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ORANGE Picoを作ってみました

 IchigoJamというBASICが走る安価なワンボードマイコンに触発されてか,この手のマイコンボードがいくつか市場に出ています。

 その1つがORANGE Picoです。

 高性能化したワンチップマイコンでBASICインタプリタとスクリーンエディタが走り,ビデオ出力もソフトで作るというコンセプトは同じなのですが,そこはさすがに後発だけあって,浮動小数点が扱える,カラーグラフィックが扱える,といった特徴を持っています。

 このあたりまで来ると1980年代前半のパソコン程度の能力は持っているといってよく,あのころのBASICなら目を瞑っていても書ける,というおっさんどもには心強い味方になってくれそうです。

 IchigoJamを手に入れてみたものの,案外なにも出来ない事に気が付いてから,この手のコミュニティから距離を取っていた私ですが,カラーと浮動小数点にピクッとき,その上320x240のLCDまで搭載出来ると聞いて,これはもしかしたらポケコンの後継機になるんじゃないかと思って,結局買ってしまいました。

 買ったのはtypeDという最上位機種です。CPUを2つ搭載し,1つは主にUSBの処理を任せたものになっていますが,これっていわゆる「I/Oプロセッサ」ですよね。古くはメインウレーム,新しいところではソニーのNEWSなんかがこういう構成を取ります。

 USBキーボードが繋がり,LCDが搭載され,5V単電源で動いてくれれば,もうどこでも動作出来るフルスペックの8ビットパソコンです。

 私が買ったのはtypeDのキットと専用として売られていた2.8インチのLCDです。素早く送られて来たのはよいのですが,説明書がほとんどなくて,慣れていない人は途方に暮れるんじゃないかと心配になりました。

 部品表を見ながら組み立てるのはそんなに難しくはないのですが,問題はそこからで,どこにどんな電源を繋いで,どういう操作をすれば組み立て完了なのかとか,そういうことが全然わかりません。これホントに初心者向けなのかと思ったのですが,まあそれはそれ。

 MicroUSBに5Vを,ビデオ出力にモニタを繋いで電源を入れます。問題なく起動しました。キーボードはHappyHackingKeyboardLiteのUS版を繋ぎました。

 気になる配列の違いを設定しようと,kbset 1としたのですがキーのマッピングは変化無しです。すべてのキーボードがちゃんと動くわけではないので,まあこれも仕方がありません。

 電源を一度切って,LCDを取り付けます。電源を入れてもなにも表示されませんが,そこはspitft 1としてLCDをイネーブルにすれば,無事に表示されるようになります。

 あとはさくっとプログラムをいくつか入れてみて動作確認です。

 しかし,LCDを使った場合に厳しい制限がありました。スプライトが使えないのです。これは参りました。スプライトがなければ,この手のBASICではゲームを作るのが大変です。

 そしてスプライトが使えないと言うことは,turtle関連の命令が全滅だという事です。私は別にturtle graphicを使いたかったわけではないのですが,デモとしてはこれほど興味をそそるものもなく,使えないのはもったいないと思いました。

 結局の所,Bluetoothの小型キーボードも動作せず,US配列への変更も出来ず,スプライトも動作せずということで,どこでもBASICというポケコンの代わりにはなりそうもありません。

 もっとも,これをポケコン代わりにしようと思えば,ケースにいれて電池を組み込み,小型のキーボードを探さないといけませんから,なかなかハードルが高いです。

 かといって開発者が自らいう,教育用のコンピュータとしては,いまさらBASICもないよなーと思うこともあって,あまり価値を見いだせません。

 そもそもビデオ出力などもう必要なくて,その代わりにLCDをわざわざ取り付けているのですから,ソフトでNTSCの信号を合成することはもうそろそろやめにして。システムとして綺麗にまとめる事が出来るかどうかを,考えたものがあってもいいんじゃないかと思います。

 もしかしたら娘が興味を示すかも知れません。それまでは置いておこうと思いますが,私自身は積極的に使うことは残念ながらないだろうなと思います。

 と,そんなことを考えていたのですが,1つ大事な事を思い出しました。ORANGE Picoは教育用と書いてありましたが,実は組み込み用も想定してあるのです。I2CもGPIOもBASICから叩けるようになっていて,しかもIchigoJamほど制約が強くありません。

 なんといってもBASICインタプリタですから,どんどん修正もできます。そして完成すればそのまま組み込んでしまえばいいわけで,ちょっとした用途には便利に使えそうです。電源を入れたら自動的にプログラムを実行する機能も持っていますので,ディスプレイもキーボードも繋がなくて大丈夫です。

 大事な事は,作ったシステムを他の人が修正することが出来るわかりやすさを持っていることで,ソースコードがないと手も足も出ないとか,開発環境をインストールするだけで半日かかるとか,そういう面倒な事がないことはとても有意義だと思います。

 クロス開発が当たり前の組み込みで,ターゲットで直接開発ができ,しかもそれが安価で簡単だとくれば,これはもしかしたら組み込み初心者向けの学習用にぴったりなんじゃないかと思います。

 うーん,なにかこれでオモチャでも作ってみますかね。

 

