいちいち調べて,キャリアがすべて連絡するようなことはやってないと思っていました。まして,私は遺失物の届け出を警察に対して行っていません。

 警察とキャリアの連携によって,私のIDEOSは戻ってくることになりました。日本の携帯電話料金は,もしかしたら高くないのかも,しれません。

MacBookProの修理が完了

 MacBookProの修理が完了しました。

 水曜日の夜8時半頃に修理完了の電話をもらい,翌日会社を早く出て,渋谷のAppleStoreに向かうことにしました。

 ちょうど7時半頃渋谷に到着,それからしばらく待たされ,受け取りました。交換されたのはロジックボードと,異様に膨らんだ電池の2つです。本来ならロジックボードの5万円と電池の1万円で合計6万円かかった(もしかすると定額5万円の修理代で電池も交換してもらえるのかも知れませんが私は知りません)ところを,無償修理にしてもらいました。

 他に壊れたところもなかったようですし,ロジックボードも水濡れなど面倒なことは起こってなかったようです。HDDもそのまま,6GBにしたメモリもそのまま,自分で交換したこれらをちゃんとテストしてもらえたわけで,むしろ安心して使えるくらいです。

 私はHDDの交換やメモリの交換のために自分で分解しています。壊すリスクを覚悟の上で行ったことですが,今回の修理ではそうした行為について,なにも聞かれませんでしたし,説明を受けることもありませんでした。

 昔のAppleなら,このへんうるさかったはずです。分解したら,手を入れたら,保証はきかなくなって全部有償になるものというのが,Appleに限らずどのメーカーでも常識でした。

 そんなこんなで家に持って帰って確認すると,なるほどちゃんと直っています。ありがたいものです。画面を含め,本体は一通りクリーニングされています。電池もばっちりです。

 しかし一部設定が変わっていたので気が付いたところから直していきます。

 まず,キーレイアウトです。CapsLockキーをControlキーにする設定が初期化されていたのでこれを元に戻します。

 次に画面のカラープロファイルです。これも初期化されているので,hueyでキャリビュレーションしたプロファイルに変更します。

 そして入力メソッドです。これはことえりに戻っていたので,ATOKの全角ひらがなとUSにします。

 心配していたWiFiのMACアドレス(AirMacIDです)は変わっていないらしく,うちのアクセスポイントにすぐに繋がりました。不思議な話なんですがね,これも。

 そして最後にはまったのが,iTunesStoreで購入したコンテンツの認証です。なにせ壊れてからは全く起動しなかったので,認証の解除を行うことが出来ず,そのまま修理に出すことになったため,新しいマシンで認証をして再生をすると,認証されたコンピュータの台数が2台となってしまいます。

 5台まで認証出来るし,私は2台しかマシンを持っていないので別にこのままでも構わないのですが,ちょっと気持ち悪いですね,こういうケースで認証を解除する必要がある事態は頻繁に起きそうな話で,きっとなにか対応策があるだろうとgoogle先生に聞いてみます。

 すると,サポートに電話して認証の解除をしてもらうか,iTunesStoreの画面から解除してもらうと解決するようです。

 ただ,特定のコンピュータの認証を解除するというのではなく,現在登録されているコンピュータの認証を全て解除し,新たに認証をしなおす形をとります。これはなかなか合理的で安全な方法ですね。

 iTunesStoreの場合,上限の5台が認証された場合で,かつ前回の全コンピュータの認証解除から1年以上を経過してる場合に限って,この操作が可能になりますが,サポートにお願いするとこの限りではないようです。

 夜でしたので電話はせず,iTunesStoreのサポートにメールをしました。24時間以内に返事をしますというのですから,待ってみましょう。特別急を要する話でもありませんし。

 ほんの数日ですが,MacBookAirを使っていて,いつの間にかこれにすっかり慣れていたようです。2008EarlyモデルとはいえMacBookProのポテンシャルはまだまだ高く,レスポンスの良さ,処理速度の高さ,画面の広さを実感しました。

 ということで,この週末からようやく本のスキャン作業を再開できます。

 私もMacを使って長い(もう20年になるのか・・・)ですが,実はこれだけ大がかりな修理を行ったのは今回が初めてです。かつてMacの修理は,Apple自身が行わずに,修理を専門の業者に委託していました。

 業者によって当たり外れもあったし,部品の在庫にもバラツキがあったりして,早かったり遅かったりしました。

 これが,ちょうど初代のiMacが出た頃を境に(つまりJobsが戻ってきた頃ですが)急激にApple自身が手がけるような中央集権的な体勢が取られるようになりました。

