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大三元2つ,いよいよリーチ

  • 2015/03/13 13:48
  • カテゴリー:散財

 やってしまいました。

 すごい買い物をしてしまいました。

 AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II です。

 そう,大三元の1つ,ニコンが誇る高画質な望遠ズームです。価格は定価で30万円。実売で20万円前後という感じの,写真に本気で取り組む人しか買えないし,そもそも欲しいとも思わない,高級なレンズです。

 4段分の手ぶれをカバーするVR,逆光にめっぽう強いナノクリスタルコートという最新兵器を装備した,F2.8通しの望遠ズームレンズは,ニコンを代表するレンズであり,他社ユーザーをして「ニコンユーザーが羨ましい」といわしめ,多くのプロやハイアマチュアに支持されてきました。

 開放から使える高画質と手ぶれ補正で室内のスポーツ競技の撮影はもちろん,自然なぼけでポートレートにも使える,高い次元でその性能をバランスさせた万能レンズです。

 この値段でこの性能なら,文句の出るはずもないのですが,実売ベースでも多くのボディより高価なレンズですから,おいそれと手を出すわけにはいきません。かくいう私もかなり悩みました。何ヶ月も悩みました。

 私の(まともな)レンズのラインナップは,広角ズームがAF-S18-35mm/F3.5-4.5,標準ズームがAF-S24-70mm/F2.8,望遠がAF-S300mm/F4で,ちょうど70mmから200mmくらいの間が抜けています。

 そんなに使用頻度も高くないし,そもそも外に出ない私が望遠を欲しいと思うことなどなく,どうしても必要な時は300mm/F4を使うか,AF-S18-200mmDXを引っ張り出そうかと思っていたくらいです。

 しかし,ここで私は悩みました。300mmにしても,18-200にしても,暗いんです。18-200はVRがあるとはいえ,被写体ブレは防げません。そして,この悩みに対して答えを出す期限が,3月末です。

 そう,3月末には,娘の卒園式がひかえています。たかが卒園式,しかもB型保育園の卒園式ですから,本来ないはずの,卒園式です。わざわざ写真に残すようなイベントでもないと,私も思います。

 思いますが,我々家族にとっての,初めての公式行事であることから,目をそらせません。七五三などは公式行事と言うより内輪のイベントですから,撮影をするにしても我々の都合でどうとでもなります。

 しかし,卒園式は我々だけで行うものではなく,撮影には自ずと制約がついて回ります。暗い,遠い,タイミングなど,はるかに難易度が高いです。

 こういう難易度の高さを乗り越えるために,テクノロジーがあります。暗い室内には大口径レンズに手ぶれ補正,そして高感度撮影が,距離の遠さには望遠レンズが,用意されているのです。

 昨今,F4くらいのレンズであっても,ボディの高感度かのおかげで十分実用になります。だから,70-200のF4にするべきかどうか,これもまた随分悩みました。

 しかし,F4の値段が比較的高止まりしていること,確かに良く写るレンズなんだけどもやっぱりF2.8を越えられないことから,悩みをF2.8を買うかどうかに絞り込むことは,早いうちから可能でした。

 もちろん,F2.8は高いだけではなく,大きく重いのですが,おおきいといっても手持ちが出来ないレベルではなく,思いと言っても1.5kgくらいです。ボディとあわせて3kgくらいなら,もう大した差ではありません。

 あとは価格ですが,実はちょっとした臨時収入が10万円ちょっとありました。これはあぶく銭ですので,大事に残すようなお金と言うよりも,さっさと値打ちのある品物に買えてしまった方が生きるお金です。

 このお金でF4を買うか,このお金にさらに10万円を足してF2.8を買うか。

 本来F4しか買えない10万円を用意するだけで,F2.8が買えてしまうと考えれば,もう悩むことはありません。しかも今なら,キャッシュバックで1万円戻ってきますから,実質的に20万円以下で買うことが出来ます。

 高価な買い物です。嫁さんにもさりげなく許可を取り付け,信用のおけるカメラ屋さんにオーダーして,届いたのが今週の火曜日です。

 あいにく,私はこの日,娘からうつされた風邪がもっともひどい状態で,翌日会社を休んでしまうことになりました。おかげでボロボロで,開梱して軽く動作確認をするのが精一杯。

 しかし,試し撮りをした画像に,私は息をのみました。すごい。

 同じ大三元でも,24-70は良く写るんだけども,平凡すぎて特にすごいところはないという,いい意味でも悪い意味でも「良く出来た」レンズでした。

 しかし,この70-200は違います。本当にすごいです。切れ味,コントラスト,色のりと,とても室内とは思えない描写です。

 VRも,角に効くと言うよりも自然に手ぶれを防いでくれるので,違和感もありません。重いとはいえ,重量バランスはよいので,手持ちも可能です。

 新しいレンズは,新しいボディを買うのと同じくらいに,使い慣れないといけません。まだ少しだけ時間があります。出来るだけこのレンズを使うようにして,慣れていこうと思います。

 

プジョーのペッパーミル

  • 2015/03/09 16:37
  • カテゴリー:散財

 プジョーといえば,自動車です。フランスのこの名門は,世界で最初の市販車を完成させた「世界最古の自動車メーカー」として知られています。

 フランスの自動車は,自動車発祥の地であるヨーロッパにおいても,個性的なものがあります。低燃費と安全対策が強化され,生産地も消費地も世界中に広がった現在では,随分その個性は薄まったと言われていますが,それでもイギリスとイタリアとドイツとフランスでは,ぱっと見ただけでその違いに気が付きます。

