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2010年04月01日の記事は以下のとおりです。

最新家電の進化

  • 2010/04/01 12:40
  • カテゴリー:散財

 先日,引っ越し先の部屋をした見に行ってきたのですが,近所に大きな家電量販店があるんですね。家電量販店というと寡占が進んでいて,少し前まで元気だったところが急激に勢いを失う感じになってますが,そのお店(コジマです)は,年度末の日曜日という事もあり,ごった返していました。

 売る気満々買う気満々という,年末のアメ横か黒門市場という感じで,新生活向けの家電品の下見と思って立ち寄った我々も,ついついテンションが上がってきます。いいですね,こういう高揚感というのは。

 引っ越し先には部屋が3つあり,2つは今使っている照明を持っていくのですが,1つは足りないので買うことになります。引っ越しの夜に電気が付かないというのは非常に寂しいので,出来れば早めに手配をしておきたかったのですが,まあ引っ越しの翌日に買おうか位に考えていました。

 照明売り場に足を運ぶと,案外人が少なく,店員さんが「Panasonic」のジャンパーを着て,我々の周りをウロウロし始めます。

 欲しいのは,ペンダントではなく,プレーンなシーリングライト。木目やガラス,金属で装飾されていない,ごく普通のシーリングライトです。

 10年ほど前に一度購入しましたが,この時は案外厚みもあり,値段もそこそこした記憶があるのですが,今回ダラダラみていると,廉価版でもリモコン付きなんですね。

 それと,Panasonicは何かにつけて「エコ」というんですが,照明も電気代半分とか書いています。照明で半分は無茶だろうと思ったので,さっきのPanasonicジャンパーの人に聞いてみました。「半分っていうのは,なにか細工があるんですか?」

 目がきらっと輝き,その質問を待ってましたとばかりに,彼はツインパルックという新しい蛍光管が使われていることを説明しました。

 私は知らなかったのですが,従来の環状の蛍光管,東芝の商標ではサークラインというのですが,これを細くしたスリム管というのが流行っているんですね。細いとなにがメリットになるのかといえば,薄く作れると言うことくらいしか思い浮かばないのですが,今回のツインパルックは,このスリム管と同じ太さの管を,内側と外側で繋いでしまい,一本の蛍光管として光るようになっているものだそうです。

 後で知る事になるのですが,管が長い方が発光効率が高いそうで,40Wと32Wを組み合わせたものより,70W一本の方が明るいらしく,同じ明るさなら電力を下げることが出来るというのが,電気代半分の根拠でした。

 それより,そのツインパルックですが,寿命が16000時間です。これは私も少し前にニュースで読んだのですが,普通の蛍光管が6000時間程度とされている中で,その2.5倍も長持ちです。通常,蛍光管の寿命は明るさが80%になったところを言いますので,16000時間も80%以上の明るさをキープしてくれるんですね。

 これは,もちろん管の改良もあってのことですが,特殊形状の蛍光管であるがゆえに,グロースタータを使わないことも長寿命に貢献していると思います。蛍光管の寿命というのは,点滅1回に付き30分から1時間くらい減ると言われていますし,放電管ゆえ,点灯時の大電流というストレスによっても寿命が短くなります。

 これが,専用の器具によってのみ点灯されると限定して,最適化設計できると,確かに寿命も延ばしやすいです。その器具が高価なら経済性も検討されねばなりませんが,インバータによる高周波点灯も最近安くなってますから,もう無視していいでしょう。

 そもそも,2本の蛍光管を使ったのは,片方だけ点灯させて明るさを調整するための仕組みだったと考えられるので,インバータによる無段階調光が可能な現在,2本使う理由などどこにもないのです。なら,効率のいい一本にした方がよいですわね。

 店員さんは「日立さんからも出てますが実はPanasonicからの供給です」とかぽろっと言ったかと思うと,Panasonic製品をさして「うちの製品は」と口を滑らして,販売応援に来ていることがばれています。私もついつい「御社のやつは~」などと,なんかおかしな会話になってます。

 取り付け方も手際よく説明され,持ち帰りは可能かと聞けばとても軽いので全然大丈夫と,迷いなく即答。部屋の大きさと明るさから大きいもの(100Wタイプ)と小さいもの(70Wタイプ)で迷いましたが,販売応援の方は「小さい方で十分」と胸を張っていうので,どうせいるものだからと,小さい方を買うことにしました。

 最安値かどうかわかりませんが,予算9000円の所,7980円ということだったので,内容を考えると安いと思います。機種名はHHFZ4150というやつですが,なるほど小さくて軽いです。

 引っ越し先に戻って取り付けて見ますが,とても簡単でした。しかし,実際に取り付けてみると,なんだか貧相なんですね。今私が使っているものも40Wと32Wで明るさとしてはそんなに変わりませんが,大きくて立派です。

 よく見ると,やはり小さい上に,厚みが減って薄っぺらくなっています。そもそもシーリングライトに存在感などない方がよいのですが,このくらい小柄になると,なんだか点光源のような気分になってきます。

 30年ほど前,30Wタイプの小口径のペンダントから,32Wや40Wという大口径のペンダントやシーリングライトになったとき,明るい範囲が広がったことにうれしくなったものですが,今回のシーリングライトではやはり明るい範囲がやや狭くなり,30年前をふと思い出させるような,そんな印象を持ちました。

 でもあれですね,昔,蛍光灯の照明器具っていうと,鉄心に銅線をグルグル巻いた安定器と,JISで規格化された蛍光管とグロー球を組み合わせれば作る事が出来たんですが,今は半導体技術によるインバータと,特定の会社でしか作る事の出来ない専用蛍光管の時代になっていて,トータルで高性能なものをしかも安く売るようになりましたから,結局は技術とお金のある会社しか生き残れないという状況が,数千円の照明器具の世界でさえも起きているんですね。ちょっとびっくりしました。

 確かに10年ですから,そりゃ進化もするでしょうが,普及品でもこれだけ進化しているというのは,大したものだと思います。

 後日書くことになりますが,実は洗濯機も電子レンジも新調します。図らずも2つともPanasonicを選びましたが,特に洗濯機は「ここまでやらんにゃいかんのか」と思うほどの徹底ぶりです。他のメーカーとの差がどんどん開きそうな気配さえします。ここ数年来のPanasonicの勢いは,同業者の私が見ていてもほれぼれするものがあります。

 なにせ今持っている家電は10年以上のものばかりです。まだ使えるから,という話はあるのですが,経済性以上に,その性能向上からくる快適性に,10年という時間は十分見合う投資対象だと考えています。本当は冷蔵庫や掃除機も買い換えたいところですが,最新の冷蔵庫でどれだけ幸せになるのか,最新の掃除機でどれだけ幸せになるのか,ちょっと分からないところもあるので様子見,です。

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