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2013年04月01日の記事は以下のとおりです。

BDP-150に光デジタル出力端子を増設する

  • 2013/04/01 16:32
  • カテゴリー:make:

 BDP-150の改造を予告していましたが,うまくいきましたので報告しておきます。

 やったことは,同軸デジタル出力しかないBDP-150に,光デジタル出力を増設することです。

 基本的な方向は,すで光デジタル端子がマウント出来るパターンが基板にありますから,これを使って増設なわけですが,背面のUSB端子と排他ですから,私の場合はUSBを潰さず,完全に増設という形で改造を行いました。

 SACDが88.2kHz/24bitで出力されるかどうかが心配でしたし,また受け側であるDRA-N5の光デジタル入力がハイレゾ対応かどうかもはっきりせず,BDP-150側がうまく改造できても,私が目指すゴールには届かないかも知れないなあと思っていました。

 ですが,結果を先に書けば,ちゃんと光デジタルで88.2kHz/24bitが出力され,DRA-N5もちゃんとこれをうけてくれます。めでたしめでたしです。

 これを行うメリットですが,BDP-150とDRA-N5の組み合わせくらいだったら,アナログ接続でも差が分からない位だったかもしれません。ですが,アナログの回路というのはお金をかけてないと良くならないもので,実売1万円のBDP-150がどうしてもよいものとは思えません。

 DRA-N5のアナログがどれくらいいいものかは怪しい物ですが,一応アナログの部分が肝になっている装置ですので,BDP-150よりは幾分ましだろうと,それが前提です。

 映像はHDMIで,オーディオはデジタル出力で扱いますから,BDP-150からアナログの信号は全く出ません。ディスク駆動系とデジタル系にはそこそこ評判のいいのあるBDP-150ですから,理想的だと思います。

 先に感想を書いておきますが,CDとSACDをDRA-N5で聞き比べて見ると,これはもう一発でわかる差があります。SACDも88.2kHz/24bitに変換されていて,DSDを直接変換しているわけではありませんが,それでもCDとは全然違います。

 新居での活躍が期待出来ます。

 さて前置きが長くなりましたが,改造の手順です。

(1)本体を分解する。左右と背面のビスを全部外して,上ケースを開ける。

(2)背面のHDMIコネクタの上にあるビスと,RCAジャックの真ん中にあるビスを外す。

(3)基板上のコネクタをすべて外す。メカデッキとつながっているフレキ2つはロックがないので,そのまま曲げないように,まっすぐ上に引っ張る。

(4)基板上の正面側にある2本のビスを外す。

(5)基板を取り外す。基板の裏側と筐体の底面の間には,粘着性のゴムのようなものがはさまれていて,基板がくっついている。基板に無理な力がかからないように,ゆっくりと基板の端っこを上側に持ち上げて,外す。

(6)基板の裏側に,C614と書かれた空きランドを探す。0603という小さいチップコンデンサがマウントされるパターンなので,根気よく探す。ヒートシンクのあるでっかいLSIの近くにある。

(7)C614をショート。ハンダを盛ってもいいし,ジャンパ線をはんだ付けしてもいい。

(8)今度は表面のR552とR554を探して同様にショート。

(9)背面のUSBコネクタの裏面側に,USBの4ピンとは別に3ピンのランドがある。これが光コネクタの空きランド。ここに3本の配線をハンダ付けしておく。

(10)光コネクタを用意する。最近TOSLINKの送信コネクタは入手しにくくなったが,手持ちがあるからと言ってTOTX178などの古い物を使うと,48kHzまでしか出力できなかったりするので注意。ちゃんと192kHzに対応したものを選ぶこと。また電源は5Vが入る物を使わないと,壊れる。私の場合入手しやすい台湾製のPLT133/T9を使った。220円。

(11)光コネクタにバイパスコンデンサを先につけておく。2ピンと3ピンが電源とGNDなので,ここに0.1uFのチップセラミックを足下でハンダ付けしておく。

(12)筐体にコネクタを出す穴を開ける。丸穴を開けても良いし,私のように通風口を加工して取り付けても良い。ただし,配線を伸ばすとトラブルの原因になるので,出来るだけ短くすること。10cmくらいまで。

(13)先ほどの配線を光コネクタにハンダ付け。コネクタの正面からみて左端が信号入力,真ん中が電源,右端がGND。

(14)光コネクタを筐体に取り付けて,配線を再度確認。間違いないと確信出来たら電源を入れてみる。ここで光コネクタが赤く発光すればとりあえず成功。光らなかったらすぐに電源を切って配線を確認すること。

(15)信号が正しく出ているかを確認するため何か再生出来る機器に繋いでみる。問題なければ上ケースをかぶせてビスで固定し,完成。


 文字で書けば面倒ですが,作業はとても簡単で,私も延べ1時間弱で作業が終わっているはずです。穴開けが一番手間がかかったと思います。

 これで目標を果たすことができて万々歳なわけですが,まあその私らしいと言うか,呆れて物も言えないというか,BDP-150のフロントパネルにでっかい傷が!

 作業中にどっかにぶつけたんでしょうね。最近の安価な機器はプラスチックのパネルですから,ぶつけたらもうオシマイです。綺麗なヘアラインで,まるでアルミに塗装のような見た目ですが,プラスチックは扱いを丁寧にしないといけません。

 というわけで,とても簡単な改造です。積極的におすすめはしませんが,光コネクタがあったらいいのになあとか,同時だからあきらめたとか,そういう人はチャレンジされても,いいかもしれません。

 ただし,特にハンダ付けの部分はショートするだけとはいえ,なかなか難しいです。失敗しても私は責任を持てませんので,相応の覚悟で挑戦して下さいね。

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