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2012年09月24日の記事は以下のとおりです。

近況

 こういうところで,あまり個人的な事を書くのもどうかと思って避けていたのですが,大きな変化が起こっているので,メモついでに簡単に書いておこうと思います。

・娘の成長

 娘はとても朗らかで,いつもニコニコしてくれています。そりゃ,オモチャを取り上げれば目を三角にして怒りますが,それも自己主張のうちですし,一人で勝手に怒ることはありません。

 寂しければ泣きますし,構って欲しければ大きな声を出します。しかしぐずることは少ないですし,もうすぐ11ヶ月になろうというのに,病気らしい病気も全くせず,いつも元気にしてくれているので,本当に手がかからない子供です。

 そんな彼女は,身長も体重も平均より小さいことがやや心配でした。しかしここへ来て急激に身長(というより手足)が伸びてきました。しかも,足のサイズがどうも10mmほど大きいようです。祖母などは「きっと大女になるよ」と言っていますが,私個人は背の高い女の人は好きですので,全然良いのではないかと思っています。

 それで,ハイハイをした時も,つかまり立ちをした時も,大変感激をしましたが,この土曜日にはとうとう2,3歩,二本足で歩き始めました。

 嫁さんとあれこれ話をしているときに,ふと娘の方に顔を上げると,ふらふらと立ち上がって歩いているのを目撃したのですが,娘が頑張って努力してようやく歩いたわけではないだけに,我々夫婦は偶然に目撃したその光景が,実は娘にとって大事件であることに気が付くのに,しばらくの時間がかかったほどです。

 9月23日,娘はようやく自分の足で歩き始めました。

 彼女にとっての,本当の意味での,第一歩を歩み始めたのです。


・家を買う

 私はヨレヨレのサラリーマンで,収入も人並み程度,しかし嫁さんも同じ仕事をしていますので,世帯収入としては2倍です。つまり,私が出世して偉くなって,高給取りになったに匹敵するわけですね。

 一方で,我々夫婦は贅沢を知りませんので,家は物であふれていますし,無駄遣いも多いですが,それでも高額商品を買うことに躊躇する気の小ささが幸いしてか,貯金が知らぬ間にたまっていました。

 この低金利時代です。しかも世界経済は不安定で,資産運用もなかなか難しいご時世です。その貯金はなにも生み出しません。もったいない話です。

 そこで,娘もすくすく大きくなることですし,ここは人並みに,住むところに投資してみるかという話になったのです。

 嫁さんが間取りマニアで,ダラダラと不動産のサイトを見ていると,我々の貯金で実は買えてしまう一戸建てを見つけたのがきっかけです。後になってそんな甘い話はなく,いろいろウラがあることを知るわけですが,それでも住宅ローンを併用すればなんとかならない範囲ではありません。

 6月の後半から活動を開始,当初は建て売り,中古など様々な可能性を捨てずに動いていましたが,結局土地から注文建築で戸建てを立てる事になりました。

 集中的に土地を探して8月末には土地の契約を済ませ,並行してハウスメーカーを決定,現在間取りを検討中です。このまま順調に進んでくれれば,12月には着工,来年4月には引き渡しとなるので,春には新生活をスタートできることになります。

 繰り返しますが,平々凡々なサラリーマンの我々夫婦が,親や親戚を含めて誰の世話にも一切ならず,自分達の力だけで作る家です。狭いし小さいし,贅沢など全くできません。都内とは言え20坪ない土地に,3階建てを建てて住むのですから,今から足腰が不自由になる老後が心配でたまりません。

 でも,公平に半分ずつ出し合います。私だけでも,また嫁さんだけでも,買うことが出来なかったものです。我々夫婦だけではありません。土地を探す,半日かけて契約の手続きをする,ハウスメーカーの担当者と打ち合わせをする,キッチンを選びにショールームに行く,なにをするにも娘をだっこして,一緒にこなしてきました。

 いずれ娘が大きくなったとき,あなたと一緒に探した土地に,あなたと一緒に頑張って建てた家なのよと,そんな風に言ってあげようと思います。1歳未満の子供がその時の記憶を持っているはずはありませんが,自分の住んでいる家が生まれながらに存在したわけではないと知ると,少しは自分が住むところに対しての意識が変わってくれるかなあと,そんな期待を込めてです。

 我々は,本当に他の人に頼るような,つてがありません。どんな事も,頭をゴンゴンぶつけながら,自分達でなんとか解決していくしかありません。それは我々夫婦はもちろんですが,娘もやっぱりそうです。

 与えられるのをただ待つのも,子供のうちはよいでしょう。しかし,子供であっても自分の欲しい物に積極的に手を伸ばし,考え,行動すれば,待っているよりもずっと良いものを,納得して手に入れる事ができる事に気が付いて欲しいと思っています。

 つまり,当事者意識ですね。お尻を叩かれて渋々動くのではなく,自分で動けば楽しい上に,もっとよい結果がついてくることを味わってくれれば,人生を豊かに生きることができるでしょう。

 娘は大人の都合に振り回されながらも,今年の猛暑をよく頑張りました。本人の記憶になくとも,彼女の頑張りがあってこそ,我々家族の新生活がスタートするのです。その貢献に胸を張り,誇って欲しいと思うのです。

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