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カテゴリー「散財」の検索結果は以下のとおりです。

もう一度こんにちはPS3

  • 2014/06/30 12:46
  • カテゴリー:散財

 PS4も世に出ているこのご時世に,あえて先日PS3を買いました。

 2012年の8月に最初に買ったPS3が壊れたことを艦長日誌に書いていたのですが,あれから約2年,別に何かしようと思っていたわけではないのですが,買うことにしました。

 というのも,PS3が出てからもPS2が長く利益に貢献していた話と違い,PS4が好調ゆえにコストも下げ止まったPS3は案外早く生産中止になるのではないかと,勝手に思ったのです。

 別にPS3なんかなくなっても痛くもかゆくもないと言いたいところなのですが,実はダウンロードで購入したゲームが2つほどあり,これを手元にとっておくため,本体を今のうちに買わないといけないと思っていたのです。

 DVD-ROMなりBDのパッケージメディアで供給されるゲームであっても,結局本体がないと動かせないわけですから,ダウンロードであるかどうかどうかはあまり関係ないような気もしますが,なにせ買ったゲームが手元にあるかないか,というのは気分的に結構な問題なので,ちゃんとダウンロードが出来るうちに,いずれ買えなくなる本体を買っておく必要を感じていたわけです。

 で,24000円ほどで買えた本体ですが,随分随分小さくなっていると思いましたが,それでも安っぽくなっていないあたり,さすがだなあと思いました。ドライブはトップローディングに変わっていましたが,フタはボタンを押すとシュッと小気味良く左側にスライドしますし,開いたフタを右側にスライドすれば,まるで吸い込まれるようにシュッと閉じます。これは癖になる感覚です。

 動き出せばそれはもうただのPS3です。特に以前のPS3に比べて変わったところはありません。それがまたゲームコンソールのいい所でもあり,面白くないところでもあるわけですが・・・

 とりあえずPSNにログイン,PlaystationStoreから購入済みのゲームソフトを再ダウンロードして,遊べることを確認しました。そして,ついでにゲームのラインナップをざっと眺めてみました。

 モデル末期の最後の輝きとも言える,きら星の如く瞬くギャルゲーの数におののきつつ,案外昔のゲームが多いことに気が付きます。そうなんですね,これがまたオッサンホイホイなわけで,価格も安く,今どきのゲームにどっから手を付ければいいか分からない我々の世代でも,即楽しめるのが,20年ほど前のゲームなわけです。


 今さらDAYTONA USAなんか面白いのか,と思うのですが,824円だったので買ってみました。いやはや,おもしろいですよ。レースゲームならグランツーリスモ6があるのですが,ここまで真面目でストイックだと本当のマニアしか,面白いと思えるレベルまでやり込めません。

 でもDAYTONA USAなら,およそ実写の感覚とは違う「別の乗り物」でかっ飛ばす爽快感があり,短時間で遊べることも非常に楽しいです。思うに,やはりアーケード向けに練り上げられたゲームは,短時間で確実に愉しんでもらう工夫に満ちあふれているなあと・・・ああ,いい時代だったなあ・・・

 で,ここで1つ気が付いた事があります。ギャラクシーフォースIIもダウンロード出来るようになっていましたが,これってPS2版そのものなんですね。

 事象ギャラクシーフォースマニアの私としては,これは一応買っておく必要があります。ダウンロードして遊んで見ると,やはりPS2版そのままです。画面はもちろん,メニューの構成などもそのままです。

 ここでピンとくるものがあります。PS3で走る,PS2の互換機能をソフトで実現出来るのかどうか,です。

 初代PS3は,PS2と同じチップを内蔵して,力業でPS2との互換性を持っていました。いわばPS2をそのまま内蔵したこの構成は高コストであり,次の世代からは省かれてしまったのです。

 多くのユーザーは,高いコストをかけてまでこだわったPS2の互換性が簡単になくなるわけはないから,ハードによる互換性が省かれたのはきっとソフトによる互換性に目処がついたからだと思いましたし,毎度多くの機能が実装されるアップデートが頻繁に行われている事も考えると,そのうち標準機能になるだろうと思っていたはずです。

 しかし,実際に,PS2の互換性が復活することはありませんでした。

 数年前まで,やっぱりソフトによるPS2互換は技術的に難しいから出来ないのだ,という話もあったり,いやいや技術的には可能なはずだと反論があったりと,なかなかホットな議論がありました。技術論もさることながら,「SCEがエミュレータ技術に長けたエンジニアを募集している」といった話も出てきて,いちいち一喜一憂したものです。

 私自身は,この艦長日誌で,PS2互換を実現するためになにが一番大変で,それは技術的に打破可能なのかどうかを考察したことがありました。結論として,技術的には十分可能と書きました。

 しかし,その考察が正しかったことを示してくれるはずの,PS2互換は結局実現しなかったのです。そして2014年,もうそんな話が合ったことすら,すっかり忘れていました。