Kindle oasisを買いました

  • 2017/11/01 15:56
  • カテゴリー:散財

 2014年の11月にKindle Voyageを買って3年,日々の読書に手放せないアイテムとなりました。300dpiの電子ペーパーが奥行きのない表面に表示する文字は,まさに紙に書かれたそれといっても違和感がありません。

 暗い所で見るためのものでななく,より紙に近づけるためのフロントライトを装備したのがPaperwhiteであり,その後のVoyageで300dpiを実現したKindleは,3年間大きな進歩もなく,このままになってしまうのではないかと心配していました。

 昨年のoasisは,コンセプトは別にしてVoyageよりも高価な割には優位点がほとんどなく,私のような人でさえ購入を見送ったほどですから,あまり売れなかったのではないかと思います。

 しかしamazonが偉いのは,そのoasisを徹底的に改良し,新しいフラッグシップとして新登場させたことです。

 新しいoasisは9世代目といわれていて,価格は約34000円。キャンペーンとクーポンを使えば3万円ちょっとまで安く買えますが,Voyageの登場時に2万円ちょっとだったことを考えると,かなり高額です。

 そしてその改良点は,

・Kindle発の7インチ電子ペーパー搭載

・旧機種ではカバーにも電池が収められていたのに対し,新機種では電池があるのは本体だけ。カバーなしでも他のKindle並みの駆動時間になった。

・安いモデルでも内蔵ストレージが8GBにアップ。

・IPX8の防水になり,風呂場でも本が読める。

 とまあ,かなり根本的に直してきました。

 3年間毎日使ったVoyageがかなり傷んできていること,ストレージが不足しつつある事,電池の寿命が短くなってきつつあることから,買い換えを考えていた私としてはまさに好都合,昨年oasisをパスしたこともあり,今回のoasisは早めに予約を入れておきました。

 めでたく昨日届き,早速セットアップをしました。

 さっと使ってみた感想です。

 まず,第一印象は「大きいなあ」でした。事実一回り大きく,これまでの機種のような「小さい」という印象は全くありません。前世代のoasisと比べても大きくなっていますので,これはもう言い訳無用でしょう。

 ただ大きいというよりも横幅が大きくなった感じが強くするので,小さめのカバンにきちんと入るだろうかと心配になりました。

 ただ,背面は金属になり,全体の剛性感も触った感じの質感も上がっていますので,値段相応の高級感はあると思います。

 大きくなったこともあるし,もともとそんなに重いという印象が薄いKindleですが,oasisでは200gを切っていて,実はVoyageよりも軽くなっています。確かにPaperwhiteよりも,Voyageよりも,軽く感じます。持った手をひねるような力が小さくなっていることと,指がうまい具合に引っかかることとで,とても快適です。

 電源スイッチは上面にうつり,せっかく慣れたVoyageの背面のスイッチからまた移動しました。Kindleの唯一の残念な点は,機種が変わるとボタンの配置が大きく変わることです。

 ページ送りのボタンは,Voyageのタッチボタンから物理的なスイッチになりました。私はそれでもよいのですが,これもVoyageで慣れましたし,表面が完全フラットになることの美しさから考えると,今さら物理的なスイッチに戻さなくても良かったんじゃないかと思います。

 画面はさすがに素晴らしく,7インチは伊達ではありません。わずか対角1インチの差ですが,この差はとても大きくて,6インチでは文庫本の印刷エリアくらいだったものが,7インチだと文庫本そのものが入り,文芸書版の印刷エリアにさえ匹敵します。

 1つ大きな判型の本が,そのまま読めるようになるというのは全く新しい体験であり,ムラのないフロントライトとより紙に近づいた色味も相まって,もうVoyageには戻れません。

 確かにVoyageは300dpiですが,6インチという大きさは自宅で落ち着いて読むには小さく,自宅で読み始めるときには「本来外で使うものだしなあ」という割り切りが必要だったわけですが,このくらいになると家の外でさっと本を開くことと,家でじっくり読書をすることが,この1つでシームレスに出来るようになると思います。

 読書というのは多分に気分に左右されるものでもあるので,これは結構大きな話です。


 8GBのストレージでも十分に大きく,私の使い方では何の問題はありません。32GBの方が売れているという話ですが,価格差を考えるとお得とは言え,そこまで必要になることは少ないと思います。

 ストレージについていえば,喜ばしいのはUSB経由での書き込み速度が大幅に上がっていることで,Voyageでは他のUSBメモリに比べて随分遅かったものが,oasisではかなり速度が上がっています。

 画面が大きくなり,ファイルサイズが大きくなっていることを考えると,転送時の待ち時間が減ることは大歓迎です。

 ページをめくるときの反応速度も改善されていますし,大きい割には軽く,持ちやすくなっている上,左右を持ち替えたときには画面がくるっと回転してくれますので,読み始めてしまうと読書に集中することが出来ます。もはやKindleだからとか,電子書籍だからとか,そういう「覚悟」を読み始めるときにする必要はないと思います。

 今回のKindleで,惜しいなと思う事がないわけではありません。1つはWiFi。未だに2.4GHzのみの対応です。大容量のストリーミングをするわけではないですから,別に5GHzの11acにする必要はないのですが,2.4GHzがこれだけ混雑していると,自宅では5GHzで使いたいなと思うシーンも多いでしょう。

