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2013年01月07日の記事は以下のとおりです。

UPSの電池を交換する

  • 2013/01/07 16:27
  • カテゴリー:散財

 正月があけて,ぼーっとした頭で1階にいると,娘をお昼寝させていた2階から嫁さんが降りてきて「サーバーがピーピー言ってるよ」と言い出しました。

 なにせ,電子音があふれる現代社会のことです。しかも私の家は,電子機器の吹きだまりです。ピーピーというブザーなど,もはやどれが音を出しているのかわからず,すでに警告の意味を成していません。

 ぼーっとしたまま2階に上がると,ようやく寝付いた娘の近くで,ピーピー音がします。この1kHz前後の矩形波というのは,またどこからなっているかよくわからん音でもあるんですね。

 おろおろしながら,NASを見てみるとこれは異常なし。うーん,ぼーっとした頭を少しだけ回転させて,視線をしたに動かすと,発振源が見つかりました。UPS,無停電電源です。

 そういえば1ヶ月ほど前にも,帰宅するとピーピーなりまくっていたなあと思いだし,反射的に2つあるボタンのうち1つを押しますが,鳴り止みません。もう1つを慌てて押すと,ブザーも停止しましたが,NASの電源も落ちました。さらに慌てて同じボタンをもう一度押すと,NASも起動しましたが,PCも起動しちゃったりなんかして,もう軽くパニックです。

 とりあえず冷静になって事態を収拾しましたが,おかげさまで娘は深いまどろみから目を覚まして,私を恨めしそうに見つめていました。

 つまりです,UPSの電池が,もう劣化しているという,その警告です。1ヶ月前にも警告がなりましたが,手動テストを行うとパスしてしまい,警告も収まったので油断していました。忘れていたのですが,オムロンのBX35XFSというこのUPSは,1ヶ月に一度,自動でテストを行う仕様になっていました。

 えーと,このUPSはいつ買ったんだっけなあ・・・艦長日誌を見てみると,2003年2月に購入したとあります。えー,10年前かあ。

 そりゃ劣化するわなと納得した次第ですが,当時の艦長日誌を見ると,姉妹機種のBX35XFVは1000円高いだけなのにバッテリーの寿命が4~5年,私が買ったBX35XFSの2~3年に比べると倍も長持ちすると買ってから発覚し,己の馬鹿さ加減に子供の如く地団駄を踏んでいます。

 ですが,結果として10年持ちました。最後の数年は本当にバックアップ出来たのかどうかあやしいものですが,警告も出ていますし,さすがにここら辺が潮時でしょう。

 UPSを新調するという手もあるのですが,面倒ですので素直に電池だけを交換しましょう。

 当時の艦長日誌を見ると,直販サイトで6400円とあります。今見ると1万円もします。10年で鉛の価格が上がった事が影響していると思いますが,それにしてもデフレというのは,顧客の強い視線が原動力になって意識的に頑張らないと起きない物で,物の値段というのはほっとけば勝手に上がる物なんだなと,つくづく思いました。

 で,ヨドバシを見てみると,8400円にポイント10%です。ちょっと高いなあと思いつつ,他に方法もありませんからこれを買います。記念すべき2013年の初散財が,保守パーツの購入とは私も落ちぶれたものです。

 届いた電池を交換する前に,ちょっとスケベ心を出して電池の形式とスペックをメモして,寸法を測ります。

 この手の小型シール蓄電池というのは,ある程度規格化されているし,それなりの需要もあるので,安い店を探すことは可能だろうと思ったわけです。

 ところが残念な事に,ぱっと頭に浮かんだ秋月には,この寸法の電池はありません。似たような電池(寸法が合わないので交換は出来ない)を見れば,結構高価です。純正の電池とそんなに違いません。

 いやいや,もっと探してみようと,これと同等の電池を探してみましたが,大体どこも1つ6000円ほどします。この電池を2つ使っていますので,実に12000円。1つ4000円ほどで購入出来る純正の電池は,かなり頑張っているということでしょうか。

 新しい電池の型番はBP50XFというそうです。対応機種にはBX35XFSもXFVも書かれていますが,XFVの電池寿命と同等でなければ交換部品としては失格ですので,長寿命品が使われていると思います。

 実際に新しい電池の型番から電池の仕様書をgoogle先生に尋ねてみると,長寿命タイプのようです。まあ10年は無理でも,7年くらいもってくれれば御の字かなあと思いつつ,電池を交換します。

 テストを行って問題ないことを確認し,この作業は終了。一安心です。

 しかし,古い電池をどうするかです。鉛蓄電池はリサイクルが必要な電池ですし,さりげなく(というか悪意をもって)ゴミ捨て場に置かれた鉛蓄電池が自治体に回収されず,朽ち果てて行くのを度々見ますが,それくらい鉛蓄電池は大きくて重たく,私に言わせれば処分が面倒な電池です。
  
 オムロンは電池の無料回収を行ってくれていて助かりますが,当然送料は元払いです。福岡の工場に送るので,普通に送れば1000円はかかるでしょう。

 すっかり起動した頭でちょっと考えてみたのですが,このサイズと重さは,ちょうどレターパックに入る感じです。調べてみると500円のレターパックの場合,4kg以内という縛りがあるだけで,封筒内に入れば大丈夫でした。

 まさにこのバッテリーを送るために用意されたと思うくらいおあつらえ向きな私は,買い物に出るという嫁さんについでを頼み,レターパックを買ってきてもらいました。

 そして早速梱包し,ポストに入れてきました。レターパックはこれが便利です。

 ポストって,4cmくらいの隙間しかないんですね。途中で引っかかってしまい,押し込む事も引き抜くことも出来なくなって,大慌てです。ポストと真正面を向いて格闘するオッサンを,正月早々見た近隣の人はさぞや怪しく思った事でしょう。

 それはともかく,無責任な言い方をすれば,ポストに入れた瞬間に私の手を離れたわけで,実にすっきりした気分で帰宅して数時間,郵便局から電話がかかってきました。

 むむ,追跡された!と怯える私。

 平静を装いつつ,相手のいう事を聞いてみると,電池という事だが飛行機に乗せられないので陸送になるけどいいですか,という親切な電話です。

 私としては別にゆっくりでも全然構わないわけで,大丈夫ですと返事をしてそれでおしまいです。あと何日かすると工場に到着し,これで私の仕事は完全に終わります。

 先の震災で,UPSの需要が高まり,アキバのお店でも在庫が払拭したりしたそうです。あれから時間も経過し,世界的にも高品質で知られる日本の電力事情に,ついつい電気がないことへの厳しさを忘れがちになりますが,電気が来なくなることより,突然の停電でデータが吹っ飛ぶことが怖いわけで,やっぱりUPSは必要だというのが,私の結論です。

 あれ,ノートPCを使えば,UPSなんかいらなくなるんですね。

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