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またもPM-G850のインク不良

 先日,数年前に購入したPM-G850というエプソンのプリンタを久々に使おうとしたのですが,あいにくインクが切れているというエラーが出ました。

 よく知られているように,インクジェットプリンタは本体を安くばらまき,その代わり高価な交換用インクで利益を上げるという仕組みになっています。使用頻度によりますが,インクを交換するより本体を買い換えた方がお得というのは事実で,そうしてより高画質なプリンタがわずかな間に普及したわけです。

 PM-G850には画質の不満もなく,今時のプリンタはスキャナ付きの複合機ばかりですので,プリンタだけで十分という私のニーズにはぴったりのプリンタです。使用頻度は非常に少ないのですが,買い換えようという気は起きません。

 そんなわけで,6本セットで6000円もするインクカートリッジを,何かの機会に安く買っておき,切れたインクから順番に交換していくようにしていました。

 6色のうち,未交換がライトマゼンタとライトシアンの2色だったところで,いよいよライトマゼンタがインク切れになったのでした。

 このプリンタは,どれか1つでもインクが切れてしまうと,印刷ができません。この時は黒1色のPDFファイルを印刷したかったのですが,ライトマゼンタなんて関係ないのに,動いてくれないのです。

 面倒なのでさっさと交換したわけですが,やっぱり動きません。おかしいなあと調べてみると,なんとこのインクを認識していません。おかげで他のインクカートリッジの情報も読む事が出来ていないようです。

 ものは試しにと空っぽになったインクに戻してみると,全てのカートリッジの情報が読めるようになりました。

 これは交換を行ったライトマゼンタのインクカートリッジの不良だと,私は結論しました。

 気になるのは,このインクが買ってからすでに長い時間が経過していることです。これには私なりの言い分があって,1本ずつバラで買うよりお得なセットを,いずれ交換するわけだしと購入したのであって,まさか最後の1本(実は同時にライトシアンも交換したのでこの時買ったインクは全部交換に使いました)で不良品が出てくるとは思ってもいなかったのです。

 早いうちに開封したなら私が壊した可能性もあるのですが,このカートリッジは未開封で,真空パックになっています。こんな風に密封されているものを,わざわざ認識出来なくなるように壊すことはできません。

 もちろん,初期不良は購入後1週間から2週間が限度です。それ以降は保証期間内で修理対応です。しかし,インクカートリッジに保証期間があるわけではありません。

 ただ,インクカートリッジには使用期限があります。使用期限が過ぎると未開封品でも性能保証はなくなるのか,といえば,これはYESです。インクが変質し,エプソンの思う画質が保証されないことは確かです。

 しかし,空っぽになったインクだけ交換出来るようにとバラバラにカートリッジを交換出来る仕組みを用意しておきながら,使ってみるまで分からない不良品が6本セット品の中に混じっていて,その結果他の5本も使用できなくなるというのは,ちょっともったいないと思いませんか。

 インクカートリッジが200円とか300円くらいなら,もう面倒なので黙って買い換えますが,1000円以上するのですから,やっぱり惜しいですよね。それによく思いだしてみると,私が6本セットをわざわざ買ったのは,バラで買うより安いからであって,6本のうち1本が不良品だったら全然安くならないじゃないですか。

 惜しいので,ダメモトでエプソンのサポートにWEBから問い合わせてみました。

 互換品じゃないのかと疑われてみたり,きっちり差し込めだの,エラーの画面をキャプチャして送れだのと,なかなか信用してもらえなかったのですが,よくやく代わりのインクを送るので試してくれという返事が何度かのやりとりのあとに届き,果たして数日後には私の手元に新しいライトマゼンタのカートリッジが届いたのでした。

 しかしまあ,私に言わせれば,インクで儲けるモデルを勝手に構築しておいて,高価なインクを嫌う消費者の声に応えた互換品を締め出すためにわざわざROMまで搭載し,徹底的に互換品を排除するわけですから,それが消費者の正常な使用に支障が出るようでは本末転倒です。(そのROM代だってユーザー負担ですしね)