 それが,PS2版そのままのギャラクシーフォースIIを見て思いだしたのです。これこそ,まさにPS2互換機能だ,と。

 今さらこんな話で恐縮なのですが,そうなんです。PS2互換はすでに実現していたのです。ただ,その使い方は,PS3の機能拡張ではなく,PS3のコンテンツを増やすためだったというわけです。

 もちろん,PS2互換機能が,互換というには厳しい互換性しか持てなかったせいかもしれません。性能面では十分ではあっても,すべてのPS2ソフトの動作検証を行う為のお金と時間がかかりすぎたせいかも知れません。

 だから,特定のPS2ソフトをPS3のソフトとして動かすための仕組みとして使うようにしたのかもしれません。

 でも,SCEの人材募集に応募して,PS2互換の実現に邁進したエンジニアが,その成果物をこんな限定的な使われ方で済んでしまい,しかも大して話題にもならずに終わってしまったことに,私はちょっと不憫なものを感じます。

 今からでも遅くはないので,PS2互換を入れて欲しいなあと思います。最後の大型アップデートとして,PS3をこれまでのPSの集大成として末永く使うため,ぜひお願いしたいです。

PENTAX Q7を手に入れた

  • 2014/06/10 10:08
  • カテゴリー:散財

 PENTAX Q7を買いました。色は,オリーブドラブに黒の張り皮という組み合わせを狙ってオーダーしました。

 急にQ7?

 そうなんです。初代PENTAX Qを持っている私ですが,すっかり出番が減っていて,ほとんど使う事もなくなっているのですが,そんな中でさらにQマウント機に投資というのは,結構悩むものがあります。

 ですが,年末に08WIDE ZOOMを買ったものの,これが稼働していないことはさらに残念なことであり,しかもセンササイズの関係でQよりはQ7でないと,このレンズのうまみが引き出せないということから,いつかはQ7を買おうと思っていました。

 とはいえ,Q7もなかなか高価で,簡単に買うことは出来ません。それがここしばらく,レンズキット(02が入っています)で3万円とかなり下がってきており,買ってみようという気持ちになっていました。

 普通,レギュラーカラーなら3万円で出ていても,オーダーカラーで3万円はなかなかないのですが,私がお願いしたお店はオーダーカラーでも3万円でした。

 Q7やQ10は表面がプラスチックですので,あまり黒とか銀色にこだわる必要もなく,それなら欲しい色を頼んでみようずっと思っていましたが,価格が3万円ということなら非常に好都合です。

 Qマウントのレンズは,おそらくイメージサークルが1/1.7が最大ではないかと勝手に思っているので,これ以上待っていてもQ7から劇的に改良されたモデルというのは出にくいだろうと思います。画素数も別に必要ではありませんし。

 そうすると,ここらでQ7を買っておいた方がいいんじゃないかと。買ったわけです。

 まだあんまり使っていませんが,良いと思う点といまいち,と思う点がいろいろ混じったカメラでした。

・たたずまい

 Qのような凝縮感は薄く,ちょっと大雑把な印象がある外観ですが,これはこれで十分格好がいいです。角が丸くなったあたりなどはデザインとして秀逸で,私はここが一番気に入っています。

 ただ,Qにもいえることですが,レンズを付けた状態で格好いいものって,なかなかないのです。実はボディーキャップを取り付けた状態が一番格好がよいと思っています。

 Qよりも一回り大きな感じがするのですが,そのせいもあっててにはよく馴染むようになりました。ぱっと手に取ったときの自然さは,Q7の方がはるかに上です。これから写真を撮るぞと言う,そんな気持ちになります。


・外観

 Qと並べてしげしげと見比べて見たのですが,Qよりも一回り大きく,しかしQとねじ穴の位置まで同じなんですね。LCDもHDMIのコネクタも,外側のプラスチックの皮1枚分だけ奥まったところにあったりして,なんだかQにカバーを付けたようなだけのような気がします。

 もしかすると,Q7を分解してQの筐体に入れる事が出来たり,あるいはQの外側をQ7にはめ込んだり出来たりしないかなーなんて考えたりしました。

・AFモード

 初代Qは25点セレクトでAFを使っていましたが,Q7はこれが廃止されているんですね。探し回ったのですが,結局これはオートに置き換わっていました。えー,困ったなあと思ったのですが,使って見るとオートの方がはるかに便利です。

 25点セレクトは本当に25点を動かさないと行けないのですが,オートであれば25点のうち9点分のエリアを大雑把に選ぶだけですので,楽にエリアを選択できて,素早い操作が可能です。Qにこの機能が欲しいと思いました。

・レスポンス

 Q7が出た時,レスポンスが良くなったと書かれていました。私も結構期待したのですが,これは期待外れに終わった気がします。起動時の待ち時間もそんなに向上した感じはないし,撮影時のサクサク感も,確かに良くはなっていますが,意識するほどの向上ではありません。

