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2012年08月01日の記事は以下のとおりです。

サンヨンの実力

 先日,AF-S300mmF4Dを買ったと書きました。

 もともと,15年ほど前に買ったトキナの100-300mmF4の置き換えを狙ったもので,なにか出番があって購入したものではありません。

 置き換えを狙うというのですから,そこには「性能」というわかりやすい差がなければならず,大枚10万円を工面して手に入れたレンズですから,無理にでもその差を確かめたいと思うのも,これ人情というものです。

 そんなわけで,購入した日に,動作チェックも兼ねて室内で撮影をして,その結果両者の違いに愕然としました。その時の写真をアップしておきたいと思います。


 ややこしいので詳しくは述べませんが,嫁さんのCDラックを撮影しました。先日のオリンピックの開会式にも登場したスーパースターも在籍したバンドの,名作中の名作と称されるアルバムの背中を映したものです。撮影距離は約2mと近いところです。遠距離の場合の画質は未確認です。

 また,夜の室内ですからシャッター速度も遅くなり,当然手ぶれも入っていると思いますが,言うまでもなく手持ちで撮影することは不可能であり,一応台に置いて撮影しています。

 まず,トキナのAT-X100 100-300mmF4です。絞り優先モードでF4開放,シャッター速度は1/30,ISO感度は2800です。元々の画像サイズは3680x2456でJPEG撮って出しです。これを,フォーカスを合わせた部分を中心に356x498で切り出しました。

ファイル 583-1.jpg

 文字がモヤモヤとして,崩れています。解像度の低さだけではなく,コントラストも低くて,ソフトフォーカスレンズのようになっていますね。収差がかなりあるという感じです。解像度が低いので手ぶれも目立ちません。

 次に,AF-S 300mmF4Dです。プログラムモードでF4開放,シャッター速度は1/50秒,ISO感度は3200になっていました。元々の画像サイズは先程と同様,JPEG撮って出しで,切り出した画像のサイズも同様です。

ファイル 583-2.jpg

 一目瞭然です。解像度の高さ,コントラストの高さは,ぱっと見るだけで差が分かります。解像度の高さのせいで,ぶれもはっきりわかります。

 300mmという焦点距離で,これだけの能力を持つレンズですから,10万円という価格はお買い得価格です。いつ値上げされてもおかしくないと思いました。

 F4開放でこれだけ写るのですから,絞ればもっと良くなるでしょう。1段絞っただけでも相当違ってくるはずで,高画質な単焦点レンズのよさが生きてきます。

 少し使って見て思ったのですが,やはりこの手のレンズに,手ぶれ補正はなくてもいいかなあと感じました。確かに静物を撮影するときには便利でしょうが,そういう場合には三脚を使ってじっくり取り組むことになるでしょうし,サンヨンというレンズの持つ機動性を考えると,フィールドで動く物を狙うことも多いはずです。

 相手が動く以上,手ぶれだけ押さえ込んでもだめで,結局シャッター速度を上げて被写体ぶれも押さえないといけなくなります。なら,欲しいものは手ぶれ補正機能ではなく,高感度ということになってきます。

 D800は,それでもISO3200までならほぼ問題なく,ISO6400でも十分使えるカメラです。ISO400で1/125を切るために高価なF2.8のレンズを持ち出すことを考えると,ISO1600にして1/250を,F4で切るようにした方が,ずっと良い条件で撮影出来ます。ISO3200にして1/500,F5.6までくれば,もうなにもいう事はないです。

 そういえば,先日オリンピックの中継を見ていて気が付いたのですが,報道のカメラマンが,三脚を使わなくなっていますね。サンヨンくらいだと思われるレンズを手持ちで構えています。もちろん,相変わらず300mmF2.8を三脚なり一脚でしっかり撮影するシーンもあると思いますが,室内競技を手持ちで狙っていくというのは,やはろ機材の進歩が大きいんだろうなあとつくづく思いました。

 そう考えると,私がサンヨンを買ったのは正解だったと思います。

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