 USBのコネクタについても惜しいところがあります。MicroBについては賛否両論あり,私はこれでもいいと思うのですが,せっかくIPX8相当なんだから,キャップを付けて欲しかったと思います。

 水没するような使い方をするつもりはないのですが,このコネクタが左手で持ったときに上に出てくるのがくせ者で,水しぶきがかかって中に入り込むことが容易に想像出来ることを考えると,充電の必要性も低いマシンだけに,キャップがあっても良かったんじゃないかと思うのです。

 物理的なスイッチは3つ付いていますが,これもタッチ式にした方が良かったかもしれません。確実な防水や掃除のしやすさがその理由です。

 ページ送りのボタンについても,Voyageでは下側が次ページ,上側が前ページだったのに対し,oasisは逆になっています。このあたりのポリシーのなさがKindleの弱点だと思えるのですが,これは設定で変更出来るのでよしとしましょう。

 とても残念なのは,ネットワーク機能でしょうか。せっかくWiFiで繋がっているのに,NASなどのファイルサーバに繋げません。これができればいちいちUSBでつないで転送といった面倒な事がなくなりとても便利になると思うのですが,amazonで購入したコンテンツで出来ていることが,自炊コンテンツでも出来るようになるという愚策を,amazonがするはずもありませんし,仕方がないですね。

 充電もワイヤレス給電を採用してもらえれば,コネクタを完全に廃止できます。そうするより美しく,より本に近くなり,そして完全な防水だって可能になるはずです。次のKindleでは,こうした点が改良されることも期待したい所です。


 画面が大きくなったことの恩恵は,テキストベースの電子書籍よりも画像を中心としたレイアウト済みの電子書籍にあると私は思っています。テキストベースのものでは,見にくければ文字サイズを大きくすれば済み,大画面化は1ページあたりの文字数に関係するだけであり,極論すれば1冊読むために必要なページ送りの回数が減るかどうかなのに対し,レイアウト済みの画像による電子書籍は,画像が表示される面積がすべてですので,画面が小さいと文字が潰れて読めなくなります。

 解像度が上がることはどちらの電子書籍にとってもメリットがあります。その点でいえば,コミックを読まない人や自炊をしない人にとってのKindleはVoyageがベストという事になりますが,コミックや自炊の本を読む人は,今のところoasisがベストという事になるでしょう。

 繰り返しになりますが,持ち歩きならVoyageがベスト,家でも外でも読むのであればoasisを選ぶ価値があると思います。voyageなら荷物の隙間に入れられますし,oasisなら家の中でも我慢せずに済みます。

 私?

 私はもうoasisに全面移行です。この見やすさは,多少大きくなっても,家の中でも外でも魅力的ですから。

 

NintendoSwitchを買った

  • 2017/10/17 13:55
  • カテゴリー:散財

 3月の発売以来品薄が続いていたNintendo Switchを,買うことが出来ました。

 いや,正確には,定価で買うことが出来ました,です。

 よく知られているように,Nintendo SwitchはWiiUに続く任天堂の据え置きゲーム機の最新モデルで,今年の3月に発売になったのですが大人気で品薄状態がずっと続いており,欲しい人全員に行き渡っていない状態です。

 増産すればいいと思うのですが,部品の調達の関係でそうも行かないのでしょう,少しましになってきたような印象はありますが,相変わらず店頭にはちっとも並ばず,予約ですらいつも受け付けていない,当然転売で一儲けを目論む人達が何万円も上乗せして足下を見る,という状況が常態化しています。異常です。

 もちろん任天堂も対策を考えていて,根本的には増産することなわけですが,任天堂だけの頑張りで増産できるものでもありませんし,聞けばかなりの数を生産しているのに,乾いた砂に水をまくようなもので,ちっとも品薄が解決しないようです。

 過去に品薄はありましたが,ここまで長く続く品薄も珍しいんじゃないでしょうか。個人的には任天堂のハードがこれほど売れている事をとても良いことだと思っていますが,それにしても転売が長く続くようだと,任天堂そのものの信用にまで傷か付くような気がしてなりません。

 さて,私は,長い歴史のある任天堂の据え置きゲーム機を買うのは,実は初めてです。ファミコンの時はPC-6001,スーパーファミコンの時はメガドライブ,N64の時はセガサターン,ゲームキューブの時はドリームキャスト,Wiiの時はPS3でした。

 WiiUには興味もなかったのですが,話題になっていたスプラトゥーンをやってみようと思っていたら,すでにWiiUは入手が難しい状態でした。そのうちにと思っていたら発売が中止になってしまい,結局NintendoSwitchまで待つしかなかったというわけです。

 ところが,ようやく出たと思ったNintendoSwitchは全然買うことが出来ずに,よくよく任天堂のハードには縁がないんだなあと思っていたところ,偶然にもamazonに在庫があり,買うことが出来たのでした。

 このあたりの下り,元々スーパーマリオオデッセイ同梱セットが10月末に出るという事で,スプラトゥーン2との抱き合わせ商品予約をしていたあるお店に予約を入れた事から始まりました。11月初旬に届くという事で楽しみにしていた反面,ソフト2本にポーチなどが含まれて全部47000円もしていました。セガサターンの登場時のような違和感を感じた価格でした。

 ところがその数時間後,amazonを見ていると,なんとスプラトゥーン2とのセットの在庫が復活しているではありませんか。価格は38000円,ソフトはダウンロードですが,私は全然OKです。