 メモリカードが古いもので,class10でもそんなに高速ではないから,書き込み時間で待たされているような気もしますが,いずれにしてもD800やGRという使い慣れたカメラに比べて,Q7はやっぱり遅すぎて,ちょっとイライラさせられる感じです。

・手ぶれ補正

 初代Qにもあった機能ですが,センササイズが大きくなってもちゃんと手ぶれ補正が搭載されているというのは大したものです。なんでも,この手ぶれ補正はリニアモーターではなく,ステッピングモーターでやってるそうなのですが,追従性とか分解能とか大丈夫なんだろうかとちょっと心配になりました。まあ実際問題はなにもないのですが・・・

・高感度の画質

 ISO設定が12800まで出来るようになったし,センササイズが大きくなったこと,そもそもQよりも後の機種だけに,きっと高感度の画質も向上しているものだろうと期待していました。

 さすがにISO12800までは無理だとしても,ISO6400まではギリギリなんとかOK,常用範囲としてISO3200までは使えるのではないかと思っていました。QはISO1600がギリギリでしたから。

 ところがQ7を実際に使ってみると,ISO6400は全く駄目,ISO3200もノイズと潰れがひどく,実用域ではありません。結局Qと同じくISO1600を上限としました。ノイズや解像度というわかりやすいところで評価した結果であり,まだきちんとRAWからの現像を行っていない現時点でコントラストや発色について確認出来ていません。もしかすると,Qに比べてコントラストや発色といった,自然な補正がなかなか難しい劣化が改善されていて,案外高感度域が工夫次第で使えたりするかも知れません。

 思えば,QではISO1600でもコントラストの低下と退色がひどく,これを補正するには本当に骨が折れました。その意味ではISO800くらいが普通に使える限界だったわけですが,Q7のISO800はまだまだ余裕を感じる画質でした。

・動画

 私はデジタルカメラは静止画がメインで,動画はお遊びですが,実はQの動画って使って見ると便利だなと思うことが多くありました。手ぶれ補正がしっかりきいて,撮影のスタートとストップの反応もまずまず,室内の撮影でも色が破綻しないで,結構踏ん張ってくれます。

 それに,被写体が動き回るときにセンササイズが小さいQは,フォーカスのあう範囲が大きいので,ラフに撮影しても失敗しません。これがAPS-CのGRや,フルサイズのD800だと,ちょっと動かれるとぼけてしまうので,あまりうまく撮影出来ません。

 ということで,実はお遊びで撮影したQの動画は,結構記録として楽しいもので,しばらく建って見返すと,撮っておいて良かったなあと思うことが多いのです。

 もちろん,フルHDとはいえ30fpsまで,フォーマットもAVCですから,画質は大したことはありません。しかし,超広角ズームで動画を撮るという事だけでも,Qというシステムは面白いものだと思います。

 Q7もこの利点は継承していて(というより改良もされずに放置されたと言うべきか),センササイズが若干大きくなったことでさらに画角が広がり,超広角ズームの面白さが際立った感じです。それゆえに難易度は急激に上がった気がします。

 という感じで,Qに比べて格段に良くなったQ7ですが,デジカメとしてのQ7の絶対位置を改めて考えてみると,これは申し訳ないけど中の下,という感じです。レスポンス,画質,使い勝手など,Qに対する正常進化には納得するも,その到達点は2014年としては物足りず,過度な期待は禁物かなと思います。

 Q7登場時のレビューも,みんな手放しで褒めているんですが,なんだか上滑り感があるというか,根拠が今ひとつはっきりしないというか,同じ褒めるでも歯切れの悪い褒め方をするという感じがして,ちょっと微妙だなと思っていたのですが,その理由が分かった気がします。

 個人的には,デザインはQ7の方がいいんですが,質感や密度感はQが圧倒的に上で,Q7の上位機種としてQのような剛性感のあるマグネシウム筐体に,もっと高画質を奢ったものが,あってもいいんじゃないかなと思いました。

 Qの面白さは,そのレンズにあると思います。私はトイレンズが使いこなせない人なのであまり感心はありませんが,01,06,08といった画質に定評のあるレンズは,使っていても実も面白いです。そのレンズの性能をもっともっと生かせるボディが出ることを,願ってやみません。

 そんなこといいつつ,ここ最近はQ7にフード付きの08ばかりで写真を撮っています。オリーブドラブに黒の張り皮は,もっと緑色が深いと精悍さが出るんじゃないかと思いますし,そもそもプラスチックの筐体の角は丸く,その点でもキヤノンF-1のオリーブドラブとは全然違うものなのですが,このちょっとオモチャっぽい感じはそれなりによくて,ストラップなしで右手で「わしっ」と掴んで歩くのがとてもうれしいのです。

 派手に広がった花形フードに太いレンズは,まるで大型一眼レフに高級なレンズを取り付けた印象をそのままミニチュアサイズにした感じで,私などは使い終わった後にわざと片付けずに,ノートPCの上にぽんと放置しています。

