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カテゴリー「どんくさいはなし」の検索結果は以下のとおりです。

LCDにあいた穴

ファイル 315-1.jpg

 先日の土曜日のことです。

 愛用の学習リモコンのキーフレキが壊れてしまったため,なんとか修理をしようと悪戦苦闘していました。

 D-70の修理の件でも書きましたが,とにかくフレキは壊れやすい上に,壊れたら修理する良い作戦が立ちません。結局あきらめることになってしまうわけですが,今回のリモコンはちょっともったいなかったので,穴あき基板にスイッチを並べて,手作業で配線をしてキーボードを自作することを考えました。

 我ながらバカな作戦だと思うのですが,もうこれくらいしか手がありません。幸い,ハンダ付けのスキルと単純作業を厭わない性格が揃っているので,なんとかなると作業を進めていました。

 しかし,私は重要な点を忘れていました。私は鈍くさい上に,机の上がいつも盛大に散らかっているのです。

 ハンダゴテを持ちながら,回路図を確認しようと,手を伸ばしたその時です。買ったばかりの三菱のLCDモニタの表面に,ハンダゴテのコテ先がこつんと当たりました。

 うわ,やってしもた!

 あわてて確認をしますと,コテが当たった部分が0.5mmくらいの穴になって,白い光を放っています。

 LCDの表面に貼り付けてある偏光フィルムが溶けて,その下にあるガラスが見えているんでしょう。

 白い画面ならちょっとした傷くらいに見えるのですが,黒い画面になると輝度の高い白い点がぴかーっと光っています。いや,これは目立ちます。

 私のへこみ具合と言えば,筆舌に尽くしがたい状態です。

 買ったばかりですよ,しかも地デジを見ようと用意したものですよ,それがハンダゴテがあたって穴があくなんて,考えもつかないじゃありませんか。

 0.5mmくらいの穴ですし,黒でなければ目立たないとはいいますが,どうしても「そこ」に目がいってしまいます。そうすると元に戻らない破損を改めて自覚させられるのです。

 試しに偏光フィルムを回しながら,白い点の上に被せてみました。角度によって白い点の明るさが変わるので,小さく切った偏光フィルムを貼り付けてみたのですが,全体に輝度が落ちるだけで,逆に目立ってしまいます。

 結局剥がして,このまま使う事にしました・・・

 もともとLCDに,1つや2つ,白い点があっても不良ではないと言われています。製造者の都合だといえばその通りですが,安価にLCDが買えるのはある程度なら良品であると判断されるからであり,消費者としてはなんとも複雑なところです。

 一昔前のLCDのピッチなら,今回の穴くらいが1ドットといえなくもありません。そうだ,LCDに死んだドットがあるんだと思い込むことにしよう,そうすれば少しは諦めが付く,なぜってメーカーは1つや2つのドットの非動作は「故障」とは見なさないから・・・

 そう信じることにして,もうこの件は終わりにしたいと思います。

 で,そのリモコンですが,なんとか復活しました。しかし,非常に使いにくいです。LCDの貴い犠牲の上に復活したリモコンだけに,無理にでも使い込んでいくしかないと,私は気持ちも新たに誓いました。

チキショー,ローランドめ

 先日の日曜日ですが,満身創痍のD-70の鍵盤の調子が悪く,修理を行う事にしました。私が購入したのは1992年頃ですのでもう17年ですか・・・その頃生まれた子供はもう高校生ですよ・・・

 D-70にはよく知られた欠陥があって,最も有名でかつ最も深刻なのは,鍵盤に貼り付けられたウェイトが剥がれ落ちる問題です。接着剤が経年変化により溶けてしまい,水飴のように柔らかくなってウェイトもろとも落ちてきます。

 この接着剤が非常に厄介で,長い時間を経ても固まったり乾いたりせず,いつまでもドロドロと柔らかいまま,少しの斜面でも流れてきます。しかも付着すると水はもちろん,洗剤やアルコールでも簡単には剥がれません。強力な溶剤には溶けますが,そんな溶剤はプラスチックも容赦なく溶かしてしまいます。

 その上,この接着剤はある種のフィルムを溶かしてしまうようで,キースイッチ部のフレキシブル基板を溶かして,キーが電気的に切断されてしまうような深刻な事態が私のD-70には起こっていました。これは絶望的な故障です。

 もちろん黒鍵も同様ですが,黒鍵の方がややこしい場所にウェイトがくっついているので,なおたちが悪いです。

 そんなわけで,昨年の春だったか,鍵盤のウェイトにシリコーンの充てん剤を塗り込み,接着剤が落ちてこないようにするというやや後ろ向きな対策を行ったのですが,この対策後,特に黒鍵の反応の悪いものが出始めました。

