エントリー

2007年01月10日の記事は以下のとおりです。

罰当たり

 昨夜のNHKの9時のニュースを見ていると,甲府の方で墓石を倒されまくるという事件が起こっているという話が放送されていました。

 ビデオが終わってスタジオにカメラが戻ってくると,どうもいつもピント外れなコメントに思わず苦笑いを強いられる柳沢キャスターが,

「1つ2つならまだしも,これだけの数ですからね,罰当たりですね」

 といったようなことを,コメントしておりました。

 いつもならきちんと相づちをうつ相方の伊藤キャスターは,じーっと彼の目をのぞき込み,しかしながら一切の相づちを打つことなく,「柳沢さん,それはまずい,まずいですよ」とまっすぐなビームを発し続けます。

 そんなビームにお構いなく,柳沢キャスターの暴走は止まりません。

 諦めた伊藤キャスターは,もはや天に祈るような気持ちで,彼のコメントが一秒でも早く終焉を迎えることを待っていたに違いありません。

 待ちに待ったコメントの終了の後,微妙な間があって,そして何事もなかったかのように次のニュースを読み上げます。

 いや,実にスリリングでした。

 私は,柳沢キャスターの大人の寛容さに豊かな人間性を垣間見て,さすが世界各地の紛争地域を渡り歩き,次の瞬間には死んでいるかも知れないという極限を経験してきた方だなと,感服した次第であります。

 番組の終了直前,不適切であったと謝罪し,「1つでも倒してはいけません!」とすぱっと言い切った彼の「過ちは素直に認める」という姿勢に,言い訳と捨て台詞で悪いと思ってるんだか思ってないんだか分からないようなかつての久米宏さんとは違う,これまた大人の潔さを見たのでありました。

 まあ,やっぱり9時のニュースはみんな見てますのでね,油断はしたらあかんと思いますよ。

ホーローの鍋がもたらす心理的影響

 昨年特価品を購入して電磁調理器の良さを知った私は,電磁調理器への全面移行を目指すにあたり,主な調理器具の買い換えを画策していました。

 すでに中型の鍋は,母親が私に送ってくれたものがありますので,これでは少々大げさになるような用途に向けた小型の鍋と,フライパンをまずは用意することから始めることにしました。使用頻度から考えて,とりあえずこの2つを用意すればおおむね移行できるはずでしょう。

 鍋などどこで買っても一緒なわけですが,実家に帰省した折,近くのスーパー(これが結構安い上に品数も多い)に初売りに出かけてみます。

 なんか,最近は土鍋でさえも電磁調理器に対応するんですね。一人用のテンプラ鍋もあったりして,なかなか物欲をそそりますが,土鍋など冬しか使いませんし,テンプラ鍋に至っては全く使わないでしょう。余計なことは考えないようにして通り過ぎます。

 フライパンを品定めするのですが,すでにほとんどが電磁調理器対応になっているんですね。しっかりした印象でT-FALのものがぱっと目につきましたが,一方で安いものはアルミのフライパンの底面に鉄板を貼り付けたもので,全体が熱されるという電磁調理器の利点から考えるとちょっとどうかなあ,という感じです。

 T-FALのものは何層にもなっている構造で,手に取ると良さが分かるのですがずっしりとした重さがあって,ちとつらいところです。面白いのは昔ながらの鉄製のフライパン。電磁調理器の登場と相前後する形で偶然にもアルミ製に取って代わられ,ここのところ余り目にすることがなかった鉄製のフライパンは,実は電磁調理器との相性が抜群で,まさに復権という感じでしょうか。(鉄分補給に,と書かれていたのにはちょっと笑いましたが)

 一回りしてから特売のワゴンを見ると,やや深めになったフライパンが1000円でした。1000円ですからね,気に入らなければ使わなければよいだけと,余り悩まず気軽に買うことにします。宣伝文句によると,電磁調理器はガスと違って,フライパンを持ち上げて材料を混ぜるようなことは出来ないわけだから,深いものが断然使いやすいはずだ,ということです。今ひとついってることに論理的なつながりを感じませんが,深いフライパンはそれだけでも便利そうです。サイズは26cm。大きめの方が便利です。

 次に小さい鍋をどうしようかなあと思っていると,目についたのがホーローのミルク鍋。1.2Lの小型のもので,袋入りラーメンのサイズにぴったりです。

 なにより,真っ白な綺麗なホーローが素晴らしい。ホーローは鉄の表面にガラスを溶かして着けたものですから,傷が付きにくく,いつまでも綺麗に使えます。落とすと割れるのはガラス故で,そういう特別な配慮の必要な調理器具を使ってみたいなと言う気持ちもありました。

 言うまでもなく電磁調理器には完全対応。ホーローというのは,電磁調理器には最適なんじゃないかと思うのですが,それを実証するチャンスでもあります。

 価格は1980円。安いですね。手頃なサイズだったので買いました。

 実家から他の荷物と一緒に送ったのですが,どうも取っ手の部分が邪魔になり,うまく梱包できません。そこで取っ手を外してしまいました。荷物が届いてから組み立て直して使うという作戦ですが,実はこれが失敗の元と,この時気が付くはずもありません。

 荷物が自宅に到着してから組み立てをします。フライパンは問題なく済んだのですが,ホーローのミルク鍋は問題を起こします。

 取っ手の先のネジを締めていくのですが,いつまでも締め上がりません。いくらでも締まっていきます。このまま締め続けると壊れてしまうのは明白なので,適当なところでやめておくのですが,既にこの時,取っ手をくっつける部分に大きな力がかかってしまって,ホーローにひびが入っていたのです。

 初めて使ったあと,ひびから赤いサビが流れ出ているのに気が付いて,1回目の使用からこれかいなとかなりがっかりしたのですが,どっかにぶつけたわけでもないし,きっと不良品だったにいないと思って観察すると,どうも少しずつひびが大きくなって行くようなのです。

 ここで閃いたのがネジの締めすぎ,だったわけです。あわてて取っ手がぐらつかない程度にゆるめてからはひびが大きくなることはなくなったのですが,それでもすでに割れてしまったひびからは赤いサビがとってもとっても出てきます。

 ホーローはここから腐食が進み,やがて使えなくなってしまいますから,可能ならここでぴしっとシールをするべき。でも耐熱性のあるシール材など,私は持っていません。

 でも冷静に考えると,直接火にかけるならいざ知らず,電磁調理器ですからそんなに温度が上がるとは思えません。そこで手持ちのタミヤエナメル塗料(もちろん白)を塗り込んでみました。

 鍋全体が熱いうちに筆で塗り込んでいきます。あっという間に塗料が乾いて,どんどん重ね塗りが出来ます。おかげで丈夫な塗膜が出来上がり,傷はすっかり見えなくなりました。

 それ以後,サビは出てきません。とりあえずシールできたようです。なんとかなるもんですね。

 ちょっとお湯を沸かしたいとき,一人分のみそ汁を作りたいとき,ちょっとラーメンを食べたいとき,実にこの鍋は重宝します。ガスコンロだと真っ白なホーローは次第に汚れてしまうものですが,電磁調理器は全く汚れません。だから気軽に使ってみようという気になります。

 それに,サイズが適当なせいもあるのですが,お湯がすぐに沸きます。時間的にも手軽になったことは,非常に大きなメリットです。

 鍋1つでこれほど変わるものなのかと,改めて「道具」の善し悪しについて考えさせられた新年でした。

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ
  • ページ
  • 1

ユーティリティ

2007年01月

- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

ユーザー

新着画像

新着エントリー

過去ログ

Feed