 この値段ならありがたいと,先の予約をキャンセルし,amazonの在庫を速攻で購入。数日後には発送されて,先日の日曜日に受け取ることが出来ました。

 というわけで,新しいガジェットを手に入れたからにはレビューをするのが好例なんですが,なにせ久々に買ったゲーム機ですし,ソフトもスプラトゥーン2しかない状態で,レビューもなにもあったもんじゃありません。

 限られた知識と情報だけで思いついた事を簡単に書くのが限界なのですが,大きく美しい画面にハプティクスに対応したJoyConがついた,携帯ゲーム機スタイルが私にはぴったりだと思いました。しかし,携帯ゲーム機にファンと廃熱口があるというのも,どえらい時代になったもんだと,思います。

 PS3くらいの処理能力のゲームマシンにLCDとUSBtype-Cを取り付け,BluetoothやWiFiといった無線技術をふんだんに使ってバランスを取って組み上げたマシンというのが,NintendoSwitchのハードウェアだと思います。

 しかし,そうしたハードウェアのポテンシャルではなく,あくまでそれで何をするのかに軸足を置くのが任天堂流です。確かに文字は見やすく,随所に優しさや使いやすさ,そして安心感が漂っています。

 早速スプラトゥーン2もやってみたのですが,知っての通りこれは対戦でないと面白くないゲームです。いわば対戦専用のゲームといっていいわけですが,その対戦は2台以上のSwitchが必要で,1台で二人遊べたりはしないのです。

 そうなると,ローカルで顔の見える相手と対戦をするか,ネットワークを使い,インターネットの向こう側にいる「誰か」と対戦をするしかありません。

 つまり,ネットワークに繋がっていることが前提であり,必須だということです。

 私が思うに,これは,すでにゲームの世界はオンラインゲームが普通になっていて,それを任天堂なりに安全に安価に,お茶の間に展開するために出した答えだと思います。

 言うまでもないことですが,今やゲームのプラットフォームはPCが主役です。据え置きゲーム機が世代ごとに高性能化し,それがゲームを引っ張る様な時代はすでに終わっています。

 しかし,PCでゲームをするにはお金がかかり,メンテナンスなどでも高度な知識が要求されます。およそコタツで遊ぶものではないし,小学生の子供がワイワイと集まってやるようなものでもありません。

 その上,なんでも出来るPCになんでも出来るネットワークですので,危険もあります。危険を避けて安全に遊ぶには,それなりの知識と経験がいるのも,またPCの世界です。

 しかし,これらを乗り越えるに値する魅力があるのがオンラインゲームで,Switchというのは,オンラインゲームというゲーム界での当たり前を,ようやくにして安全に安価に楽しめるものになったのだと,感じました。

 それは,ネットワークに繋げばより楽しめますよ,というものではなく,ネットワークに繋がないとなにも出来ません,と言う強い姿勢です。そして任天堂は,そのネットワークの治安維持に,月300円を徴収することにしたのです。

 言い換えると,オンラインゲームに抵抗があったり,一人でストイックにコツコツゲームをやりたい人には,Switchの面白さは半減するといっていいのかも知れません。

 気軽に安全にオンラインゲームを楽しむプラットフォーム,それがSwitchです。

 でないと,スプラトゥーン2が,ネットワークに繋がっていないと全然面白い遊びが出来ないことに,説明が付きません。

 Nintendo3DSにもWiFiが搭載されていますが,別に繋がっている必要はありません。私はSwitchにも,この程度を予測していました。しかしSwitchはさすがに,あれば便利からないと困るレベルまで,ネットワークの位置付けを引き上げたというわけです。

 この段階で,私は「えらい買い物をしてしもた」と,ちょっと後悔をしました。今さらスプラトゥーン2を見ず知らずの人と対戦しても迷惑をかけるばかりだし,それにやりたいときにぱぱっとやってすぐにやめるという,機械相手だからこそ許されるゲームが,ネットワークを通してとはいえ,人間相手にゲームをするというのですから,気を遣うことも重荷です。

 ただ,ここで認識すべきは,すでにゲームの本質は,ネットワーク上に存在するようになっているという事です。これまで大変だったネットワークのゲームが,こうして子供でも遊べるようになったことこそ,自ら「任天堂の集大成」と言わしめる自信に繋がるでしょう。

 テレビにも繋がり,携帯ゲーム機にもなり,コントローラも取り外せ,まさにあれこれとスイッチ出来る事が,Switchの最大の特徴です。でも,それがどうした,というのがおそらく世間一般の反応だと思っていたので,私はこれほど売れたことが驚きでもあります。私が思う以上に,ゲームのオンライン化が進んでいるということなのでしょう。

 セットアップに30分,スプラトゥーン2のダウンロードに3時間もかかり,ようやく動き始めたSwitchですが,おかげさまであまり遊べていません。

 一方で私はレトロゲームの移植にも期待しています。NEOGEO系はたくさんの移植がありましたし,今後は任天堂のアーケード作品も出てくるそうです。そういうものが遊べることも,ちゃんと出来るマシンというのはありがたいです。

 さて,これからどんなゲームで遊びましょうかね。

 