 これが結果として功を奏すわけですが,当時はそりゃ散々いわれたものですし,我々ユーザーも不安でした。あのサポートの悪いAppleが自らやれんのか?なんだかんだで専門の業者の方が信用できるし,融通も利く,それにいけないことだったのかも知れないですが,そういう修理業者から部品が市場に流れてきていたので,ここが押さえられてしまって,一部のマニアは部品が手に入らなくなって,面白味がなくなるんじゃないかと思っていたわけです。

 結局Appleは直営店を出して,ここにサービスセンターの機能を持たせることで,顧客との距離を急激に縮めました。iPodとiPhoneのヒットはこの体勢によって支えられているし,またこの体勢がヒットに繋がった要因の1つといえるかも知れません。

 修理期間の短さ,修理内容の確実さ,窓口となるAppleStoreとGeniusたちの素晴らしさ,納得のいくうまい説明と,今回の件は本当にいい対応をしてもらったと思います。製品自身が壊れないこと,不良を出さないことはもとより大事な事ですが,それでもどうしても出てしまうトラブルを,どうやって解決するかにこそ,そのメーカーのスタンスが浮き出るものと思います。

 ところで,実はこの一連の騒動のなかで,私には精神的に立ち直れないと思うほど,悲しく情けないことが起こってしまいました。すべて私の不注意なのでこれはもうあきらめるほかありませんし,人や物に責任転嫁しようという気さえ起きません。

 これについては,また後日。う~。

MacBookProの故障とGeniusBarでの出来事

 9月の末に持ち込んだ大量の本も,ようやくあと1日あれば全てスキャンが完了する,と言うところまでやってきました。思えば長い道のりでした。季節は進み,日差しがまだまだ厳しい9月から,もの悲しい秋,年末年始,そして雪のちらつく厳しい寒さ,と,この数ヶ月の時間は決して平坦ではありませんでした。

 1月中に終わるというのは,実はほぼ予定通りという事もあり,私は1月最後の土曜日に,スキャンをしているMacBookProをスリープから解除しようと,気分良くLCDを開きました。

 電源は入り,HDDも回転しているのですが,全く画面が出てきません。キーボードもトラックパッドも反応がなく,画面は相変わらず真っ黒のままです。MacBookAirから画面共有でアクセスするも反応無し。

 これはもう再起動しかないな,とCOMMAND+OPTION+POWERでリセットを押してみますが,これも反応無し。いよいよ最後の手段ということで電源ボタンを長押しして,電源を落とします。

 ま,この手の問題はままあることです。

 気を取り直して電源ボタンを押します。

 DVDドライブが「うぃーん」と音を立てて起動し,HDDに回転がかかって,電源が入った事が分かりますが,いつもの起動音が鳴る前に電源が落ちてしまいます。

 私の背中にも冷たい汗が落ちていきます。

 壊れたようです。

 落ち着け。こういうときは,PRAMリセットです。

 しかし,電源がすぐに落ちるのでリセットがかかりません。電池とACアダプタを外してしばらく放置しPMUをリセットするも,変化なし。相変わらずすぐに電源が落ちます。

 電源ボタンの長押しをすると電源は落ちないのですが,スリープのランプが点灯して何の反応もないままです。結局完全に壊れたという感じです。

 うわーーーー,これは大変なことになった。大事に使っていたのになあ。

 困ったときのgoogle先生に相談すると,先生は「このマシンは無償修理対象かもよ」と教えてくれました。

 私のMacBookPro,MB134Jは2008年の生まれです。このマシンはGPUにGeForce8600Mを搭載していますが,なにやらこのGPUの一部にパッケージングの問題のある不良品が混じってしまったとのことで,発熱によってチップが破損してしまう場合があるそうです。

 Appleはこの問題をリコールすることはなかったのですが,GPUの問題が原因で壊れた場合は,無償で修理することにしました。当初購入から2年だった期間は,現在4年まで延長されており,実質GeForce8600Mを搭載するMacBookProは全機種対象になっていると考えて差し支えありません。

 対象となる症状は,画面が真っ黒になる,画面が乱れる,ということですが,この場合でもMac自身は動作しているんだそうです。私のように動作しなくなってしまうのは,厳密には対象外となります。

 でも,バスにくっついたLSIが壊れてしまっても,ハングアップしないで壊れた部品がないまま動作するシステムにするには,わざわざそういう設計にしないとダメだと思うのですが・・・結構大変だと思いますよ。