 弱い打鍵で反応がない,あるいは遅れて発音するという症状で,ベロシティをセンスする仕組みから考えると,最初に接触するスイッチの接触が不良だろうと思われます。

 キーの組み付け精度の問題だろうと考えて,おかしいキーを外してきちんと組み付けてみたのですが,全然変化がありません。

 これはメンブレンスイッチに問題があるのかも知れないなとカーボンの接点を清掃してもう一度組み上げますが,結果は同じ。おかしいと思いキーを正常な位置のものと入れ替えて見ると,問題はキーそのものにくっついていきました。

 試しにメンブレンスイッチを直接指で押してみると,正常な場所と問題の場所で,音の出方に変化はありません。これはキーに原因があるようです。

 シリコーンを充填したときにはみ出た充填剤が悪さをしているか,あるいははみ出た充填剤をカッターで削ったときにキーの内側も一緒に削ってしまったことが問題なのだろうと考え,はみ出た充填剤を丁寧に削り,組み上げますが変化無し。ならば誤って削ったキーの内側が原因かと,少し削って0.4mmのプラ板を接着してみることにしました。

 悲劇はこの時起きました。

 大きめのプラ板を接着し,乾いた頃にカッターでプラ板を切ることにしたのですが,あいにくその日は愛用のクラフトナイフが見つからず,やむを得ず普通のカッターナイフを使っていました。さらに悪いことに,カッターの刃が短くなっていたので,新しいものに交換を済ませたばかりでした。

 グリスで滑りやすくなっていた手は,押し当てたカッターの力に負けて滑り,角度の変わったカッターの刃は,私の左の中指の先端に,音もなくずぶずぶと入り込んでいました。

 いやー,びっくりしましたよ。反射的に左の手をぶんっと振り回し,「えらいことをした」と大慌てで流し台に行くのですが,血は床に飛び散っているし,止めどなく指から流れ出ています。流れ出るというより,吹き出る感じでしょうか。血というのは,盛り上がって出てくるですね。

 恐ろしくなったのですが,水でよく洗い,心臓よりも高い位置に傷を上げて血が止まるのを待ちます。不思議なことに,全く痛みはありません。

 傷口を見ると,見事なくらいバックリいってます。斜めに入ったようですが,爪に当たって止まった感じです。骨の上をかすめたのか,骨に当たって止まったのか分かりませんが,どっちにしても最深部で5mmくらいはありそうです。長さは15mmくらいですので,これは結構大きな切り傷です。

 血が吹き出るのを止めるのが先ですが,なかなか止まってくれません。血で染まったティッシュを何度か交換して1時間近く経過して,ようやく止まってきました。やれやれです。

 なんといっても痛みが全くありません。良く切れる刃物で切ると痛みがないといいますが,やっぱそんなものかも知れませんね。

 傷をずっと見ていると,勢いが強くてこのまま爪ごと指先を切断してしまったら・・・とか,骨を切ってしまっていたら・・・とか,とにかくぞっとするような想像ばかりをしてしまいます。私はこんな人ですが,自分の血を見てもふぅ,となってしまうほど,グロには弱い人です。某「けいおん!」のベーシストにも負けず劣らずの,痛い想像が大の苦手です。きっと彼女とはわかり合えることでしょう。

 ということで,こういう時は仕事をするに限ります。左手は頭の上まで上げ,右手だけで汚した床を掃除します。それが終わると作業を再開し,先程接着したプラ板をニッパーで切りそろえ(最初からニッパーでやっときゃよかったんです),その効果を見てみます。

 結果は失敗。何の変化もなし。私の血と肉は全くの無駄となりました。

 しょぼくれていても仕方がないので,問題のあるキーとないキーを良く見比べて見ますが,私の目には違いが分かりません。確かに微妙な削れはありますが,少し角が取れている程度の話です。この程度でこれだけの差があるなら,もうこのキーは使い物にはならないでしょう。残念ですが廃棄するしかありません。

 廃棄・・・そういえば,私は練習にライブにと必ずD-70を担いでマスターキーボードとして使っていたわけですが,ラフなオルガンプレイでキーを壊してしまったことから,補修部品として交換用のキーをストックしてあったことを思い出しました。

 こういう時のために交換部品を持っているわけですし,もう17年も使っているキーボードのキーをもう一度交換しないといけないほど,今後使い込むとは思えません。そう考えて押し入れにしまってあった部品を取り出して見ると,恐れていたことが起こっていました。

 当たり前の話ですが,このキーの対策品がローランドから出てきたのは90年代後半の話で,私が手に入れたキーはもちろん未対策品。よって綺麗にビニルで包まれたキーは,まるで血みどろの様相で,そこに収まっていました。