RAW現像の作業スペースを作る

  • 2017/10/13 12:53
  • カテゴリー:散財

 D800のRAW現像もそれなりに重く,MacBookProを買い換えて一番メリットがあったと思うのが,内蔵SSDの高速性から生まれる,快適な作業でした。

 D800のCFは64GBであり,70GBあけておけば問題はなかったのですが,D850のXQDは128GBですし,MacBookProでRAW現像だけをやっているわけではありませんから,根本的な対策としては,やはり作業スペースを増やすことを考えないといけません。

 真っ先に考えるのは内蔵SSDの交換ですが,私のMacBookProはフラッシュメモリが基板にハンダ付けされているので,SSDとして取り外しできません。交換が不可能というのは以前からいわれていたことでしたし,512GBを内蔵するのはどのみち予算的に不可能だったから,別に悔しいとは思いません。

 ならばと外付けのストレージを考えるのですが,これがなかなか速度が遅いわけです。内蔵SSDの高速性を知ってしまうと,ただでさえ巨大なデータであるD850のRAWを外のSSDで処理する事は,やっぱり抵抗があります。

 とまあ,そんなことを考えていると,やっぱりあるんですね,こういう場合の外付けSSDというものが。

 SanDiskのExtreme500という,外付けSSDです。変な形の外部ドライブなのですが,その心はフォトグラファー向けの高速外部SSDで,その速度はUSB接続ながら,内蔵SSDに迫るほど,というレビューもありました。

 値段もそんなに高いわけではなく。500GBで3万円ほどです。

 確かに,今後LightroomがD850に対応し,どんどんデータが処理されるようになると,内蔵のSSDでは容量が不足するように思います。この際,高速の外部SSDを導入した方がよいでしょう。

 いろいろみていると,旧製品の480GBのものは,22000円程で出ています。これ,並行輸入なので国内サポートは受けられませんし,なにより偽物のリスクがあるので怖いのですが,むしろ怖いもの見たさでポチってしまいました。

 後で気付きましたが,現行品の500GBの国内正規品でも,27000円ほどで買えるんですね。わずか5000円の差で旧製品の海外モデルって,あんまりお得ではないような気がします。失敗したかなあ・・・

 届いて早速試しますが,製品登録が出来たのでとりあえず偽物ではなさそうです。速度も十分出ていて,内蔵SSDとの明らかな速度差は感じません。

 これで480GBを確保しました。次の問題は,200GBあいたことで使えるようになった内蔵SSDを作業スペースにするか,今回の外付けSSDを作業スペースにするかです。

 昨日書いたように,それぞれにメリットとデメリットがありますのでうまく使い分けをするのがよいのですが,どっちにしてもLightroomのD850対応まで,までしばらく時間がありそうですから,その間に考える事にします。


 ところで,今回の旧製品のExtreme500の480GBモデルですが,さっとベンチマークを取ってみました。

 まず,開封してすぐの状態で測定しました。フォーマットはexFATです。

Sequential
Uncached Write 374.39 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 320.74 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 31.86 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 342.39 MB/sec [256K blocks]

Random
Uncached Write 33.17 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 345.12 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 18.17 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 194.34 MB/sec [256K blocks]


 おお,これはすごい。USB3.0(3.1Gen1)の5Gbps(実質は4Gbps)の上限が500MB/sであることを考えると,この300MB/sオーバーというのはかなり強烈な数字です。外付けのドライブでもこれだけ速度が出る時代になったんですね。感慨深いです。

 続けて,HFS+にフォーマットしたものです。

Sequential
Uncached Write 413.24 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 295.02 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 31.74 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 279.31 MB/sec [256K blocks]

Random
Uncached Write 31.71 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 334.38 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 19.48 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 185.07 MB/sec [256K blocks]

 4Kのシーケンシャルライトでちょっとおかしな数字が出ていますが,それ以外はexFATよりも総じて低い数字になっています。ファイルシステムの違いで速度が変わることは良くある事ですし,FAT系はおおむね高速なので,この結果は妥当でしょう。

 それでも落ちるとは言え,300MB/sですからね,十分でしょう。

 参考までに,MacBookPro15inch(Late2016)の内蔵SSDものせておきます。ファイルシステムはAPFSになっています。

Sequential
Uncached Write 208.02 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 1280.52 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 128.35 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 476.54 MB/sec [256K blocks]

Random
Uncached Write 208.66 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 1328.32 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 44.67 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 1039.41 MB/sec [256K blocks]

 いやはや,もう強烈というか,爆速です。256kのランダムなら1GB/sを越える数値を読み書きでたたき出しています。とはいえ,すべての面で圧倒的かといえばそうでもなく,4kのシーケンシャルライトについては逆転されています。

 しかし,内蔵SSDの高速性は疑いようもなく,RAWデータの扱いには最適といえそうです。このあたりをどう考えるかはその人次第だとは思いますが,なんとなくではなくこうして数字ではっきりわかったことは,有意義でした。

NASのリプレースで泥沼(しかし念願のRAIDを手にする)


 NASのリプレースを行っていましたが,苦労の末,ようやく昨日とりあえず完了し,従来のサービスに復旧できました。

 QNAPのTS-119P2を2012年6月から使っており,容量を気にせずポイポイファイルを投げ込んで家中のマシンがアクセス出来るNASはもはや手放せない存在になっていました。

