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2013年01月17日の記事は以下のとおりです。

マルチクイックMR730ccを買いました

  • 2013/01/17 12:09
  • カテゴリー:散財

 先日,離乳食を作るために茹でた小松菜を包丁でトントンと細かく刻んでいる嫁さんを見て,こういう作業こそ機械化すべきじゃないのか,と言う問題意識がぐいっと頭をもたげて,調理家電を探してみることにしました。

 いわゆるフードプロセッサーのたぐいになるわけですが,これははっきりいって,とっても面倒な代物です。そこそこ大きいので使うためにも保管するにも場所を取る,電源の確保が大変,お手入れに手間がかかる,案外うるさい,ということで,それこそ一日中みじん切りをやってる人ならいざ知らず,結局包丁でやった方が楽だし早いということになりかねません。

 裏を返すと,これらの問題が解決すれば導入してもよいわけで,フードプロセッサーの欠点として何十年も語られているのに改良されていないはずはないと,ちょっとamazonを見てみることにしました。

 そうすると,ありました。タイムセールをやっていて,しかもキャッシュバックがあるというので,とりあえずポチりました。

 ブラウンの「マルチクイックMR730cc」です。お値段は9500円。泡立て器付きです。

 この商品,いわゆるブレンダーです。どかっと設置して使うのではなく,50cm程の棒状の本体の先端に,花びらのように開いた部分があり,ここに高速回転するブレードが付いています。液体を混ぜるのはもちろん,ちょっとしたものなら回転するブレードですりつぶすことも可能です。

 しかも,この先端部はステンレス製で,調理直後の熱い物でも冷まさずに処理できます。飛び散ると危ないと思いますが・・・

 先端部を外して付属のスライサーに本体を差し込むと,みじん切りが可能です。もちろん特別に付属する泡立て器を使えば,結構面倒な泡立ても楽ちんです。

 ま,このくらいなら別に普通の商品ですが,このMR730ccが素晴らしいのは,コードレスであることです。

 この手の調理家電は電動工具と同じで,結局ACで動くものに,コードレスタイプはかなわないというのが,私の認識でした。ところがえらいもんですね,最近のコードレスは。

 パワーも十分,連続動作時間もAC機と変わらない時間を確保し,使いたいときにさっと手にとって使う事が出来る格別の便利さと見事に両立しています。使わない時は専用スタンドに立てて置くと,いつも満充電です。

 しかし,使って見るまで油断は禁物です。

 先週末実際に使ってみました。

 まずブレンダーです。ブレンダーを使う作業の定番はなんといっても,自家製マヨネーズです。

 小学校の家庭科の授業で油を徐々に入れるべき所を,1回の投入量をどこまで増やすことが出来るかというゲームを始めたバカ男子(もちろん私が筆頭です)が,しきい値を超えた油の量に突然分離してしまい,女子に怒られたあげくにお通夜のように無口で食することになってしまったあの一件以来,マヨネーズを作るなんてことは考えないようにしてきました。

 説明書にあるように,材料を揃えます。油・・・これはオリーブオイルでもよいそうです。面白そうです。酢・・・酸っぱければよいということで,レモン汁(というかポッカレモン)でいきましょう。塩とコショウは私の気持ちを込めて,多めに入れておきます。

 最初に卵を付属のカップに入れて,他の材料を投入していきます。そしてブレンダーを黄身を潰すように回転させます。

 おー,みるみる乳化していきます。小学生の私に見せてやりたいです。

 味見をしましょう・・・うえぇ,ゲロマズ-。

 オリーブオイルの味しかしません。酸味はさわやかと言うより,そのまんまレモンです。塩もコショウもたくさん入れたつもりでしたが,個性的な油と酸味が強烈過ぎて,全然足りない印象です。

 これはマヨネーズではなく,オリーブオイルとレモン汁だと思って食べようという事になりました。よく言われるように,マヨネーズは油の味がそのまま出てきます。美味しい油と言われてもピンと来ません。