 裏を返すと,その違いが出るように作ってあるということでしょうか。

 前置きが長いですが,プジョーは今でもそうですが,数を作る大メーカーですから,手作りで高価な車をちょぼちょぼ作るということはしません。今でもフランス本国ではタクシーに最も使われる自動車メーカーですし,いわゆる「普通」の自動車を作ることが,プジョーの役割でもあります。

 しかしそこは国民性もあり,乗り心地やインテリアとエクステリアのデザイン,色,テクノロジーで,他のメーカーと比べて見れば,やっぱり違いが見えてくるものです。面白いですよ,欧州の自動車というのは。

 私にとっては,始めて新車で買った車がプジョー306で,これも電撃的な出会いの末に衝動買いしたということもあって,とても良く覚えていますし,今でも大好きなメーカーがプジョーです。

 306の次の206が大ヒットし,そこら中で見たものですが,今はすっかりもとのマイナーメーカーになっています。それでも,高いデザイン性,独特の乗り心地,長時間の運転でも疲れないというプジョーの良いところは,継承されているんじゃないかと思います。

 その306は不幸にも父親が勝手に処分してしまったのできちんとお別れが出来なかったのですが,プジョーはなにも自動車だけではありません。

 ご存じの方も多いでしょうが,もともとプジョーはのこぎりやペッパーミルなどの金属製品を作るメーカーとして始まり,その後自転車やミシンを作るようになります。ここから自動車も手がけるようになりますが,このうち自動車と自転車,そしてペッパーミルが,現在も生産されています。

 自動車がプジョーであまりによかったこともあり,自転車も(安いものですが一応)プジョーです。そして,ペッパーミルもいつかは必ずプジョーが欲しいと思っていました。

 今使っているアクリルのペッパーミルは,嫁さんが持ってきたものです。しかし,うまく削れず,挽いたコショウをなめてみても,今ひとつ辛さもうまみも出てきません。

 それでも騙し騙し使っていましたが,ここにきていよいよ下側に大きな亀裂が入ってきました。もう限界でしょう。

 これは,嫁さんには悪いけど,プジョーのペッパーミルを買う好機です。しかも,私の誕生日のプレゼントとして,嫁さんに選んで買ってもらうという図々しいお願いをしてみましょう。

 私としては,この歳になると誕生日などめでたくもないので,プレゼントなど必要ないというスタンスを取っているのですが,それでも気持ちだからと,毎年いろいろ考えて用意してくれるようです。無関心にいると,プレゼント選びに困っている彼女に心が痛みますし,かといって催促するのもどうかと,私も正直どうしたものかと思っていたのです。

 そこで,考え方を変えて,せっかくだから欲しいものをきちんと伝えてみようという事にしたのです。

 今回は,ペッパーミルです。安いものは数百円からあります。料理が楽しくなって毎日やるようになった昨今,特にコショウをよく使う私としても,ペッパーミルが壊れてしまった現状を放置できません。

 私からお願いしたのは,憧れのプジョーであること,電動である事,背が低いことです。

 手動のものがいかにもプジョーなんですが,そこは実用性を重く見ました。やっぱ電動はいいですよ。片手があきますからね。

 しかし,毎日毎日使うわけでも,また一日中使うわけでもありません。だからあまり大きなもの,存在感のあるものは,困ります。邪魔です。

 という話になって,結局嫁さんが選んだのはゼリとゼフィアの2種類です。といいますか,これしか条件に合致するものがないのです。

 値段は高級なゼリが1万円,下位のゼフィアが7000円弱です。随分高いですね。ゼフィアは実売で5000円ちょっとで買えますから,私はこれかなと思っていました。

 しかし,嫁さんはステンレスコーティングの外観を持つゼリが気に入ったようです。なにも誕生日まで待つことはないだろうと,すぐに注文してくれました。

 日曜日の夜に届いたので,早速プレゼントしてもらいました。

 しかし,いきなり問題が。

 電池(単4がなんと6本も必要)を入れようと,本体の上の部分を外して中からモーターASSYを外すのですが,電池を入れて戻そうとしても,うまく収まりません。

 おかしいなとよく見てみると,モーターを上下に挟んで固定する枠に,隙間があいています。しかも,3箇所のうち2箇所が固定されていない様子で,電池のバネ圧のせいで,斜めになってひらいています。

 これを無理に押し込んでロックがかかればそれでもいいんですが,あいにくそういうわけも行かず,なんだか気持ちの悪い状態で組み立てることになりました。それでも,ちゃんと動いていますし,コショウもちゃんとひけているのですが・・・

 これが国産品なら,初期不良の疑いがあるという事ですぐに行動を起こすのですが,いかんせんフランス語の書かれたパッケージで,代理店は自動車から電子計測器まで取り扱う商社で,なにかと時間がかかって面倒臭そうな感じです。

 まあ,フランスの民生品ですからね,多少の事はおおらかに考えたいところですから,私はこのままでいいよ言ったのですが,嫁さんはなにやら納得がいかない様子。安いものではないのになあとつぶやくのを聞くと,そりゃそうだなと思います。

 悔しいので,壊さない程度に分解して,ちょっとしたことできちんと修理出来ないかどうかを調べてみます。しかし,残念ながらそうもいかず,結局この部分がきちんと固定されていない理由はわかりませんでした。