 やがてDLNAやWEB,TimeMachineなどのサーバーサービスもここに集約,うちのサーバーを一手に引き受ける重要な役割を担うまでになっていました。

 そうなると不安になるのが,クラッシュです。毎日使うものだけに,サービスダウンがとても心配になるのですが,シングルベイのTS-119P2はHDDの破損がサービスダウンだけではなく,データのロストの直結するだけに深刻です。

 その上,TS-119P2も5年も連続稼働しており,ここから先は壊れても仕方がないレベルだとも思っていました。空冷ファンはよく壊れるものなのですが,QNAPユーザーがファンの故障で本体を買い換えているという話も耳にします。

 TS-119P2は2GHzのCPUということで,シングルコアではありますが,まずまずの速度で動作しています。OSも最新のQTS4.3.3が動作しているので,その点でも心配はありません。ですので,今すぐリプレースしなければならないものではなく,そういう点ではこれまでにも何度か検討しては,まあいいかで済ませてきました。

 そういえば,少し前にあったamazon primeのセールで安くなっていたTS-231Pを買いそびれたときも,まあいいかで済ませたのすが,先日偶然見ていると,TS-231Pがクーポンを使うと1万円を切る値段になっているのを発見しました。

 これは安い。数日後にはさらに安くなっていたわけですが,それでも2万円を切るというのは安いです。

 最新のNASにリプレースし速度向上と信頼性確保はもちろん,2ベイなのでRAID1を組むことで,必ずおこるHDDのクラッシュにも対応することが出来ます。

 RAID1のメリットは故障時の対応にも出てきますが,個人的にはHDDの容量を増やしたいときに,無停止で新しいHDDに交換することが出来るのがメリットだと思っていますが・・・うーん,でもそんなに簡単にできるもんですかね。

 とはいえ,リプレースには手間も時間もかかりますし,作業ミスや事故でデータをロストするリスクも大きいですから,簡単に行うわけにも行きません。

 いろいろ悩んだ結果,本体が壊れてから大慌てで移行するのと,今計画的に移行するのとどっちがいいかと考えて,今回のチャンスを生かすことにしました。

 かくして,我が家に「白いNAS」TS-231Pがやってきました。

 2ベイのメリットを生かすべく,HDDももう1台購入しようと思っていたわけですが,どうせ買うならさっさと買ってしまおうと,今使っているWE REDの6TBと同じ物を準備しました。本体よりも高いんですけど,それでも安くなったものですね。

 揃ったところで,移行の作戦を立てて,土曜日に一気に作業開始です。

 私が考えた作戦は,

(1)QNAPのNASは古い本体から抜き取ったHDDを新しい本体に入れるだけで,システムが移行される。対応リストを見ると,TS-119P2からTS-231Pへの移行は可能とあるので,まずはTS-231Pのファームウェアのバージョンを最新にして,TS-119P2と合わせておく。

(2)TS-119P2のHDDをTS-231Pに入れて電源ON。移行が完了する。

(3)新しいHDDをTS-231Pに差し込んで,RAID1を設定。

 これだけです。終了まで時間はかかるかも知れませんが,放置して置けばいいことなので,作業は楽ちんだと思われました。

(1)ファームのアップデート
 ファームウェアを最新にするには,HDDを入れないで電源を入れると良い。TS-231Pを初期不良確認も兼ねてHDDを入れずに電源を入れて,QFinder Proで見てみると,うまい具合にDHCPでアドレスを掴んで起動している。

 ファームウェアは1つ古いものなので,あらかじめダウンロードした最新のファームウェアをインストール。問題なし。


(2)移行作業
 TS-119P2の電源を落とす前に,Qnap Cloudの名前を変更して,これまでの名前をフリーにしておく。こうしないと,TS-231Pへの移行後に,名前が重複してしまう。

 終わったら電源を落としたTS-231PにTS-119P2のHDDを入れる。ここでTS-231Pの電源を入れると,最悪の場合TS-119P2で使っていた貴重なHDDを問答無用でフォーマットするかも知れず,恐ろしくて手が震える。
覚悟を決めて電源をいれ,QFinder proで確認すると,元のNASの名前とIPアドレスが
 復活していることを確認。まずは関門突破とWEBからTS-231Pを確認すると,移行作業中である事が判明。
しばらくして移行が完了,再起動して動く事が確認出来た。すごい。


(3)問題発生
 動作確認をしていると,ポロポロと問題が出ていることに気が付く。まずDNSが動いておらず,ローカルアドレスの名前解決が出来ていない。これはdnsmasqがインストールされていないからで,パッケージをダウンロードすればOK,のはず。

 ところが,パッケージのインストール方法がコロコロ変わるQNAPのこと,今はEntware-ngを使うようになっているらしい。そこでこれをインストール。
opkg upodateに続けてopkg uogradeとし,opkg install dnsmasq-fullとしてインストール。設定ファイルを修正して再起動すると,ローカルアドレスをちゃんと解決出来ている。
 
 そして,qpkgで提供されていたperlをやめ,opkgでperlの最新版をインストールする。

 しかし,問題が発生。dnsmasqはグローバルアドレスの名前の解決のために,上位のDNSに問い合わせをしていない事が判明。さらにperlについては,昔のperlで書いたCGIが動作していない。