 ROMが壊れたことで認識不良を起こしているのですから,非純正品対策などなければ私は問題なくその文書を印刷できたはずなのですが,こういうことが嫌で純正品を使っている私のようなユーザーの足まで引っ張るような仕組みは,やっぱやり過ぎだと思いますし,正規品を使用する人を巻き添えにするほどの強いプロテクトは,もう破綻しているといって差し支えないでしょう。

 まあ,もし使用期限のことをいわれたら,潔く引き下がってプリンタを別のメーカーに買い換えようと冷静に思っていたのですが,幸か不幸か届いたインクを差し込めば問題なく動作しました。

 やはりインクの問題だったようです。

 さて,この不良のインクを返却せよと,エプソンは返信用の箱と袋と伝票を同封してきました。

 ヤマトのメール便の着払いの伝票で,荷物を出す人の住所氏名を書く欄がありません。しかもメール便なので,コンビニか営業所に持ち込めと書いてあります。

 ヤマトは,かつてローソンとケンカをして取り扱いがなくなっているのですが,悪いことに私の通勤ルートにはローソンがほとんど。ヤマトを扱うコンビニなんか,わざわざ出向かないといけません。さりとて営業所の場所もわかりませんし,これじゃ着払いの意味がないと思うくらい,面倒です。

 そこで,別の荷物がヤマトで届いたついでに,持っていってもらえないか聞いてみました。無料だし,営業所に戻るんだから,聞いてみるだけ聞いてみようという魂胆です。

 来たドライバーは「よくわからない」と,営業所の社員に電話をしたら,現物を見ないとよくわからんので,うちまで来てくれるということになりました。

 しばらくして来てくれたのですが,彼も「こんなの初めて見た」といっていました。
メール便を集荷してもらう形に結果としてなったことを詫びると,いえいえ勉強になりました,とニコニコして持って帰ってくれました。

 翌日にはエプソンから私に解析結果がメールで届いたので,荷物は無事に到着したのだと思いますが,ユーザーに手間をかけさせることでコスト削減を狙ったエプソンの作戦は,私のような人のせいで,ヤマトへのしわ寄せとして決着したわけです。ヤマトは100円かそこらの運賃で,私の家まで取りに来たわけですので,割が合わないことでしょう。気の毒です。

 で,エプソンからの解析メールでは,やはりインクの不良でした,ご迷惑をおかけましたということでした。本当に迷惑したわけですが,ほとんど使わないライトマゼンタのせいで黒の文書が印刷できず,あげく今時解決に10日もかかり,しかもヤマトに負担を強いて問題を解決して,それでサポート完了というわけですから,まーなんというか,エプソンには怒りと言うより,ずるいよなあというイメージが渦巻いています。

 実はこのPM-G850,初期不良品だったのですが,その原因も同梱のインクカートリッジの不良でした。この時はライトシアンが不良だったのですが,なにせ一度も正常に動いていない初期不良ですので,それがインクの不良のせいとわかるはずもなく,私は相当困ったのです。

 とりあえずエプソンのサポートに電話をして,買ってすぐの話だし,一度も正常に動いていないのだから,私にあれこれ試させるのではなく,新しいものに交換するのが正しいのではと私が言えば,初期不良交換は販売店の仕事,動かない物を動くようにするのがエプソンの仕事なので,交換して欲しかったら販売店にいってください,と誠に正論を通されて,結局インクの交換で決着したのでした。納得しない人もいるだろうなあと思いました。

 それでも,この時の交換では,インクカートリッジの返却はもっと簡単だったように思います。

 ということで,私の結論は,もう次はエプソンのプリンタは買いません。

 同梱品を含む新品のインク12本のうち2本が不良という不良率の圧倒的な高さ,そして1本のインクが認識出来ないだけでプリンタ全体が全く動いてくれないという機会損失への誤った考え方,そして必ず一度は「非純正品じゃないか」とユーザーを疑い,自らのために不良品を返品させるのに,その返送コスト削減に罪のないユーザーの労力を平然とあてがう意識と,どうも私にはしっくりこないのです。

 いや,対応が悪いとか,そういうことではないですよ。丁寧だし,正論だし,メールのレスポンスも早いし,何も悪いことは彼らはしていません。ただ,やってることそのものというか,姿勢というか,非純正品の対策は彼らの都合で作ったビジネスモデルで,それを維持するためにユーザーを疑ったり,ユーザーに負担を強いるような話が,以前にも増して強くなっていることに,私はモヤモヤとしたものを感じているのです。

