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2007年01月08日の記事は以下のとおりです。

サーバーを新しくしました

 せっかちな性格は,悪いことばかりではありません。

 艦長日誌も昨年夏にリニューアルしてから,かなり重くなったなあ,と思われた方も多かったと思います。

 MMXPentium-266MHzにVineLinux3.2という構成のサーバーでしたが,艦長日誌のCGIをblog風のものに変えてから,やはりその重さが実用範囲を超えるようになったと感じるようになりました。とはいえこのシステムを更新するには試行錯誤で繰り返したLinuxの設定作業をやり直す必要もあるでしょうし,今とりあえずなんとかなっているならまあいいか,と逃げていたのでした。

 ところがそんな私の怠惰を見越してか,神様は年末のクソ忙しいときにサーバーマシンの故障という試練を私にお与え下さいました。ああなんというお慈悲。

 翌日に実家への帰省を控えて,最悪のケースも覚悟しないといけないと思いつつ,ダメモトで分解を行って気になるところをハンダゴテでなめてみると,あろうことか直ってくれました。こんなに簡単に直ってしまうマシンの故障ですから,やはり神様の仕業としか思えません。「これが最後のチャンスじゃ。本格的に壊れる前に新しいマシンにリプレースするのじゃぞ」という声が聞こえて参りました。ああありがたや。

 かくして大阪の中古屋さんでThinkPad X20(2662-2NJ)を購入した,というところまでは,これまでに書いたお話です。

 HDDも3年近く使っているので交換しないとまずいと思っていましたが,初期不良が怖くて東京で買うことにしていたところ,わざわざ秋葉原まで出向くのも面倒になってしまい,結局日本橋で40GByteのものを買ってきました。安くなったものですね,5550円でした。

 こちらに戻ってきてから,X20の掃除と点検を行います。とりあえず問題はなさそうです。BIOSのアップデートをやっておこうと考えたのですが,これ,Windowsが入っていないとだめなんですね。FDからやればいいだろう,と思ったのですが,うちにはFDが使えるWindowsマシンもないので,アップデート用のFDを作成することも出来ません。結局X20にWindowsを一度入れて,そこから直接アップデートを行いました。

 この時,へたった電池を入れっぱなしにしてあったせいで,Windowsが起動しないという問題が発生し,インストールミスと思った私は何度もインストールを行う羽目に陥りました。ここが結局一番時間のかかった作業かも知れません。

 メモリについては,このマシンはチップセットが440ですので,256MbitのSDRAMを使ったタイプのSO-DIMMは使用できません。幸い私は128Mbit品を16個使った256MByteのSO-DIMMを1つ持っていましたので,これを差し込んでトータル320MByte。よし。

 HDDの交換は非常に楽ちんで,ビスを1つ外すだけ。買ってきた40GByteもあっさり認識してなんの苦労もしませんでした。よし。

 ここまで来ると,とりあえずLinuxだけ入れてしまうかなあと考えるのは,これ人情というもの。せっかくですので昨年秋にリリースされたVineLinux4.0を入れてみましょう。

 サーバー用途であれば3.2でも全然問題はないし,むしろ安定性で4.0は危ないかなとおもったのですが,最新版が出ているわけですし,3.xとは随分変わっているという話ですから,この際先を見越して入れることにしました。

 私はLinuxは専門家ではないし,普段使っているわけでもないので,ド素人もいいところです。何かあったときに頼りになるのは,先輩諸氏の苦労話のみ,です。

 4.0をダウンロードし,CD-ROMに焼きます。インストールはさくさくと進み,再起動まで簡単に終了。少し触ってみると,500MHzのCeleronですが,実に快適です。これなら生活マシンに使えるかも知れないなあと,そんな風に感じました。

 ここまででやめておくつもりでしたが,バックアップにもなるし,と古いサーバーにあるデータ類をコピーすることにしました。当然/etcにある各種設定もです。

 そうなると,もう自動的に再設定をすることになります・・・

 結局丸二日かかってしまいましたが,とりあえず現状を復活出来,一昨日にはすでにサーバーを入れ替えています。そういわれてみれば軽くなったかも知れないなあと思ったあなた,するどいです。

 はまったのは,4.0から用意されたファイアーウォール。うちはDNSサーバーもLAN内に立てているのですが,ファイアーウォールがこれを遮断していたことに気がつかず,ドメインの解決が出来ない状態に頭がおかしくなりそうでした。

 4.0ではinetdではなく,xinetdになっていたため,inetdで起動するサービスが上がらず,これもはまったところでした。

 apacheは最初から2は使わず,1.3に戻して使っています。はまるのわかってますから。

 一番困ったのはproftpdで,これは様々な問題が複合していました。bindより先に上がろうとしていたため,サーバー名が解決できずに起動しないため順番を入れ替える必要があったのに気がつくのに丸一日,そこからinetdで起動するようにするのに半日。起動しなかったのは,実はスタンドアロンですでに起動していたからでした。proftpdが起動しない設定になっていたのを,サービスの設定から起動に切り替えたのですが,これをすっかり忘れていました。

 さらにsshについてもはまったのですが,これは余計なことをしなくてもさくっとつながるもので,それを忘れていろいろおかしな事をしたせいでつながらなくなっていただけでした。冷静に考えてみると特別なにもしなくてよくて,今は問題なしです。

 自分のホームページを持つようになって10年にもなると,そこに蓄積されたデータは,もはや懐かしさを感じる財産となります。これらを守るために,それなりの手間がかかるのは仕方がないことです。また,3年程度のマシンの更新も,作業としては大事なことだと思います。

 新品のマシンを買うのが本当は一番いいのでしょうが,そこまですることもないと考えてずっと中古でやっていますが,アクセス頻度が小さく,今後も特別増えることはないでしょうし,そもそも回線が細いので,これで十分。24時間運転なので消費電力は気になりますが,処理能力は今回のように重くなったら考える,というのんびり具合で,今後も運用していこうと思います。

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