 仕方がないので,カプトンテープを上下の枠にまたがるように張り付けて,広がるのを防いでみました。カプトンテープは熱や油,薬品に強く,経年変化にもへこたれない強力なテープです。

 電池を入れてみますが,なかなか良い感じです。電池を入れても綺麗に本体に収まります。

 この状態で早速コショウを挽いてみます。粒の大きさを調整できますが,見てみると粒の大きさが一定と言うよりは,様々な大きさの粒がブレンドされるような感じになっています。いいですね。

 ぺろっと食べてみますが,これがもう辛いのなんの。ピリピリとして,同じブラックペッパーとは思えません。そして香ばしい風味も広がります。味は抜群です。

 そして,たたずまいもよいです。ちょっと大きいなあという気もしますが,ステンレスコーティングの本体は大変高級感がありますし,天辺の電源ボタンは500円玉くらいの大きさで大きく,握りやすい本体形状と相まって,とても快適に使うことができます。少なくとも,手が滑って料理の上に落っことすようなことは,ないでしょう。

 ゼリはライトも装備しているのですが,私は必要ないと思っていました。しかし,実際に使ってみるとライトはよいですね。

 さらに,これがLEDではないというのが,なおよいです。今どき豆電球かと思いましたが,点灯と消灯の緩やかな明るさ変化に,暖かな色合い,そしてLEDとは違って幅広い発光スペクトルが醸し出す高い演色性に,料理中の食材がとても美味しく見えます。

 これがプジョーのこだわりだ,と言うなら私も面白がったんですが,残念な事に上位機種ではLEDを使っているそうですので,豆電球はただ古いだけの装備です。

 ということで,買ったばかりですから交換や修理も考えたのですが,ミルそのものに問題はないし,私とてもすぐに使いたく,なにより縁あって私の家にやってきた,これから長い間一緒に料理をするパートナーですから,多少の問題があっても仲良くしていこうと,いうことです。

 今週の夕食の予定は,鮭のバター焼きと豚ロースのソテーが洋食ですね。娘が小さいのでコショウは難しいところですが,大人向けにはしっかり使って,美味しく食べようと思います。

電動アシスト自転車を買う~選定編

  • 2015/03/02 15:19
  • カテゴリー:散財

 娘が通ってくれている保育園は3歳の春までと決まっているところです。娘は昨年11月に3歳になったので,この4月からは別の保育園に転園することになります。

 昨今の保育園事情をご存じの方も多いと思いますが,我々も年明けくらいから走り回っておりました。2次でどうにか入るべき保育園が決まったものの,そこは今と違って,自宅から2km離れた場所で,これまでのようにベビーカーで通うというのは,ちょっと難しくなります。

 娘本人にしてみれば,なんで今までの保育園にいけなくなるのか,新しい保育園がなんでこんなに遠くなるのか,と疑問だらけだけと思いますし,悪いことにその理由を我々大人は,何一つ納得いく形で説明できません。

 ここに至って,全部大人の都合なんだと気付かされます。

 娘が,ひょっとしたら自分のせいなんじゃないか,なにか悪いことをしたからなんじゃないか,嫌われたせいじゃないか,などと考え始めたら,私は「それは違う」ときちんと理由を含めて説明出来ません。不条理だと思います。

 しかるに,保育園については,子供の視点,子供の立場が反映されていません。ほとんどが親の都合,行政の都合です。これが,幼稚園や学校だとそんなこともないように感じるのですが,こと保育園については,子供にとってどうなのか,という観点がほとんどないのです。

 これが,教育と保育の違いなのかと,現実に肩を落とすのです。

 閑話休題。この話は語れば長いので,また別の機会に。

 2kmというと,私だけなら問題なく歩く距離です。でも3歳や4歳の子供が毎日移動する距離としてはちょっと長いですし,徒歩で20分から25分くらいかかることを考えると,往復で活動時間の1割近くが消費されてしまうわけで,これはもったいないです。

 かといって毎日タクシーを使うわけにもいかず,自動車を買うことも非現実です。ならどうするか。

 自転車です。

 私は自転車は好きですが,子供を乗せて走るのは怖いですし,また自転車の危険性に,あまりに無頓着ではないかと日々疑問を持っています。

 危険性の話,天候の話など,完全な答えになっていない気はしますが,20分以上の距離を半分くらいの時間で移動できる自転車は,それはそれで捨てがたい魅力があります。

 そして,これが基本的には毎日の話になるのです。少しでも楽をしたいと思うのが,これ人情というもの。

 そこで,ここは一気に電動アシスト自転車の購入に踏み切りましょう。

 以前から,電動アシスト自転車には興味がありました。しかし,改正された現状の法規制でも,時速24km以上はアシストされないとか,フレームがママチャリベースだとか,そもそも値段が高いとか,そういう理由で自分には関係のないところにあるものだと思っていました。

 ですが,子供を乗せる,毎日楽をする,そして嫁さんと共用するという事になると,話は変わって来ます。たまに乗る自転車で楽をするのではないのです。毎日の足として楽をするということです。

 聞けば,電動アシスト自転車の販売台数がここ数年で急増しているそうです。この10年で,自転車の販売台数は2割ほど減って800万台くらいだそうですが,電動アシスト自転車に限って言えば,この10年で2倍になり,昨年は50万台ほど販売されたとのことです。