 まあ,そんなことをエプソンに言っても仕方がないし,エプソンも困るだろうから,私はどうもエプソンに共感出来ないので,違うメーカーにしますということで,よいのではないかと思います。

 やっぱあれですね,次はHPですかね・・・

Nintendo3DSのアップデート

 Nintendo3DSのアップグレードが6月7日に行われました。これによってソフトのダウンロード販売が可能になり,DSiウェアを購入することも出来るようになりました。

 私にしてみれば,この段階まで出荷すべきじゃなかったよなぁと思うのですが,発売から3ヶ月経過してようやく「使える」状態になったことを,素直に喜びたいと思います。

 任天堂は遊びの会社です。遊びを真面目に探求する姿勢は随一のものがあり,操作の1つ1つ,レスポンスの1つ1つに工夫の跡が見られます。これは本当に手間のかかる,すごいことだと思います。

 そんな会社が自前でインフラを持ち,ダウンロード販売をやっているわけですから,初代DSから買い換えをせずにきた私としては,3DSでどんなものか是非体験したいと思っていました。

 幸いにして,ダウンロード販売で買いたいものは決まっていました。プチコンです。

 レガシーなBASIC言語のインタプリタなのですが,現在活躍中の多くのソフト屋さんを育てた「マイコンBASICマガジン」への回帰を狙って,ショートプログラム,ゲーム作りに向けた設計が行われています。

 それは,

・構造化を意識していないプログラミングスタイル
・80年代丸出しのフォントに半角カタカナ
・256x192ドットというPC-6001やMSXでおなじみのグラフィック解像度
・カセットテープ時代を肯定するかのようなファイル操作命令の乏しさ
・業務用アプリ開発に必要なデバッグ命令やエラー処理関数を持たない潔さ
・プログラムの配布はメディアによらず,基本は手で打ち込む
・やたらと豪華なスプライトとBG

 というあたりに垣間見ることができます。ま,わざとですね。

 これに,MON,CONSOLE,DEFINT,OUT,EXECなどがあればさらに懐かしさ爆発です。雰囲気としてはMSXとM5のBASIC-Gのいいとこ取り,という感じもして,M5大好きな私としては好印象です。

 人間がプログラムを組むというのは,自動化したい処理があるからですが,自動化の究極に知性を持ち自律することを投影する人間の本質があります。自律した個体を作る事,それはつまり子孫を残すということであり,人間と言うより生物としての生存理由にまで昇華します。

 私は,これがプログラム作りが楽しい根本的な理由だろうと思っています。プログラムに限りません。メカでも電子回路でもいいのですが,勝手に動いてくれるものを見るのは,子供も大人も大好きなのです。

 1980年代に存在したパソコンには,例外なくBASICインタプリタが用意されていいました。100万円の高級機から2万円弱のオモチャの延長まで,BASICを覚えれば一通り「自動化」が行えた時代がありました。

 思うに,当時,一部の専門家を除いてコンピュータを扱える人は少なく,それが大人だろうと子供だろうと,等しく全くの初心者であったことが,初心者をターゲットにしたBASICインタプリタの普及した理由なのでしょう。

 10年もすると,プログラミング言語としては汎用性の高いC言語が一般化しますが,一方でC言語は別売になり,低価格機においては用意さえされない状況になりました。自動化は高度なものを専門的に作る階層と,作られたものの「実行」で十分な階層に,分かれてしまったのです。

 作る階層は,その高度な能力で使う階層のニーズを実現して,対価を求めます。そしていつしか,作る階層の目的はお金儲けになり,使う階層の目的は消費することになっていきます。

 初心者向きの言語がこうして衰退したことは,大変に不幸なことです。複雑なことは出来ず,高速動作して信頼性の高いプログラムを作ることは出来なくても,簡単に手を出す事の出来るBASIC言語には,「勝手に動く物」をとにかく作ってその楽しさをとにかく知ることへの,手軽さがありました。

 ネットがなかった時代,自動化を体験した初心者達が自分のプログラムを共有し,互いに高め合う場として,雑誌がその機能を担っていました。ベーマガはその最初の場であり,ある意味では最大の場であったと思います。

