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2011年01月24日の記事は以下のとおりです。

さらばWILLCOM

 2009年の春,既に死に体と思われたWILLCOMが無謀と思えるキャンペーンを行いました。新つなぎ放題という24時間常時接続のデータ通信プランを,端末代込みで月額980円で提供するという話です。

 これ,当初文言が不親切で実は初期費用が結構かかるとか,解約時の話がよく見えないとか,まあ知らない人にはわからないようなややこしい話がいろいろあったのですが,実際に契約して使って見ると,本当にどれだけ使っても980円ですし,本当にWILLCOM大丈夫なのかなと心配になるほどでした。

 実際,大丈夫ではなかったのが洒落になっていないのですが,例えばiPhoneを持つと7000円とか8000円とか,下手をすると1万円以上の費用がかかるわけで,月々1000円というわずかな金額で24時間常時接続の回線を確保出来るという話は,私のようなライトユーザーにもアピールするものでした。

 加えて,速度の遅さに辟易しiPhoneに乗り換えた旧アドエスユーザーが,わずか980円で数万円もしたアドエスを甦らせるのに使ったという話もよく耳にした話です。

 私の場合,中古でわざわざアドエスを買い,スマートフォンのはしりとなった端末をしばらく使ってみたりもしましたが,結局分かったことはWindowsMobileはリセット前提で使うということと,カスタマイズの余地は結局ないよ,という事実でした。

 月額980円のデータ通信サービスは,特に期間限定という訳でもなかったらしく,今も980円で利用出来る仕組みが維持されているので,収支としては赤字ではなかったのでしょうが,2年間限定のW-VALUE SELECTなる割引を行って980円にするという仕組みですから,自動更新によって2年を過ぎると本来の4000円近い金額がかかってしまうわけで,一度解約し,再度980円で新規を申し込むという効率の悪いことを考えなくてはなりません。

 データ通信専用ですので電話番号が変わっても別に構いませんが,新規の際の手数料が結構かかってくるので,このあたりの実質的・心理的な重荷というのは,無視できません。

 とまあ,私の場合5月で契約から2年になるので,解約することは避けられないとして,その後をどうするかを考えなくてはならない状態にありました。同じWILLCOMを使うのか,他のサービスに乗り換えるのか。

 ぱっと思いつく案もないまま時間ばかりが過ぎ,面倒臭いなあと思いながら過ごしていたら,どうやらその声を神が聞き届けて下さったようで,なんとWILLCOMの端末を落としてしまいました。

 すぐ休止の手続きを取りましたが,端末を紛失したわけですから使えない状態が期限までの4ヶ月間続くことになります。切羽詰まった切実な問題として優先度を上げるためのふるった愛の鞭としては,あまりに厳しいものがありますよ,神様。

 ということで,どのみち解約するわけですし,迷っていてももったいないだけなので,解約をしました。期限までは4ヶ月残っているので,端末代の分割分700円の4回分で2800円は請求されますが,まあこれは仕方がありません。4ヶ月980円を支払うと4000ですし,休止状態で75%になったとしても3000円(本当にこんな単純な計算でいいかは私にはわかりません)ですから,端末代を払ってもすぐ解約するのがお得ということになります。

 もう私には,モバイル常時接続環境がありません。なんだか急激に「繋がっていない」不安や寂しさがおそってくるのは,なぜでしょうか。

 とにかく,長く使っているドコモの携帯電話は維持したいですから,これ以外に常時接続のモバイル回線をどう選ぶかです。いかに私が普段携帯電話を使わない人とは言え,使用頻度がそれほど高くない回線の確保に5000円以上かけることができないことなど,説明の必要もないでしょう。

 ならまたWILLCOMなのかという話になりますが,正直なところ128kbpsではもうWEBだってきつくてたまりません。

 私としては,128kbpsで1000円でしたので,256kbpsで2000円程度が望ましいなあと思っていたのですが,昨今モバイルルータで大人気のeMobileや UQ Wimaxはいずれも4000円程度の負担です。いくら高速でも,これはちょっとしんどいです。

 ・・・まてよ,300kbpsで2500円というサービスがあるじゃないか。

 日本通信の提供する,b-mobileSIMは,300kbps程度の速度を,年間3万円の毎払いで利用出来るサービスで,用意されるのはSIMだけ,端末はSIMロックフリーのものを利用可能というものです。輸入もののSIMロックがないiPhoneを,リーズナブルに使えると昨年秋頃に随分話題になりました。

 おかしな縛りもなければ,解約のペナルティもない,様々なキャンペーンや複雑な料金体系もない,その上回線はドコモのFOMAで日本全国どこでも使えるとくれば,300kbpsで月平均2500円というのはかなり魅力的です。

 ま,回線はこれにするとして,SIMだけではどうにもならないので端末を用意せねばなりません。モバイルルータでWiFIのアクセスポイントになってくれれば万々歳ですが,調べてみると2万円近くするんですね,この手の商品というのは。

 そんな風に思って日本通信のサイトを見ていると,輸入もののiPhoneは非常に高価ゆえ,その対策の1つなのかなと思われる,海外製の安価なAndroidスマートフォンが提供されていることを知りました。

 IDEOSがそれです。android2.2を搭載したandroid端末で,手のひらサイズの小型で100g程度の軽量,テザリングも5台まで可能で,モバイルルータとしても動いてくれます。お値段は26800円。

 画面はQVGAで小さく,CPUも500MHz程度と貧弱ではありますが,少し前のiPhoneだってこの程度だったことを思い出すと,なんとかなるさと思えてくるから不思議です。

 2万円出して単機能なモバイルルータを買うくらいなら,実質的に24000円くらいで手に入るこの端末は,それ単体でもメールやWEBくらいならこなせて,地図もtwitterも出来るわけで,結構ワクワクしてきます。それにずっと気になっていたAndroidです。こんなことでもないと,触ってみる機会もありません。

 冷静に考えると,端末代24000円に通信費用が3万円ですから55000円近い出費をしているわけですが,この先1年以上(14ヶ月です)一切お金がかからず,どこでも繋がるようになるわけですから,まあいいとしましょう。

 なんか,最近強烈な無駄遣いをしているような気がします。実は今週末,いろいろ通販で届くのです。メモリやらヘッドフォンやら。ただでさえ冬の暖房で出費がかさむなか,果たしてこれでまっとうな老後を送ることができるのかどうか,不安に駆られるのでした。

 ということで,そんな不安は週末に届いたIDEOSを見るとふっとんでしまいました。

 小さく,軽く,パワフル。決して使いやすいとは言えないこの端末を手にして,私はかつてPalmを初めて触った時の感激を,少し思い出しつつありました。

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