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とうとうSSGを買ってしまいました

  • 2013/05/22 09:44
  • カテゴリー:散財

 F-757というパイオニアのFMチューナーは,バブル末期に登場した高級FMチューナーの1つです。CDが登場するまでの間,FM放送は高音質ソースとしてLPレコードやテープデッキと列んで一定の地位を占めていました。

 もちろん,ラジオであればそこそこの音質でしょうが,ここに相応の物量を投入したHiFiコンポーネントとしてのFMチューナーを起用すれば,かなりの高音質が得られます。

 私の場合,お金を出しても買うことの出来ないライブなどのオリジナル音源が放送されることに大変な魅力を感じて,FM放送を出来るだけよい音で受信し,録音することにこだわった時期がありました。

 無論,料金がかからないFM放送のことですから,そのCDを買うべきかどうかを品定めするサンプラーとしての役割も大きかったですし(今でしたらYouTubeなんでしょうね),今まで聞いたことのないような音楽に触れるきっかけにもなっていました。

 DJだってAMラジオと違って,音楽の好きな人が聞いていることを前提にしたものになっているので,とても楽しい物です。

 そんなわけで,20歳頃のこと,念願の購入チューナーを買うことにしました。定価で5万円以上であることを目標にしていましたが,そんなに高価なものは買えず,結果として型落ちだったF-757を買いました。

 F-757は私にとって初めてのシンセサイザーチューナーでしたから,高音質もさることながら,周波数安定度も抜群で,もうこれでFMチューナーを買い換えることはないと思いました。

 時は流れ,高級なFMチューナーが絶滅し,現在入手出来るものはラジカセ内蔵程度のものになってしまいました。FMが好きなおっさん達は,かつての高級チューナーを貴重品として高価な値段で取引しては,FM放送のポテンシャルの高さに唸っています。

 F-757は高級機として登場しましたが,検波回路が中級機種並みのクアドラチュア検波で,人気は今ひとつです。それでも縁あって私の手もとにやってきて,長年にわたって私に仕えた老兵です。

 今から5年ほど前でしょうか,毎年秋に行われている東京Jazzの生中継を聞くのに,F-757を再調整しようと思い立ったのは良かったのですが,標準信号発生器なんて気の利いた測定器もなく,FMトランスミッタICの評価基板を使ってやっつけで調整をしたままになっていました。そういえば歪率計もなくて,PCのスペアナソフトを使うという有様でした。

 歪みのひどさはマルチパスだけではなさそうですが,しかし調整をやり直すにも機材がありません。

 せっかくFMアンテナが良い状態の電波をつかまえるようになったのに,肝心なFMチューナーがひどいままでは気分が悪いです。メーカーに調整をしてもらうか,新しいチューナーを買うか,あるいは自分でちゃんと調整出来る環境を整えるか,迷いました。

 といいますか,迷うもなにも,自分で調整する環境を整えるかどうか迷っただけで,そんなもんものの数秒で払拭しました。買うんですよ,標準信号発生器を。

 まともに買えば100万円,中古で買っても10万円という測定器です。設計開発用と言うより,工場での生産設備の1つとして大量導入された標準信号発生器,略してSSGは,ジャンク品扱いであれば数万円で買うことが出来ます。

 ただ,いろいろなメーカーが多くの品種を出しており,スペックの違いからなかなか良いものを選ぶのも難しい世界です。私は高周波が苦手ですので,余計にわかりません。

 欲張らず,FMチューナーの調整が出来ればそれでよいので,PLLで100MHz程度,ただしFMステレオモジュレータは内蔵していて欲しいところです。パナソニックならVP-8174AやVP-8175A,リーダーなら3216,目黒ならMSG-2570あたりでしょうか。

 ジャンク品は,最近は店頭よりも,オークションの方が手軽です。早速探してみますと,なかなか出ていないものです。FMステレオモジュレータなしのSSGはちらほらあるのですが・・・

 ええい,FMステレオモジュレータなどどうにでもなるわ,と,勢い余ってVP-8191AというSSGを買ってしまいました。2万円程度だったので,ちょっと高かったかなと反省です。

 まー,こればっかは代用品もありませんし,ラジオを作ったり調整するにはあった方が楽で便利な測定器ですから,この際買ってしまうというのも,悪くない判断だったと思います。

 VP-8191AはFMとAMのSSGですが,ステレオモジュレータは内蔵していません。周波数は100kHzから135MHzで,出力レベルは-17.9~126dB EMF(0dB=1uV)です。内蔵の1kHzと400Hzの発振器の出力を変調した信号も出すことが出来ますし,外部入力から入れた信号を変調することもできます。要するに,高精度な微少出力送信機,です。

 連休中に届いたVP-8191Aは,特別程度が良いというわけではありませんが,想定していた程度のもので,これでちゃんと動けば問題なしかなと思うレベルです。通電してみますが,あれ,表示が出ず,うんともすんともいいません。

 やられた!

 ちょっと焦る私は,一度電源を切り,もう一度電源を入れ直します。

 おー,動いた。

 VP-8191Aはメモリーバックアップのバッテリーが干上がると,内蔵のマイコンのリセットがうまくかからないそうです。以後この症状は出ていませんが,私のVP-8191Aも,バッテリーが切れかかっているのかもしれませんね。

 ちょっと波形を見てみましたが,周波数のズレもなく,変調もちゃんとかかっています。うん,大丈夫そうです。

 ですが,外部変調入力のコネクタの部分に「EXT FM MOD」とシールをわざわざ貼ってあります。なんかおかしいなあと思っていたのですが,謎が解けました。ここに発振器を繋いで波形を見ていたのですが,外部入力からの変調が,FMだけしか出来ません。AMでは全く変調がかからないのです。

 わざわざシールを貼ってあるのですから,きっとメーカーが特別に改造したものなんだろうと思います(背面の機銘板にMOD.Fと改造を意味していると思われる表示があった)が,なんの意味があるのかよくわかりません。

 気になったので,元に戻してみようと検討を開始です。

 まず,内部を見てみると,ジャンパがあるわあるわ。AF&I/Oという基板で,ここはアナログスイッチとDAコンバータが多数搭載されており,マイコン〈8085です)から制御される部分です。

 低周波発振器もここにあるので,どうもこのあたりの改造であることは間違いなさそうです。

 ジャンパはアナログスイッチ(サービスマニュアルによるとTL191)にいっぱい付いています。でも,どうも改造によるジャンパではなさそうです。VLLという端子の電圧が,15Vから5Vにしてあります。

 しかも,アナログスイッチはIH5043に置き換わっています。多分,TL191(オリジナルはDG191)から置き換えた際の,改造でしょう。

 基板の裏側を見てみます。パターンを3箇所カットしてあります。これだ,これに間違いないと,切れたパターンを元に戻していざ通電です。

 ・・・だめでした。中途半端な変調がかかり,操作しても波形に変化が出なくなりました。

 ということで,もう一度基板を見てみます。内心,もう外部変調はFMだけでいいやーと,あきらめていたんですが・・・

 で,ふと背面に,見慣れないBNCコネクタがあるのに気が付きました。あれ,こんなのあったっけ?