 これが眼に入ると,「あ,格好いいな」と思うのですが,それがQ7の,他にはない楽しみ方だなあと思ったりします。

 Qの時にも書きましたが,この小さいセンササイズで,レンズ交換式というのがQの最大の面白さです。ペンタックスは無謀にもまた複数のマウントを保有するカメラメーカーの道を選んだのですが,いろいろしんどい世の中でも良いレンズをちゃんと出してくれていることは,本当によく頑張っていると思います。

 Qマウントが,例えばタムロンやシグマといったレンズメーカーでサポートされる可能性を考えている人はほとんどいないと思いますし,当のペンタックスだっていつまでやってくれるか分かったものではありませんが,それはそれ。この際Q7に08で超広角専用デジカメという割り切りをしても,その存在理由は十分かも知れません。

PIXUS PRO-100を買いました

  • 2014/05/26 16:56
  • カテゴリー:散財

 先日,時間をかけてPM-G850の廃インクパッドを交換して,まだ使える状態にしたわけですが,いつ壊れるか分からないような古い機種を,高額なインク代を支払い続けて使うというのは不自然だなと感じて,買い換えることにしました。

 私がプリンタに求める機能は,写真印刷です。昨今,写真屋さんでの印刷が,安くて綺麗なものになってきていて,家で印刷する必要性がなくなってきているといいます。

 とはいえ,写真屋さんが得意とするのはあくまでL版と呼ばれるサイズです。このサイズより大きいものやちょっと変わったことをお願いすると,結構高額になりますし,その場で印刷してくれるわけではないですから,もし思ったままになっていなかったらやり直しで,お金も時間も無駄になってしまいます。

 L版で,しかも普通のコンパクトデジカメを撮って出しのJPEGで使う限りは,写真屋さんの印刷サービスが最善でしょう。でも,写真が好きな人はこれにとどまりません。

 そういう,趣味で写真をやっている人のために,写真印刷に特化したプリンタがちゃんと用意されています。台数が出ませんし,特殊な機械なので高価ですが,見方を変えると1万円程度の安いプリンタで出来る事は,もう写真屋さんに任せた方がよい時代になったと言うことでしょう。

 こうした特殊なプリンタで出来る事は,確かに写真屋さんが苦手とすることです。

 四つ切りやA3の印刷は,写真屋さんに頼むとビックリするほど高価ですし,時間もかかります。

 写真用紙はサイズだけではなく,厚みや発色,表面処理の違いもあるし,もちろん価格によってもたくさんの種類があります。これらを適切に選び,自分の意志を作品に反映するなら,もう写真屋さんに任せられません。

 モノクロ印刷は,銀塩時代もそうでしたが,人の手を介して印刷されるのでこれもやっぱりお金がかかります。トリミングも印刷まで自分でやるから思い通りに出来るし,ホワイトバランスも露光量もコントラストも,機械任せにしないで自分で積極的に調整したいなら,印刷まで手元で出来た方がよいのです。

 これら面倒なことを楽しいと思えるのがまた趣味のいいところで,そうした少数派の人々に向けたプリンタが買えることは,とてもありがたいことです。

 ですが,さすがに品種は少なく。実質的な選択肢はエプソンとキヤノンだけです。

 エプソンは現行機種が世代的に古いですし,今回はエプソンはパス。キヤノンは2年ほど前に登場したPIXUS PROシリーズが今でも好評で,もう好き嫌いの問題ではなく,写真を趣味とするならキヤノンしか選択肢がないといってよいでしょう。

 PISUX PROシリーズは,プロ用のPRO-1,顔料インクを使ったハイアマ用のPRO-10,染料インクを使ったハイアマ用のPRO-100の3つがありますが,私は写真は染料インクの方がよいと思っていますので,もう選択肢はありません。

 そのPIXUS PRO-100は,今は43000円ほどで売られています。6万円くらいで売られていたものが,随分値下がりしたものです。それでも4万円を超えるプリンタは,相場としては非常に高額であり,その事はむしろ,価格は問題じゃないという趣味人の想いに応えてくれそうな期待を生みます。

 PIXUS PRO-100は,A3ノビまで印刷可能な大型機です。重量は実に20kgもあり,横幅も80cm近くになります。

 8色のインクはカラーはもちろん,モノクロ印刷にも十分な性能を発揮し,有線/無線のLANを持ちます。様々な写真用紙のICCプロファイルが用意されており,Photoshopやlightroomなどの現像ソフトとの連携も考慮された,まさにハイアマチュア向きのプリンタです。

 PM-G850から置き換えて,これに買い換えようと思ったのですが,ちょうど年明けの住宅ローン減税の還付金が手つかずになっていたので,これで買うことにします。

 果たして,届いた段ボール箱は巨大でした。娘が二人すっぽりと入る大きさの箱は,油断していると腰を悪くするような重量で,一人で動かすと汗が出ます。

 しかも,PM-G850が収まっているラックのサイズは70cmで,横幅はギリギリなんとかなりそうでも,そこに収めるのに立てても横にしても斜めにしても入ってくれません。20kg大きな塊を抱えて悪戦苦闘しているうちに,私はくじけてしまいました。