 しかし,その大半が子育て世代とお年寄りということで,メリットはあるとわかっていても,やはりお値段が問題になっている感じです。

 こういう状態ですから,主力商品はおのずとママチャリになるわけで,なんかハイブリッド自動車が「プリウス」だけだった時代のような感じもします。そのうち,スポーツタイプなんかでも,電動アシストが普通になる時代が来るかもしれませんが。

 我々のケースは,まさに子供の送迎用です。世代的にもまさに子育て世代。なんだか,こういう「普通」に絡め取られてしまうことが,ちょっと悔しい気もします。

 お店によっては,子供を乗せることが出来るタイプの販売比率が,通常の4:6から春先には7:3に急増するところもあるそうで,やはり保育園シーズンに一気にこの手の電動アシスト自転車が販売されるんですね。各社が1月末から3月にかけて新製品を準備するのも,なるほどわかります。

 ということで,こんな買い物はあまり長々と検討していても選択肢が狭くなるばかりで,なにもありがたいことはありません。さっさと選定をすませて,購入することにします。早速調査開始です。


(1)国内の三大メーカーについて

 電動アシスト自転車の大手三社は,パナソニック,ヤマハ,ブリジストンです。パナソニックもブリジストンも,古くから自転車を手がける老舗ですし,現在もママチャリからロードレーサーまで手がける,大変実力のあるメーカーです。

 ヤマハはオートバイのメーカーで自転車はやっていないのですが,何を隠そう世界初の電動アシスト自転車はヤマハが作りました。

 その,自分が乗るだけなら,怪しげな中国製でもいいですし,中小メーカーのものを選んでも面白いのですが,子供を乗せて,嫁さんも使うんですから,そういうことをやると私の良識を疑われます。

 そこでこの三社から選択です。

 よく知られた話ですが,ヤマハとブリジストンは同じ物です。電気部品をヤマハが,自転車本体をブリジストンが担当し,協業しています。私にしてみれば,それぞれが得意な分野で仕事を分担するのはよいことだと思いますが,そうなるとパナソニックが気になります。

 それに,ブリジストンもこの春の新製品で,電気部品も自社製のものを投入しましたので,これも気になるところです。


(2)どんな自転車にするのか

 目的がはっきりしていますので,あれこれ迷うことはありません。あくまで子供と二人で安全に乗れることが一番大事です。

 世の中には,前と後ろの両側に子供を乗せることの出来る自転車がありますが,これはフレームを強化し,バランスが崩れないような設計がなされた,特別対応の自転車です。数年前に規格が制定され,1つのジャンルとして定着しています。

 子供が一人と決まっているなら,このタイプを選ぶ必要はないのですが,うちは子供が一人ですし,増える予定もとりあえずないので,荷台が27kgの重要に耐えられる自転車なら,どんなものでも対象になります。

 しかし,嫁さんの身長が155cmとやや小さく,サドルはもちろん,チャイルドシートの座面が低い位置にある事が必須です。そうなると,タイヤの直径は26インチよりも20インチが望ましいことになります。

 なら,20インチの低重心モデルで,チャイルドシートをリアに取り付けられるものはどれかというと,これがもうほとんど見当たりません。

 結局,前後にシートが取り付けられるものを選ぶ事になってしまいます。二人のせられるフレームは重く,ホイールベースも長いので取り回しも大変なのですが,これは仕方がありません。

 
(3)メーカーの絞り込み

 三大メーカーのうち,ヤマハとブリジストンは同じ物,選ぶ自転車は二人乗せ可能な20インチのもの,と条件を絞ると,もうほとんど選択肢は残りません。

 ヤマハはチャイルドシート付きのモデルに,リアのみのものがありません。なにもないモデルに,リアのチャイルドシートを別に取り付けて対応です。

 一報のブリジストンには,1機種だけ,リアのチャイルドシートが標準搭載のものがありました。見てみると,Bikke2eという,なかなか人気のモデルです。格好も悪くないし,よく売れているようです。

 パナソニックにも同じようなモデルがないわけではありませんが,やれヒョウ柄とか,やれ写真のモデルがブロンドの外国人とか,なんか勘違いしているなあと違和感を感じたので,この段階でアウトとしました。


(4)結局の所

 ヤマハとブリジストンから選ぶことにしましたが,ここにも1つポイントが。どちらも2015年モデルはアシストユニットの軽量化と急速充電が出来るようになっているのですが,問題はその投入時期です。

 ブリジストンは1月末にすでに販売開始,一報のヤマハは2月末まで待たねばなりません。

 しかも,ブリジストンのBikke2eは,この春の限定色があるというではありませんか。スプリンググリーンという淡い緑で,せっかくだからこれにするか,とそんな気分になりました。

 でもこれ,よくよく見てみると,さわやかな緑と言うよりも,昭和時代の工場の機械に塗られた緑色って感じなんですよね。まあそれでも,よいのですが。


 とまあ,結果としては,選択肢が少ない中で,少しでも興味の持てた,Bikke2eのBK0C85を買うことにしました。


(5)どこで買うのか

 これが一番難しい問題でした。

 まず,選択肢がいろいろあり,特に通常タイプにチャイルドシートを取り付けることまで考えると,もう無数に組み合わせが出てくると思っていましたし,私は電動アシスト自転車に乗ったことがありませんから,試乗しないと駄目だろうと思っていたのです。