 コネクタの下には,シールで「EXT AM INPUT」とあります。ぴーんときました。このコネクタから伸びる配線をたどると,基板のある抵抗につながっています。そして,その手前でパターンがカットされています。

 なるほど,標準仕様では,外部変調の入力はAMとFMで共用で,切り替えていたんですね。しかし,本来AMとFMの変調入力は別の回路であり,入力も別です。ですが共用にするためにこの2つの入力が基板上でつなげてあったのですね。

 これを分離すれば,AMとFMの外部変調入力を分けることが出来ます。同時に2つの外部入力をかけることはできないと思いますが,AM用の信号とFMようの信号を,それぞれ別に用意しておき,常時繋ぎっぱなしに出来ることは確かに製造現場では重宝しそうです。

 そうと分かれば,パターンを繋いで通電です。よしよし,問題なし,AMもFMも,切り替えて外部変調をかける事が出来るようになりました。晴れてシールを剥がすことができます。

 なんだか随分回り道をしましたが,結果はこれで上々です。なお,背面の元AM外部変調入力はその機能を失っていますが,記念に残しておくことにします。結局この改造に関係なかった他のジャンパについては,回路図を見る限り,やはりIH5043への置き換えに伴って必要になった改造のようです。ここは元に戻しておきました。

 他にも,ツマミも標準のものとは違っています。黒でやや小振りのツマミがついているはずなのですが,私のものは白でやや大きめの後継のツマミです。

 中の部品を改めて見てみると,1996年頃のものと判明。15年近く前ですが,それでも新しい方でしょう。しかも,2008年10月に修理を行ったと言うシールが貼られていました。ということは,性能保証の状態から4年半しか経過していません。こいつはなかなかいいかも知れないです。

 早速F-757の調整にかかりたいところですが,なかなか時間がなくて,先日ようやく取りかかりました。といっても,まずは練習みたいなものです。

 前回はSiliconLabのFMトランスミッタICの評価ボードにPCのスペアナソフトでしたから,今回のようなSSGに自作とはいえちゃんとした歪率計を使って調整出来るというのは,大変うれしいことです。

 まず,バリキャップの電圧調整です。SSGの出力を止めて,90MHzでTP1の電圧が24.0VになるようにL18を調整します。以前は海外仕様のサービスマニュアルを見て調整したので,ここが21Vになっていました。無茶苦茶です。

 この結果,76MHzでは7.5Vと規定の電圧になっています。うむ。

 次にトラッキングです。76MHzを受信し,TP10の電圧が最大になるようにL1,T1,T2を調整します。そして90MHzを受信し,TC1,TC2,TC3を調整し,TP10が最大になるようにします。これを何度か繰り返します。私の場合,4.2V程度が最大でした。

 次はIF調整です。83MHzを受信し,T3,T101,T102,T103を調整し,TP10が最大になるようにします。ここはそれほど狂っていませんでした。

 さて,次はいよいよ検波の調整です。83MHzを受信し,T201AとVR208を調整し,オーディオ出力の歪率が最も低くなるようにします。続けてTP4とTP5の間の電圧が0Vになるよう,T201Bを調整します。

 これを何度か繰り返します。ところがですね,どれだけ頑張っても1.3%以下にならないのです。いくらなんでも1%以下にならないのはおかしいので,T201Aを思い切って回してみます。

 すると,ぐっと歪率が悪化してから,すーっと下がるポイントが見つかりました。これだとVR208の中点付近で最小にできます。T201Bのコアを前回割ってしまっていて,慎重に調整をします。

 しかし,歪率はどれだけ追い込んでも0.6%弱です。0.3%以下にしろということですし,カタログスペックではCDに迫る歪率ですので,ちょっと悪すぎかなあと思います。

 以前の1.3%は聞けば歪みっぽさが分かる程度でしたし,0.6%でも随分良くなっていることは間違いないのですが,もっと良くなると思っていただけに,ここは不本意な結果です。

 可能性の問題として,SSGの不良というのがあります。低歪みの外部発振器から正弦波を入れても歪率は下がらなかったので,内蔵発振器の問題という話はないのでしょうが,変調の部分で故障している可能性は拭えません。しかし,これを確かめる方法は,歪率が分かっている(しかも低歪みで高性能な)FMチューナーを使って測定をしてみるという方法しかありません。FMチューナーの調整をするのに,さらに高性能なFMチューナーを入手するというのは,さすがに抵抗があります。

 次にSメーター調整です。VR202を調整し,45dBの出力でTP10を5Vにします。今度はVR101を調整し,75dBでTP2が1.4Vになるようにします。そしてVR201を調整し,12dBでミューティングかかかるようにして,RFの調整はおしまいです。

 VP-8191Aで出来る調整はここまでです。ここから先は,ステレオ復調の調整ですので,ステレオモジュレータが必要です。

 一応,入り口の部分だけやっておきましょう。83MHzを受信し,TP3が最小になるように,VR203を調整します。次に変調をかけず83MHzを受信して,TP7が38kHzになるよう,VR601を調整します。

 続けて,19KHzのパイロット信号の漏れを最小にする,セパレーションや歪率を調整するなどがひかえていますが,これはVP-8191Aでは出来ません。

 さて,ついでにAM部も調整してみましょう・・・取りかかって見ましたが,どうもうまく調整出来ませんでした。そんなに狂っていた様子もないので,もう適当な所でやめておきます。

 さて,ここまで行ってF-757はモノラルなら調整済みというステータスになったはずなのですが,どうも音質はよくありません。こんなもの,といえばそうなんでしょうが,これだけよい電波を捉えているのに,この妙な歪みっぽさはなんだという感じがします。

 特にステレオ放送の歪みっぽさが問題で,慌てず冷静にステレオモジュレータ内蔵のSSGを買えば良かったかなあと,ちょっと後悔です。

 うむ,やむを得ません。ステレオモジュレータを自作してみましょう。

 そして調整はこれが完成してから,やり直すことにしましょう。

ようやく現れたGR1の正統後継者

  • 2013/04/19 10:30
  • カテゴリー:散財

 リコーのGR1といえば,1眼レフを凌駕するレンズ性能と,マグネシウム合金を使って小さく,軽い銀塩カメラの名機です。スナップシューター御用達で,そのコンセプトは7年前に登場したGR Digitalシリーズに受け継がれています。

 かくいう私も,GR1の初代モデルを新品で買った人です。後に嫁さんとなる人がドイツへの出張をひかえており,ここに持って行くカメラとして思い切って買いました。

 当時の私はF3の中古を買い,それまで使っていたAsahiPentaxSPのようなレンズもない,オプションもない,自動化も複雑な操作も全然ないという,極めて「閉じた」カメラに慣れた体を,楽しみながらF3に合わせていた時期で,毎週のように新宿のカメラ屋めぐりをしていました。

 今はなき西新宿のカメラのドイで買ったGR1は,私自身の海外出張にも持って行きましたし,一眼レフを持ち込めないような場所で重宝したものです。それに,ポジフィルムを使ってみようと思わせるだけの,画質に対する信頼感がありました。

 GR1が私にとって完璧と思う理由はいくつかありますが,良く写るコンパクトカメラであることはもちろんのこと,絞り優先AEがあり,被写界深度の調整が撮影者の意志で出来る事が一番大きく,バックフォーカスの制約がないコンパクトカメラだからこそ出来た高性能な28mmレンズを自由自在に使いこなせる事が購入動機でもありました。