 そんなこんなで,床に置いて使う事にしました。邪魔です・・・

 さっさとセットアップを行い,印刷をしてみます。気に入って買い置きしてある富士フイルムの画彩PROに印刷してみますが,きっと何度も何度も印刷をして調整をしないといけないのだろうと思っていたら,最初からもう問題のない結果が得られました。

 PM-G850の印刷結果と比べて見ますと,明るさや色合いはほぼ同じで画面の状態とのズレは小さいです。しかしPM-G850に比べると,暗部の再現性が良くて,濃い部分と薄い部分の範囲が広いのがわかります。色の再現性も良くて,しっかりと色が乗っている部分もちゃんと印刷できています。

 感じた事は,PM-G850が案外検討していたということです。確かに設定を追い込みましたが,自分の思ったとおりに印刷が出来るようになってからは,特に問題を感じていませんでした。

 PRO-100をほとんど買ったままの状態で印刷したものと比べて見て,比べて見ないと分からないレベルでしか差がないという現実を見て,PM-G850を結構上手に使いこなしていたんだなあと思った次第です。

 画質以外に感じた事をちょっと書いておきます。

 インクの乾きは,PM-G850に比べると遅いです。といいますか,一晩で色が随分変わります。PM-G850では,2時間もあればもう実用上問題のない程度に乾いたのですが,PRO-100ではそうはいきません。

 印刷速度は,安念ながらあまり変わりません。計ったわけではありませんが,PM-G850に比べて速いという印象はなく,速度面での進歩を期待したのは間違いでした。

 大型機ですから,大きな紙を扱えるのは当然として,実はシートフィーダーにストックできる紙の枚数がもっと多いと期待していました。しかし,PM-G850とあまり変わらず,50枚程度です。

 それと,フタを開けると印刷が出来ません。PM-G850の場合は,フタを開けても印刷が出来ていて,ヘッドの動きを見る事ができたのですが,PRO-100はそういうことは出来ません。迂闊に開けると印刷が止まるので,注意が必要です。

 ネットワーク接続は便利ですね。無線LANなら電源だけ考えればいいのですから,結構なことです。私は有線LANで繋いでいますが,USBのようにいちいちMacに差し込んで使うと言うことをせずとも,繋ぎっぱなしでOKですし,複数のマシンから印刷が出来るようになる便利さは,やはりネットワークならではかなと思います。

 あと,全く期待していなかったのですが,プレミアムコンテンツに良いものがダウンロードできました。エリック・カールのペーパークラフトなど,有償ダウンロードでも良いくらいです。

 ライン忍具コストに付いてはまだわかりません。ですが,六つ切りを1枚,2Lを数枚,はがきを40枚ほど印刷したところで,インクは全く減っていませんでした。PM-G850なら,ここでライトマゼンタやライトシアンが空っぽになってしまうので,最終的なコストは別にして,インクの交換頻度は少なくなりそうです。

 ということで,まだ動き出して数日のPIXUS PRO-100ですが,まだちょっとしたクセが見抜けず,時々期待した色にならなかったり,暗くなったりします。写真用紙の相性も気になるところで,まずは純正用紙での印刷がどんなものか,見てみることにします。

 あと,せっかくA3ノビのプリンタを買ったのですから,四つ切りを印刷してみたいです。六つ切りと四つ切りでは全然違いますので,楽しみです。

 繰り返しになりますが,PRO-100が使えるプリンタであることと同時に,PM-G850が検討していたことが意外でした。捨てようかと思っていましたが,まだ予備のインクもありますし,嫁さんも使いたいと言っていますので,もうしばらく置いておくことにします。
 

最後のポケコンは新品で

  • 2014/04/18 14:37
  • カテゴリー:散財

 私が「キーのいっぱいついている」「小さな液晶画面」のついた機器が昔から大好きなことはここにも何度か書いていますが,冷静に考えるとどちらも時代に逆行しており,キーはなくなる方向に,画面は大きくなる方向に向かっているなかで,こうしたものを目にすることが,そもそも少なくなっているように思います。

 まず,家庭に電話機がなくなりましたよね。電卓もあまり見なくなりましたし,携帯電話からテンキーが消えて久しいです。

 せいぜいテレビのリモコンくらいかなと思いますが,あれだって歓迎されているわけではなく,みんな古くさいなあと思って見ているんじゃないでしょうか。

 そして,最もレガシーで絶滅寸前なのが,ポケコンです。

 関数電卓にプログラム機能が搭載されたのが1970年代の後半で,プログラムを記述する言語に当時わかりやすくて覚えやすく,そこそこ何でも出来る言語として人気だったBASICを搭載したものが1980年代初頭に登場しました。