 しかも,自転車は店頭で購入してその場で持って帰るような商品ではなく,在庫があっても組み立てて引き渡しですから,1週間ほどもかかります。

 加えて,自転車は整備や修理の必要になる商品です。ただの自転車なら私にも出来るとは思いますが,電動アシスト自転車はもはや家電品です。これを私だけでメンテするなど,無理でしょう。

 だから,やっぱり近所の専門店で買おうと思いました。

 残念なのは,自転車で行動できる範囲に,専門店が少なかったということです。

 電動アシスト自転車は値引きが少ない商品です。どこで買ってもそんなに値段差があるわけではないので,可能なら近所の専門店で買おうと思っていたのです。

 しかし,電動アシスト自転車の専門店はとても自転車で往復できるような所にはなく,普通の小さい自転車屋さんしか見当たりません。こういうところでは試乗も難しいでしょう。

 結局の所,検討を進めると試乗の必要のないくらい選択肢が少なく,どちらかというと売り切れが心配な情勢になるに至り,のんびり構えるよりはさっさと買ってしまう方が良いという話になりました。

 まずは購入店探しからと思っていたのですが,もうその意味もないということで,在庫があるヨドバシ.COMで買うことにしてしまいました。

 ポイントがどうとか,そういうことはそんなに大事な事ではないのです。在庫がある事,そして持ってきてもらえることが,時間のない我々には重要なのです。

 もちろん,整備や修理はどこに頼めばいいのか,もしかすると川崎やアキバのヨドバシまで持ってこいとか,そういう無茶を言われるんじゃないかとか,不安はあります。

 しかし,そこはあえてチャレンジです。毎日使うものだから,故障の時はすぐに見てもらえる近所の自転車屋さんで買うのが良いようにも思ったのですが,電気部品の故障だと,どうせすぐには修理出来ず,預かりになります。

 なら,ヨドバシで買っても一緒です。

 壊れている自転車を,アキバや川崎に持ち込むのも現実的には無理なのですから,それはもう相談かなと思います。そもそも故障しなければよいわけですし。

 整備は問題ですね。自分で出来る事はやろうと思いますが,初回点検くらいはちゃんと見て欲しいなあと思ったりします。

 まあ,点検は別として,故障してしまえばもうその商品は機能を果たさなくなってしまうわけですから,メーカーも製造者として逃げられないでしょう。販売責任と製造責任がそれぞれあるのが普通なのですから,壊れた場合にはヨドバシとブリジストンに相談ですね。

 
 てなわけで,ヨドバシ.COMに注文,3月2日の夜に届くことになりました。

 届くのが平日の夜なので,乗り回すわけには行かないのですが,週末にも実際に運転してみようと思います。

ゴマすり器を買ってゴマのある生活

  • 2015/02/19 11:11
  • カテゴリー:散財

 ゴマ,おいしいですよね。

 私はここ3年ほど休日の夕食を担当していて,さらにここ半年ほどは毎日の夕食も料理することが増えています。

 最初はなにかと面倒だった料理ですが,お店で材料を調達し,加工して完成させるというプロセスは工作そのものであり,良い素材,良い道具,良い作業環境を整えていくことの面白さと,考える事と試すことを繰り返すことでどんどん楽しくなっていくことは,毎日楽しめるホビーです。

 しかもですよ,その予算は食費という絶対神聖な領域から問題なく確保され,その成果物は家族全員の評価にかかり,その上その責任は家族の生殺与奪を握っているというのですから,申し訳ないけどプラモデルや電子工作など足下にも及びません。

 有史以来の長い歴史と世界各地の文化が育てた多彩な広がりを持ち,超高級なものから素朴な家庭料理,はてはインスタントまで揃った,まさに時間と広さと深さを持つ四次元空間に足下はすくみ,めまいが襲ってきます。まさにユニヴァース。

 恐ろしいことに,人間なら誰でも食べないといけないし,ゆえに人類共通の楽しみであり,共有に値する崇高な文化であるというのです。

 ですが,その入り口はとても広く,とても優しい。材料を揃える店は日本中どこにでもあり,朝早くから夜遅くまで開いています。安いものから高級品まで,国産の馴染みのものから輸入された貴重なものまで,いつでもどこでもどんなものでも,手に入ります。

 道具はすでに家にあるでしょう。足りないもの,使いやすいよいものは,後からどんどん揃えて行けばよいのです。

 そして経験。作った経験は少なくとも,食べた経験は生きた年数と同じです。誰だって1つや2つ「うまい!」と思った料理はあるもので,良いお手本を探すことが難しいホビー界にあって,誰にでも「リファレンス」が存在することは,なんと民主的なものかと思います。

 料理をたしなむ人が他のホビーに比べて圧倒的に多いことも感動的です。ああこの層の厚さたるや。マイナーホビーに体が慣れた私など,まるでカバン1つで都会に出てきた田舎の若者のような気分です。困った事があれば親に聞けばいい。ネットで調べれば星の数ほどレシピが出てきます。本当に良いものを,外食という形で知る機会だってあります。一緒に楽しむ仲間も簡単に見つかります。ほら,隣にいるでしょ?
 