 パトローネの厚みギリギリまで薄くなった本体,マグネシウム合金による軽量化など,特筆すべき点はいくらでもありますが,やはりこのレンズをこの価格で使えることが大きいと思います。

 ただ,GR1のレンズは,そんなに解像度重視ではない印象があります。周辺光量も結構落ちますし,絞りを開けてボケを積極的に生かそうというレンズでもありません。カメラ全体としてみた場合も,AFの性能は今ひとつですし,レスポンスも良くないです。ですから,撮影していて楽しいカメラかと問われれば,そういうことはないと思っています。

 ですから,GRというコンセプトを継承してGR Digitalが登場した時も,いわゆるコンパクトデジカメがベースになっている以上,過度な期待は出来ないだろうとそんな風に考えて,それほど興味を持たずに来ました。

 そもそも私がGR1を買ったのは,F3を持ち込めない場合でも,制約の中で最高の写真を撮ろうと考えたからです。むろん,写真は被写体や撮影者の技量が支配的なわけですが,それはそれとして,ハードウェアの性能が被写体を殺してしまうような事があったら,とても残念でしょう。

 GR Digitalは,誤解を恐れずに言うと,GRの名前を借りた,ただの高価なコンデジです。なにより,センサーのサイズが一眼レフと違いすぎます。

 GR1は35mmフィルムを使って,あの画質とあのサイズを実現していました。GR Digialは画質の良さは認めますが,センササイズによって制約されるものは,どうしたって越える事が出来ません。

 ですから,せめてAPS-C,出来ればフルサイズのGR Digitalが出てくれば,それこそ真のGR1の後継といえるのではないかと,私はずっと待っていたのです。

 そして,ようやくGR1のデジタル版が登場してくれました。その名もGR。

 いやー,これはいいです。

 まず,APS-Cサイズのセンサは約1600万画素でローパスレスです。いろいろ憶測は飛んでいますが,K-01やK-30と同じセンサというのがもっともらしい噂です。

 レンズは35mm換算で28mm,F2.8というGR伝統の画角と明るさです。GR Lensと名乗るだけあり,その描写力は決して我々を裏切らないでしょう。MTF曲線も今どきのレンズらしく解像度重視で,最短距離が10cmと言うのも素晴らしいです。28mm相当でこれだけ寄れると,ぐっと表現の幅が広がります。

 9枚絞りにNDフィルターまで装備,シャッター速度は最高で1/4000秒,絞り開放から1/2000秒までいけるというのも,このレンズを骨までしゃぶって下さいと言わんばかりです。

 大きさは初代GR1と同じ。GR1が銀塩だったことと操作系が極めてシンプルだったことを考えると,APS-Cとはいえ,このサイズに収まっていることは驚異的です。

 すでにこれだけでGRが欲しくなるわけですが,起動やAFが高速だったり,AF-Cモードを搭載し4コマ/秒の連写が出来る事など,その高速性の高さはスナップシューターを意識しているようです。またペンタックスの伝統であるTAVモードを装備していることも,ペンタックスを買収したことのメリットでしょう。

 ISO感度も25600まで設定可能ということで,冷静に考えると,スナップで人の視力を越えた写真が撮れるというのは,凄いことです。

 これで値段は実売9万円です。GR1が9万円だったことを考えると,決して高くはないと思います。

 ということで,非常に魅力的なGR。横に長い独特の形状のシャッターボタンを見ると,ようやくGR1を世代交代させることが出来るといううれしさのあまり,予約をしてしまいました。どうせ買うなら早い方が得だし,最近のデジカメは時間が経過したからと言って必ずしも値段が大きく下がるわけではないからです。

 話がちょっと逸れますが,D800も私は昨年6月に268200円で買いました。あれから10ヶ月経過しましたが,今の値段は228000円程度です。4万円ほどの値下がりは結構大きいなものではありますが,この10ヶ月で撮った写真を考えると,買って良かったと思っています。

 GRは,予約者に対してレンズの周りに取り付ける赤いリングをプレゼントしています。私は予約で買いました,熱烈なファンですよ,と言うラベルを配っているわけですが,案外この赤が似合わないので,正直どうかなと思います。

 楽しみなのは先着5000名のバッグのプレゼントです。この手の販促品はチャチか,あるいは小さすぎるか大きすぎるかで実用性は低かったりするのですが,今回のバッグはなかなか良さそうです。ちょうど今使っているカバンが古くなってきているので,これに置き換えようかと思っています。

 広角は寄れる28mmが一番で,被写体との距離で撮影者の意志をこれほど写真に出来る画角はないと思っていますが,GR1こそそのための道具でした。あれから17年を経て,ようやくGR1はデジタル化を果たしたわけで,今からとても楽しみです。


 

見せてもらおうか,パナソニックのGOPANの性能とやらを

  • 2013/04/15 17:06
  • カテゴリー:散財

 
 米からパンを作る事が出来るGOPAN。三洋電機が発売した画期的なホームベーカリーで,米からパンが出来るという唯一無二の特徴もそうですが,普通のパンはもちろん,お餅をついたりケーキが出来たりと,私が望むホームベーカリーの性能をほぼすべて満たしていたため,初代モデル発売と同時に速攻で購入しました。当時かなり話題になり,品薄になったことも記憶に新しいところです。

 当時5万円くらいしたと思うのですが,大きさ,重さに驚き,そして米を砕くミルの音に腰を抜かしたトンデモない商品で,この爆音で発売できるのは三洋だからだろうなあなどと,その牧歌的企業文化に羨望の眼差しを送ったものです。

 購入後半年ほどで一度壊れてしまい,電話をすると新品交換になりました。それ以後は故障知らずで,爆音に注意しながらも週末の米パン作りは,私の習慣となっていました。

 さすがに2年以上も使っていると,ミルの付いた羽根が怪しくなり,固着して動かなくなったり,ミルの回転が不安定になったり,パンケースのシャフトが固着してしまったりと,ここ半年ほどはまさに騙し騙し使っていました。

 それでもさすがにノウハウもたまるもので,米パンはグラハム粉を入れたオリジナル。小麦のパンもケーキも独自のレシピで美味しく食べることが出来ていました。

 引っ越しの際にはたくさんの廃棄物が出るので,もう壊れるまで時間の問題であるGOPANも一緒に処分したのですが,これは3月末に新機種が出ることを見越しての事です。そして先日,早速新型GOPANを買いました。

 GOPANのブランドを継承する正常進化形だと思いますが,そこは三洋のGOPANではなく,パナソニックのGOPANです。三洋のアイデアをパナソニックがどう形にしたのか,全然別物になったはずと期待と不安を交錯させながら,週末に米パンと小麦パンを1つずつ焼いてみたので,旧機種との比較を軸に,ちょっとレビューです。

 旧機種は三洋時代のSPM-RB1000,新機種はパナソニックのSD-RBM1001です。購入価格はネット通販で34800円でした。

・外観

 まず小型になったというのが新型GOPANの大きな特徴なのですが,奥行きについては実は大きくなっています。旧型が282mmなのに対し,新型は315mmと30mmほど大きくなっています。

 嫁さんはこのあたりに敏感で,予定していた収納場所の扉がギリギリであるのを見て,大きくなったのね,とつぶやいていました。さすが,女の人はこういうところはごまかされません。