 プチコンには,こういう環境で育ち,やがてプログラム開発を生業とする人々の,感謝と尊敬を感じますし,さらに言えばかつての自分達に用意してもらった環境に対するお礼を,次の世代にも用意することで果たそうとしているのかも知れません。


 プチコンを触っていると,そういう優しい眼差しを意識するのですが,やっぱりとても楽しいのです。タッチパネルを使った入力はもどかしく,できればフルキーボードで使いたいのですが,行番号を打ち込むこともないですし,編集と実行をモードで分けるという概念はシャープのポケコンで一般的な方法で,私にはとてもしっくりきます。

 実際にこれでなにかを作ってみたいのですが,ゲーム&ショートプログラムをねらったものだけに,アイデアと工夫が試されます。私は昔からゲームではなく実用プログラムを作っていた人だったので,プチコンを前にしてなお,実用プログラムのアイデアばかりが出てきます。しかし,メモリやファイル操作の限界から,実用にならない実用プログラムになってしまうので,結局取りかかれません。

 ところで,3DS専用のゲームもダウンロード出来るようになっています。エキサイトバイクとゼビウスは,3Dでリメイクされています。どちらも3D化するのに特別な説明のいらないわかりやすさを持ち,かつ誰もが知っている名作ということで,私もダウンロードして遊んでみましたが,これがなかなか面白いです。

 ROMカートリッジのゲームを買うよりも,数百円でダウンロード出来るこの手のゲームの方が私には向いているように思います。

 ということで,3DS,いよいよ本格的に動き出しました。

自転車のメンテに必要なものがamazonで買えた

 先日,自分の自転車のタイヤとチューブをamazonで調達しました。700x32Cのタイヤとチューブを前後2つ買ったのですが,アウトドアとスポーツのカテゴリから買い物をすることなど死んでもないだろうと思っていたのに,まさかこういう形でお世話になるとは思いませんでした。

 タイヤは,信頼のパナソニックでPANARACERのPASELAシリーズです。色はアメクロという知らない言葉だったので調べてみると,飴色と黒色のツートンという意味らしく,私の自転車にはよく似合うはずです。

 実はミシュランのものも見つけたのですが,やや高かったということと,amazonではない違う業者の取り扱いで,しかも取り寄せということでしたので,やめました。フレームがプジョーですので,ミシュランを選べば面白かったのでしょうが,別に走りに影響するわけでもないでしょうから,信頼の日本製で行くことにします。

 チューブは32Cという細いタイヤの場合にはどのみち今装着している38C用を流用するわけにはいきませんので買い直しです。といいますか,チューブはそんなに高いものではないし,基本的に消耗品ですので,交換のチャンスがあったら壊れる前に交換するのがおすすめです。

 今回は,チューブもパナソニックのものを選びました。ただ,パナソニックではバルブを,英式と仏式しか選べず,米式は選べないのですね。米式はなにかと便利で,私はこれを好んで使っていましたが,選べないなら仕方がありません。仏式は使った事がないので,今回試しに買ってみることにします。

 タイヤは金属のワイヤで形を保っていますので,折り曲げることができません。送料無料のamazonがどんな梱包で配送するのか楽しみにしていましたが,結果はタイヤがすっぽり入る大きな箱1つに1本のタイヤが梱包されて2箱,チューブは2つ小さな箱で届きました。結局この買い物では,1辺が70cmくらいの大きな箱が2つと,小さな箱が1つの合計3つが届いたわけです。

 amazonを長く使っていますが,これは過去最大の荷物ですね。

 届いた土曜日の午後,ちょっと体がだるくてなにもする気にならなかったのですが,この大きな箱をそのままにしておくとひんしゅくを買いますので,意を決して交換作業を開始します。

 私の自転車は分解が楽になっています。ブレーキをゆるめ,前輪のハブのナットを緩めれば,前輪が外れます。

 空気を抜いて,専用の工具でタイヤをリムから外し,チューブも外します。タイヤはひび割れがひどいですが,内部はチューブも含めてとても綺麗で,チューブくらいは再利用してもいいかなと思うくらいでした。

 新しいチューブに少しだけ空気を入れ,リムに仮止めします。新しいタイヤをチューブが噛み込まないように,またねじれないように注意して,リムにはめ込んでいきます。作業そのものは10分もかかりません。

