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2011年03月24日の記事は以下のとおりです。

Nintendo3DSを買いました

  • 2011/03/24 15:49
  • カテゴリー:散財

 連日の報道の通り,地震と津波によって大きな被害が出た東北と関東地方は,被害の軽かったところから少しずつ普段の生活を取り戻しつつあります。

 阪神大震災の時もそうでしたが,最初の2週間程度まで,最初の半年まで,そしてその先しばらくと,大体3つか4つくらいのフェイズで,復興の流れが変わっていくのではないかと思っています。

 最初の2週間はとにかく生き延びること,次の半年は暫定的にでも普段の生活を取り戻し,安定させていくこと,そしてそれが終わったら狂ってしまった人生設計を立て直したり,次の世代を視野に入れた恒久的な復興を防災を含め進めていく,という風に,これはまあ一例ですが,必要な時間も,費用も変化していくものです。

 そして,この種の話は,時間の経過と共にどんどん重くなっていくものでもあります。最初の2週間では仕事を失ったことを憂うより生きてて良かったと思うことが当たり前ですが,そうはいっても仕事無しでは食べていけませんし,自衛隊も仕事の世話まではしてくれません。最終的には自分で何とかしろ,と厳しい事を言う人がいるかも知れません。

 そしてここがとても大事なことだと思うのですが,天災による助け合いというのは,それぞれのフェイズでその質が変化せねばなりません。生きるために必要な支援物資は,恒久的な復興の役にはそれほど立ちません。逆もまたしかりです。

 被害の少なかった人から出来るだけ早く普段の生活に戻ることの大切さは,被害が深刻でなかなか普段の生活に戻ることの出来ない人々を,経済面でも精神面でも,直接間接を問わず支援ができ,日本全体が少しでも早く立ち上がることにあるのだと,私は思っています。

 前置きはこれくらいにして,先日の土曜日,近所の家電量販店に,ゴパンの小麦グルテンとコードレス電話の子機の充電池を買いに行きました。いいお天気で,いつもなら混雑する店内もこういうご時世ですからお客さんも少なく,手持ちぶさたな店員さんがウロウロしていました。

 グルテンも電池も幸い欲しいものがちゃんと見つかったのですが,Nintendo3DSもなんとなく在庫がありそうな雰囲気だったので,暇そうにしてあれこれくっついてくる店員に在庫を聞いてみました。

 結果,どの色も在庫ありとのこと。

 私の場合,NintendoDSは初代の,しかも発売1週間くらいの初期ロットを買いました。かつてラブ○ラスの激務もこなした,苦楽を共にしたよき相棒なわけですが,さすがに電池が弱ってきているのと,画面の小ささにやや物足りなさを感じていたところでした。

 そこへ,ここ数日の停電騒ぎです。原子力発電所が刻々と状況を変化させている現状を考えると,やはり停電していてもテレビからの情報を受け取る必要はあります。

 こういう場合,携帯のワンセグというのが普通の発想でしょうが,携帯の電池を使う事に対しては,いざというとき携帯が使えなくなることを考えると慎重にならざるを得ません。

 ・・・よく考えてみると,私はNintendoDS用のワンセグチューナーを持っています。これを積極的に使っていくのが現時点ではベストでしょう。しかしやっぱり電池寿命が心許ないです。

 それに,外部バッテリを使うにも,電源の端子が昔のものなので,使えません。ということでNntendoDSiあたりに買い換えようかと思っていたのですが,この時期に買い換えるのなら,せっかくだし3DSにしようと思っていたのです。。

 ただ,25000円もしますからね,ワンセグ見たいだけでそれはちょっとどうなのよと思うところもありましたが,それはまあそれで,在庫があるというのも何かの縁ですし,裸眼3Dならではの面白さがあることを期待して,買うことにしました。

 それで,まず第一印象です。

 シンプルなゲーム機であったゲームボーイ,そしてゲームボーイアドバンス,その後継として生まれたNintendoDSにあった好ましい単純さが消え失せ,ややこしいガジェットになりつつあるんだなと感じました。

 まず,カートリッジを差し込んでもすぐにゲームに画面にいけません。トップの階層にあるいくつもの項目を見ながら選択をしないといけないのは,複雑化したなによりの証だと感じます。