 他のサイズは大幅に小さくなっていて,私はそのあたりですっかり騙されてしまいました。

 横幅は旧型が358mmに対し新型は240mm,高さは旧型の387mmとあまり変わらず新型は386mmになっています。横幅がかなり小さくなっているのは,モーターを2つ搭載しなくて済んでいるからなので,まあ勝手に小さくなったといえなくもありません。

 重さについては旧型が11kgに対し新型が8kgです。10kgを越えると急激に重たく感じるものですので,この軽量化は歓迎すべきですが,だからといってテーブルや家電ストッカーに置こうと思うほど軽い物でもありませんから,相変わらず床に置くことになりそうです。

 形はパナソニックのホームベーカリーと似たようなものに変更されていて,かつてのGOPANを思わせる物はなくなったようにおもいます。

 そうそう,フタに付いていたのぞき窓がなくなりました。中身が見えると安心だから,という三洋の考えは正しく,一方で熱が逃げるから廃止したというパナソニックの意見も正しいです。私は,かつてのGOPANで窓から中身を見ていて失敗に気が付いてやり直せたことがありましたから,窓がなくなってしまうことで失敗に気が付かないことが不安です。


・付属品

 旧型が細々とした付属品が多すぎたように思うのですが,新型も基本的にはこれを踏襲しています。ただし,スプーンは旧型がサイズごとに分かれていましたが,新型では集約が進んで数が減っています。ちゃんと使えればそれでいいのですが,慣れてくればいちいち計量しないで材料を投入しますから,スプーンくらいは前のままにして欲しかったなあと思います。

 スプーンで言えば,グルテン用のスプーンがいけません。旧型は1杯で50gになるような,大きなスプーンが付属していました。新型もグルテン用として専用の物が付属していますが,随分小振りです。

 これがいけないなと思うのは,このスプーンで50gを計るのが出来ないことです。スプーンを小型にするなら2杯で50gとか3杯で50gとかにしてくれても良さそうなのですが,2杯入れても3杯入れても全然関係ない重さになるのです。結局キッチンスケールの世話になる羽目になりました。

 これだったら,別に専用のスプーンなどいらないわけで,詰めが甘いよなあとがっかりしたところです。

 グルテンはGOPANに特有の裁量ですから,きっと専用のスプーンが付いてくると思っていたので,旧型のものは捨ててしまいました。こんなことなら捨てなければ良かったと反省することしきりです。

 生種を起こす器は,旧型が立派な瀬戸物,今回はプラスチックになっています。このあたりは結構なコストダウンに貢献していると思いますが,私はもともと生種を使うことはしませんでしたから,オプション扱いにしてくれても良かったくらいです。

 そうそう,付属品といえば,羽根です。

 米パン用の羽根は大幅に改良されています。まず,羽根そのものに可動部分がなくなりました。これがトラブルの原因だっただけに,歓迎される改良です。

 ミルについては,以前のような鋭利なカッターが高速回転するのではなく,押しつぶすような感じで砕いていく仕組みに変わりました。そしてカッター部分は取り外しが出来るようになり,掃除も楽,おそらく耐久性も信頼性も大幅に向上したと思います。

 そして,底面の部品です。旧型はここがバカになり,使っている内に簡単に外れてしまうようになるのですが,新型ではちゃんと金属製の板バネがついており,確実に装着が出来ます。これも信頼性は高そうです。

 グルテンケースは以前のようなアルミではなく,耐熱プラスチックです。フタだけはアルミですが,内側はフッ素コートされています。それより,ケースの大きさが以前よりも随分小さくなっていますね。グラハム粉は当分入れない予定でしたが,このサイズだとちょっと入らないかも知れないです。


・操作方法

 旧型は,米,小麦,調理と,モードによってキーが分かれており,それぞれのキーを押すと画面にどのメニューかが表示されていたので,慣れてくればマニュアルは見なくても大丈夫でした。

 新型は小型化のせいかも知れませんが,すべてのメニューを番号で管理し,しかもその番号を上下キーで選ぶ仕組みになりました。ですから,本体に番号とメニューの一覧表を示したステッカーを貼り付けるようになっているのですが,これがまたなかなか面倒なのです。

 番号ですから,間違いには気が付きにくく,いろいろ失敗しそうです。

 あと,パンケースの着脱ですが,旧型と違い,左に少しひねって取り出す構造に変わりました。これはこれでいいのですが,パンケースの足の部分が旧型よりも長くなっていて,取り出すときにいつも本体の縁にぶつけています。
 

・音

 音は,もう圧倒的に新型です。旧型のそれは,電動工具か道路工事か,ドライヤーや掃除機も真っ青になる爆音で,動作中は話も出来ず,とにかく設置場所から待避するしかないひどい物でした。

 音の大きさもひどかったですが,なにせ高速回転する物ですので,明らかに周波数が高いんですね。大きい上に耳障りで,よくもこれが製品化できた物だと思います。

 ところがこれが新型になると,普通のホームベーカリーと変わらないです。ミルの仕組みが変わったこと,これに伴いゆっくり回るようになったことが大きいのだと思いますが,グイーンという音から,ゴロゴロゴロというゆっくりとした低い音に質も変わり,これなら全然大丈夫です。

 実は,米パンを食べさせるとほとんどの人が「欲しい」というのですね。でも私は絶対におすすめしませんでした。いろいろ欠点はありますが,この爆音という点については,一般の人が常用する家電の域を超えるものです。

 しかし,新型は静かで,これならおすすめ出来ます。

 練りの行程も静かで,動作していることを忘れるほどです。

 そして,なにが感心したって,そのモーターの制御の巧みさです。旧型は2つのモーターを切り替えることと,それぞれのモーターをON/OFFするだけだったのですが。新型はモーターの制御がインバータによる実に精密な回転数制御を行っています。ミルのような力任せの行程でさえ,細かに回転数を制御しています。

 三洋は,アイデアは素晴らしいのですが,残念ながらモーターの制御技術でパナソニックに列ばなかったようです。パナソニックはさすがで,このモーター制御の素晴らしさには,感心しました。


・米パンの出来具合

 まずは取説通りに材料を入れて,米パンを作ってみました。ただし油脂についてはバターではなく,旧型で常用していたオリーブオイルを使っています。

 出来上がりは実に立派で,大きく膨らんでいます。美味しそうに焼けているので,最初からこれはさい先が良いなあと思っていたのですが,食べてみると何だか味は今ひとつです。

 美味しいには違いはないのですが,旧型の米パンに比べると,パンの耳の香ばしさもなければ,生地の香りも薄いです。

 米パンはチーズとハムのような塩味のものを挟むと実に美味しく食べられたのですが,今回の米パンはそんなことはなく,大変上品ですが個性のないパンになっているように思います。

 嫁さん曰く,米パンなのに普通のパンみたいといっていました。これは実は大したもので,米パンが普通のパンのような形,味になったと言うのは,米パンとしては最終目標かも知れませんが,一方で米パン独特の味をが支持されたことも初代機のヒットにつながっているわけですし,私も米パンらしい味わいを期待していただけに,まずくはないんだけど,期待した程でもない,というこの結果に,ちょっと残念でした。

