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2016年10月11日の記事は以下のとおりです。

区民債を買う

 私はいわゆる財テクとかそういうものにあまり興味はなく,お金は働いてしかもらえないものと思い込んでいます。

 ですので,こういうことにはさっぱり疎いのですが,親の世代ならまとまったお金を銀行に預けておくだけでそれなりに増えたらしいです。それがいつしかお小遣い稼ぎにのレベルになり,今やほぼ利息など付かない状況になりました。

 あげくにゼロ金利ですって。お金を借りたら利息をくれるんですよ。どういう仕組みだ?

 まあ,このゼロ金利というは我々市井の庶民にはまるで関係ない話ですのでどうでもいいのですが,私も人並みに将来への不安はあるわけで,贅沢はいいませんから,せめて衝動買いに失敗したとき「まああぶく銭だし」という慰め(あるいはいいわけ)にできるような,そんなお金が資産運用で手に入ったらいいなあと,思っていました。

 しかし,ここ最近の金利低下はそうした慎ましい願いをも打ち砕き,もう銀行なんてセキュリティ万全のサイフくらいにしか思えません。

 そんなわけで,金融商品などにますます興味を失った私ですが,先日偶然,地方債なる物を目にしました。国債ほどメジャーではないんですが,一応公債ですから信頼性は高く,金利も悪くないと聞いていました。

 ただ,具体的にどうすれば買えるものなのかわからず,機会のないまま過ごして来ました。

 そんなある日,自治体から送られて来るメールを見ていると,区民債の優先購入権の抽選申し込み開始,という文章が目に入ってきました。いわく,公園整備の用地取得にあてるとのことです。

 金利は後日発表なのですが,その段階でわざわざ優先予約販売の抽選をするというのですから,これはなかなか大人気で予約殺到なのかも。

 私の場合,運用には興味などありませんし,まあホントに小遣い稼ぎになれば御の字とおもっていたくらいですので,金利がいくらになっても別に構いません。ただ,この公債,昨年の金利は0.3%だったそうです。いかに低金利とはいえ,0.15%くらいには踏みとどまってくれるんではないかと,漠然と思っていました。

 とにかく,金利は別にどうでもいいです。資産の分散による預金の保護であるとか,自分の住む街の進む道に共感してお金を出すという気分とか,そういうものを第一に,区民債に応募してみました。

 結果は,当選しました。そして優先販売が今日10月11日に始まりました。金利はなんと0.1%です。うーん,もうちょっと欲しいなあ。昨年の100万円と今年の100万円,私にとっては違いがないんですが,昨年なら0.3%ですからね。なんだか今年の100万円が不憫に思えてきました。

 私は自分の都合で,今日の朝に購入の手続きに言ってきました。

 その銀行の口座を持っていなかった私は,まず普通預金の口座を作るところからスタートです。
 
 そんなこんなで,書類をいろいろ書いて,あちこちハンコを押しまくって,待つこと20分。案外簡単に手続きは終わり,区民債を無事に購入して帰ってきました。一番緊張したのは,やっぱり大金を鞄に入れて持ち歩いたことで,慣れないことをするもんじゃないなあと思いました。

 区政に資金面で関係を持つことで,興味関心を持ってもらうことを役割の1つとして担う地方債ですが,不思議なことに,個人で出来る僅かばかりのお金であっても,しかもリスクが限りなくゼロに近い安全な債権であっても,区政への参加意識が出てくるというのは不思議なものです。

 償還は5年先です。私はますます歳を取り,家もますます古くなり,子供はますます大きくなっていることでしょう。もしかすると,この債権というのは,タイムカプセルのようなもの,5年前のことを振り返るのに,役に立つかも,知れません。

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