エントリー

2013年05月08日の記事は以下のとおりです。

やはり新居のテレビアンテナは間違っている

 新居での生活が始まって早くも1ヶ月が経過しました。ずっと昔から住んでいたような居心地の良さと,最新の設備に支えられた快適さがあり,とても良い感じで生活をしているのですが,裏を返すと真新しさというか,新鮮さというか,そういう緊張感があまりなく,もうちょっとドキドキしても良いのになと思います。

 さて,そんな新居ですが,人がこしらえるものですので,なにかとミスが付きものです。いちいち指摘していたらきりがありませんが,自分ではどうにもならない問題は,きちんと面倒を見てもらわねばなりません。

 私のケースでは,テレビのアンテナが問題を起こしていました。

 うちはBSもCSもCATVも必要としておらず,地デジが入ってくれればそれでよいのです。それで,壁面取り付け型の枕型のテレビアンテナを取り付けてもらったのです。屋根の上に取り付けるアンテナは,台風で倒れるのが心配ですし,3階建ての屋根の上にぴゅーんと伸びた魚の骨のようなアンテナは,いかにも不格好です。

 それで,実家に取り付けて好評だった壁面取り付け型を指定しました。

 アンテナ端子はリビング,検討部屋,和室の3箇所に出しておきました。各部屋に出しても無駄でしょう。

 引っ越し後に試してみたところ,リビングのテレビはばっちり。しかし検討部屋はほとんど受信出来ません。慌てた私は和室を調べてみましたが,ここはばっちりです。

 うーん・・・ということは,検討部屋の配線が死んでいるということでしょうか。

 レベルを調べると,ほとんど出てきていないくらいに小さなものです。そしてテスターで芯線と網線をあたってみると,見事にショートしています。

 小屋裏にあがって,ここにブースターがあると説明を受けていたハッチを開けると,中からは3分配器が出てきました。なにがブースター込みの工事費用です,だ。

 ハウスメーカーの営業は適当な仕事をやっているとつくづく呆れたわけですが,気を取り直して検討部屋への配線を外し,再度テスターで調べてみますと,やはりショートしています。

 これは,両端をオープンにしているのにショートですから,これはもう配線の問題ですね。私があれこれいじるとかえって良くないので,引っ越し翌日の朝に私の担当の現場監督に電話して,電気屋さんにきてもらいました。

 調べてもらったところ,やはりレベルが全然上がらないとのこと。私がショートしていると伝えると,自分では調べもせずに私の言葉を鵜呑みにし,きっと釘かなにかでショートしたんでしょうと,簡単に結論を出しました。

 私は,このショートした配線をそっくり交換するものだと思っていたのですが,そういうことではないらしいのです。LANや電話は配管を使うのですが,テレビのアンテナの配線は壁の内側にそのまま通してあるらしく,壁を取り付けてしまうともうアクセス出来ないのだそうです。

 そこで電気屋さんが考えたのが,2階のリビングのアンテナを「分岐器」で分岐させ,2階リビングからLANの配管を利用して,1階の検討部屋に同軸ケーブルを通すという作戦でした。

 この日の夕方5時にやってきた電気屋さんは,6時頃から作業をスタート。しかしなかなか同軸ケーブルが配管を通らず,四苦八苦しています。私が,同じ1階の和室から引っ張った方がまだましなんじゃないのか,と言うと,さくっとその方法でトライしています。

 頭ごなしに「素人は黙っていろ」と怒る職人よりはマシですが,素人の意見をホイホイ聞きすぎるのも,また不安のあるものです。

 ところが,和室もなかなか難航し,8時の段階でケーブルさえ通っていないという状況です。さすがに仕切り直しをしようといういことになり,週末にもう一人人を引き連れ,朝の9時から作業開始です。

 いわく,1階の和室からの配線は,床下を通そうという作戦にしたとのことで,早速点検口から床下に潜っていきました。

 作業に入る前に,分岐器ではレベルの低下が大きいから,分配器を使った方がいいんじゃないかと話をすると,レベルを見ながら作業しますとの返事。まあそうしてくれれば結構です。

 1時間ほどで作業は終わり,レベルも確保出来ているので大丈夫でしょう言い残してさっさと帰ろうとするのですが,そのレベルは検討部屋での話。分岐器は分岐するコネクタ側の減衰が大きく,12dBほどあります。今回の場合だと和室のレベルが問題になるのに,1dB程度の減衰しかない検討部屋のレベルを確認したって,駄目なんです。

 それで,やんわり,一応和室のレベルも見ておいて下さい,とお願いすると,大丈夫だと思いますがと,チェッカーを繋いで確認してくれました。

 結果は,あまりに減衰がひどくて,これでは駄目だという結論になりました。

 アンテナ直下で60dBほどあったレベルは,和室のコネクタでは45dBほどに落ちているんです。これは落ちすぎだと電気屋さんはいいます。

 いや,そんなことないです。分岐器で12dBの損失,ケーブルの減衰が3dBとすれば15dBのダウンは計算内です。検討部屋が52dBだということですから,どっちかというとこちらの方が落ちすぎです。

 電気屋さんはどうも分岐器と分配器を逆に覚えているらしく,別ユニットになっている分岐器を探してきますとクルマまで戻っていったのですが,しばらくして「持ってきてません」ということで,作業はここまでということになりました。

 メーカーに発注しないといけないということらしく,数日後の夕方に来てもらうことになったのですが,この時もしレベルが確保出来なかったら,ブースターをつけるので準備をしておきますということでした。

 ブースターが入ってしまうと,余計な電気代もかかっちゃうし,故障や停電の際にテレビが映らなくなるので,あんまりうれしくないんですよ。私としては分配器を使って4dBの減衰で済ませてもらいたいので,分岐器ではなくて,分配器を考えて欲しかったというのが本音の所です。

 果たして,昨日最後の作業が行われました。ブースター無しで大丈夫でした。結果として,和室は52dB,検討部屋は60dB程度とのことでした。なんか計算が合わないなあ。

 まあ,いいです。50dB確保出来ていればテレビは映るという事ですし,もう面倒だからこれでいいです。

 たかが釘一本で大騒ぎです。どれだけ手間とお金がかかったか知れません。電気屋さんが悪いわけではないのですが,結局住宅といえど,建築工事です。細かいところまで気を遣って作業するのは,自ずと限界があるということでしょうか。

 丁寧で確実な作業は,結局手間も時間も短く出来るという事を,つくづく感じた出来事でした。

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ
  • ページ
  • 1

ユーティリティ

2013年05月

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

ユーザー

新着画像

新着エントリー

過去ログ

Feed