 何だかんだで,旧型の米パンは2年半ほど,ずっと食べていても飽きることはありませんでした。それは,出来たての味の良さが素晴らしかったからですが,新型の個性のなさは,もしかすると食べ飽きるようになってしまうかも知れません。


・小麦パンの出来具合

 小麦のパンは,旧型で私が使っていたオリジナルレシピをつかってみました。強力粉の量が250gと,1kgの袋で4回作る事が出来るように工夫したレシピです。

 出来上がりはこちらも実に立派です。まだ食べていませんが,これも味が違っていたらどうしようかなと思います。


・まとめ

 なんといってもミルの音が小さくなり,そしてその質も変化しました。これならもう合格点だと思います。

 悪く言えば,三洋はこのあたりは凄く緩かったんだと思います。三洋の家電部門のうち,パナソニックに吸収されたのはGOPANの部隊くらいなものです。この引き取ったGOPANは,アイデアも特許も素晴らしいものでしたが,なにより音でパナソニックの基準を満たさなかったんじゃないかと思うのです。

 三洋なら発売できても,パナソニックなら無理。それで,とにかくこれを何とかしようと,得意のモーター技術を投入して誕生したのが,新型のGOPANなんじゃないでしょうか。

 取説もそうですね。三洋の取説は読みやすさに過剰な配慮がない分,慣れれば必要な情報にさっとアクセス出来る取説だったのですが,新型の取説は,GOPANの取説をパナソニックが作ったらこうなった,というそのままな感じです。

 いかにも主婦向けに作った物で,フルカラーでイラストも多いのですが,どうもわかりにくいのですね。うまく焼けないときの対策がとにかく丁寧に書かれていて,いかに旧型の再現性が低いものであったかがわかりますし,そのことで随分クレームが入っていたんだろうなと思います。

 しかし,プロセスまで変わってしまったことがちょっと気に入りません。失敗を防ぐためかも知れませんし,ミルの仕組みが変わった為かも知れませんが,焼き上がりまでちょっと時間がかかるようになったことと,何より味が変わってしまった事が問題だと思います。

 最後に,やっぱりスプーンですね。グルテンのスプーンは2杯で50g,あるいは1杯で50gになるようなスプーンにしてください。

 それとイーストも,専用のスプーンを入れて下さい。取説では1g単位のスケールを使えとありましたが,数gを計る必要があるイーストは,0.1g単位のスケールでないと誤差が大きすぎて駄目です。

 最近,5000円未満で売られるホームベーカリーもありますが,それらは付属品が少なかったりするそうです。一応GOPANは高級機ですし,失敗のない確実なパンを焼くようにすることを目指しているなら,スプーンをけちったら駄目だと思います。


 てなわけで,まだ2つしか焼いていません。ざっとレシピブックを見れば,旧型のGOPANから極端に変わったレシピはないようです。であれば,私のレシピやノウハウも通用する可能性が高いです。とにかく米パンをもっと美味しく焼くこと,そしてケーキを作ること,小麦のパンはフランスパンを美味しく作る事が出来るように,目指していこうと思います。

 どちらにしても,GOPANのような特殊な商品が,パナソニックで継続していることが驚きです。もう次の世代はないかも知れないと思うと,この機械を使いこなさねばならないなあと思います。

LEDシーリングライトを買ってみる

  • 2013/04/02 12:12
  • カテゴリー:散財

 引っ越しを目前にひかえ,現在使っている照明器具をどれだけ新居に持ち込むかを思案していたのですが,いずれすべてをLED照明に切り替えたいと思っていつつも,値段がまだまだ高いことと,今使っている蛍光灯もまだまだ使えるという気持ちから,追々考えようと思っていました。

 ところで,新居には小さいながらも畳を敷いた和室があります。ここに似合う照明はシーリングライトでも白木を使ったスクエア型だと思っているのですが,この手のLEDシーリングは高価なんですね。

 可能なら工事の際に取り付け済みにしようと思ってカタログを開くと,5,6万円もします。昨今の価格低下の速度を考えると,工事から入居までの半年の間でさえ,目に見えた値下がりがあるかも知れません。

 そんなわけで,和室の照明を引き渡し後に買うことにしたわけですが,先日検討したところ,選択肢が少ないながらも,メーカーを問わなければ結構安価に買えることが分かりました。

 さらに調べると,丸い普通のLEDシーリングについては,量販店の特価商材として6000円から7000円くらいで売られているケースもあるんですね。もはや蛍光灯タイプよりも安いじゃないですか。

 もちろん,安い物は安い物なりですし,そこはちゃんと考えないといけませんが,検討の余地はありそうです。

 もともと,作業部屋として作った4畳の狭い部屋には,現在リビングで使っているツインパルック蛍光灯搭載のシーリングライトを持ち込むつもりでいました。3年ほど前に購入した物ですが,良い蛍光管を使っているものだけに,まだまだ全然快適で,結構気に入っているのです。

 ですが,調光・調色機能まで搭載したパナソニックのLEDシーリングでさえ実売9000円ほどと知り,買ってみることにしました。工事の段階で取り付け済みのものは8畳タイプ,値段は実売で29000円ほどですが,同じようなものなら量販店では1万円以上も安いです。値下がりがすごいです・・・

 で,いずれ買う物ですし,4月は引っ越しシーズンということもあり,在庫切れになると悔しいし,引っ越し後の生活に支障が出るため,さっさと購入。初期不良を洗い出すことと新しもの好きの興味から,早速取り付けてみました。


・HLDCA0617(NEC,和風シーリング,16900円からポイント10%)

 6畳までのLEDシーリングライトで,調光・調色機能に,タイマーなどの多機能リモコンが付属しています。白木を一部に使ったスクエア型で,一応和風という触れ込みではありますが,アクリル製のシェードが妙に膨らんでいて,かなりなんちゃって感があります。

 ところで,このデザインはNECだけではなく,東芝やコイズミにも見られるものです。あくまで推測ですが,どっかの1社が作って,複数の会社にOEMで供給しているんでしょう。

 ただ,本体はNEC独自機能もありますので,シェードだけ供給してもらっているのかも知れませんし,あるいはNECから他へ供給しているのかもしれません。

 消費電力は最大42W,寿命は40000時間とこのクラスの物としては標準的です。リモコンはぱっと見でiPhoneのようなデザインですが,和室に取り付けられる照明のリモコンとしては微妙な感じですね。細かい事ですが。

 調色機能は多段階ではなく,昼白色,白色,電球色の3つからしか選べませんが,明るさは調整可能です。色温度は昼白色が6500K,電球色が2700Kで,演色性はRa85です。これはあまりよろしくありませんね。

 早速点灯してみますが,これはなかなか良いです。色も配光もなかなかよくて,LED特有のどぎつさや鋭い影が出にくく,非常に自然です。これなら和室でもくつろげるでしょう。光り方にムラもなく,全体的に光るので部屋の隅までよく光が回ります。

 電球色も良く出来た色ですので,違和感はありません。丸形のシーリングに比べると倍くらい高いですが,和風であることとこの性能なら良い買い物だったと思っています。

 そうそう,この機種にはNECが売りにしている「ホタルック」なるものが装備されています。もともとホタルックは,NECの蛍光管の機能で,蛍光塗料に長残光のものを混ぜ込んで,電源を切っても青緑の光がしばらくぼーっと光っているというものでした。