 空気を少しずつ入れ,ポンポンとタイヤを叩きながら,ねじれたり偏ったりしないようにしていきます。終わったらフレームに取り付けます。簡単簡単。

 後輪も同様に作業をしますが,新しいタイヤとチューブを装着してから,ハブの回転がとても渋いことに気が付きました。これは相当抵抗になるはずです。油をさしましたが改善せず,これはちゃんと調整しないといけないと,横着せず調整をしました。

 この過程で大抵は手が油まみれになるのですが,今回も型がなく,かつ軽く回るようにと微妙な調整を繰り返したので,結構時間がかかりました。

 結局,全ての作業が終わったのは2時間ほど経過してからでしょうか。早速試運転をします。

 サイクルコンピュータは27インチ設定でぴったりのはず(700X32Cだと27インチ設定で想定される円周と一致するのです)ですから,このままでOKです。

 タイヤを細いものに変えたのでペダルが軽くなったことを期待しましたが,あまり大きく変わった感じはありません。ちょっと軽快になったかなという感じです。ハブの調整を行ったことでも軽くなったことを実感できると思いましたが,これもそれほどではありません。

 タイヤの重さも,安いもののなかでは軽いものを選んだのですが,これもあまり影響は無し。やはりこのくらいの自転車では,部品を交換した事による差というのは気が付きにくいものです。

 不思議なのは空気圧です。6.5PSIと書かれているのですが,これが標準圧力とは思えません。最大圧力だと思うのですが,5PSIくらい入れても,指でタイヤをつまめばまだまだ入りそうな感触です。ただ,圧力計が5PSIまでなので少し高めに入れておきました。

 ということで,ハンドルやクランクなど,あちこち錆びて汚くなってはいますが,自転車としての基本機能には全然不満もなく,フレームもしっかりしていますので,まだまだ乗りたいと思います。

 私は,自転車は乗れればいいという程度に軽く見ることには反対ですが,一方でがっついて一生懸命乗るようなものでもないと思っています。あくまで実用的に,しかし乗るからには快適に,が自転車に求めるもので,それくらい肩肘張らずにつきあえるととてもいいなあと思っています。

サイクルコンピュータのタイヤサイズ設定

 先日のサイクルコンピュータの話ですが,訂正があります。

 まず,サイクルコンピュータのタイヤサイズの設定が27インチまでで,私の自転車には適合しないと書きました。私の自転車は直径700mmのリムですので,インチに直すと27.5インチとなり,27インチの設定では少し小さいため,14インチ設定にしてマグネットを2つにして1周で2回のパルスが出るようにすれば,28インチ相当になるという作戦を立てたわけです。

 しかしこれは誤りでした。

 このサイクルコンピュータの会社の資料に,タイヤのサイズ一覧というのがあります。これによると,27インチで設定した場合の外周サイズは2155mm,ざっと216cmだそうです。

 一方で私の自転車,700x38Cは2180mmとあります。あれ,わずか25mmの差ですか?

 1000周での差は25mです。約2km走行して表示が25m少なめに出るということですので,誤差としては1.25%・・・(もっとも45mの差が出るとした全体の日誌においても2%ちょっとですので全然大したことではありません)

 ということで,27インチの設定で問題なしとしました。

 この,タイヤサイズ一覧を見ているとなかなか興味深いことがわかります。私の自転車は当初,700x35Cを履いていました。この外周サイズは2168mmと書かれています。なんと27インチに対して13mmしか違いません。

 リムのサイズ,あるいはタイヤのサイズが大きいと乗りやすいという印象があった私は,一般のママチャリよりも大きめのサイズを履いたこの自転車の乗りやすさを感じていたわけですが,実際の所はそんなに変わらなかったということです。いやー,だまされました。

 さらに今度は,このサイクルコンピュータの27インチ設定(なお,タイヤサイズとしては27 1-1/8を想定した設定のようで,これは非常に一般的なママチャリで使われるものですね)と同じ外周サイズになるタイヤを探してみると,700X32Cというやや細いタイヤがぴったしの2155mmです。