 BASICを搭載してプログラムが組めれば,それはもう当時のパソコン並です。当時はBASICをはじめとする高級言語が走るコンピュータを個人で持つことが夢だった時代ですので,それが関数電卓の進化形であったという出自はさておき,小さく安く,そして電池で動いて,しかも電源を切ってもプログラムが消えないので高価な外部記憶装置がなくても便利に使えるポケットコンピュータは,それまでの工業高校や理系の大学生,専門家から一気に「パソコンが買えない人々」をユーザーにし,彼らを虜にしたのです。

 学生は言うに及ばず,専門家は計算をする道具としてポケコンを使いますので,それは目的でも楽しみでもありません。しかし,パソコン代わりに買ったマニア達は,それを触ること自身を目的として楽しんでいました。

 楽しんでいる人は強いです。ゲームなどのプログラムが多く作られ,内部解析が進み,マシン語によるプログラミングやハードウェアの改造や拡張が行われ,そしてその成果が当時唯一の情報交換手段であった雑誌に掲載されて,独特のコミュニティーを形成していました。

 小さい事,遅いことなどの,ポケコンにまつわる制約は,むしろそれを「登るべき山」と積極的に克服し楽しむ傾向が強く,高い技術力を持つ先駆者達が切り開いた新しい地平を,多くのフォロワーが共に進んでいたような時代でした。

 メーカーもそうした動きに好意的だったように思えて,ファンクラブを主催したり,機能強化した新機種を投入したりと,実質2社体制による競争原理と相まって,活気にあふれていました。

 しかし,ポケコンはあまりに制約が多すぎましたし,パソコンの進化とは別の道を進むことになってしまい,客観的に見て1980年代後半のポケコンのマニアは,ちょっと他のパソコンのマニアとは異質で,悪く言えば孤立したコロニーを形成していたように思います。

 マニアがポケコンを夢中で触っていた1980年代の後半,すでにパソコンの高級言語はBASICインタプリタからCコンパイラに移行し,そもそもプログラムを自分で作ることは一般的ではなくなっていました。

 自分がしたいことを実現するアプリケーションソフトを購入し,それを実行する環境として,パソコンが使われていた時代になるに至って,ポケコンの存在意義は徐々に薄れていきました。

 一方で,小さい事は通学の負担を軽く,安いことは教材として経済的な負担を軽く,わかりやすいBASICが即使える事は初心者がプログラミングを学ぶには最適であるという点が評価され,工業高校や専門学校の教育用の個人用コンピュータとして,使われる事が主流になっていきます。

 現在はどうかというと,すでにカシオは撤退,シャープも教材用に1機種のみを残すのみとなっていますが,これも登場からすでに5年ほど経過していますし,そもそもオリジナルは18年も前に出たもので,これをちょこちょことマイナーチェンジしたものが今も出ていると言う状況を考えると,教材を安易に廃止できないという社会的責任から細々と続けているという印象が拭えません。

 それでも,かつてあの小さな液晶画面に広大な宇宙を見た私のようなオッサンは,ポケコンがまだ新品で買えると言うことを,とてもうれしく思うわけです。

 しかし,それも,もう風前の灯火という感じです。唯一の現行機種は2009年に登場したPC-G850VSで,これは1996年に登場したPC-G850のマイナーチェンジ版です。噂ではすでに生産は中止されており,在庫のみになっているという話です。

 ですが,経済的にいろいろ厳しい状況にありがちな高校生が,一人一台自由に使えて,しかも家でも学校でも持ち歩く事が出来るコンピュータを,わずか15000円で手に入れる事が出来るというのは非常によいことで,ポケコンならではのメリットがもう少し評価されればいいなと個人的には思っています。

 あと,あまりクローズアップされないのですが,ポケコンのBASICはもともと関数電卓だったなごりもあり,計算の精度が電卓並みなのです。当たり前と思うかも知れませんが,これがパソコンのBASICだと適当に丸められたりして,科学技術計算にはちょっと使えないような精度のものもあるのです。ポケコンは安くとも,そのあたりは完璧ですので,計算結果が黙って信用出来るという安心感は,特に教育用途には必須と言えるかも知れません。

 そんなわけで,ポケコンは主に工業高校の教材として教育機関系の販路でしか買えないものになっていますから,小売店では買えません。それに,大学進学率の向上と少子化の影響もあるそうで,この先市場は小さくなるばかりですから,新機種はもとより,現行機種もいつ買えなくなるかわかったものではありません。

 PC-G850Vという1つ前の機種は,PICマイコンのアセンブラを内蔵したことが売りの1つだった関係で,一部の電子部品屋さんでも店頭販売されていましたが,そのPICも今や時代遅れになり,現行機種のPC-G850VSでは機能こそ残っていますが,マニュアルの記載はほとんど削除されており,電子部品屋さんでの販売も見かけなくなっています。

 随分ポケコンと遊んできた私としては,今ここで最終機種を買っておかないと行けないだろうと,PC-G850VSを買うべく,行動を開始しました。

 解決策は案外簡単に見つかり,東京のある教材屋さんが在庫を持っていて,我々のような一般への小売りも応じてくれることがわかりました。ただ,前述のように製造中止の話も出ていたくらいですから,在庫がなければもうアウトでしょう。