 そして,自分も食べる。家族も食べる。うまくすると友人も食べる。わからない,知らない,楽しくない,という冷たい周囲の反応に,自虐趣味を併存させねば精神崩壊を招いてしまうようなマイナー趣味を経験してきた方々には,この裾野の広さが見せる新たな地平に,止まることのない涙を流すことでしょう。

 いいですか,大事な事を言いますよ。こんな素晴らしい作業をですね,誰かに任せてしまうなど,もったいないですよ。自称DIYの人,自称makeの人で,料理をやっていない人は,今後私は似非DIY,似非makeと蔑むことにします。よいですね。

 料理も掃除も,面倒と思うから他の人にやらせようと考えます。でも私は,こんなに楽しい事を,他の人にやらせようとは思いません。

 閑話休題。

 料理をするようになって常用している食材に,いりゴマがあります。私の実家は比較的ゴマを食べる家でしたが,積極的に使うと言うほどでもありませんでした。

 しかし,娘が生まれ,貴重な「好物」としてリストアップされると,食べないときはゴマ,何かと言えばゴマという感じで,食卓に上ることが増えたのです。

 しかしいりゴマは案外賞味期限が短いもので,気が付いたら期限切れになっていたりします。もったいないから,積極的に料理に使うようになるのですが,そうすると新しい発見があり,またゴマを使うようになるわけです。

 おひたしにかけるに始まり,タレを作る,炒め物に入れる,ゴマ味噌をつくる,などを一巡し,しかして気が付くと小皿にいりゴマをとり,少しだけ醤油を垂らして炊きたてご飯にのせて,ハフハフ言いながら食べるという原点に回帰する,この引力のすさまじさ。この小さな粒に,どれだけの質量が潜んでいるのか。

 閑話休題。

 で,そのいりゴマですが,やっぱりすりつぶさないと,おいしくないのです。硬いまま口の中でプチプチと食べるのもいいのですが(実際娘はそれが好き),やっぱり香りが大事です。

 理想的には,粗挽きのすりごまが良くて,香りがしつつ,食感も良いという,ちょうどよい頃合いの挽き具合が望ましいと思います。

 私は指で潰して,すりゴマをつくっていました。力加減で挽き具合を調整出来るのですが,いかんせん不衛生ですし,見た目にもよろしくない。それに粗挽きは出来てますが,細かく挽くことは難しいです。決定的なのは,量が確保出来ずに,結局面倒臭いという事です。

 そこで,ごますり器の出番です。昔ながらの手動のものも趣があってよいのですが,ここはゴマのヘビーイーターである我々の誇りにかけて,電池式の電動タイプを導入すべきところです。

 というのも,実家ではある時期から長きにわたり,電動タイプを使っていたのです。日立製で,単三電池4本で動くものでした。父がゴルフの景品か何かで取ってきたものですが,母にして「この手の景品で最もうちで活躍したもの」と皮肉を込めて言わしめる逸品でした。

 この便利さを知っている私としては,今こそ導入の好機であると宣言し,購入に踏み切ったというわけです。

 調べてみると,今から30年前に実家で使っていたごますり器と,もうほとんど同じものが各社から販売されているようです。中央から斜めに出ている排出口にしても,3段階で挽き具合を調整する仕組みにしても,四角いボタンにしても,全く同じです。

 日立のそれだって,どっかのOEMだったのかも知れません。ロングセラーなんですね。値段も安くて,ものによっては1000円くらいで買えたりします。

 そんな中で異彩を放っているのが,パナソニックのBH-925Pです。見慣れた細長いデザインではなく,まるで醤油さしのような低く太いデザインです。ゴマの排出口は底に出ており,下側からパラパラと落ちる仕組みです。

 挽き具合は無段階で調整可能。片手で,食べ物の上で使う道具ゆえ,重たい単三4本ではなく,単四電池というのも好印象です。しかし他のようにフタの一部の切り欠きから,挽く前のゴマをそのまま出す仕組みはありません。

 他が横並びであるなか,独自性を押し出すパナソニックのごますり器は,それがパナソニックだから許される高価格で販売されています。他が1000円からあるのに,3000円以上で売られているのです。

 まあ,30年前から変わらないOEM品と,2007年に登場した製品とでは,初期投資が全然違いますからね。

 ということで,私は迷わずパナソニックを選択。気になったのはBH-925とBH-925Pの違いです。BH-925は古く2007年の発売,現行機種のBH-925Pは2009年の発売です。すでに旧品のBH-925は販売休止です。

 お値段も売価で僅かに違ったようですが,もしかすると消費税の分だけ違っているのかも知れません。

 違いを探してみますが,よく分かりません。基本機能に違いがないことを確認して購入しましたが,あとで気が付いたのは,BH-925は「National」と書かれているのに,BH-925Pは「Panasonic」と書かれていることです。

 なるほど,ブランドの違いですか。あのブランド統一騒動が,未だに意識されることになるとは,白物家電の息の長さというか,パナソニック(松下電器)の影響力の大きさというか。

 ということで,すっきりしたところで,使ってみます。

 説明書を見ると,最初の使う前に洗うとか,書かれていません。洗わなくてもいいのか,食品を扱うのになあと思ってウスを見ると,なにやらゴミがついています。

 そもそも,こういうプラスチック製品は,金型から取り出す際に剥がれやすいよう,剥離剤を塗ってあるものです。それくらいは拭き取っておかないと気持ち悪いです。

 ということですが,丸洗いは禁止。中性洗剤で拭くのも気が引けたので,説明書通り濡れたティッシュでさっと拭きます。

 手持ちのアルカリ電池を入れて,ゴマを入れスイッチをON。おお,ちゃんと美味しそうなすりゴマがでてきました。しかも,粗挽きにすると私が目指したくらいの,ちょうどいい挽き具合です。