 蛍光灯って,あまり気が付かないかも知れませんが,普通の物でも電源を切ってしばらくは,青緑でぼーっと光っています。電源を切った直後は目が明るさに慣れているので見えにくいのですが,目を暗いところで慣らしてから電源を切った直後の蛍光管を見れば,よく分かると思います。

 で,これを明るく長く光るようにしたものなのですが,ちょっとしたアイデアで面白いものを作るなあと感心した覚えがあります。すぐに暗くならないというのは,電気を消して真っ暗になるのが怖い子供には良い機能だったと思いますし,目が慣れるまでの補助光と考えると,なかなか便利だったかも知れませんが,私個人は電気を消せばすぐに暗くなって欲しい人ですし,青緑というのがオシロスコープみたいで今ひとつだと思っていました。

 余談ですが,アナログオシロスコープのブラウン管も長残光ですので,しばらくぼーっと光っていますよ。

 前置きが長くなりましたが,LEDにするとこれがなかなか実現出来ません。蓄光塗料を塗るという作戦が一番良いように思うのですが,ちょっと芸がないです。だからかどうか知りませんが,NECはLEDを使って青緑の光をぼーっと光らせることにしました。

 ただ,リモコンで電源を切ったときだけ有効になる,という限定機能じゃ意味はなく,電源の供給を遮断してもしばらく光っていて欲しいわけですね。これはなかなか難問です。

 NECは「独自の電子回路で」と書いていますが,おそらくスーパーキャパシタを使って,数分だけ光るようなLEDを仕込んであるのでしょう。本体にはこの機能をOFFにするスイッチもありますので,その点での配慮はさすがですね。

 ただですね,色が「ホタルック」というのはちょっと青すぎて,ものすごく違和感があります。常夜灯と同じような色にしてくれたら良かったのにと思います。せっかく長残光の蛍光塗料の色という制約を抜け出せるのに,制約にならってどうすんですかと,ちょっと言いたいところです。

 
・HH-LC463A(丸形シーリング,パナソニック,9680円からポイント10%)

 6畳までの小ぶりのLEDシーリングです。調光・調色機能を持つパナソニック製にしては実質9000円未満という安さに惹かれて購入しました。

 実はもう一回り大きな8畳タイプが欲しかったのですが,売り切れ。しかし13000円くらいしましたので,4畳の作業部屋にはこっちの方がかえって良かったかもしれないです。

 ただし,上位機種の8畳タイプとはリモコンが違っています。この機種のリモコンは時計はなく,タイマーによる自動制御は出来ません。

 消費電力はやや小さくて36W,これで2800lmということですから,NECの和風シーリングと同じ明るさを,6Wも小さい値で実現している事になります。

 寿命は40000時間と問題のない値です。色温度は昼白色で6500K,電球色で3000Kですから,NECの方がより電球らしい色になっていると思います。演色性はRa85ですから,LEDのものとしては極普通ですね。

 で,早速取り付けて見ました。これまでの蛍光灯タイプは本体が鉄で出来ていて,非常にしっかりしています。シェードも薄型ですし,天井に密着しているので天井の一部が明るくなることもありません。

 しかし,今回のLEDタイプは,本体がプラスチックで軽いです。これはまあ性能に影響はないと思いますが,シェードが分厚く,天井からの出っ張りが大きいので結構目立ちます。

 また,シェードと天井の間に数センチの隙間があるので,ここが輪のように光るのですが,結構目立つ感じです。やっぱ安い物は安いなりですね。

 肝心の光り方ですが,ムラもなく,普通の蛍光灯タイプとそんなに違いがあるわけではありません。しかし,実際に部屋を光らせてみると,随分これまでのツインパルックとは違う物だと感じます。

 まず,部屋の隅に光が回りません。部屋の隅っこがやや薄暗くなっていることと,自分の影がきつく出ます。また,物に当たって反射する光がきつくてまぶしいです。かといって明るさを落とせば手もとが暗く,どうもよくありません。いずれも,発光部の面積が小さく,かつ光が拡散していないから起こってる問題でしょう。

 もともとLEDは点光源で,これをぐるっと円形に並べているのがLEDシーリングです。この円の直径が大きいほど均質に光る訳ですが,その分LEDの個数を増やす必要があるわけで,当然高価になります。

 こういう低価格モデルは,LEDの個数を抑えるのが常套手段ですから,他の部材や配光を工夫して以下に自然に見せるかが勝負です。だから,6畳タイプにするか8畳タイプにするかは,単に明るさの差ではなく,器具の直径の差による,光り方の均質さにも大きな差があると考えるべきですね。これは蛍光灯とは違うところです。

 色はNECとは違い,昼白色から電球色まで多段階で調整が可能です。ただし,昼白色は青すぎて寒々しいくらいですし,電球色は暖かみがあると言うより黄色がきつく,まるでオレンジ色のライトをつけているような気分になります。色温度がやや高いせいかも知れません。

 この2つを混合して作る白色は,白色と言うには不自然な色で,なかなかうまい具合に調色できません。

 明るさについては多段階で調整が出来ますが,これは問題なしですね。

 NECのものもそうでしたが,昼白色のLEDが18W,電球色が18Wで,両方点灯させる白色の最大値が36Wです。だから電球色で36Wの明るさで光らせることは出来ないのですね。これは調光機能付きのLED照明では注意すべきポイントかも知れません。

 ツインパルック蛍光灯の消費電力が最大で約70Wでしたから,半分くらいで同じ明るさに出来るという事です。同じ消費電力ならその分明るく出来るということですので,そこはLEDのメリットでしょう。

 結論から言うと,いくらパナソニックとはいえ,9000円までのLEDシーリングに過度な期待は禁物です。予算が許すなら(今回は在庫があれば,ですが),実際の部屋のサイズよりも一回り大きな部屋用のものを取り付けて,明るさを絞って使うのがよいと思います。でもそれだと,消費電力で蛍光灯で調光した場合に比べて,あまり差が出ないかも知れないですね。

 まとめですが,シーリングライトのメリットである,天井直下から直接光で部屋全体を明るくすると言う特徴を期待するには,LEDライトの場合はそれなりに高価なものを選ぶ必要があります。安物は「光るだけ」と思った方がよいようです。

 NECの和風シーリングは,実は近所の電気屋で現物を見て買いました。だから失敗しなかったのかも知れないですが,パナソニックの丸形シーリングは現物を見ずに買いました。デザインにがっかり,光らせてがっかりだったわけですが,これは現物を見てからにすると防げた可能性が高いです。

 前述のように,LEDシーリングは,光り方がきつい印象を与えます。影も鋭く,色も不自然ですから,そういうところにこだわるなら,最新の蛍光灯タイプを買うのが良いかもしれません。

 LEDでも,本体の直径を大きく取って,発光面積を広げることで影のきつさを軽減できたり,部屋の隅々にまで光を回すようにするとよいと思いますから,1ランク大きなものを買って,暗くして使うのが蛍光灯タイプからの置き換えには適当ではないかと思います。

 LEDシーリングは最近値下がりが激しく,よく売れているようです。家電量販店でも力を入れている主力商品になっているようですが,残念ながら安いなりの商品がまだまだ存在する,過渡期にあるなあというのが感想です。