 頑張って対策を試みるが全く分からず。

(4)これらは後回しにして先にRAID1を組もうと,新しいHDDをTS-231Pに入れる。手順はよく分かっていないが,あまり試行錯誤をやっていると,古いHDDをフォーマットしたり,古いHDDを新しいHDDで上書きしてしまうなどもあり得るので,なかなか先に進めない。この時点で,土曜日の夜中3時。

 google先生に聞いてみるが,出てきた移行手順に従って作業するも,押したいボタンがグレーアウトして先に進めない。いよいよ手詰まりになるが,もう意識が朦朧として何をやっているか半分分からない。これは危険だとギリギリわかる意識レベルで,ようやく作業を中断し寝る。午前5時。

 翌日も頑張るが問題は解決せず。仕方がないのでQNAPのサポートにメール。聞いたことは,TS-119P2から取り出したHDDをTS-231Pに入れて動くようになったのち,RAID1にする手順を教えて欲しいと,シンプルに聞いた。

 そうこうしているうちに,dnsmasqの問題は解決。良くわからんが,設定ファイルに上位のDNSを記載した設定ファイルを記載したら,問い合わせをしてくれるようになった。以前はここはコメントアウトしていたし,現在もデフォルトと違うなら書き換えろとあるので,デフォルトと同じファイルを指定して動くようになったり理由が良くわからん。

 perlの問題は解決せず。

(4)想定外の事態1
 翌日,日本語で堂々と質問した私のメールに,英語で返事が来た。

 ・・・なになに?えーと,TS-119P2のHDDをTS-231Pに差し込んだ場合,RAID1は組めません,だと・・・理由はファイルの構造が違うから。「従来のボリューム」と表示されているのに一抹の不安があったが,やっぱりそれか。

 えーーー,それはNASとしてどうなのよ?せめてフォーマットを変換するツールを用意するとか,そういう対応がないといかんのじゃないの?

 絶望にくずおれても問題は解決せず,とりあえずシングルで暫定運用。


(5)想定外の事態2
TS-119P2ではDLNAサーバーとしてTwonkyMediaを使っていた。最近QNAPはTwonkyMediaのバンドルを中止したが,旧機種では利用可能だった。TS-231Pへの移行後は使えなくなるはずと思っていたら,どういう訳だかそのまま移行できたので使っていたところ,どうせ再インストール出来ると考えてTS-231P上でTwonkyMediaを削除した。冷静に考えるとインストールできるはずもなく,また私のTS-231Pはシリアルの先頭がQ17で始まる新しいもので,TwonkyMediaを動作させることが出来ない。これでもうおしまいだ。


(6)腹をくくるが失敗
 これはもう,手作業でデータの移行をするしかないと腹をくくる。現在のシステム設定を保存し,新しいHDDを入れたTS-231を初期化する。起動したら設定を書き戻してから,古いHDDを外部ドライブとして接続,File Stationで書き戻す作戦を立てる。

 しかし,これも難航する。設定を書き戻し,新しいHDDに古いHDDに存在したディレクトリを作成しようとしても,エラーになる。どうも現在の設定の共有フォルダの設定を一度消さないと駄目なようだ。アプリもエラーになり動作しないものがある。

 気持ち悪いので,再度初期化。しかし今度は,HDDがマウントされておらず,どうにもならない。マウントしようにも手段が分からず,それにどうして前回と挙動が変わってしまうのか全く不明。気持ち悪すぎて寝る。


(7)もう一度
 後日,もう一度初期化から初めて見る。前回と挙動が違うのは,どうも電源スイッチ長押しで再起動をした場合,HDDがマウントされないという話になっていたことを私が知らなかったことで起こったもののよう。しらんがな。

 今度は,まずHDD無しで起動。電源を入れたままHDDを差し込むと初期化するかと聞かれるので初期化する。しばらく放置すると生まれたてのNASが動き出す。

 問答無用で設定ファイルを読み込ませてやると,さっと以前のTS-231Pに戻った。ここで覚悟を決めて共有フォルダの設定をすべて削除,あらためて同じ名称の共有フォルダを作成し,アクセス権を設定。その後外部ドライブからFile Stationでファイルを書き戻す。ここまでは問題なし。


(8)いよいよRAID1
 いよいよRAID1にするのだが,ここで失敗してデータをロストするのが,いつのも私。これまでの私とは違うのよ,と勝手にいいながら,作業にかかる。

 今度はQNAPのマニュアルを見ながら薦めるが,相変わらずよく分からない。意外にTS-231PでシングルディスクからRAID1に移行した例もWEBには転がっていない。

 ストレージプールを使った例が出ていたが,別にそこまでの柔軟性は必要ないし,パフォーマSNS卯も落ちるので,使いたくない。

 試行錯誤を繰り返すが,どうも書いてあるように進まない。おかしい。やっぱりダメなのか,最初の初期化の段階で,HDDを2台入れておかないとダメなのか・・・もう1つHDDを買わないといかんのか・・・

 そうこうしているうちに,これまでグレーアウトしていた「移行」ボタンが,なぜか押せるようになっていた。これを押すとシングルからRAIDへの移行が始まる。

 やったことは,新しいHDDをベイ2に入れてフォーマット。このボリュームを「空き」になっていることを確認し,ベイ1のHDDの管理画面に進む。やったことはこれだけなのに,さっきまで押せなかった移行ボタンが,押せる・・・

