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2010年04月27日の記事は以下のとおりです。

サイクロン式の掃除機を買う

  • 2010/04/27 12:56
  • カテゴリー:散財

 新居では,不衛生になることを承知の上で,全室カーペットを敷きました。これは,フローリングの傷つき防止と,ものを落としたり椅子を動かしたりしたときの,騒音を和らげる目的があります。

 傷が付かないように,大きな音がしないように,と気を遣うこともなかなか大変なわけですが,カーペットを敷けばある程度気が楽になってくるでしょう。そういえば,私の母も実家を新築した際には,全室にカーペットを敷いていました。

 ところが,そのせいで誤算だったことがあります。掃除機です。

 私が10年ほど前に買った安い掃除機をそのまま使うつもりで持ってきました。非常に騒音は大きいのですが良く吸い込み,実用上なんら問題はありませんでした。

 先日,嫁さんがその掃除機と格闘している姿を見て,そんなに大変なんかいな,と疑問を持ったことに始まり,実際に自分でも掃除機をかけてみると,これがまあなんと重労働なことか。

 一番の原因は,吸い込み口の構造です。ブラシが回っているわけでも,自走するわけでもないただの吸い込み口は,カーペットを吸い込むとぴたっとくっついて動きません。

 これを動かすのは本当に力仕事で,小柄な人だと本当に格闘しているように見えるのです。ねじ伏せるという表現がぴったりでしょう。

 ブラシが回転するヘッドを持つ掃除機や,サイクロン式,排気が綺麗なものなど,掃除機の進化も進んでいますが,それでも一頃に比べてやや落ち着いた感じもあります。そもそも掃除機に10万円近い値段が出せるのかという疑問もあるなかで,それでも毎年各社から新製品が投入され,高価な価格のものが売れるという事実は,もしかするとカーペットという強敵に打ち勝つためなのかも知れません。

 そういう話なら,掃除機を買い直してみたくなります。

 今回のテーマは,カーペットの掃除が楽に出来る事,これが最大のものです。ゆえに,カーペットでラクラクなどの文言が出てこない掃除機は却下です。自走式であることも今回は外せません。

 そこから先は,メーカーで個性が出ます。小型なら三菱,静音なら東芝,省エネならパナソニック,という感じですが,なんとシャープのサイクロン式の評判がよいとのこと。

 サイクロン式は,ゴミを捨てるのが面倒で手も汚れるので,紙パック式が一番だと思っていましたが,シャープのそれはサイクロン式の欠点であるゴミの捨てにくさを克服するべく,ダストカップに溜まったホコリをぎゅーっと圧縮して塊にする仕組みがあるそうです。

 プラズマクラスターとかいうもののおかげで排気も綺麗,しかもダストカップに細かいホコリが付着しにくいなど,サイクロン式の問題点も少しずつ克服されているらしいのです。

 シャープの場合,基本性能は同じで,大型のものが静か,小型のものが少々うるさい,と言う2ラインになっており,私は小型でうるさい方を選ぶことにしました。階段がありますので,手で提げて上のフロアに持って行けないとダメだからです。

 そして結局選んだのは,EC-AX110という機種です。34000円ほどだったのですが,このクラスの掃除機としてはなかなか評判も良いようです。

 土曜日の夜に届いたEC-AX110ですが,早速使ってみました。

(1)まず,ややこしい
 説明書も読むのですが,ボタンを押しても思ったように外れない,思ったように動かない,と言うことが何度もありました。ダストカップを本体から取り外すのに5分ほど悩みましたし,ダストカップのゴミを捨てるときにもすったもんだしました。

 ここを押す,とか書かれているのですが,押すとどこが外れるのか,押しただけではだめで,押した後なにを動かせば外れるのか,そのあたりの記載がなくて,不親切だなと思いました。

 いや,私がおかしいのかもしれません。だけど,説明書ではボタンをおせばなにか反応がある,という書き方なのです。しかし,実際,ボタンを押しただけではなにも起こらず,その後なにをしないといけないかがわからないのです。2度そういう目にあって,この説明書はこういうものなんだなあと思いました。


(2)結構うるさい
 10年ほど前に買った実家の高級な掃除機は,紙パック式ですがかなり静かです。数値上のスペックはそれと変わらないかむしろ低いくらいなのですが,結構耳障りな音がして,掃除機が出す音として追い立てられる気分がします。


(3)自走式ヘッドはらくなんだけども
 自動式の回転ブラシ付きヘッドは,前に押す分には軽くスムーズで,カーペットのゴミも一発で吸い込みます。これは大したものなのですが,押したものは引き戻さなければならないわけで,この弾き戻しという作業がなかなか重たくて面倒です。もしかすると,この掃除機は常に前進だけする一方通行な掃除を推奨しているのかも知れません。

(4)自動のパワー制御
 パワー制御の自動というのは結構ありがたいものですが,ヘッドを浮かせて次の場所にさっと持っていく時にもいちいちパワーが下がるのは,ちょっと効率が悪いかなあと思います。ただ,便利ではあります。

(5)ゴミ圧縮がうるさい
 一応静音に気を遣ったというこの掃除機ですが,電源を切ったあと,10秒ほど「カタカタカタ」という結構大きな音をさせてゴミを圧縮します。結構耳障りです。しかも,圧縮が終わると「ピーピー」と大きな電子音がなりますが,静音がニーズとして存在する掃除機が,自ら単調な電子音を発するというのは,ちょっとどうかなと。

(6)ゴミがすてにくい
 ダストカップを外し,底のフタをはずして,ドーナツ状のゴミを捨てるのですが,やっぱりサイクロン式の宿命か,どうしてもこぼれてしまって,また掃除をし直す必要に迫られます。
 ただ,プラズマクラスターのおかげで静電気が発生しにくいというのは本当らしく,ダストカップにくっつくホコリの量は非常に少ないです。

(7)排気は綺麗な気がする
 排気については,勢いも殺してあってホコリが舞い上がることも少ないですし,匂いもしません。生暖かさも少ないので,気持ち悪いという印象はありません。

(8)ちょっと重いし,持ちにくい
 小型でもフラッグシップというちょっと珍しいカテゴリに位置する掃除機ですが,このクラスとしてはちょっと重たい印象です。重たい上に取っ手の位置が悪く,さっとつかまえて持ち上げることが出来ません。


 てな感じでダメ出しをしてみましたが,もちろん今まで使っていた掃除機に比べると全然楽ですし,製網も高く,透明なダストカップにゴミが溜まるのを見るのは,掃除へのモチベーション維持に効果的です。

 カーペットではフルパワーでも,フローリングならパワーが落ちますし,持ち上げればもっと静かになります。こういう自動運転が行われることはそれなりに便利です。

 ただ,期待通りの省力化が出来たかと言えば,ゆっくり一方方向になぞる,と言う新しいかけ方に慣れるしかありません。部屋が狭く,障害物が多い我が家でこうした方法に慣れるには,かなり時間がかかるような気がします。うーん,ルンバでも良かったのかなあ。

 ところで,古い掃除機ですが,紙パックが余ってますし,よく考えたらベルトサンダーに取り付ける掃除機としてもってこいなので,しばらく使う事にします。

 しかし,掃除機もまだまだだ,という印象を持ちました。ネコが逃げない掃除機は,きっと我々にとっても良い掃除機なはずです。ぜひ,ネコがすやすや寝ていられる掃除機を作って頂きたいと思います。

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