 あまりにひどい。あまりにむごい。

 白鍵は1つ100円,黒鍵は1つ200円なのですが,合計で数千円にもなるストックは全滅。例外なく接着剤が溶け出しています。取り付け済みの鍵盤と違い,溶けた接着剤はキーのあらゆる部分に回り込み,もう壊滅状態です。これを綺麗に拭き取るだけでも大変な時間と手間がかかるでしょう。

 5つあった黒鍵を取り出しましたが,そのまま使えそうな状態のものは皆無です。やむを得ずアルコールで少しずつ拭き取り,シリコーンを充填して,なんとか交換出来そうな状態に仕上げました。我ながらよくやりますねぇ。

 しかし,シリコーンが硬化するまで時間がかかりますし,両手が必要な作業は続行できませんので,バラバラになったD-70をとりあえず片付けて,今日の所はあきらめることにします。無理に片手で検討を続行しようとしてメイン基板をショートさせ,ヒューズをポンと飛ばしてしまったことは内緒です。

 そんなわけで,ようやく血が止まり,週末のお約束の掃除機がけと食事の用意を,不自由しながら行ったわけですが,傷口を見るとやっぱりおそろしい。パカッと1mmほどの真っ赤な隙間をさらしています。おそらく刃の通った部分だと思うのですが,傷の深いところが黒い色をしています。うずきもしないし,痛みもない,腫れもないので,本当に不思議ですが,指先の感覚はあるようですので,神経は大丈夫なようです。

 考えてみると,左の中指を失うと,ギターもキーボードも今までのようには楽しめません。利き手である右手も大事ですが,私にとっては左手も同じくらい重要であることがつくづくわかった気がします。

 血が止まってからは,本当になんともないという感じです。汚れないように絆創膏を貼っておきますが,血がしみ出てくることも少なく,本当に実害がありません。

 そんなだから,お医者さんに行くべきかどうか考えたのは落ち着いてからで,こんな状況ならいかなくてもいいんじゃないかと様子を見る事にしました。

 翌日,化膿すると第一関節から先を失うかも知れないと,また恐ろしい想像をしてしまったので,ドラッグストアに出向いて,塗り薬の抗生物質を買ってきました。塗る度に思うのは,やっぱりすぱっと先を切り落としてしまっていたら・・・という怖い想像と,こんな深い傷,本当にほっといて直るのかなあという心配です。

 google先生に相談すると,同じような思いをした人の体験談をたくさん見せてくれました。気分が悪くなり,くらくらするような思いをしながら読んでいくと,小さい傷でも医者に行くべき,医者にかかると治りが早い,医者にかかるなら怪我の直後に行くべき,ということでした。

 まあ,素人判断で取り返しが付かなくなるのも嫌ですし,長くて深い傷なので縫ってもらう方がいいかも知れないと,火曜日の午前中にお医者さんに行きました。この段階で,かなり傷はふさがっており,おかしな腫れも痛みもなく,悪い兆候はなさそうです。

 お医者さんはニコニコしながら,「どれどれ・・・うーん」と困った顔をしています。私は「もうこうなってしまうと,どうしようもないですよね」と,負けないようにニコニコしながら言うと,先生は「そうだねえ,どうしようもないねえ」とさらにニコニコしておっしゃいます。

 おもむろに「テープ!テープでがちっと留めよう」と,看護師さんにテープを持ってくるように指示を出します。細いテープで固定するのではなく,大きめのテープ1本で,傷を閉じるようにがちっと固定しようということのようです。

 先生は「いまごろくるなよ」と愚痴りたいのを我慢しつつ,慣れた手つきで,しかも傷の部分だけは自らの手で遮って私に見せないように配慮され,気が付くとこれまた痛みも出血もないまま,テープで綺麗に固定されていました。

 えらいもんですね,それまで伸ばせなかった指が,少し伸ばせるようになります。テープで固定というのは,上手にやるとこんなに効果があるものなんですね。

 「これで様子をみましょう。なにかおかしくなったら来て下さい」とニコニコして言われた先生は,4日分の飲み薬の抗生物質と消炎剤を処方され,この日の診察は終わりました。

 まあ,ここまでくればもう心配ない,念のため,という感じだったのでしょうが,塗り薬はなにかと不便なので飲み薬はありがたいです。

 工作好きの人間ですから,怪我は日常茶飯事のことです。指先を切るなど珍しくもないのですが,そんな趣味の人だからこそ指を失うことは恐ろしいことでもあります。これまで最も深い傷でも3mm程度だったことを考えると,今回の5mmというのは過去最大です。

 なんだそんな程度かよ,というなかれ。怪我はしないに越したことはありません。怪我自慢は自慢にならん,が私の持論です。

 でも,今回の一件は,非常にいい勉強になりました。気乗りしないときの作業は特に気をつけること,グリスなどで滑りやすいものを相手にするときにはさらに気をつけること,刃物を扱う基本をもう一度見直すこと,深さ5mmくらいなら直る,それでも素人判断はしないで潔くその道のプロに任せるべし,そしてテープを上手に使うと随分楽になる,と言うことですね。

 心配事が消えて,あとは怖い想像と戦う日々になりそうですが,子供の頃はもちろん,若い頃は怪我をしても落ち着いたらなんとも思わなくなっていたのに,歳を取るごとに精神面が弱くなっているなあと感じますね。皆さんはそんなことはないですか?

