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2014年05月12日の記事は以下のとおりです。

電気工事士,始動

  • 2014/05/12 15:48
  • カテゴリー:make:

 先日のゴールデンウィークは,気になっていた電気工事を片付けることにしました。

 そもそも,電気工事士の資格を取ったのは,実際に住んでみて出てきた電気関係の不満を解決するためでした。せっかく資格を取得したのですから,これを使わない手はありません。

 新築して1年も経てば,あちこち不便な点も出てくるものですが,どうしても慣れないこと,どうしても許せないこともあります。こうした場合,専門家にお願いして直すのが普通でしょうが,作業そのものよりもどう改善すべきかというプランの決定がとても大事です。

 しかし,的確にこうしたいという希望を伝えることはなかなか難しいですし,専門家の持つ知識や経験とのギャップも大きいので,うまく伝わらない,もっといい方法があるのに妥協した,結局専門家のいいなりになった,ということがあると思います。

 私の場合も,新築の際にこうしたもどかしさを,特に電気関係で感じたから自分で全部やれるようにしようと思ったわけですが,プロではない私の経験の絶対的な不足は,知恵と工夫と試行錯誤でカバーしようということです。

 プロは時間も限られていますしね,趣味の範囲で自分の家を自分でいじるわけですから,失敗したって構いませんし,何度でも気が済むまでやり直せばよいわけです。


 1.コンセントの増設

 リビングのテレビ周辺と,リビングのカウンター周りには,家電品や携帯電話のACアダプタなどがたくさんあるので,慢性的なコンセント不足になっていて,テーブルタップを使ってしのいでいました。

 しかしこれは見た目も良くないし,あまったコードを束ねる場所も必要だったりするので,嫌で仕方がありません。そこで増設です。

 第1段階では,2連のコンセントを3連のコンセントに交換します。5分ほどで作業は終わりますが,2列のプレートの場合だと2口も増えるので,簡単な割に効果の大きい方法です。

 また,3列のプレートを使ってLANのコネクタを出してある場合には,開いた場所に1連のコンセントを取り付けてやると,さらに増やせます。

 これでも不足するときや,うちの作り付けのテレビラックのように裏側があいていない場合は,コンセントそのものを新設することになりますが,これは石膏ボードに穴を開け,VVFケーブルを引っ張り回してこないといけないので,作業は一気に難しくなるし,失敗する可能性も出てきます。

 もし穴を開けた場所に柱が通っていたらアウト。うまく穴が開いても,他のコンセントからケーブルを持ってこれないならアウトです。

 今回は,2箇所で新設を行いましたが,1つは柱ギリギリでした。もう1つは柱は大丈夫でしたが,すぐそばに柱があり,近くのコンセントからケーブルを持ってこれませんでした。

 そこで,柱に穴を開けてVVFケーブルを通すわけですが,隙間にドリルを突っ込んで開けますので,斜めにドリルが進んでしまします。角度が悪いと向こうに突き抜けてしまうかも知れません。

 幸いそういうトラブルはなく,腕を傷だらけにしながら手探りでVVFケーブルを渡して,増設は完了。一気に6口増えてテーブルタップを完全に排除できました。

 この作業に限りませんが,石膏ボードって削りカスがとにかくたくさん出ます。これを掃除機で吸うとフィルターが目詰まりしてモーターが過熱し,止まってしまいます。一部はモーターにも入り込み,致命的な故障に繋がります。

 かといって水拭きすると水で固まって張り付いてしまいますので,とにかく後始末が大変でした。


 2.キッチンの天井にあるライトをLEDに

 キッチンの天井についているライトは,1年半前には蛍光灯しか選べませんでしたが,今はLEDでもリーズナブルなものが選べます。

 キッチン用のライトは,油などの汚れがつきにくく,虫が寄ってこないようなコーティングがなされてるそうなのですが,我々の場合そこまでしなくてもいいので,通常の蛍光灯器具からの置き換えを狙った,パナソニックのiDシリーズにしました。

 普通の蛍光灯器具は大変無骨で,およそ住宅には不適切だと思うのですが,このiDシリーズはすっきりとしたデザインで,住宅に使ってもそんなに違和感はありません。

 今回はXL959HFVKLE9を使う事にしました。実は当初XL959LTRKLE9というものを買ったのですが,あわてて買ったので電球色であることに気が付かなかったのです。そこで買い直しをしたのですが,差額が700円ほどで1ランク明るいものが買えると言うことで,この品種にしたのです。

 ちなみに,間違えた方は,別の部屋(小屋裏です)に取り付けることにしました。

 交換した結果ですが,消費電力は半減したのに,さらに明るくなって作業性も抜群になりました。器具の大きさも小さくなったので目立つこともなく,これは交換して大正解です。


3.キッチンライトをLEDに

 一方,キッチン全体ではなく,調理をしていると気に手もとを明るくする目的で,棚の下に組み込まれたキッチンライトがあります。これも蛍光灯なのでぜひLEDに交換したいのですが,なかなか大変でした。

 このキッチンライト,棚の下側を凹ませてここにちょうどはまり込むような形でライトがついています。ツライチになっていて余計な出っ張りもなく,視野を遮ることもありません。スイッチはレバー式で,よくあるプルスイッチではありませんから,紐がぶら下がっておらず,見た目にも衛生的にも好ましいです。出来ればこの構造を踏襲したいところです。