 メールで問い合わせると,うれしいことに在庫ありです。値段もいわゆる定価に送料ですから,電子部品屋さんの店頭販売価格よりも随分安く買えます。

 グダグダしていても仕方がないので,速攻で注文,代金を振り込んだら,翌々日には手もとに届きました。

 早速,いつものようにレビューでもするか,と思ったのですが,昨夜ちょっと触った限り,特に取り立てて書くこともないんですね。確かにZ80を使ったポケコンであるPC-1600KやPC-E200に比べて進化していますが,ポケコンという本質が変わるわけでもなく,またオリジナルが10世紀生まれという古くささも拭えないので,あまり感動もないのです。

 大きさはもはやポケコンとは言えないくらいに分厚くなりました。下手をするとPC-1600K並の分厚さになっているんじゃないでしょうか。

 玩具にありがちな厚ぼったい感じは,学生の乱暴な使い方に耐えるための堅牢性追求の結果でしょうが,かつてのポケコンが持っていた凝縮感であるとか,洗練された感じは皆無で,使っていてもあまりうれしくありません。

 画面はフルグラフィックになりましたが,そんなことより6行表示が可能になったことが素晴らしいです。キーは大変使いやすく,これは満点を上げたいです。

 電池を入れるとPC-E200でよく見たリセットの画面が表示されますが,動き出せばそれはもうRUNモードとPROモードを切り替えて使うポケコンそのものです。

 それともう1つ残念な事は,これまでポケコンを買うと,メモリ増設などの改造を必ず行ったものですが,PC-G850VSについては全く改造の余地がないということです。

 PC-E500系のマシンなら,大容量メモリの搭載も可能ですが,Z80を内蔵するPC-E200はよく言えば素直,悪く言えば改造の余地のないマシンで,特にRAMは32kByteから全く増やすことが出来ません。

 外部記憶装置についてもカセットの入出力も廃止になっていますし,本体内蔵RAMのバッテリーバックアップもなくなっていますので,かなり割り切って使う事になりそうです。

 BEEPも出ませんが,これは教室でみんながピーピーやるとうるさくてかないませんし,やむを得ないのかなと思います。

 PC-G850VSのC言語は,カシオのVX-4のようなインタプリタではなく,一応コンパイルをして動かすセミコンパイラ方式と呼ばれるものが搭載されています。とはいえ,C言語の文法をちょこっと覚える程度のものだという点ではそんなに違いはないように思いますし,これで実用的なソフトを書くということは,あまり想定されていないように思います。

 これは,CASLとZ80それぞれのアセンブラにも言えて,結局まともに使えるのはBASICだろうという話になりますが,メモリマップやシステム構成,BASICの文法を見てもそれは1980年代のマシンであり,悪い意味ではなく生きた化石と言えるような気がします。

 個人的には,結局1980年代から進化していないならば,もっと小さくもっと安く作ることが出来るんじゃなかろうかと思いますが,そこは教育向けで数の小さい世界ですから,仕方がありません。

 ということで,おそらくこれで私のポケコンコレクションは最後になると思います。PC-1245はすでに液晶が死んでしまってほぼ使い物になりませんし,X-07も同じように液晶が駄目になっています。

 10年ほど前にPC-1261などがとても高価な値段で取引されていたことがありましたが,そんなポケコンも液晶がもう軒並み死んでいるんじゃないかと思います。

 当時のマシンには素晴らしいものが多くて,私も欲しいとは思いますが,機能的にも思想的にもそんなに代わらないものが,新品で買えるということにまずは感謝し,日常的に使ってみようと思っているところです。

Blu-ray導入はポータブル型で

  • 2014/02/25 15:47
  • カテゴリー:散財

 さて,昨日USB3.0増設の話で書いた,BDドライブ導入の話です。

 民生用光ディスクはBDが最終になるだろうという話,そのドライブもかなりこなれてきて値段も安く,いろいろな種類のものが買えるようになってきたこと,そしてこの時期を逃すと選択肢が少なくなっていくんじゃないかという気持ちもあり,導入を検討しました。

 どうせ光ディスクは消えゆく運命にあるわけですから,以前はこのままBDなど導入しないで,HDDベースでいこうと腹をくくったこともありましたが,光ディスクというのは案外耐久性があるということ,機械ものではないので信頼性があるということ,25GBというサイズは案外使いやすいんじゃないかということで,使ってみる気になったのです。

 ついでにいうと,今のMacは光学ドライブが搭載されていません。MacBookは言うに及ばず,iMacでも未搭載です。OSが正式にDVDまでしかサポートしませんし,アップル自身が光ディスクでソフトを供給しなくなったので,その必要性はなくなったというのが言い分でしょうが,世の中にはまだまだ光ディスクで供給される情報があります。