 ならばと一番細かい挽き具合にすると,市販のすりゴマくらいに細かくなってでてきます。しかしちょっと細かすぎですね。油分が多いゴマだと,きっと詰まってしまうでしょう。

 面白いのは,挽き具合を変更しても,それが反映されるには少し間があるという事でしょうか。変更してもしばらくは設定前で出てきます。ここで焦ってしまわず,辛抱してボタンを押すことが肝要です。

 背が低く,太めのデザインは安定も良く,手で引っかけて倒すということもなさそうです。以前実家で使っていたものは,背が高く細いものだったので,良く倒していました。

 気が付いたのは,排出口が株にあるので,底を丸ごと覆うフタが必須である事です。確かにこれがないと,ゴマがこぼれて面倒だとは思いますが,フタを外すのを忘れてボタンを押すと悲惨だし,フタをなくしてしまったり,壊してしまうと困ったことになります。

 それに,そもそもの問題として,食べ物を出す排出口が,一番下の底にあるというのも,抵抗があります。これ,どうにかならんのかと思います。

 他社のものは,排出口は本体中央部から横に出ていますし,未使用時にカスが出てこないように,キャップがついています。テーブルは案外汚れているもので,実家のごますり器の底面も,やっぱり汚れてしまっていました。

 まだこれを使った調理は食べていませんが,このゴマなら,香りと歯ごたえを両立出来ているでしょう。これでどんどんゴマを食べられると,妙な達成感と安堵感が,ゴマの強い引力に引かれる私を正当化していました。

 あ,ゴマを絶賛して,最終的にごますり器に散財したことを言い訳することを意図してはいますが,よく言われる「体にいい」とか「健康食品」とか「ビタミンB1」とか,そういう面倒臭いことはここでは一切触れません。

 といいますのも,私は雑食である人間は,なんでもまんべんなく食べることが一番大事で,体にいいからといって,それだけを狙って食べることは不自然であると思うからです。

 しかるに,それを食べる理由は,おいしいから,で十分であり,それ以上のものは必要ありません。(ご注意頂きたいのは,食べない理由がおいしくない,だけではないということです。おいしいものでも食べてはいけないものも世の中にはたくさんありますからね)

 体にいいから食べる,こんな後ろ向きな理由で口に入れるなんて,なんて寂しいことでしょう。食材となるために消えた命や,それを食べられるようにした人に対して,これほど屈辱的で,これほど高慢な態度があるでしょうか。

 おいしいから食べる。「これうまいなあ」,素直にそう言って,ご飯を頂きましょうよ。

ExtremePROは伊達じゃない

  • 2015/02/09 11:16
  • カテゴリー:散財

 先日,D800からCFカードを抜き,USB3.0経由でデータを吸い上げてからLightroomで現像をしようとすると,2枚ほどデータが壊れて現像できないファイルが出てしまいました。2年近く使い続けて,これは初めてのことです。

 データのサイズは問題ないので,ぱっと見ると問題に気が付きませんが,表示出来ませんからどうしようもありません。もう一度読み出そうと思ったのですが,こんな時に限ってすでにフォーマット済みでした。

 結局あきらめてしまったのですが,データが消えてしまったこと以上に,今後こういうトラブルが頻発すると困るなあと言う不安です。

 私の知り合いのセミプロは,メモリカードはSanDisk以外は使わないと断言していました。物言いがソフトな人なので他の批判をしないのですが,SanDiskに対する絶対の信頼があるという感じです。

 結局NANDフラッシュなんか作っているメーカーが限られているんだから,どこだってにたようなもんだろうと思う一方で,やっぱりプロのカメラマンは躊躇なくSanDiskを選んでいます。プロで安いメモリカードを使っていますという話を,あまり聞きません。

 メモリカードでは写真はうまくなりませんし,画質も変わりません。3000円のメモリカードでも6万円のメモリカードでも,データが吸い出せればそれで同じ働きです。ボディやレンズのようにわかりやすい投資と違い,メモリカードが後回しになるのは,アマチュアの傾向なのかも知れません。

 ですが,こうしてトラブルを経験したり,さらに損害が出てしまうようだと話は変わってきます。これが金銭に直結するプロなら当然のことで,その対応策としてSanDiskを選ぶ事という選択肢が1つしかないと言うことに,ちょっと驚きさえ感じます。

 前置きが長くなりましたが,そんなある日,あるお店のメールマガジンで,SanDiskのExtreme PROの特価がアナウンスされていました。64GBのCFですが,25000円ちょっととのことです。

 確かに安い。しかしメモリカードとしては高い。

 迷いましたが,信頼性と150MB/secの書き込み速度,そして憧れのSanDiskを手にする安心に,購入することにしました。

 買ったものの詳細はSDCFXPS-064G-J61というもので,Extreme PROの64GB,UDMA7のCFです。価格は税込み25500円です。安いでしょ?