 LED照明は一度買えば,ランプの交換が必要ないために10年はメンテナンスフリーで使う事になります。少々高価でも,良いものを買っておくのが今は正しい買い方だと思った,今回の買い物でした。

DRA-N5のレビュー

  • 2013/03/29 17:45
  • カテゴリー:散財

 昨日に続いて,早速届いたDRA-N5のレビューです。

 いやはや,DENONをデノンと呼ぶようになってから買った製品としては,カートリッジのDL-103についで2つ目です。アナログプレイヤーはDENONのものですが,新品で買ったわけではないので,まともに買ったものとしては生涯でも2つ目です。つくづくこのメーカーとは縁がないものです。

 どうも,音の傾向が自分の好みに合わないというのが気になっているのですが,高校生の時に耳にしたDCD-1400とKENWOODのDP-990SGとの音の傾向の差が今でも強く印象に残っていて,切れ味の悪い,曇ったような音の傾向がDENONの音だと個人的には思ってここまで来ました。よく言えばきめの細かい,丁寧な音といえるのでしょうが,どうやらこの傾向は現在でもあてはまるようですし,高級機種でも大なり小なり見られるようです。(DL-103だってそうですよね)

 ただ,音質以上に商品の企画が自分の求めている物から少しずれているという感じがあって,これまであまり気にかけてこなかった感じです。

 ですから,DRA-N5を買うと決めた時には期待と不安が入り混じっていました。これがPioneerとかONKYOなら,迷わず喜んで買ったんじゃないかと思います。

 前置きが長いですね。では早速レビューです。


(1)大きさ,重さ

 思った以上に軽く,思った以上に小さいです。梱包も小さいですが,中身も大変コンパクトです。オーディオ機器には軽いものは駄目という神話が生き続けていますが,デジタルアンプやスイッチング電源という新しい技術が使われるようになった昨今,そんなことを言ってる時代じゃないと思います。

 A4の紙くらいの設置面積で済むコンパクトさは素晴らしいと思いますし,配線も電源とスピーカーを繋げばすぐにフルスペックで使える簡便さは,大変望ましいです。


(2)デザイン,質感

 シンプルでクセのないデザインですが,私個人は今ひとつ気に入りません。角の丸みが大きすぎて,ファンシーな印象があります。これが本体色のブラックとあまりマッチしていないように思えます。光沢が深くないことも原因かも知れないですね。

 正面は大きな有機ELのディスプレイとUSBコネクタのみで,スイッチは天面にあります。大変シンプルなのですが,画面のサイズの比率が今ひとつで,安物のデジタル時計のように見えます。

 質感は想像以上に悪いです。なにせ全面プラスチックの筐体ですから,光沢も塗装を重ねた美しいピアノブラックと違って,そのままプラスチッキーな光沢ですから,安っぽいのです。それに,プラスチックだけに,静電気が凄いです。気が付いたらホコリが付着しています。黒の光沢だけに,ホコリが目立って困ったものです。


(3)操作系,UIデザイン

 スイッチやボタンは前述の通り天面にあります。操作はリモコンで行いますので,これらのボタンは緊急時に使う程度のものでしょうから,特に不便は感じません。

 しかし,操作系と一緒にインジケータも天面にあるのは良くないです。スタンバイにあるのか,動作中なのか,起動中なのか,電源ランプの色と点滅で示されるのですが,正面からは全く見えません。

 そして,天面にボタンがあると,この上に物を置けません。似たようなサイズのコンポを置くことも出来ませんし,布を被せることも出来ません。ボタンは置かずに,ランプだけ正面に欲しいところです。

 ディスプレイは大型で見やすい有機ELですが,単色でメリハリがなく,文字の形やアイコンのデザインも美しくありません。

 そして,今の家電には例外なく使われているメニューなどの「階層構造」ですが,これがまたわかりにくいです。

 基本的には「戻る」が←キーにアサインされているのですが,項目によっては←キーに別の機能がアサインされている場合があります。迂闊に←キーを押せば,1つ上の階層に上がったのか,機能選択によって表示が変わったのか,分からなくなってしまいます。これは駄目ですね。使いにくいことこの上なしです。


(4)対応する音源

 まずネットワークオーディオプレイヤーとしてですが,QNAPのNASと組み合わせ,DLNAでFLACをならすことには問題はありませんでした。96kHz/24bitのファイルも全く問題なしで,音質の違いも一聴すれば分かるくらいの再現性を持っています。

 

(5)音質の傾向

 全体的にそつなくまとまっていますが,悪く言えば丸く,奥行き感が不足気味です。立ち上がりのレスポンスは遅い印象で,聴き疲れしない代わりに,思わず耳をかたむけてしまうような,生々しい音でもありません。

 あと,案外ノイズが耳に付きますね。ほとんど無音であって欲しかったのですが,サーというか,ジャーというか,そういう音が無音の時にしたのは,やや残念でした。

 あと,プチ音が良く出ますね。こういうポップノイズというのは結構気になるものなのですが,電源を入れればプチ,ネットワークにつながればプチ,ソースを切り替えればプチ,トーンコントロールでソースダイレクトを選べばプチと,なにかとプチプチいいます。気に入りません。


(6)ネットワークの信頼性

 今回は暫定設置という事で,無線LANを使いました。我が家は固定IPで運用していますので,DHCPを使わないで設定するのですが,設定情報を入力しても直ちにつながらず,リトライを繰り返し,何度かエラーを出した後,いつの間にかつながるようになっていました。よく分からないです。

 つながってしまえば切れたりしないのですが,ホントに大丈夫なのかという不安と一緒に操作するのは,楽しくないですね。


(7)インターネットラジオ

 インターネットラジオは案外良かったんですが,設定がちょっとややこしかったです。vTunerを使うのですが,denonradio.comにアクセスし,MACアドレスを登録する事が必要ということで,早速試みたのですが,登録出来ないとはねられます。

 よく読んでみると,最低1度,登録前にインターネットラジオで音を出しておかねばならないそうです。このMACアドレスの機器が「生きている」ことを確認しないといけないんでしょうね。

 認証が済めば,おきまりのNHKの登録を追加して,NHK-FMがなるようになりました。

 ところが,面倒な事に,この後本体リセットを行って初期化を行った際に,インターネットラジオでdenonradio.comが本体に表示されず,選局出来ない状態に陥りました。認証が済んでいたから慌てませんでしたが,認証のためにインターネットラジオをならす必要があるのに,ならすことが出来ないという袋小路にはまり込んだ可能性があるわけで,これは非常にバギーだなと思いました。

 結局この問題は,いつの間にやら直ってしまったので原因はわかりませんが,いずれにせよ,期待する動作が取説に書かれていないので,これで合っているのかと試行錯誤をしながら進める面倒臭さを強く感じました。


(8)AirPlay

 DRA-N5の目玉の1つがAirPlayです。簡単につながりましたし, 曲名などの表示もきちんと出ますので一見すると問題ないように見えるのですが,AirPlayで表示される機器名が,変更出来なかったのです。

 ネットワーク設定に,フレンドリーネームという設定項目があります。ここを変えればAirPlayの名前も変わると思っていたのですがさにあらず,デフォルトのCEOL Piccoloのままです。再起動しても,初期化を行ってもだめです。

 これ,もしこの機器を複数台もっていた時,どこから音が出るか分からないですよね。それで「どないすんねん」と思いながら一晩ねると,翌日にはどういう訳だか変更した名前に変わっていました。

 結論から言うと,変更出来ないのではなく,変更の反映が遅くなると言うことのようです。だから,名前が変わっていなくても気にせず放置,が正解です。そのうちちゃんと変わります。


(9)リモコン

 良くも悪くも普通のリモコンです。いかにも中国製というゴツゴツしか感じで,ボタンも硬く,深いです。押しづらいですね。

 すごいと思ったのは,走行系の割り切りです。REWとPLAY/PAUSE,FFの3つしかありません。まあこれで困ることはないと思いますが,音楽再生という機能についての考え方が垣間見えました。


(10)あれ?