 むむー,実は私は,タイヤが太いのは嫌いなのです。荒れた道を走るわけではなく,舗装した道を気持ちよく走るには,転がり抵抗が小さいものが有利なわけで,以前在庫がなくて700X38Cにした後のフィーリングの違いが,どうもしっくり来なかったことを思い出すと,ここは700X32Cに交換するのがよいのではないかと思います。ここは思案のしどころです。

 ところでこのサイクルコンピュータですが,CAT EYEという大阪の会社の製品で,VELO 5というものでした。正式名はCC-VL110というらしいですが,タイヤのサイズが決められたサイズでしか設定出来ないのは,この機種くらいのものだとわかりました。

 他の機種では700ミリというサイズの設定も可能ですし,外周のサイズを実測して入力することも可能なようです。これくらいのこだわりは必要だと思うのですが,私の購入した機種はダメ。

 まあそれも,最も安い機種ということならまだわかるのですが,私の機種よりずっと安い機種でも可能になっていますし,さらに腹が立つのは,それら安い機種の方が機能が豊富だったりするんですね。いったい私の買った機種は,なぜ2310円もするんだろう。

 VELO5でもUSエディションとやらは安い上にタイヤサイズも実測値が入力できるようですし,その上のVELO8のUSエディションでも私の機種より数百円安いんです。よくわかりません。なんかしっくりこないなあ。

 まあ,とりあえず,タイヤについてはひび割れが深刻な状況ですし,近いうちに交換しないといけないと思っていましたから,サイクルコンピュータはこのまま使用することとし,タイヤを32Cサイズで検討してみることにしましょう。

この連休~自転車篇

 カメラ関係の問題が解決したので,次は自転車です。

 昨年4月に今のところに引っ越しをしてから,自転車には一度も乗っていないし,触ってもいないという状況です。私の自転車も嫁さんの自転車も,最初に置いた場所から全く動かしていません。

 タイヤの空気は抜けて,チェーンも赤さびが浮いています。フレームもサビが浮き,まるで盗難された自転車が数年後にどっかの河原で見つかったかのようです。

 これではいかん,いざというとき役に立たないと危機感を持った私は,この2台の自転車を復活させることにしました。


・嫁さんの自転車

 まずは,嫁さんが持ち込んだママチャリです。ママチャリと侮るなかれ,ブリジストン製で,ちゃんとした自転車屋さんで組み立ててもらった,それなりの値段を支払った(らしい)しっかりとしたママチャリです。

 本人も気に入って乗っていた赤い自転車なのですが,以前住んでいたマンションの自転車置き場がもう戦場並みのひどさで,とても手では曲がらないようなステンレス製のカゴがひしゃげていたり,アルミ製の泥よけが凹んでタイヤを擦っていたり,スタンドが明後日の方向を向いてしまい自立しないなど,人間ではない何かがやったとしか思えない有様でした。

 かわいそうに,ようやく戦場から脱出しても1年も放置されていた自転車は,果たしてそのまま乗っても安全かどうかさえ分からぬほど,朽ちていました。

 とりあえずタイヤに空気を入れてみますと,予想に反してパンクはしていません。しかしチェーンは固くなったグリスでガビガビになっています。

 幸いなことに,特に取り柄のない近所のスーパーが,なぜか自転車コーナーだけはそこそこ充実しており,交換部品を調達しました。

 27インチのタイヤを2つ,チューブも2つ,スタンド,鍵,LEDライト,自転車カバーを買いました。バカにならないものですね,これでも1万円近くかかってしまいました。帰りに自転車屋さんで新品の自転車が12800円で売られているのを見て,ちょっと悲しくなりました。

 家に戻ってから,まずは後輪のチューブとタイヤを交換です。と,早速難関が。後輪をとめているボルトが錆びて回りません。これではタイヤの交換はおろか,スタンドの交換も出来ません。

 5-56を吹き付けて,反対側のボルトを固定しながら少しずつ回して行くと,ギギギギと嫌な音を出しながら緩んでいきます。しかし,ボルトが折れる直前という感じもして,摩擦熱で5-56が煙になって立ち上ります。怖いです。

 ようやく両側のボルトとチェーンを外し,ブレーキワイヤも外してようやく後輪を取り外しました。ここから先は慣れたもので,ささっとチューブとタイヤを交換します。

 元のように組み立てて自らの手際の良さに悦に入っていたところ,後輪がほとんど回転しないことに気が付きました。ブレーキがかかってしまったからかもと思いましたがそんなこともなく,錆による固着かもしれないと5-56を吹き付けましたが,少し緩くなっただけです。