 爆発でもなんでもそうですが,理屈の上では,細い部分やくびれた部分が応力に弱いわけで,まずそういう部分からちぎれたり飛んでいったりするものです。昔,かんしゃく玉を指先で爆発させたことがありますが,子供の柔らかい指先が無事だったことは,今にして思うと奇跡的なことだったのかも知れません。

 おしりとか太股とか,そういう部分は少々深くてもどうにかなるでしょうが,指は簡単に取れてなくなるでしょうから大事にしないといけないなあと,怖い想像におびえながら,つくづく考えてみる機会となりました。

今朝の出来事

条件1:
 日曜日の昼ご飯はカレーそばだったこと

条件2:
 カラーフィルムの現像を日曜日の夜に行ったこと

 条件1より;
 鍋のフタを洗って立てかけておいたら,転がって落ちた。落ちた先にはカレーで汚れた鍋があり,フタが汚れたにも関わらず気が付かなかった。

 条件2より:
 定着漂白液をボトルごと電子レンジで温める時に,付着していた液がガラス製の皿に落ちてしまい,結局皿を丸洗いしなければならなくなった。


 そして,不幸は月曜日の朝に起こります。

 いつものように,コーヒーをマグカップに入れてパンが焼けるのを待っていたのですが,ふと洗ったはずの鍋のフタにカレーが着いているのが目に付きました。洗おうとして手に取ったところ,その下にあった電子レンジのガラス皿が,その下の鍋にぴったりくっついていて,水分が全然乾いていない様子を発見したものだから,もう黙っていられません。

 そのガラス皿を裏側にしようと思った瞬間,ガラス皿が滑り落ちてしまいました。重いガラス皿は真下にあったマグカップを蹴散らし,自らはシンクに落下,マグカップはいっぱいのコーヒーをまき散らしながら,床まで回りながら落ちていきます。

 「見えるぞ、私にも敵が見える」

 まるで止まったように落ちていくのが見えるマグカップ,そしてそこから華麗に広がるコーヒー,次の瞬間床に広がる生暖かい海。コーヒーの匂いが足下から上がってきます。そしてスリッパにぬるっとした感触があります。

 あわててタオルをつかみ,その海に投げ入れます。しかし追いつきません。何度か洗って拭きますが,思った以上に広範囲に飛び散っています。

 ようやく拭き取りましたが,水拭きしないと糖分のニチャニチャが気持ち悪く,さらに拭き掃除です。

 しかし,足下が相変わらずニチャニチャしてます。スリッパも洗わないといけません(私のスリッパは丸洗い可能なタイプで,それゆえスリッパの底が水をたやすく吸い込むようになっています)。

 あーーーー

 私は諦め,会社に遅刻の連絡をしました。

 拭き掃除をさらに続け,汚れた食器を洗い直し,そしてスリッパを丸洗いして,さめたパンをかじり,改めて入れ直したコーヒーを急いで飲み込み,45分遅れで家を出ました。

 スリッパは外につるしておきましたが,会社に来る途中で思い出しました。今日は中国大陸から黄砂がやってくるんだった・・・

そんなあほな

 数年前,この広告が私のよく使う駅に登場して以来,ずっと気になっていたことがあるのですが,ここに発表いたします。

ファイル 8-1.jpg

 この駅の近くにある私立中学・高校の広告なのですが,おかしいですね。わかりますか?

 ずっと気になってるのは,

ファイル 8-2.jpg

 です。

 おかしいでしょ,なんで双葉がこんな所から出てるんですか?

 小学生の時に習ったと思いますが,発芽はまず根が発生し,その後養分を蓄えた子葉が開きます。子葉の養分を使って本葉が出てきて,光合成が可能になって自活できる訳ですよ。

 このイラスト,すくすく伸びる生徒をイメージさせたいんでしょうけども,本来子葉となるはずの部分から子葉が出てくるなんて,どう考えてもおかしいですわね。

 問題なのは,この広告が教育機関の広告であること。

 私が親なら,この学校にだけは,子供を通わせたくないです。

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