 私の個体の問題かも知れないのですが,画面の明るさを変更しようと,リモコンのDIMMERボタンを押してみたところ,明るさが変わりません。もう一度押すとようやく1段階暗くなりました。さらに押すともう一段階,さらに押すと完全に消えました。

 ここからもう一度押すと明るく点灯しますが,もう一度押しても明るさが変わりません。

 取説によると,DIMMERボタンを押す度に,100% -> 75% -> 50% -> 25% -> OFFを繰り返すようなのですが,私の場合は,75% -> 75% -> 50% -> 25% -> OFFの繰り返しのような感じで,明るさは4段階,しかも最初の1段はキーが効かない状態です。

 ソフトのバグとは考えにくいですし,有機ELは明るいほど寿命が短くなりますから,私は50%の明るさを常用しようと思っていますので実害はないのですが,本体の故障だとすればちょっと面倒ですね。amazonの領収書を捨ててしまいましたし・・・

 この点だけは故障の疑いもあって心配なので,メーカーに問い合わせしたのですが,明るさの変化がわかりにくい場合もあるので,お店の展示品と比べてみてくれ,もし差があるようなら初期不良として交換してもらってくれ,差がないようなら仕様と思ってあきらめてくれ,という,なんとも手応えのないお返事でした。

 気になるようなら点検するのもあり,ということですが,持って行くのも送るのも面倒ですし,もうこれでいいです・・・ハズレをひきましたよ。

 表示で言えば,先にも書きましたが文字が美しくないし,大きさのバランスも不細工です。特に日本語の表示が最悪で,美しくない太めのゴシックが画面のど真ん中にでっかく表示されると,なぜだかとても恥ずかしくなります。

 時計の表示仕様も残念です。せっかくNTPサーバで同期するのに,時計の表示はリモコンのCLOCKボタンを押したときだけしか表示されないんですね。電源OFF(スリープ中)でもCLOCKボタンを押せば時計が表示されるのですが,いちいちボタンを押して時計を見るかといえば,そんなことはしないでしょう。

 おそらく,アラーム機能を中心に考えての時計なのでしょうが,ただでさえネットワークオーディオはトラブルが多いのに,こんなものをアラームにしてしまったら,音が出ないまま寝過ごすなんてことが起きてしまうでしょう。私はこんな機能は恐ろしくて使えません。

 あと,INFOボタンも今ひとつです。押せばアーティスト,アルバム,コーデックと一番上の行の表示が切り替わりますが,この切り替わった状態を覚えていてくれないのです。デフォルトはアーティストですが,私としてはアルバムを表示したいんですね。

 アーティストなんてのは,聞けばわかります。


(11)WEBからの設定

 本体のIPアドレスを直接叩けば,WEBブラウザから設定が出来るとあります。ほー,httpサーバを実装してあるんだな,これは便利だなと思ったのですが,その期待は簡単に打ち砕かれました。

 出来る設定は,ネットワーク設定とファームのアップデートのみ。他の設定は相変わらずリモコンからしか出来ません。

 そもそも,WEBブラウザで設定が出来る状態ということは,ネットワーク設定が済んでいると言うことでしょう。なんじゃこの無駄な仕様は?

 ファームのアップデートについては,本体のみではネットワークからのダウンロードしか対応しないので,ファイルからアップデート出来るこの機能は必要だろうと思いますが,それならファームアップデート機能専用と割り切って,もっとシンプルに作っても良かったんじゃないでしょうか。

 というか,USBメモリにファイルを入れて前面のUSBコネクタに突っ込めばそれで済む話ですよね。なんか,せっかくのhttpサーバが死んでしまっています。


(12)未確認事項

 まず,光デジタル入力のサンプリング周波数やビット数を確かめなければなりません。昨日書いたように,改造したBDP-150を繋ぐ予定ですが,88.2kHz/24bitを受けてくれないとこの改造も無意味になります。

 また,デジタル入力時のサンプリング周波数やビット数が表示されるのかどうかも気になります。

 最終的には有線LANで繋ぐ予定ですが,これも現時点では確かめていません。無線でつながっているのですが,多分大丈夫でしょう。

 iPodドックも使っていませんが,多分一生使う事はないでしょう。ここが壊れていても別にいいです。

 オートスタンバイも気になります。取説によると,操作しないで30分放置するとスタンバイに入るそうですが,これってアルバム1枚をじっくり聞けないということですかね。まさかそんなことはないと思うのですが,それならインターネットラジオを聞いているときはどうなんだとか,いろいろ疑問がわきます。

 もし,音が出てようと出てなかろうと30分でスタンバイに入るなら,これほど使えない機能もないんじゃないでしょうか。


(13)iOSから操作する

 iOSで動くリモコン「DENON Remote App」をiPad2に入れて見ました。そんなに期待もしなかったのですが,期待以上のひどさでした。

 電源を入れる,ファンクションを切り替える,インターネットラジオを聞くなどは出来ますが,肝心要のミュージックサーバーから音楽を鳴らすことが出来ません。

 NASが見つかり,iPad2の画面に表示されますが,これを選択すると「接続が拒否されました」と先に進めません。これでもうおしまいです。

 あまりのひどさに開いた口がふさがらず,iOSとの連携機能は最初からなかったことにしました。こうなるとandroidでどうなんだろうとか,試す気も起きないです。


(14)まとめ

 見た目も今ひとつ,音質もそこそこ,機能は豊富だがUIが良くない,細かいところで残念な仕様になっているなど,どうも鈍くさい感じです。

 所有欲を満たす質感もなく,音も特別よいわけではないので,65W+65Wのアンプとネットワークオーディオプレイヤーが小さい筐体に収まったということをメリットに,それこそ存在を意識しないような使い方をすることになるんじゃないかと思います。

 なんか,ボロカス書いてしまいましたが,正直なところ,期待が大きかっただけに,実物の残念さが目立ってしまい,悔しいのです。もっとスピード感のある,もっと切れ味のいい音を期待していましたし,浮かび上がるようなボーカルを再現出来るスピーカーを繋いでも,その能力を発揮出来ていないような気がします。

 デザインも質感も操作感もいまいち,ただし機能は豊富でシンプルに機材をまとめる事が出来るという便利さは特筆すべき所です。果たして買って得をするかどうかは,この多機能の恩恵をどれくらい受けることが出来るかにかかってくるように思います。

 値段が24000円と安かったのでお買い得感はありますが,これが4万円ならちょっと買わないなあというのが,私の今の結論ですね。

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