 嫁さんの「普通の油と普通の酢でやったら?」という心ないコメントに,「それなら味の素のマヨネーズでええやんけ」と涙目で返すのが精一杯でした。

 気を取り直し,みじん切りです。こちらが本命ですね。みじん切りと言えば玉葱,玉葱と言えばカレーです。

 私は玉葱を2玉使うのですが,玉葱を1/4に切ってスライサーに入れます。あれ,2玉入りません。仕方がないので1玉半だけにしておきます。

 スイッチON!ぐいーんとブレードが回転し,玉葱が細かくなっていきます。しかし,量が多すぎたのか,全体に細かくならず,細かい層と荒い層が分かれてしまいました。

 これではいかんと,荒い層まで細かくなるよう,しぶとく電源を入れ続けます。ああ,やり過ぎて細かくなりすぎました。

 フタを開けると,あわれ,玉葱おろしが出来上がっておりました。ドロドロです。

 ま,まあいい,最終的には玉葱は溶けてしまうんだから,これでいいんだよ,と自分に言い聞かせますが,これだけドロドロだと,きつね色になるまで炒めることが出来ない事に気が付きました。油と混ぜて熱を加えるだけです。

 ここで失敗を悟った私は,ばれないようにさっさと煮込みに移行します。

 完成後,口に入れて,私は嫁さんに謝りました。

 まず,玉葱のつーんとした味が強烈です。そしてあの独特の甘みが全くなく,コクもありません。その上,カレーがまるですり下ろした山芋でも入っているかのように,ネバネバしています。

 やっぱあれですね,みじん切りにして十分な熱を加えて甘みを出すことをしないと,さっぱり美味しくありません。

 ちなみに,半玉残った玉葱は,うまくみじん切り出来ました。要するに,量が多すぎたことが失敗だった,と言う話ですね。1玉が限界だと覚えておきましょう。

 MR730ccは単純な家電だけに,使いこなしが必要です。そこが面白さでもあるわけですが,私は完全になめてました。

 ということで,まとめておきましょう。


・よいところ

 なんといってもコードレス。いちいち電源を用意することもなく,作業中に邪魔にならず,これはもう別の商品といっても良いくらいです。

 ブレンダー,スライサー,泡立て器の3点セットで,主な調理はほとんど可能です。しかもほとんどのパーツは食洗機で洗うことが出来るので,片付けも簡単です。

・わるいところ

 結構大きく,重たいです。片手で握って使うのですが,小さい手の女の人にとっては,やや使いづらいんじゃないかと思います。子供なんかが使う事を想定していないのかも知れないですね。

 スライサーは処理量の限界を超えると失敗します。逆に少量過ぎても処理できません。適量は失敗をしながら覚えておくしかないかも知れません。それに,元々期待していた小松菜は水分量が少なく,スライサーではきちんと粉砕できなかったらしいです。

 お手入れは楽なのですが,すべてのパーツが食洗機対応ではないので,何を食洗機で洗ってはいけないかを覚えなければなりません。失敗すると壊れます。

 スタンドに立てて置くといつでも充電された状態でさっと使える便利さはあるものの,案外設置面積があるのと,背が高いので結構な存在感があります。スタンドに引っかけるのは、見えないに位置にある穴にきちんと合わせないと外れて転んでしまいますので,適当に置くという気軽さはありません。


 単純な道具故に,使いこなさねば役に立ちません。慣れてくれば手放せなくなるほど便利になることは間違いなさそうですし,なんと言ってもコードレスですから,根本的に問題となる煩わしさはかなり解決しています。ここで面倒になってしまうと,ずっと使わなくなってしまいますから,最初は嫌でも無理に使うくらいの気持ちの方が良いかもしれません。

 ところでこれ,嫁さんへのプレゼントです。いや,なにもええ話ではないんですよ,クリスマスのプレゼントをもらったのに,私は用意をしておらず,針のむしろにいるような気分で年を越さねばならなかったのですが,これはいわば,その自責の念から逃れるための手段という側面もあったりするのです。


 

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