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2008年02月25日の記事は以下のとおりです。

みみもと

ファイル 178-1.jpg

 フォステクスというと,MTRのメーカーという人もいればヘッドフォンのメーカーという人もいるし,長岡先生のスワンについて熱く語り出す人もいたりと,なにげに音に関わるメーカーとして,知る人ぞ知る存在です。

 しかしてその実態は,なく子も黙るフォスター電機です。ヘッドフォンやスピーカーの製造元で知られ,「これにも」「あれにも」フォスター電機のスピーカーは入っています。ヘッドフォンなどはそのものずばり,OEMで供給されていたりします。

 私の場合,フォステクスというと自作派を見捨てないスピーカーユニットのメーカーであることと,個性的なヘッドフォンRP50のオーナーであることで,ちょっと特別な存在ではあるのですが,先日RP50のイヤーパッドを直販サイトで購入したことがきかけになり,時々メールが届くようになりました。

 なんでも,リニューアルするとか。

 リニューアル予定の日時を過ぎても準備中と,おいおいこのまま閉鎖するんか,と心配になっていたのですが,ちゃんとオープンしました。

 リニューアル記念に安い物も出ていたのですが,ヘッドフォンのデモ品などは気持ち悪くて却下したところ,結局なにも買う物を見つけることが出来ませんでした。

 ただ,プレゼントキャンペーンがあったので応募してみます。私の場合,大体の場合こういうのに当たった試しがありません。今回も外れるだろうと思いつつ,非売品の「みみもと」というヘッドフォンに応募してみました。

 そんなこともすっかり忘れていた金曜日,なんと当選した「みみもと」が届いておりました。

 いやー,うれしいものですね。ありがとうございます。

 改めて確認してみると,20名に当たるというものでした。応募者がどれくらいいたのかわかりませんが,中に入っていたメモも手作りっぽくて,良い意味でうれしくなります。

 「みみもと」と書かれた包み紙に,簡素なビニル袋に入ったそのヘッドフォンは,非常に軽く,若干粗雑な作りです。しかし,フォステクスのヘッドフォンによく見られる白を基調に,オレンジのFOSTEXロゴが,コアなマニアからの視線を釘付けにしそうです。

 ヘッドフォンですから,なにより音が大事。ということで,早速使ってみましょう。

 ・・・

 ・・・

 ・・・

 ・・・これはいかんです。

 一瞬,耳がおかしくなったのかと思いました。次にiPodが壊れたのかと思いました。でも,いつも使っているオーディオテクニカのCK7に差し替えて,そのどちらでもないことを確かめて,ほっとしました。

 いや,大多数の人が好む低音バリバリのブーミーな音が出てくると思っていたのですが,実際はそれを含んで,高音がさっぱり出ていない。しかもかなり歪みが大きい上に,中域の山が大きくて,とてもではないけど長時間聞いていられません。

 CK7は,やや低域に偏りがあるものの,基本的にどの帯域にも公平な音です。モニタを目指したと言うだけのことはあります。

 一体,これと同じ物がどのメーカーにOEMされ,なんという型番で売られているのかわかりませんが,仮にこれを2000円とか3000円で買うと,私ならかなりがっかりすると思うのですが,世の中の人はそんなこともないのでしょうか?

 ということで,残念ながら実用機にはなりませんでした。

 ぱっと見ると,おそらく展示会のお土産か取引先へのノベルティだろうと思われるのですが,失礼ながらこれを配るのは自殺行為では・・・と心配になりました。

 誤解のないように書いておきますが,せっかく頂いたものですし,感謝はしてます。フォステクスも好きだし,そこが私にプレゼントですからね,うれしくないはずはありません。

 しかし,音は別です。

 おそらく,好みの問題を通り越して,ちょっとつらいという音になっていたことが,私にとっては残念でした。

 とりあえず,このヘッドフォンのOEM品を買わないように,気をつけたいと思います。

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