 うれしかったので深く考えずに押す。

 すると,マニュアル通りに移行が始まる。

 とはいえ,画面には「警告」が出ているし,移行のプログレスバーもなかなか進まず,ずっと0%のまま。15分ほどすると1%になったので,我慢して放置。翌朝には移行がめでたく終わっていた。


(9)各種設定

 設定漏れや調整を少しして,なんとか復旧。1週間かかった。

(10)残問題
 QNAP謹製のDLNAサーバーも試したが,どうにもクソで,TwonkyMediaをどうにか使えないものかと思案中。ライセンスを買えば使える事が判明したので検討に入る。・

 あと,TimeMachineが新規になってしまうので,私の場合過去1年分のバックアップがなくなる。TimeMachineロスとでもいうんですかね,あって当然のものがふとないことに気が付いて絶望するのって。くよくよしていても仕方がないので,気持ちを切り替えて新規バックアップスタート。


 と,こんな感じで厳しい戦いを切り抜けました。

 RAIDへの移行ボタンが,急に押せるようになった理由はよく分かりません。何度も同じ事をやったのに,出来るようになったと言うのは気持ちが悪いのですが,思うにフォーマットのあと,状態がシステムに反映されるまでに少し時間がかかっているかなにかで,最初は押せなかったものがしばらくして押せるようになった感じです。

 大事な事は,ベイ2のドライブはフォーマットしてあることと,マウントしていないこと,そしてベイ1のHDDと異なるRAIDグループに設定されていないことです。

 そうすると,ストレージマネージャのストレージ領域->管理->管理に,移行が出ているはずです。

 今後,ドライブを交換する場合は,1台ずつ交換を選んでやれば良さそうですし,死んだ場合は死んだHDDをとりあえず外してフォーマットすれば,なんとかなりそうな気がします。まあ,それはその時考えましょう。

 で,動き出したTS-231Pなのですが,クロックは1.7GHzと1割強落ちているにもかかわらず,さすがにDualCoreだけに快適な動作です。WEBによるUIもストレスなく,またファイルのアクセスも高速です。

 個人的に感心したのが,2つ用意されたEthernetです。ルータでもないのに,なにすんねんと思ったのですが,ポートトランキングで仮想的に1つに束ねて,2GbpsのEthernetにする機能があるんですね。

 高度なポートトランキングにはハブ(スイッチ)がインテリジェントなものでないとダメなのですが,通常のスイッチでも動かす事の出来るモードがあり,試しに設定したところ,これがもう速くてびっくりです。

 これまで,WindowsからNASにファイルをコピーすると30MB/s程度だったのですが,TS-231Pでは100MB/sを越えます。NASそのもののパフォーマンスも上がっているのですが,この速度は1本のEthernetでは出ない速度なので,ポートトランキング万歳です。

 ポートトランキングにはメリットがもう1つあり,他のクライアントのアクセスがあっても,速度の低下が少ないのです。これも大きいです。

 もっとも,RAID1によるパフォーマンス低下はこれから評価することになりますから,こんな速度はもう出ないかも知れません。それでも信頼性と引き換えにした速度ですから惜しくはないですし,複数クライアントでも速度が落ちないメリットはありますから,もう十分なんじゃないかと思います。

 そう,TimeMacine中に他のマシンからのアクセスが厳しかったんですよね。これが軽減されるというのは,ありがたいです。

 NASは裏方で,動作していることが意識されてはかえってまずいわけです。新しいNMASに変わっても,表面的にはなにも変わっていないことが最善であり,気が付いたら速度が上がっていたとか,そういうのが目指すところです。

 TS-231Pへのリプレースを終えてみて,苦労した割には見た目の変化が少ないことにちょっとがっかりしましたが,それは違うと考え直しました。

 ポートトランキングの速度とRAIDの信頼性を一気に手に入れたNASが,うちに来ました。しかも格安で。

 個人でRAIDを組むのがネタになる時代を生きてきた私にとって,1つのゴールと言えそうです。

 しかし,今やっとけば今後は楽になるわと,手動で移行作業をやっても,ちっとも楽にはなりません。よく考えると,いつもいつも手動で移行をやっているような気がします。

 でもまあ,昔はPCの買い換えやHDDの入れ替えをやると,必ずこういうことを時間をかけてやってたんですよねえ。いつしか移行が楽ちんになり,今どきはクラウドベースで移行そのものがない時代です。

 しかし,20年経っても,私がやっていることは相変わらず。進歩があるんだか,ないんだか・・・

 そうそう,TS-231Pが安くなった理由ですが,TS-231P2という新機種が,海外ではすでにリリースされています。日本には年末頃の導入でしょう。これのせいでTS-231Pの値段は下がっているのです。

 TS-231P2は,メモリがSODIMMで増設可能になったこと,CPUがDualからQuadになったそうです。後は見た目も同じ。しかし,この2つ変更点は,使ってみると実に魅力的な強化ポイントでして,特にメモリが羨ましいです。

 若干早まったかなあと思う一方で,直付けメモリの信頼性にかなう物なし,と良いように考えて,あと5年TS-231Pを使おうと思います。

 あー,疲れた。もう徹夜は出来ません。

 

 

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