 気の動転した私は,もう少し悪あがきを行う事にします。

 ・・・もしかすると,電池が怪しくなったからかもしれないなと,ふと予備に買ってあった新品の電池を箱から取り出して装着しようとしました。

 果たしてその電池は,美しく,グラマラスな三次元曲面を描いていました。

 膨らんでいます。それもふたが開いて,中身が見えるほどです。

 いやあああああああ

 まるでハマグリのような電池を,恐る恐る手にとって嫁さんに見せると,「妊娠したのね」と笑っています。

 1万円以上の電池が,あっけなく死にました。なんと不憫なことよ。

 いやいや,こんな事をやってる場合ではありません。MacBookPro本体をなんとかせねば。

 google先生は言います,無償修理になった人もいれば,電源入らずになったケースでは有償修理になった場合もある,と。電話の対応よりもどうもGeniusBarへ持っていった方が良さそうという事も耳打ちしてくれました。

 私はあわてて,その日のAppleStore渋谷の,GeniusBarの予約を確認しました。いつもいっぱいの予約で結局あきらめてしまうGeniusBarですが,今日に限って夕方があいています。よし,16時30分に予約です。

 予約の際に,画面が黒くなって再起動をかけたら電源が入らなくなったことと,電池が膨らんでしまったことを書いて送っておくっておきました。こうしておくと話がスムーズに進むのでおすすめという話を以前耳にしました。

 Appleの場合。有償修理は定額料金です。特別なケースやモデルごとの金額は知りませんが,MacBookProの場合約5万円だそうです。5万円でMacBookProが買えるわけでもないし,まだまだ使う気でいましたから,有償でも修理しようと覚悟は決めていいます。

 しかしその前に,xxxやyyyでzzzなファイルを,なんとしてもHDDから消してしまわねばなりません。これは,私という個人の,人間性と尊厳にかかわる大問題です。

 嫁さんは「男の人ってのは大変だねえ」とニヤニヤしています。そんなの誰も気にしないよ仕事だもん,と嫁さんは言いますが,一方で「サービスセンターに持ち込まれた,xxxなレンタルビデオを噛み込んだままのビデオデッキの話ってのも良く聞くよねえ」と,私を崖っぷちに追いやる発言。

 あと3時間。3時間もあればどうにかなると,私はマッハの速度でMacBookProを分解します。

 取り出したHDDをUSB経由でMacBookAirにつなぎ,外付けの別のHDDにつないでコピーを取ります。そしてオリジナルは消去。神業の速さです。

 そしてまた組み立てます。私の目の前には,以前と同じく,MacBookProが鎮座していました。どうやってばらしたのか,どうやって組み立てたのか,もう全然覚えていません。

 なんだかんだで予約時間に遅れそうになりながら,何食わぬ顔で渋谷のAppleStoreに到着します。名前を呼ばれてからしばらく待たされた後,初めてGeniusBarに座ります。

 向かいのお兄さんは,私のメモを既に読んでくれていたようですが,一応私に症状を尋ねます。

 私は,ウソにならない範囲で,画面が黒くなり,電源を切って再起動をしたら,電源がすぐに切れるようになったと答えました。

 確かに,これはウソではないですが,正しいわけでもありません。

 スリープから復帰させようとしたら画面が真っ黒のままだったので,電源を切りました。その後電源を入れてもすぐに切れるようになったというのが正しい言い方でしょう。

 しかし,この言い方では,厳密にはAppleの無償修理の条件には合致しません。人によっては有償修理になってしまうかも知れません。

 私は,Macのハードウェアについては素人ですが,半導体の使いや壊れ方には一般的な見解を持って仕事をしている人です。熱なり静電気なり,半導体が壊れる条件はいろいろありますが,壊れてしまったあとの状態として,内部でショートをおこし,大きな電流が流れてしまうと言う壊れ方は珍しい物ではありません。

 この場合,正しい動作はしないのは当然としても,電源がショートするのですから,大電流が流れて電源電圧が上がらず,回路によっては保護回路が働いた上で,電源が切れてしまいます。

 今回の電源の切れ方というのは,まさにそれだと思うのです。

 また,GPUとはいえ,コンピュータ内部で繋がっている部品です。壊れてしまえば,他の回路に影響を与えて,システム全体が動作しなくなることはむしろ普通の事です。

 私の場合,スリープからの復帰で画面が真っ黒,システムは一切反応せず,再起動後は電源が入らないというものでした。GPUが熱によって壊れた場合,こうならないと断言できないし,むしろこういう結果になることは,十分な可能性があると私は思います。

 お兄さんは私の話を聞いて早速電源を入れようとしますが,一瞬で電源が切れるため手も足も出ない様子です。それでも機種を特定して,引き出しから「nVidia」と書かれたUSBメモリを差し込んで,ここからの起動を試みます。

