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2009年06月09日の記事は以下のとおりです。

ATOM330ベアボーンの組み立て

  • 2009/06/09 13:39
  • カテゴリー:散財

ファイル 302-1.jpg

 突然ですが,PCを1台組み立てることにしました。

 理由はいろいろありますが,1つはATOM330というインテルのデュアルコアを試してみたかったこと,WindowsXPがそろそろ市場から消えそうなこと,安いベアボーンが手に入ること,1つくらいまともなWindowsマシンがあってもいいかと思っていたこと,そして最後に地デジへの移行手段にならんもんかな・・・,というところです。

 ATOMというプロセッサは性能はそこそこで値段と消費電力を下げたシリーズで,あくまで体感上の話だと思いますが,爆熱で知られたPentium4の2.8GHzくらいのパフォーマンスに近いと言われています。私に言わせればCPUの性能はもう十分なところにきていて,後は周辺,特にグラフィックとメモリに関係するシステムの出来如何で,全体のパフォーマンスが左右されるということでしょう。

 この考え方に従えば,ATOMとIONの組み合わせは最強と言えるのですが,まだ安いベアボーンが手に入るような状況ではなく,今回は残念ながらパス。しかし原子にイオンとは,次はプラズマとかそのあたりですかね。

 そんなことはどうでもいいんですが,今回手に入れたのはこんな感じです。

・R11S4MI-BA(FOXCONN)
・HDT721010SLA360(HGST)
・2GBのDDR2-DIMM(GreenHouse)
・DVR-SH20SD(アイオーデータ)
・WindowsXP Home Edition SP3

 このうち,DVR-SH20SDは最初は買うつもりはありませんでしたが,マウスを買いにいったヤマダ電機で2980円で偶然安売りしているのを見つけ,衝動買いしたものです。

 今回のベアボーンであるFOXCONNのR11S4MI-BAは私の購入価格で14999円と安い上に,HDDは3.5インチ,光学ドライブは5インチハーフハイトが使えるのですが,その割にはSATA専用だったりして,余ったパーツを使う事ができませんでした。

 光学ドライブはどうせOSをインストールするときくらいしか使いませんから,USB接続のものをインストールの時に使って済ませるにするつもりだったのですが,まあ3000円なら新品でもバルク品が買えるかどうかという価格でしょうし,3000円けちってインストールに手間取るようだと馬鹿馬鹿しいので,買うことにしました。

 買ってみると,なかなかのハイスペックでDVD-Rの20倍速ライト,DVD+RのROM化,DVD-RAMも読み書きOK,nero8の限定版が付いてくるなど,期待以上のものがありました。うちで一番いいドライブになってしまいましたよ。

 HDDは私が個人的に信用しているHGSTの1TBです。7350円。

 DIMMは年末に比べると少々値上がりしていますがそれでも十分安い。DDR以降のDIMMはチップそのもの以外にも,基板の設計がタイミングマージンにきいてくるので,ここはやはりブランドもので安い製品を探します。今回はグリーンハウスが安かったのでこれに決定。2280円。

 WindowsXPのDSP版を買うのは私は今回初めてなのですが,これって結構価格がばらついているようですね。高い店と安い店では3000円ほど差があるようです。もともと1万円くらいのOSなのに,こんなに差があると慎重になります。

 今回は11000円相当くらいの価格になるお店を選んで,DVD-Rドライブを除く全部をお願いしましたが,よく知っているお店ですし,信用できるところで買いましたから,まずまずの買い物が出来たと思っています。

 結局,ここまででかかったお金は38570円。キーボードもマウスもモニタも流用しますので価格には入っていません。送料を入れても4万円以内,これでメモリ2GB,HDDが1TBでWindowsXP付きですので,メーカー品に負けてないでしょう。

 ただ,主役であるベアボーンが,さすがに安いだけあって惜しい点もあります。まずMini-ITXのくせに結構大きいこと,ファンがそれなりにうるさいこと,見た目が格好良くないこと,アナログRGBしか出ていないこと,拡張バスがPCIであること,メモリスロットが1つしかないこと,です。

 このベアボーンに限った話というよりは,ATOM搭載のMini-ITXの主流がこうした傾向を持っていて,値段が安いことを売りにしているのが現状ですから,やむを得ないのかも知れません。私としては,初期投資額は少々高くてもいいので,徹底的な諸消費電力の低減を行ってもらうか,拡張性にもう少し考慮してあるとよいなと思います。

 先日の土曜日の午後に届いたこれらを早速組み立ててみます。

 まずベアボーンを開梱しますが,いや,想像していたよりも大きいですね。コンパクトなPCを想像していましたが,これだとコンパクトとは言えないくらいの存在感があります。ACアダプタ式ではないことは一長一短な所があるのでなんとも言えませんが,150Wという容量があることは,1つの安心材料のような気がします。