 金曜の夜に受け取りましたが,D800での運用はベンチマークを取ってからです。というのは,なんでもSanDiskは偽物が横行しているという話を耳にしたからです。

 偽物が出回るほど人気があるという事ですから,さすがだなあと思うのですが,メモリカードですから見た目の違いは分かりにくく,使えてしまえば偽物に気が付かない場合も多いでしょう。

 正規品らしい値段で買えば偽物の可能性は低いですが,私が買った値段くらいだと十分に偽物の可能性があります。見破る方法はやはり速度を測定すること。特に書き込み速度を見ることです。

 まあ,まともな店で買っていますし,滅多なことはないと思いますが,何が起こるかわからんのが世の中ですので,さっさとベンチマークです。

 しかし,時間のないときに限ってすんなりいかないものです。

 まず,私のMacBookProでUSB3.0のExpressカードが認識しません。Yosemiteに移行してから何度か使っているので,おかしいなと思いつつ,もしかすると先日の10.10.2(ややこしいなあ)へのアップデートで,動かなくなったのかも知れません。

 こういう場合,さっさとMultiBeastの最新版をインストールです。昨年11月にインストールした際のバージョンは7.02でしたが,最新版は7.2に上がっていて,10.10.2に正式対応していました。

 せっかくですから,USB3.0のGenericドライバ以外に,eSATAのドライバと,SSDのTrimイネーブラもインストールしておきましょう。

 これでようやくUSB3.0が動くようになり,カードリーダを取り付けて早速CFカードを差し込みます。無事にマウントしますが,ベンチマークを取り始めると,なにやら速度が全然出ていません。

 うわー,偽物かよーと絶望しかけましたが,Macでフォーマットをかけます。もう一度ベンチマークを取りますが,結果は変わりません。

 今度こそ偽物か!と涙目になりながら,念のためD800でフォーマットしてからベンチマークを取ると,あら不思議,爆速です。D800でのフォーマットもやたらと速かったので,偽物という可能性は低いでしょう。

 何だかよく分かりませんが,いつものようにXbenchで測定したベンチマーク結果です。古いCFカードはWINTECHの64GB,新しいものはSanDiskのExtremePROの64GB(SDCFXPS-064G-J61)です。

・SanDisk Extreme PRO
Sequential
Uncached Write123.72 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write109.21 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read6.35 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read124.42 MB/sec [256K blocks]
Random
Uncached Write1.79 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write53.84 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read5.04 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read33.57 MB/sec [256K blocks]


・WINTECH
Sequential
Uncached Write27.02 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write25.58 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read5.45 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read92.42 MB/sec [256K blocks]
Random
Uncached Write0.88 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write13.91 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read4.35 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read52.79 MB/sec [256K blocks]


 おお,SanDisk,さすがですね。シーケンシャルな読み書きで120MB/secを越えています。UDMA7は166MB/sec,UDMA6でも133MB/secですから,ほぼ目一杯の速度が出ていると言う感じでしょう。

 ランダムでも,読み書きで50MB/sec越えです。これもかなりハイスペックです。

 これまでに使っていたWINTECH(リード90MB/sec,ライト45MB/sec)と比べてみますが,リードは90MB/secくらい出ていますけども,ライトで27MB/secですから,やっぱり遅いと感じますね。まあ値段は1万円以下でしたから,そんなに悪いものではないと思いますが・・・

 で,この値もOSのバージョンやドライバが違っているので公平ではありません。こそこで以前のWINTECHの値を再掲します。


Sequential
Uncached Write 31.51 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 30.81 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 6.28 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 92.46 MB/sec [256K blocks]
Random
Uncached Write 0.80 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 17.27 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 4.90 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 54.03 MB/sec [256K blocks]


 これを見ていると,特に書き込み時の速度が落ちていることが分かりますが,そんなに大差はないという感じです。傾向としてすべての数値が落ちていますから,OSの影響は否定できません。

 しかし,この傾向を織り込んでも,SanDiskの速度は際立っています。

 ちょっと撮影に使って見ましたが,撮影後の書き込み時間がとにかく速く,ストレスフリーです。特に連写時の待ち時間がないのが素晴らしいです。

 実は,WINTECHのカードで連写をし,書き込みが終わらない間にプレビューして拡大すると,フォーカスのある部分とは全然違う部分が拡大されるというトラブルが出ていました。

 フォーカスがきちんと来ているかどうかを確認したくて拡大するわけですから,全然違う部分が出てきても役に立たず,しかも方向キーで場所を探してもなかなかたどり着くことが出来ずに,結局書き込みが完了するまで待つことが多かったのです。

 こういう連写での問題を根本的に解決するには,やはり高速なメモリカードを使うのが一番です。

 高い信頼性と安心感,高速でストレスフリー,そして確実に出ていたトラブルが解決と,思った以上に効果がありました。SanDiskにしてから,以後ずっと他のメーカーは使っていないという人が結構いるのも,頷ける話です。

 WINTECHのカードも悪いものではありませんし,なんといっても64GBもあるので,このまま引退させるには惜しいのですが,Q7にしてもGRにしても,SDカードですので使えません。

 他にCFのカメラって・・・D2Hしかありませんが,400万画素のカメラで64GBなんて必要なく,どうしたものかなあと思ったりします。

 USBメモリの代わりに使おうと思っても,リーダが出先にないのがほとんどですので却下,SSDの代わりに使うには少ないですし・・・

 ああ,そういえば以前,SCSIのHDDをエミュレートする基板を買ってありました。これはCFをSCSIにするもので,1990年代の古いパソコンを復活させるときに使おうと思っていたのです。これに使おうか!

 ・・・しかし,当時のHDDは100MB以下が普通。64GBなんて奢っても,使わない領域がたくさん出てオシマイですね。もったいない。

 うーん,やっぱりD2Hで使うのがよさそうですね。

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