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2012年04月17日の記事は以下のとおりです。

3.5inch 2TDの詳細

 2009年頃だと思うのですが,実家にあった5.25インチの12MBの変なフロッピーディスクの事をここで書いたとき,ついでに3.5インチの2TDについて触れました。

 私自身が2TDのフロッピーと接点がなかったので,トラックやセクタなどの規格を,「たぶんこうだろうなあ」と仮定して計算していました。

 しかし,これってJISで決まっているんですね。JIS-X6227です。

 閲覧だけは簡単にできますのでちょっと確認したところ,私が書いた推測は全くあっておらず,間違いだらけであることがわかりました。

 こんな事誰も気にしないと思いますが,誤りは訂正するというのが我が人生。自己満足の延長で,ここで正しい規格を書かせて頂こうと思います。

 3.5インチの2TDは,3倍密度3倍トラックで9.3MByteを実現したものですが,私は単純にIBMフォーマットの2HDのセクタ数とトラック数を単純に3倍しただけでした。よって,1トラックあたりの容量は256byte*78セクタで19968byte,これにトラック数(77*3)をかけると約4.4Mbyte,両面で約8.8MByteと計算しました。

 しかし,正しくは,セクタ数は1トラック当たり39セクタ,トラック数は256本です。なお,1セクタ当たりの容量は512Byteで,IBMフォーマットの2倍です。

 これだと,1トラックあたりの容量は,512Byte*39セクタで19968Byteです。お,ここは一致してますね。3倍密度というのは偽りなしです。

 これにトラック数256本をかけますと,片面約4.9MByte,両面で約9.75MByteです。もともと,この2TDという規格の公称値は,10MByteのフロッピーということでしたので,一応これで計算はあってるわけですね。

 なお,トラック密度は16.9本/mmですので,インチに直すと約430TPIです。この数字は2HDのトラック密度の約3.18倍ですから,さすが,サーボトラックを用いた高密度フロッピーだなあと思います。

 そのサーボですが,セクタの頭の部分にサーボトラックを置く切れ目が用意してあります。ここに264本のサーボトラックを置きます。

 回転数は360rpmと2HDと同じです。密度が3倍になったわけですから,単純に考えて転送レートは3倍になるはずです。

 うーん,もう少し突っ込んだ規格が欲しいところです。

 ところで,3.5inchのフロッピーには21MByteという規格もありました。JIS-X6228です。しかしこれはすでに廃止されており,閲覧することができません。過去の技術をたどるという意味でも,廃止された規格でも閲覧だけは出来るようにしておいてくれると,面白いんですけどね。

 さっとタイトルを読むと,どうもディスクの内周と外周で記録密度を変えるものだったようですよ。昔,230MByteのMOでZCLVという方法がありましたが,あれに近い方法ということでしょうかね。(違うかも)

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