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2009年04月20日の記事は以下のとおりです。

VCオリジナルeSATAカードは放棄する

 さて,MacBookProにeSATAで外付けHDDを繋ぐ大作戦,ですが,VintageCompterさんが初期不良の可能性があるので返送せよ,ということで送り返したところまでここに書きました。

 その後,のお話です。

 まず,返送後1週間ほどして,突然発送連絡がメールで届きました。ただ単にVCオリジナルeSATAカードを送りました,という内容のもので,結局初期不良だったのかどうか,そして送られてくる品物がどういう素性のものなのか,全く触れていません。

 困ったなあ,結構いい加減な会社なのかなあ,と思いつつ,こちらからメールで問い合わせをしてみると,連絡が漏れていたみたいで,結論としては初期不良,新品を送りました,ということが,謝罪と一緒にメールされてきました。

 先方で初期不良が確認出来た,と言うことと,その初期不良が起きない新品を送ってくれた,と言うことは,かなり期待できそうです。

 そのうち,ちょうどこないだの日曜日に品物がはるばるアメリカから届きました。

 実は安定動作をしているかのように思っていたSil3132のカードも,2週間のうちに何度かカーネルパニックを引き起こしています。ケースを介さずeSATAカードとHDDを直結すると安定したように思えたので,そういう状態で現在使っています。

 あまり警戒することもなく,届いたカードをカードスロットに差し込んでみます。

 すると,メニューバーにカードのアイコンが出てきます。とりあえず認識はしているみたいです。ここまでは前回のカードを全く同じです。

 次にHDDの電源を入れておき,eSATAカードにケーブルを差し込みます。ここですぐにマウントされれば問題なし,と行きたいところなのですが,期待に反して何も起こりません。これはおかしい。

 仕方がないのでカードを抜き,eSATAケーブルを差し込んだ状態でカードをMacBookProに差し込んでみます。

 すると,あっさりカーネルパニックが発生。嫌な気分です。

 うなだれながら再起動し,何度かカードを先に差し込んでケーブルを挿す,あるいはさしてからHDDの電源を入れるなどやりましたが,マウントせず。カーネルパニックもなし。つまり何の反応もなし。

 以前より悪くなっています。

 HDのインターフェースは1.5Gbps設定にしてありますから,以前なら少しずつでもコピーが進み,カーネルパニックなどは起こさないはずだったのですが,今回はマウントしませんし,しても即座にカーネルパニックですから,全く使い物になりません。

 私としては,以前のような大がかりな検証を行うのはもう嫌ですし,カーネルパニックによって作業が止まり,HDDの検査に何十分もかかった上,ファイルが壊れる(実際にpalm関係のファイルが壊れました)という事態まで招き,その上またあの会社と不毛なやりとりをしないといけないかと思うともううんざりなので,この爆弾のようなカードは封印し,処分しようと思います。

 5000円ほど無駄にしますし,時間も1ヶ月ほどふいにしましたが,やむを得ません。


 ところで,Sil3132のカードも調子がいいとはとても言えません。いつも日曜日の夜に起こるのですが,今回も昨日の日曜の夜,HDDにデータをコピーしようとマウントしたらその瞬間にカーネルパニックです。

 先週は毎日のようにHDDを使ったので安心していたのですが,がっかりです。うまく動いていたときと,カーネルパニックを起こしたときの違いは,VCカードを一度差し込んだかどうか,と腕palmをHotSyncしたかどうか,の2つくらいです。

 前者はカーネルのキャッシュの関連があると思いますし,HotSyncのマネージャはPowerPCのコードで動作しているので,怪しいと言えば怪しく,とりあえずONYXというフリーウェアでカーネルキャッシュをクリアし,再起動。その後は問題は出ていません。

 こんな感じで,単純な初期不良ということではなく,やはり相性の問題というとてもすっきりしない着地をしなければならないような感じです。無保証自己責任の人柱なら笑って済ませるんですが,今回はMac用と銘打っている商品を選んで買っただけに,それでもダメだったということはなかなか認めたくない事実です。

 ハードウェアも複雑化していますし,MacOSXも以前のMacOS9に比べるとはるかに見えない部分があります。大昔のSCSIにも随分手を焼きましたが,それでも原因を1つ1つ潰していくと,最後には確実に動かすことが出来るようになっていました。

 そこへ行くと最近は,一件関係なさそうに見える原因が複数重なって起きている事も多く,1つ2つ原因を取り除いても問題の解決には至らないことが多いように思います。今回の問題も,おそらくそんな感じの,決して1つや2つのわかりやすい理由で起きているのではないのでしょうね。

 SCSIの時代からそうでしたが,理由が分からない人は,「相性」という言葉を使います。今目の前で起こっていることは事実なのに,その原因がわからない,いわば神様や幽霊のような存在と同じレベルで,相性という言葉を使っていたのですね。

 私は技術者ですから,相性という言葉は使わないように努力をしていました。原因を調べて,再現性を確実にすることがなにより大事なことだと思っていましたし,また工業製品である以上それは必ず可能に出来ると信じていました。

 当時の私のスキルはなんとか最前線に立てていたのでしょうが,早い話が私も「相性」という言葉を使い始めたという事は,もう今時の技術の先端にはいられなくなっているのだ,ということなのでしょうね。寂しいことですが・・・

 とりあえず,Sil3132のカードをこのまま使って様子を見ます。カーネルキャッシュのクリアは結構効き目がありそうなので,期待大です。

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