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2011年01月26日の記事は以下のとおりです。

MacBookProのメモリ増設

  • 2011/01/26 12:09
  • カテゴリー:散財

 散財を紹介する2回目は,MacBookProのメモリです。

 DDR2時代の,DRAMの暴落は歴史に残であろう,ひどいものでした。巨大設備産業であるDRAMのメーカーがとうとう力尽きてつぶれていく様は,まさに生きるか死ぬかの戦いでした。アクセルを緩めればそこで脱落,しかし踏み続けるも地獄という状況で,DD3への移行は,まさに日照り続きでひび割れた田畑に染みこむ,恵みの雨のようでした。

 しかし歴史は繰り返します。DDR3に移行し,OSも64ビットになりつつある今,メモリの需要はそれなりにあるようですが,やはり価格が下がっています。DDR2時代に比べればましとはいえ,これ以上の値下がりはメーカーにまた血を流す必要を迫るでしょう。

 DRAMは旬の食べ物のようなものですから,主流のメモリの値段は下がりますが,一世代前あるいは一世代先のメモリは値段がそれほど下がりません。

 ところで私のMacBookProは,購入してもう2年以上が経過するわけですが,特に不満もなく,まだまだ立派に私の頭脳をアシストしてくれています。この手のマシンが陳腐化するのは,CPU速度でも画面の大きさでもなく,記憶容量です。それはHDDの不足,あるいはメインメモリの不足です。

 HDDについては,比較的緩やかな技術の変化ですし,従来の技術の上に大容量化が行われるので,最新の大容量品に交換することは容易です。しかしメインメモリであるDRAMは,まさに旬のものが使われているので,2年後には全く違うメモリが主流となっていて,入手も徐々に難しくなっていきます。

 また,ノート型のPCはスペースの関係から増設には制約があり,私のMacBookProも嫁さんのMacBookも,SO-DIMMは2つまでしか入りません。

 チップセットによる最大容量の制約もあるので,実はパソコンが使い物にならなくなる理由は,経験的にメモリによるものだと,私は断言しましょう。

 果たして,私のMacBookProは,最大搭載容量は6GBです。現在搭載している4GBではスワップが連発してカクカク動く状況においては,とにかく増やすしかありません。

 メモリスロットが2つしかないMacBookProですが,私はすでに2GBを2枚入れてトータル4GBにしてあります。6GBにするにはこのうち1つを外し,4GBのSO-DIMMと入れ替えることになります。もったいない。

 調べてみると,DDR2でもHynixのSO-DIMMが6000円ほどです。2万円近くしていたような記憶があって,値段が下がるまで待とうと思っていたのですが,6000円なら躊躇することはありません。

 上海問屋で見つけた安いメモリが届いたのは,やはりこないだの土曜日です。交換作業は簡単なので,さっと作業開始です。電池を外し,ビスを3本緩めて,メモリスロットのカバーを外します。

 ソケットから1つ2GBのSO-DIMMを外し,4GBのものに交換します。

 元に戻して電源を入れて,6GBに増えているかどうかを確認すれば,作業完了。

 不安なので,メモリテストツールを走らせて,問題ないことを確認しておきます。

 なにも問題が出なかったので拍子抜けしつつ,4GBでスワップの発生していた重たい処理を行ってみましたが,さすがに2GB増えるとスワップが減ります。軽くなった,速くなったと言うより,引っかかることがなくなったという感じで,作業や思考を中断されないことの快適さを手に入れるのに,この6000円という出費はとても安かったと思います。

 どのみちこれ以上のメモリは搭載できませんから,MacBookProの拡張としてはもうこれでおしまいです。次不満が出たら,買い換えになるのでしょうね。

 さて,MacBookProもMaBookも,同じメモリが2枚入った状態では,インターリーブが有効になり,メモリのアクセスが高速化されます。これまではインターリーブがきいていたはずですが,4GBと2GBのメモリになった今後,インターリーブは無効になります。

 速度がどれくらい遅いか気になるわけですが,はっきりいって差は感じません。調べたサイトがあるのですが,いわく数パーセントの差に過ぎない,と言うのようです。

 気になるなら4GBを2枚入れて,トータル8GBのうち6GBを使うようにすればいいのですが,これはさすがにもったいない使い方です。

 メモリを増やした事による速度の向上が,インターリーブによる速度向上を明らかに上回ると考えた私は,現在の6GBの体勢がもっともよいと思っています。

 ところで,外した2GBのメモリについてですが,嫁さんのMacBookに差し込んで使ってもらうことにしました。

 もともと512MBのSO-DIMMが2枚入っていましたが,私のMacBookProを4GBにするときに外した1GBのSO-DIMMを2枚入れて,トータル2GBになっていました。

 嫁さんのMacBookは3GBが最大なのですが,これは1枚を2GBのSO-DIMMにした場合です。インターリーブは有効になりませんが,MacBookの場合グラフィックチップが別になっておらず,メインメモリの一部にフレームバッファが確保されるので,インターリーブがない時の速度低下は結構大きいといわれています。

 嫁さんは,とにかくたくさんのアプリを立ち上げたままにする人で,現実の生活でも出しっぱなしで片付けの出来ない人ですから,広いスペースが必要になるのはリアルでも同じです。

 そんなですから,すでにメモリはカツカツとのことで,3GBになったマシンの軽快さを,喜んでいました。

 今度は,もともとMacBookProに入っていた1GBのSO-DIMMが1つ余ってしまいました。いつ必要になるか分かりませんので,とりあえず箱の中にいれてしまっておくことにします。

 DDR2という一世代前のメモリにどれくらいの影響があるかはわかりませんが,少しずつDRAMの値段が上がる傾向を見せているそうです。旧正月が開けると品不足に拍車がかかり,投機的な期待も込めて値段が上がってくると言う意見もあるようですが,これも経験的にDRAMの値段は,なかなか戻りません。世代が変わるまで,このままの値段で推移するんじゃないかと思っています。

 DDR2については,手に入りにくくなるまえに手に入れておくべきものですので,もし少し古いマシンを持っている方は,今のうちに増設されることをおすすめしておきます。

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