エントリー

2016年06月20日の記事は以下のとおりです。

QC15からQC25に交換してもらえた

  • 2016/06/20 14:44
  • カテゴリー:散財

 昔住んでいたアパートでの話なのですが,2階にいる人が入れ替わった時に,どうも生活時間帯のズレから,うるさくて落ち着かないという事がありました。

 こういうのは,気になり始めると切りがなく,普通ならやり過ごせるようなことでも気になって仕方がなくなるものです。

 結局疲れてしまって引っ越す事になるわけですが,それまでの間私が頼ったのは,ボーズのノイズキャンセルヘッドホンQuietComfort15でした。調べて見ると,2010年1月に買っていますね。

 引っ越し後,本来の目的でこの強力なノイズキャンセルヘッドホンを使うことはなくなりましたが,静かな環境を即座に手に入れる事が出来て,しかも音質もそんなに悪くないということで,とにかくよく使っていました。

 ですが,ヘッドバンドとイヤーパッドの合成皮革がボロボロに加水分解するようになりました。顔や頭に黒い粉が付くようになり,そこらへんに落ちています。これではたまらんと,イヤーパッドは新品に交換し,ヘッドバンドは合成皮革を全部剥がしてしまいました。

 そうしてしばらく使っていたある日,修理をお願いしたらQuietComfort25に新品交換になったという話を耳にしました。保証期間が済んでいるので当然有償修理ですが,修理代金(定額だそうです)である17280円で現行機種のQC25がそのまま手に入るというのですから,どうしてもQC15でなければ困るという人を除けば,とてもいい話です。

 別に公式なアップグレードパスとして用意されているわけではなく,修理内容によっては新品交換になることがあり,その場合に現行機種であるQC25に交換されるという話ですから,とにかく修理の依頼をすることから始めねばなりません。

 私は特にQC15に思い入れがあるわけではなく,どっちかというとデザインは好きではありませんでしたし,当時は最高性能を誇ったアナログ式のノイズキャンセルも,QC25ではデジタル式になって,さらに磨きがかかったといいます。

 6年使って,もし半額でQC25にしてもらえるなら,その方がうれしいです。

 何度かのメールのやりとりを経た後,私の要望を聞き入れて下さって,QC25に交換してもらえることになりました。手順は,QC15を先に元払いで送る,この時本体さえあれば,付属品や箱は必要ないとのことです。

 しばらくすると,代引きでQC25が送られていきます。この間僅か数日です。

 てなわけで,先週6月16日に無事に受け取ることができました。

(1)どんなもの

 2014年に発売されているQC25のことを,今さらここに書くのも面白くないとは思いますが,QC15に比べて改良されたのは主に3つ,ノイズキャンセル方式がデジタルになったこと,電源OFFや電池切れでもパッシブヘッドホンとして使える事,そしてiPhone等のスマートホン用に,マイクとリモコンを備えていることです。

 変わっていないところは,単4電池1本で動作すること,ケーブルを抜いてしまってもノイズキャンセル機能は使い続けることが出来る事,折りたたむことが出来る事です。


(2)ノイズキャンセルについて

 QC15もかなり強力でしたが,サーっというノイズが大きくて,音楽を聴いているときには気にならないものでも,私のように静粛性が欲しい人が音楽を聴かずに使っていると,このノイズの大きさが目立って来ます。

 また,圧迫されたようなつーんとした感覚もありましたし,ヘッドホン装着中に手で叩いたり押したりするとボコボコとすることもありました。

 QC25はこのあたりがかなり改善されていて,まずノイズキャンセルがさらに強力になっていて,かなりの帯域でキャンセル機能が働いているようです。完全に消すと安全性に問題がある人の声も,耳障りにならない程度にキャンセルされているような感じです。

 サーっというノイズは消えているわけではないにせよ,かなり軽減されています。ほとんど気にならなくなっているレベルでしょう。つーんと言う圧迫感も軽減s慣れていますし,装着時の不自然さも少ないです。

 手で触ったりしたときの異音もなくなっていますから,2年前の製品とは言え,相当いいヘッドホンになっていると感じました。


(2)音質について

 相変わらずBOSEらしい,低音が強調され,繊細さのない太い音です。QC15よりは洗練されていると思いますが,それでもモニター用に使えるようなものではありません。悪い音ではないし,疲れないのでこれはこれでいいとは思いますが。

 問題なのは,パッシブ時の音です。前述のように,電源スイッチをOFFにしたときに,QC25はパッシブヘッドホンとして動作します。音が出なくなってしまったQC15からは大きな進化なのですが,音の変化がひどくて,とりあえず音が出るというレベルです。

 高音は出なくなり,中音域にエネルギーが集中し,低音もポンポンいいます。これは長時間聞いているとしんどくなるでしょうね。

 一般に,ノイズキャンセルヘッドホンのヘッドホン部分というのは,通常のヘッドホンとは違う特性になっていることがほとんどです。複雑なフィードバックを使っているので,ヘッドフォンの裸の特性もそれに合わせた物になっているからなのですが,これだと電源のON/OFFで音質も変わってしまいます。

 音質を同じにするにはイコライザを使うしかありませんが,イコライザを使うにも電源がいるわけですので,電源無しで動くパッシブで音質を改善するのは,とても難しいと言えるでしょう。

 それでも,緊急避難的に電源OFFでも音が出るようにした決断は,賞賛されるべきものだと思います。


(3)装着性とデザイン

 QC15も悪くはなかったのですが,QC25はさらに良くなりました。長時間の装着にもなんら問題なく対応し,私も2時間ほど連続で使っていましたが全く違和感なく装着し続けていました。

 デザインは私の場合,黒と青のものなのですが,なかなか格好良くて,これなら人前で使えると思いました。折りたたみもうまく出来ていて,QC15よりも小さくたためますが,使い勝手を行わないのはさすがです。

 ほら,よくあるじゃないですか,クチャクチャに何度も折りたたんで小さくするようなヘッドホンとか。でもあれって,言いように思えて,全体の剛性が低くなり,装着感が全然ダメになるんですよね。特にヘッドバンドがしっかりしていないと装着感が悪くなるので,QC25はうまく作っているなあと思いました。


(4)総じて

 さすが,当時から悪い評判を聞かないQC25だけあって,大満足です。これで故障しなければうれしいのですが,こればかりはしばらく使ってみないとわかりません。

 QC35も気になるこの頃ですが,QC35は乾電池で動きませんので,QC25は私にとっては最善の選択です。格好の良さと高いノイズキャンセル性能は素晴らしく,QC15が勝っている点は何もないと断言しましょう。交換してもらって大正解でした。

 為替相場のこともあるし,今月末に登場するQC35のこともあるので,QC25への交換がいつまでこの値段でできるか,わかりません。わかりませんが。BOSEのユーザーのサポートの良さは正直うれしかったですし,こういう事の積み重ねがユーザーの忠誠心を育むんだろうと思います。

 他のメーカーのように売りっぱなしで買い換えて下さい,ということに慣れて閉まった私は,つくづくBOSEにしておいて良かったなあと,そう思いました。

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ
  • ページ
  • 1

ユーティリティ

2016年06月

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

ユーザー

新着画像

新着エントリー

過去ログ

Feed