 すでに無償修理対象の機種あることはわかってらっしゃるようですが,いかんせん電源が入らね,該当するかどうかの判断が出来ません。

 しばらくして,お兄さんは手を止め,私に言います。

 -- お客様の場合,最初に画面が出なかったと言うことから,GPUの問題である可能性があります。電源が入らなくなったことは別の要因で起こっているのかもしれないけども,GPUのせいで壊れた可能性もあります。どちらにしても確認が出来ないのでわかりませんが,今回は無償修理とさせて頂きます。

 同じように壊れていても,画面が出ないままシステムが動作する場合に限って無償修理で,それ以外は有償というのは,ちょっとおかしいかも知れません。ただ,我々はこの件でお金儲けをしたいわけではなく,お客様にちゃんとしたMacを使って頂きたいと思っているのです。だから,今回は無償で結構です。

 電池についても,無償で交換します。電池は大なり小なり膨らむものですが,外装が割れてしまうほど膨らんだものは交換させて頂いています。

 こんな話があって,結果的に私の修理は,全て無償ということになりました。水濡れがあったりすると10万円かかるらしいですが,それは私の場合ありません。

 もしも,全然GPUに関係のない故障で電源が入らなくなった場合でも,極端な話HDDの入れ替え中に基板をショートさせて壊したような場合でも,同じことをいえば,無償修理になってしまったことになります。

 私の場合,本当に画面が黒いままスリープから復帰せず,次から電源が入らなくなったので,やっぱりGPUが故障原因じゃないかとおもっていますが,電源が入らなくなってしまうという症状は少ないようです。最初は電源が入らない場合でも,PRAMをクリアすれば起動したとか,そういう話は見つかったのですが,私のように結局電源が入らないケースというのは,そう多くはないのではないかと思います。

 今になって考えると,お兄さんはGPUに関係のない故障かもしれない,あるいは私がネットで仕入れた知識で無償になるようなウソを言っているのかもしれないという疑いの中で,私の話を信じ,5万円という決して安くはない修理費用をゼロにしてくれたのです。

 これは,結構重たい話です。単純な損得では割り切れません。

 それはそれとして,GeniusBarは今回初体験だったわけですけども,噂通りの,心地よい対応を頂きました。狭く,人でごった返した騒々しい室内で,決して落ち着くわけではありませんし,非常にてきぱきと短時間で処理されていく様子は,さながら病院のようです。

 じっくり長い時間をかけてくれるというサービスとは異なるのに,この手際の良さでなぜこれほど心地よいと感じるのか,非常に不思議なものがあります。

 単純に,私が望む結果以上の対応をしてもらったからでしょうか。そんな損得の話だけで,私は心地よいと感じたのでしょうか。対面なら安心?国内メーカーのサービスセンターだってそうですよね。

 彼らにだってできる事とできない事があります。現場に権限がないことだってあるだろうし,仮に修理を行うにしても,1ヶ月以上かかるような特殊な修理だってあるはずです。

 でも,GeniusBarの悪い評判を聞くことはほとんどありません。

 GeniusBarに来る人は,たいてい困ってやってきます。困っている人をサポートすることをテーマに動いているのがGeniusBarです。彼らは,このことを誇らしく思っているのではないでしょうか。

 またAppleStoreのスタッフの中でも,資格を持つ,精鋭でなければ,GeniusBarの担当にはなれないといいます。GeniusBarでお客さんの対応ををするということは,非常に名誉なことであり,同僚からの尊敬も受けるものであるわけです。

 そう考えると,なるほど,彼らが彼らの仕事に胸を張り,困ってやってくるお客さんがホッと安心して「よかった」と店を出て行く姿を見ることがどれほど価値のあることなのか,それは創造に易いことです。

 自然と彼らのペースになっていることに,時々気付いていました。何度も言うように,それも全然不快ではありません。

 こうしてテーブルの向かい側に座っている彼らに任せておけば,やがて最善の方法によって問題は解決するのだという安心感と期待感が,電話をすればピックアップしてくれる便利な修理サービスを使わず,あえてAppleStoreまで持ち込もうという人が多い理由なのかもしれません。

 ということで,土曜日に預けてきたMacBookProですが,修理が終わったという連絡の電話がかかってくるのを待っています。修理が終わったら,会社からの帰りに寄り道して,引き取りに行く予定です。

 つくづく思うのは,メーカーに取っては数多くの中の一台,に過ぎないものでも,使っているユーザーにとっては,まさに特別な一台なのですね。当たり前の事ですが,手元からなくなる不便さも深刻なら,5万円の修理代が無償になるということも,やはり個人レベルでは大変な事件です。

 早く戻ってくることを願っています。

 さて,その「妊娠した」電池ですが,あわてていたので写真を撮らずにAppleStoreに行ってしまいました。GeniusBarで気が付いたので,手元にあったIDEOSで写真を撮りました。

ファイル 448-1.jpg

 画質が悪いのはお許し下さい。

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