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2009年02月04日の記事は以下のとおりです。

F100雑感

 先日手に入れたF100,いい感じです。手に馴染む感覚がよいのと,シャッター音が気に入ってきました。フィルムカメラはフィルムを入れた時と入れていない時で,シャッターの音が結構変わるものですね。

 以前手に入れてあったSUNPAKの5000AFというストロボが,F100だとTTL調光が可能になるのを思い出し試して見たのですが,これもなかなか良い感じです。大容量ストロボはゆとりがあっていいなあと思いました。

 結局,私はF100にDK-17MとDK-19を組み合わせて使っています。DK-17Mは1.2倍のマグニファイアアイピースで,ファインダーの視野を拡大するものものです。元々APS-Cサイズのデジタル一眼用に作られたもので,私はすでにD2Hで愛用しています。

 ファインダーが見やすくなることに加え,接眼レンズが後ろに飛び出て来るため,カメラの背面に頬や鼻が適度に当たり,ホールドが楽になります。

 F100は銀塩のカメラですから本来DK-17Mを使う必要はないのですが,実はこのF100,ファインダー倍率が0.71倍とやや小さめなのです。これを1.2倍に拡大すれば約0.85倍と,一昔前の一眼レフか最高級プロ用に肩を並べるようになります。

 残念なのはかなり画像が歪むことでしょうか。F100のファインダーはDK-17Mを使わなくても肉眼で分かるくらいに糸巻き状の歪曲収差が出るのですが,DK-17Mを使うとさらにひどくなります。ちょっと気持ちが悪いのですが,見やすさと引き替えです。

 DK-17MにはDK-19という接眼目当てを付けています。D2Hでもこの組み合わせで使っていますが,F100の場合見事に裏蓋が開かなくなってしまいます。ニコンとしてもF100でDK-17MやDK-19を推奨しないのは,そうい事情があってのことでしょう。

 ですので,面倒ですがいちいちDK-17Mを外して裏蓋の開け閉めをやっています。

 銀塩のAFニコンはF70Dしかなく,レンズのラインナップも非常に貧弱な状態ですから,もしD2H用のDXニッコールが実力で使えるとかなり面白いことになりそうです。特に18-200mmは超音波モータと手ぶれ補正がありますので,試して見る価値ありと判断しました。

 結果は,かなりけられます。広角側は絶望で,ファインダーで見ても丸い穴からのぞき込んでいるような感じになります。望遠になるに従ってケラレの程度は少なくなり,テレ端ではファインダーではケラレはほとんどをわかりません。

 ファインダー視野率96%のF100に期待して現像したのですが,やっぱだめですね。四隅がかなり暗くなっています。

ファイル 264-1.jpg

 転んだ色を補正してリサイズをしてあります。トリミングはしてありません。

 Photoshopで周辺光量の補正を行ったのが次です。

ファイル 264-2.jpg

 8bitでスキャンしてjpegで保存したものを補正したのですが,少なくともこの画像では補正を強めにすると色が飛んでしまうのでこのくらいが限界です。

 背景によってはこのくらいの補正でも気にならない場合もあるでしょうし,トリミングを前提にすれば,さすがイメージサークルの小さいデジタル一眼用だけに解像度は素晴らしいものがあるので,あまり窮屈に考えず,上手に使ってみればいいかと思っています。

 そうなると,ちょうど手薄になっている85mmを真剣に考えるようになりました。中望遠はタムロンの90mmマクロとAi105mmF2.5があるのでいらないと思っていましたが,いずれもマニュアルフォーカスのレンズですし,F100にはちょっと力不足な感じもあります。ポートレートを撮るわけではないのでF1.4である必要は全然なく,「観察眼」を駆使するときの私の視野が80mm前後だから欲しいという理由ですから,F1.8で十分です。

 フィルムが安価で,かつ自家現像が出来るというのも,そんなに長くは続かない環境でしょう。今のうちに楽しんでおこうと思いますが,クラシックカメラで遊ぶだけではなく,完成度の高い現代のカメラと対話することも,やってみると楽しいことです。

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