 HDDやメモリは目視では問題なさそうです。DVD-Rドライブも大丈夫ですね。Windowsも入っていました。

 ベアボーンを分解し,パーツを取り付けていきます。作業は本当に簡単で,あっという間に終わります。早く終わりすぎて面白くないくらいです。

 ディスプレイ,キーボードとマウスを繋いで,起動します。BIOSのセットアップでHDDやメモリが認識されていることを確認し,さっさとBIOSの設定を行います。

 リセットで再起動。ここでDVD-RドライブにWindowsXPを入れてインストール開始です。1時間ほどするとインストール完了です。あっけなくWIndowsマシンになりました。

 ここから先は,ドライバのインストール,各種設定,拡張機器の導入ということになりますが,地デジチューナーを除き,さっさと終わってしまいました。

 ただ,基本的なドライバが収められたCD-ROMに収録されているインストーラは,256色のVGAでは表示されない部分があるので少しはまりました。先にディスプレイのドライバだけ入れて置かないと,残りのドライバを入れるのにちょっとだけ戸惑います。

 さて,動いて見れば,ただのWindowsXPマシンです。2GBのメモリ,1TByteのHDDは一昔前の高スペックマシンですから,一昔前のOSであるWindowsXPならストレスフリー!,といいたいところですが,やはり少々引っかかる感じがあります。

 私以外の人も書いていますが,アプリケーションを起動するとき,ダブルクリックから実際に立ち上がるまでに,ちょっとしたタイムラグがあります。なにをやっているのか分かりませんが,「あれ」という違和感がついて回ります。これはあまり気分のいいものではありません。

 それでも,OSの起動も比較的高速ですし,安定して動作していますから,そこそこのCPUに大きなメモリとHDDを装備したマシンがこのくらいの価格で手に入るというのは,良い時代になったものです。

 発熱については期待通り少なく,測定してはいませんがトータルで40W程度の消費電力というのは本当のようです。近頃のBDレコーダだってこれくらいの電力は消費しますから,24時間稼働をすることがあっても,そんなに電気代を気にしなくてもいいでしょうし,冷房を強める必要もないでしょう。

 ファンは低価格機だけに心配でしたが,予想以上に静かでした。このあたりの感覚は人によりけりだと思いますが,もう少し静かなファンに交換するともっと良くなるように思います。深夜になると風切り音が少々耳障りでしょうか。

 むしろ,HDDのシーク音が金属の筐体に響いて耳障りなのは残念です。アクセスランプを見なくてもアクセスの具合が分かるという無理矢理な利点もなくはないですが,やっぱりゴロゴロと音を立てるのはいいものではありません。(アクセスランプも真っ赤なので結構無粋です)

 ということで,一応マシンは完成しました。画面周りの速度の遅さが気になるので,高速なマシンを普段から使っている人にはつらいように思いますが,なんといっても消費電力が小さいですから,許してあげましょう。

 さてさて,残るは地デジチューナーです。

 SKNETの定番,MonsterTVシリーズのなかで,USB接続型WチューナーのHDU2を買いました。約15000円と微妙な値段だったのですが,昔から予約がバッティングして悲しい思いをすることがあった私としては,Wチューナ-のゆとりをぜひ感じてみたいと思っていました。

 これをまずは標準状態でインストールです。問題なく動作します。少なくともこの状態で,明日からアナログ停波になっても私は難民にならずに済みます。ただ,ちょっと重たいです。このマシンスペックでは,コマ落ちがあります。

 それと,私は川崎に住んでいるのですが,TVKが入ったり入らなかったりします。ちょうど当落線上にあるような感じです。ただ,ほかのチャンネルも受信はできていても,十分なレベルであるとは言い難いので,集合住宅には欠かせないと言われる室内用のアンテナブースターを導入することを考えています。

 んで,せっかくのHDU2ですから,xxxをyyyしてzzzするととても幸せになれるわけです。このマシンスペックでどこまで出来るかは分かりませんが,ちょっと頑張ってみようと思います。

 つくづく思うのは,もう地デジというのは,家電の域を超えたものなんだなあということです。流れてくるデータのフォーマットに始まり,そのデータをどう処理して画像を得るかまでの流れを考えると,やってることは情報処理そのものです。

 かつて,PCをビデオレコーダにするのが流行りましたが,この頃はビデオデッキや当時で始めたDVDレコーダという家電品をPCが模倣するという感じでしたが,今回地デジシステムをPCベースで検討するにあたり,むしろ家電の中身がPCになっているという実感を持ちました。

 少し前の子供に,テレビの原理を教えてあげるのは,難しいものではありますが不可能ではありませんでした。しかし,デジタルTVはもう子供には理解不能でしょう。粒度の問題ですから,子供達にわかるレベルで教えることは可能でしょうが,果たしてそれで原理を語った事になるのかどうか。私には自信がありません。

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