 これは危険だと再度分解しましたが,どうもボルトを緩めたときに,反対側のボルトが回って,締まったようです。そのせいでハブが締め付けられてしまったような感じです。これを調整するには,ブレーキドラムを外す必要もあります。

 いろいろ考えましたが,やはり安全性に関わる部分ですので,手抜きはダメです。ブレーキドラムも外し,軽く回り,かつガタのないように調整をし,ダブルナットを締めて固定します。

 ちょっと不安でしたが,なんとかなりそうです。

 ブレーキを固定するボルトは折れてしまったのでこれは交換するとし,元のように組み立ててようやく上手く回るようになりました。

 前輪も同じようにチューブとタイヤを交換しますが,こちらもやはりスムーズに回りません。ただこちらは単純な固着だったようで,5-56を吹いてその後ミシン油をさしてやると,綺麗に回り始めました。

 ブレーキの調整を行い,チェーンの固まったグリスを拭い,ミシン油を塗りたくって,スタンドを交換したところで日が暮れたので作業は翌日に持ち越しました。

 翌朝,鍵を交換し,全体をコンパウンドで磨いて完成。ただし,試運転は行っていません。

 
・私の自転車

 私の自転車はプジョー製で,これもそこそこの値段がしたものです。とても軽くて軽快に走り,28インチという大きなタイヤサイズもあって,走るのが楽しい自転車です。

 前日までに一応空気を入れておき,パンクしていないことは確認しましたが,タイヤはひび割れがひどく,再利用はかなり危険です。しかし28インチのタイヤやチューブというのは,なかなか入手が難しいのです。今回は再利用します。

 先日,スーパーでシマノのブレーキシューを4つ買っておきました。ひび割れがあったのでこれは交換するしかないと思ったのですが,ついうっかり固定用シャフトの先端部分にネジが切ってあるものを買ってしまいました。

 とりあえず使うしかないと無理矢理取り付けましたが,案外うまくいくものです。3軸で調整可能なブレーキですが,上手く調整も済ませてブレーキのフィーリングは上々です。

 錆びたチェーンを拭い,ミシン油を塗りたくった後に変速機の調整です。これもほとんど無調整で大丈夫です。

 次にペダルが回らなくなっているので,これはもう5-56とミシン油をたっぷり流し込み,軽く回るようにしました。

 あとはコンパウンドで磨いて完成,といきたいところですが,なぜか赤い錆があちこちに飛び散っています。よく見ると,フレームから真っ赤な錆びた水がしたたっているではありませんか。

 この自転車のフレームには,水抜きと思われる穴が開けられているのですが,残念な事にここから水が入り込み,溜まって,内部をサビさせているようです。こうなったら仕方がありませんが,自転車を立てると穴から激しく水が出てきます。

 水を出し尽くしたと思われた後,タイヤに空気を追加します。前回はパンクの確認用に入れただけなので,全然圧力が足りません。

 フットポンプを再度繋ぐと,プシューという嫌な音がして空気が抜けました。ポンプを見ると,シリンダの付け根と,ホースの付け根の部分が折れています。怖いです。

 ここから空気が抜けてしまうのですが,プジョーのバルブは米式と呼ばれるもので,自動車のバルブと同じ構造のものです。空気入れを接続するとバルブが開くのですが,そのせいで空気が抜けてしまった訳です。

 あと少しで試運転と思っていたら,空気入れの故障でタイヤがぺしゃんこ。

 嫁さんが心配して,amazonで探してくれたのですが,1000円程度の安物のレビューを見ると3回使ったら壊れたとか,心配な事が書かれています。

 どうしようか考えたのですが,一か八か,米式バルブに対応する空気入れを,スーパーに買いに行くことにしました。虫ゴムを使うバルブは英式というのですが,これにしか対応しないよくある空気入れではダメですから,もし手に入らなかったらあきらめる必要があります。