 どうせこんな器具は規格化されていて,さっと交換出来るものが見つかるだろうと思っていたのですが,ちょうど良いものがちっとも見つかりません。

 まず,厚みが50mm程度で薄く出来ています。蛍光管とインバータが上下ではなく前後に並んでいるからこの暑さに出来ているのですが,まずこういう器具が少ないです。

 そして電源ケーブルの取り出し穴の位置です。オリジナルは背面に穴が開いており,電源ケーブルはここから取り出すようになっていますが,この位置に穴がある市販品の多くは壁面取り付け型と呼ばれていて,光が手前と下から出てくるものです。

 しかし,オリジナルは天井取り付け型ですから,光は下からだけ出てきます。このタイプの電源取り出し穴は当然天面になるわけですが,我々のキッチンには取り付けられません。

 しかもスイッチ付きでなければならず,いろいろ探してみましたが2品種ほどしか見つからず,高価だったり消費電力が大きくてメリットがなかったりと,どうもしっくり来ません。

 そこで,本当はやってはいけないのですが,市販のLEDライトを購入し,これを今のライトに組み込む方法を考えました。使うのはガワだけというわけです。

 ベースになったのは,パナソニックのiDシリーズで,XL229LFVKLE9というものです。本来これはライトユニットとベースユニットの組み合わせで使うもので,当然分解使用は厳禁です。

 仕組みとしては,ライトユニットにAC100Vを突っ込むと光るという簡単なもので,ベースユニットはいわば固定に使うものと言って良いでしょう。

 LED照明で気をつけないと行けないのは,電源の供給,放熱,そして配光です。この3つの機能がライトユニットに集約されていることを頭に入れて,いざ改造です。

 ライトユニットを分解し,LED基板を観察します。特に放熱に気をつけているわけではなさそうなので,密閉しないように気をつけます。また,基板を固定している鉄の板はそのまま流用し,固定と放熱の機能をそのまま引き継ぐことにします。

 長さは蛍光管とほぼ同じですので,オリジナルの蛍光灯ソケットを外し,固定用の金属を曲げてLEDユニットが固定できるようにします。LEDの発光面が,蛍光管の発光位置に近くなるような場所に固定します。

 電源ユニットは平べったいですが結構大きいので,なかなか場所が難しいのですが,なんとかインバータが入っていた場所に収めることができました。あとは配線をして完成ですが,背の低い嫁さんが,スイッチのレバーの位置がやや高く使いにくいという事だったので,ロングレバータイプのスイッチを買ってきて,これに交換しました。

 取り付けて光らせてみると,これは大変に素晴らしい。消費電力は半減,しかし明るさがもはや倍増という感じです。

 正直なところ,AC100Vで長期間使われる電気器具ですので,素人が改造したり自作したようなものを,キッチンのような場所に取り付けるのは危険かなと思ったりしました。しかし,ここまでくると意地もありますし,オリジナルの蛍光灯を見ていると,端子にからげずハンダ付けで済ませてあったり,白と黒の配線が逆になっていたりと,もともと結構いい加減な作りになっていました。これだったら,私の方がうまく作れます。

 もうちょっと様子を見てみないと行けませんが,今のところ危ないこともなく,快適に使えています。一晩中着けるとか,外出時に消し忘れるとか,そういうことがないように気をつけることは当然としても,その面倒臭さを補ってあまりある快適さです。


(4)洗面台のライトをLEDに

 洗面台のライトは,最も不満のあるものでした。今どきインバータでもない旧来の蛍光灯安定器タイプで,昔ながらのグローランプで点灯するというレガシーなものが内蔵されているこの洗面台は,すぐに点灯しない,ちらつく,明るくない,というおよそ洗面台の照明としては不適切なもので,使わざるを得ないから使っていましたが,その度に不満を感じるものでした。

 交換は入居の時から考えていましたが,なにせ洗面台に組み込まれたものですので,サイズの制限が結構厳しいのです。極普通の安い器具でいいように思ったのですが,やはり微妙にサイズが厳しくて,なかなかいいものが見つかりません。

 そんな中,キッチンライトの交換に適した器具を探している途中で,大光電機の間接照明ユニットで LZY-90393NTが目に付きました。在庫処分で安くなっていますが,ベース部分はやや短い以外はちゃんと収まりそうですし,しかもライトユニットはアルミの腕でベースに取り付けられており,ある程度の自由度があります。光源の位置や向きを調整出来る仕組みというのは,こういう用途ではぴったりです。

 ちょっと演色性は低いものの,光の色は昼白色ということで洗面台には適した光源です。最新の製品ではないので発光効率は低く,消費電力はあまり下がりませんが,実際に取り付けてみたところ,これがまたなかなか良い感じです。

 すぐに点灯し,ちらつきもなく,しかも明るくなって,万々歳です。


 とまあ,ここまでは比較的簡単な作業で,綺麗に片付いたものです。あとは問題にぶち当たったり,なかなか作業が大変だったりと,時間も手間もかかってしまいましたが,それについては次回に。

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