 また,ゲームを終わっても「中断」されるだけで,終了にはもう1つアクションが必要です。中断についても,他のアプリを立ち上げるときに終了を求められるので,あまり中断の意味はないです。いちいち終了してくれる方が楽だしすっきりすると思うのですが・・・

 ま,私はNintendoDSiもDSiLLも買っていませんので,これは正常進化なのかも知れないですね。

 肝心の裸眼3Dは,なかなか驚きです。面白いとは思いますが,かなり疲れます。画面右側のレバーで効果を調整出来るのですが,私はMAXは耐えられません。真ん中辺で十分です。

 個人的に,3Dというのは裸眼でなければならず,従って個人で遊ぶゲーム機,つまり携帯ゲーム機への応用が最適だと考えてきました。一家団欒で家族全員が不細工なメガネをかけるなどと言うのは,互いに目を見て話をすることも出来ず,一箇所に集ってはいても結局一人でテレビを見ていることと何も変わりません。

 せっかく大画面テレビが一般に普及してこの有様です。3Dメガネが足りない場合,その人はテレビを一緒に見ることも出来ません。こんなテレビがリビングに置かれて重宝されるわけがありません。

 そこで裸眼3Dですが,これは見る人の位置や距離によって見え方が随分違います。見え方の個人差もありますので,やっぱり大人数で見るというのは非現実です。

 そこで携帯用ゲーム機です。使う人は基本的に一人で,画面と人との位置はほとんど固定されています。幸いなことに画面に出るのは演算で生成されるゲームの画面ですので,演算結果として奥行き情報を持っています。これを2Dにレンダリングしないで,3Dの情報のまま表示すればめでたく3D対応のゲームとして遊べます。

 まあ,そんなに簡単な話ではないのですが,現在の3Dテレビが抱える3つの問題である,メガネをかけること,大勢で一緒に見ること,3Dのコンテンツがない,は,Nintendo3DSが全て解決していることに気が付きます。

 ですが,これでようやくスタートラインに着いたところであり,3Dに対する制限が取り除かれて,実際に3Dを「おもしろい」と思ってもらえるかどうかが,本当の勝負です。これはもう,コンテンツを作る人の技術とアイデアにかける他ありません。(裏を返すと,あれほど騒ぎ立てていた3Dテレビは結局スタートラインにさえも立てていないことがよくわかりますわね)

 話を戻します。結局私は店頭に並んだ3Dゲームのパッケージをみて,どれも買うのをやめました。どれも面白そうではなかったし,3Dでやるようなものにも見えなかったからです。その点で,高価なNintendoDSiを買ったようなものです。

 「本体の更新が必要です」にも散々出くわしました。WEBサイトを見ることも出来ず,オンラインショップでダウンロード販売を使うこともできず,それらはただ「本体の更新が必要です」と出てくるだけで,それがいつになるのか,そもそも本体の更新とはどんなもので,どういう風にすればよいのか,全く分かりません。

 調べてみると,5月の下旬くらいに行われる「本体の更新」でそれらが使えるようになるのだとか。まだまだ先の話です。

 本来,Nintendo3DSは年末商戦向けに投入されるべきものだったはずなのに,3月下旬になってもフル機能が使えず,しかもそれが5月の下旬にならないとダメなんて言うのは,ちょっと粗末だなあと思いました。もしかすると,これはまだ販売できるクオリティに至っていないのではないのか?そんな風に思います。

 NintendoDSと同じ仕組みでWiFiに接続すればもう少しできる事は増えそうですが,よく知られているようにNintendoDSではWPAに対応していません。今時丸裸のWEPなどを使っている人などいないだろうし,むしろ積極的に「使うな」と啓蒙すべき立場にあるメーカーが,新しい商品においても未だにWEPを使えなどというのは,論外だと思いました。これ,本当にあの「ニンテンドー」の製品なわけ?と・・・

 そんなわけで,使い始めて10分で飽きてしまいました。それ以来立ち上げていません。

 これ,NintendoDSiの人は買い換える必要は今のところないですし,私のようにNintendoDSからの買い換えであっても,本当に3Dがいるのか?という点に絞って冷静に考え,場合によってはDSiを買って差額でソフトを買うくらいの方が幸せになれる可能性が高いことを,考慮しておく方がいいかもしれません。

 今回の25000円は,ちょっと外したなあ。

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