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2008年03月06日の記事は以下のとおりです。

なんとかES2は直りました

 ES2,ようやく動作確認が取れました。

 修理そのものは少し前に終わっていたし,試し撮りも終わっていたのですが,現像するのが随分後になってしまい,確認できたのは昨日でした。

 寒さもあって,幕速が安定せず,1/1000秒で後幕が先幕に追いついてしまうという問題がそもそものスタートでした。その後,余計なオイルを拭き取るために分解したり,分解したせいで調整をやり直す部分が出てきたりと,大事になってしまいました。

 いくら頑張っても時間が経てば後幕が追いついてしまいますので,これはもう考え方をかえようと思いました。幕速測定器を使って調整をしていましたが,これを基準に合わせると,どうも数日で狂ってしまうのです。

 幕速測定器を信用できないのか,それともES2を信用できないのかと言われれば,実はどっちも信用できないのです。もっとも,幕速測定器は他のカメラの調整にも使っているので,ある程度信用していますが,かといってES2側を徹底的に調整しても,返って調子が悪くなるだけのような気もしてきたのです。

 そこで,もう実力勝負で合わせることにしました。

 ある程度の目処は幕速測定器で合わせておくのですが,そこからの微調整はオシロスコープを使ったシャッタースピードの確認と,後幕が先幕に追いつかないことを交互に確認しながら進めます。

 そうすると,結構後幕のテンションを低くしても使い物になることが分かり始めるんですね。それを数日繰り返し,今年一番の冷え込みになった二晩を放置して,問題のないことを確認できました。

 露出計が1段ほどおかしいようにも思うのですが,どうせポジは使いませんし,どうしてもというなら露出補正で逃げればいいです。それにこのカメラは平均測光ですから,今のカメラと比べてもあまり意味がないのかも知れません。

 現像した結果ですが,おおむね大丈夫でした。オートではレンズの絞りを変えても一定の露出になってくれています。マニュアルにするとちょっとずれますが,オートの場合は無段階のシャッター速度が使えるので,結果に差が出ることは悪いことではありません。

 絞り込み測光でのオートが1段ほど狂うのですが,絞り込み測光はほとんど使いませんので,大目に見ます。

 どのコマも失敗がなく,期待以上の結果に満足です。なんとかなるものですね。

ファイル 182-1.jpg


 それで,気になっていたボディの歪みです。

 修理中に落下させてしまい,裏蓋が曲がってしまったのですが,もしボディが歪んでしまっていたなら,このカメラはもう捨てるしかありません。望遠系のレンズでピントが狂えば,ボディの歪みが考えられます。

 結果は問題なし。狙った被写体はもちろん,その左右の同じ距離にピントがきています。

 ということで,ES2はどうにかこうにか復活しました。こういうカメラですので,またどうせ悪くなると思います。ただ,その場合でもあまり大げさな事はせず,こういう感じで調整出来るとわかったので,ES2についてはボディの状態も考えて,カメラの優しい調整をしてあげようと思います。

 それにしても,ES2は手間のかかるカメラです。予備機を3台確保し,そのうち1台は調整すればすぐに使えそうなほど程度がいい(しかもクローム)ので,復活させることも考えたのですが,結果としてこんなに不安定なら,やらなくて正解でした。

 ES2といえば,私にとってはSMC-takumar28mm/F3.5です。このレンズとES2があるだけで,私にとっては十分楽しいのです。

ファイル 182-2.jpg

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