 それに,CD-DAやDVD-Videoという音楽や映像のパッケージメディアは,当分なくなりません。今家にあるものが駄目になるのは,随分先でしょう。

 いつも必要なものではないから,外付けというMacのポリシーは合理的な考え方だと思います。そういう点でも,1つくらいポータブルの光学ドライブがあってもいいかなと思ったのです。

 さっそく機種選定を始めますが,BDではパイオニア一択です。最初は5インチのバルクを買うつもりでしたが,それは使い道が限られますので,ポータブルがやっぱり欲しいと思い,BDR-XD05という昨年秋に出たものを買うことにしました。8500円ほどです。

 ざっとスペックを並べると,USB3.0,BD-Rを6倍速で書き込み,4層のBDXLに対応します。バスパワーで動き,ポータブルBDドライブとしては世界最軽量の230g,本体サイズ133x14.8x133mmという小ささで,手に取ってみるとCDのケースみたいです。

 ケースはアルミに綺麗な塗装がなされていて,とてもきれいです。質感も高く,いい意味で想像を裏切られました。ただ,アクセスランプの光がケースの隙間から漏れるのはいけません。これ,誰か気が付かなかったんでしょうかね。不細工です。

 早速使っていますが,まだBD-Rを焼いたことはありません。読み出す事はばかりですが,多少汚れていても問題なく読み取る性能はさすがです。

 しかし,先日のUSB3.0カードは電源供給能力が低く,バスパワーでは怖くて動作させられません。そこで,外付けの電源を用意します。見れば,5Vで2AくらいのACアダプタならよいそうで,探してみるとちょうど良いものがありました。

 最初,極性が逆になっていることに気が付かず,動かないなあと思っていたんですが,途中で気が付いて配線を入れ替えて対応しました。問題なくセルフパワーで動いており,システムプロファイラでも200mA必要なデバイスとして認識されています。

 読み出すだけならこれでいいんですが,書き込みを考えるとMacでどうやってかき込むかです。一応古いTOASTがありますが,これはBD-Rにギリギリ対応したくらいの時期で,最新のドライブに対応しているかどうかわかりませんし,BDXLは絶望的でしょう。フリーのライタを使うか,書き込む時はPCを使うかくらいしか考えつきません。

 買い物のついでに,BD-Rを30枚ほど,BD-REを20枚ほど買っておきました。今必要なことではないのですが,とりあえずBD-REの試し書きをMacBookAirで行ったところ,電源供給能力の問題から,エラーで止まりました。リードは別にして,ライトについては安定した電源が必須で,ACアダプタは必ず必要になるような感じです。

 BDについていろいろ考える機会になっているのですが,例えばCDは配布メディアとして誕生し,その後ライトワンスやリライタブルを可能にする技術が生まれて実用化されました。それゆえにCD-RやCD-RWでの混乱は少なかったように思います。

 DVDでも配布メディアが前提でしたが,この時はライトワンスやリライタブルの技術がまだまだ発展途上であり,様々な方式が提案され,多くの規格が実用化されて混乱状態にありました。これはひどかったですね。

 BDではその反省から,先にリライタブルメディアを決め,その後配布メディアを作るというアプローチにしたことで,DVDのような混乱は起きませんでした。

 けど,冷静に考えて,もともと光ディスクの利点って,まるで印刷のような流れ作業で短時間に大量のディスクを量産できることにあるわけですよね。かつてテープメディアが全盛を誇っていたころ,これが配布メディアになり得なかった理由は,ダビングに時間がかかってしまったことにあります。

 だから,BDって,本来の姿を見失っているなと感じます。50GBの容量の器を大量に生産できる仕組みは,今のところBDしかありません。HDDが安くなっても,フラッシュメモリが安くなっても,この優位性は変わらないでしょう。

 配信になるといらないという意見もありますが,50GBのデータを仮に100MByte/secの速度の出ているネットワークでダウンロードすると考えても,ざっと10分ほどかかるわけですよ。

 これほど高速なネットワークを維持するにはお金もかかります。もっと遅い速度のネットワークしか使えない人はまだまだ多いと思います。ですから,webサイトから欲しいBDをポチって,その日のうちに玄関先に届くことがそんなに不便なこととは思えません。

 もし,BDのメリットが失われる事態が来るとしたら,大量生産大量配布に意味がなくなるときです。つまり,同じ内容のものが大量に必要とされない時がやってきたら,その時こそ配信の時代が来たといってよいでしょう。

 BDは混乱がなかったと書きましたが,厳密にはウソですね。カートリッジに入っていた第1世代のBDと,その後出たBDとの間には,同じBlu-rayといいつつ,互換性がありません。ファイルシステムも違うなんて,もう詐欺でしょ,これは。

 HD-DVDとBDとの戦争は,BDの勝ちという事になっていますが,正しくはどっちも負けです。どちらもこけて,次に出てきた実質的な次世代規格が市場を制したというのが,ちょっと斜に構えた私流の解釈です。

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