 嫁さんのママチャリの試運転を兼ねて,いざスーパーに向かいます。

 嫁さんの自転車は,ブレーキのききが悪く,随分早くからブレーキをかけなければ怖いです。しかもカゴがボロボロで,ちょっと恥ずかしいくらいです。

 スーパーに到着し,自転車用品売り場を見渡すと,ありますあります,パナソニックの黄色いやつが。定番商品ですけど,空気入れに2500円もするものを2つも在庫して,どういう覚悟のスーパーだろうかと私は首をかしげました。まあ,狙っていた品物が手に入って何よりです。
 
 そして余りの利きの悪さに命の危険も感じた嫁さんのブレーキシューを交換し,カゴも新しいものを買いそろえました。

 喜び勇んで帰宅し,空気を入れました。いや,さすがに高級品はちがいます。

 先に嫁さんの自転車の,ブレーキシューとカゴの交換を行って試運転をしますが,ブレーキの利きは相変わらずです。少しはマシになりましたが,特に後輪の悪さが目立ちます。油が付着したのかも知れません。

 
・スピードメータの取り付け

 実は,少し前に,そのスーパーにふらっと立ち寄った際に「サイクルコンピュータ」なるものを衝動買いしたのです。コンピュータとはなんと大げさですが,何のことはない,ただの速度計です。

 トリップメータと速度計に,消費カロリーの計算をしてくれる機能を付け足してコンピュータとは,電子回路設計者をなめてるなと思ったのですが,それでも2480円で速度計が買えるのですから良い時代になったものです。

 これをようやく走れるようになった我が自転車に取り付けて見ます。取り付けは大変に簡単で,全然手がかかりません。結束バンドできゅっと留めるだけですので,楽ちんです。

 しかし悲劇はここからです。このサイクルコンピュータは,タイヤサイズを設定する必要があります。しかし設定出来るサイズが27インチまでだったのです。私の自転車のタイヤサイズは700mmということですので,計算すると27.5インチですから,まあいいかと考えたのですが,0.5インチ違うと1回転で約40mmの差が出ます。

 直径700mmのタイヤは1周で2.198m。1000周で2198mです。これを27インチの設定で計測すると,1000周で2153mとなり,その差はなんと45mです。むむー。

 一方,27インチの設定で時速30km/hと表示されている時,実際には700mmのタイヤで走行する私の自転車の速度は30.6km/hと,まあこれくらいなら誤差のようなものです。

 試運転をするのに,軽く2km程走って来ましたが,体感より表示が遅いという印象がありました。しかし0.6km/h程度の差ならそんなに違うはずもなく,これは気のせいだということになります。

 しかしトリップメータについては,ぐるっと2km走って来て,50m近くも足りないというのはさすがにちょっとどうかなと言う感じです。

 しかし,自分の走っている速度が分かるというのは楽しいことですし,走行距離を確認出来ることや,あてにならないとはいえ消費カロリーも表示されるということなら,サイクリングにもう1つモチベーションが追加されたかのような面白さです。

 そもそも,時計が付いているだけでも便利なわけで,2500円が妥当かどうか,あるいはもっと高価でも高機能な本物のサイクルコンピュータを買うべきかどうかはちょっと別にしても,面白い買い物だったとは思います。

 残念な事はもう1つあり,昔の自転車用のスピードメータは,速度が遅くてもちゃんと表示されたものですが,今回のサイクルコンピュータはスポークの1箇所に磁石を取り付けて,1回転したときのパルスを検出する方式です。車輪の回転がゆっくりになる,つまり速度が遅いときは,パルスがなかなかやってこないので速度の更新が行われませんし,パルスとパルスの間の速度変化は検出出来ず,平均速度が次のパルスで表示されるだけになります。速度が速い時は気にならないのですが,歩く速度くらいになると速度計は実質役に立たないです。

 ところで,28インチの設定が出来ないことについてですが,なんとか対策を考えました。マグネットをもう1つ追加して1回転で2つのパルスが出るようにし,設定は14インチで行うのです。こうすると28インチと同じ扱いになりますし,しかも1回転で2パルス出ますから速度の更新周期も半分に短縮,低速度時には効果てきめんでしょう。

 問題は,それほど強力な磁石を安全に,確実にスポークに固定する方法があるかどうかです。磁石はiPod付属のヘッドフォンをばらして取り出した磁石を使いますが,これを固定するのが難しい所です。

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