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2016年11月16日の記事は以下のとおりです。

はじめて「ファミコン」を買う

 11月10日発売になった,「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を買いました。発表になってすぐにヨドバシカメラに予約を入れて,発売日にケトル事ができたのですが,届くまでにワクワクし,遊んで楽しかったものって久々でしたから,ちょっと新鮮でした。

 かくいう私,ファミコンもスーパーファミコンも,その後続く任天堂の据え置き型(コンソール)は一度も手に入れたことがありません。ポータブル型については何度か買っていますが,それもゲームボーイアドバンスが最初で,子供のうちに買ったことは一度もありません。

 ファミコンについてはPC-6001を買って満足していた(しようとしていた)ことがあり,ファミコンを認めるわけにはいかないという屈折した意地がありましたし,スーパーファミコンについてはメガドライブが,Nintendo64についてはセガサターンが,GameCubeについてDreamcastが・・・と,ことごとく反主流な選択肢によって任天堂を選ばなかったということが繰り返されてきました。

 いや,ゲームキューブは,マイナー機に仲間入りしたことで守備範囲に入ってきたのですけど,任天堂という巨大ブランドが私を素直にさせなかったというのが正しいでしょうか。

 任天堂は優れたゲームデザインを行うゲーム会社ですし,ゲームの本質,遊びの本質をぶれずに追求し,いつも原点にぱっと戻ることが出来る,素晴らしいクリエイター集団です。お金もあるし優秀な人も揃っていて,アイデアだけではなくそれを形にする値からにも長けています。

 ですが面白ければ何をやってもいいと考えないところはさすがで,自らを律したり,なにが自分達を高めているかをちゃんと理解しているところが,世界でも希有な企業だと思います。

 概して成功者というものはおごり高ぶるものですが,任天堂の視線はいつも変わらず,ファミコンから現在のWiiUに至まで,変わっていないと思います。純粋に楽しく,健全で,PS3やPS4のゲームとは,脳みそのちょっと違った部分が喜んでいるように思っています。素晴らしいです。

 素晴らしいのですが,一方で私はその同業他社に対しての厳しさに反発を持っていて,同じく作品に敬意を払いつつも「きらい」なディズニーと同じ方向を剥いていました。

 ゆえに,任天堂のハードウェア,特に最強と言われたファミコンとスーパーファミコンを欲しいと思わなかったのです。

 昨今,レトロゲームのブームが来ています。こうした過去を懐かしむブームが来るには当然時間が流れないといけませんから,随分昔の話になったのだなあと感慨深いのですが,そんな流れの中でファミコンがこうした形で,しかも任天堂自らの手で復活するとは思いませんでしたし,それを私が手に入れることも,想像していませんでした。

 かくして,私が初めて買ったファミコンが,やってきました。

 聞けば,どこも予約完売で品薄になり,プレミアが付いているほどの人気とか。限定品といっていないのに再入荷の予定もないらしく,任天堂としてもこんなに人気になるとは思ってなかったんじゃないでしょうか。

 値段は税込みで約6500円とそれなりにしますが,そこは真面目で面白い任天堂のことです。内蔵ゲームの選択UIはわかりやすくストレスフリーですし,小さくなったコントローラも全く使いやすさを損なっていません。

 画面もかつての低画質アナログテレビをシミュレートする演出を盛り込んでいますし。ハードウェアも放熱対策やEMC対策に結構なお金と手間をかけてあります。この手のゲーム機にありがちな中華製のものとは,もう別次元の完成度です。

 説明書も見ずに,一通りゲームをやってみます。

 なつかしい。私はファミコンを買ったことが一度もありませんが,それでも当時の事ですから,友人宅に遊びに行けば,必ずファミコンで遊ぶことになります。あの銀色の箱も,本体の色合いも,あのファミコン独特の音も,全部懐かしい。

 当時一番親しかった友人が,これをやるためにファミコンを買ったという,マリオブラザースをまずやってみます。うん,これです,これこれ。

 本当に懐かしいなあ。二人でプレイするのに,共同でクリアしているはずなのに,いつの間にか殺し合いになっていくんですよね。当時知恵を絞って,どうやって相手をはめるか,必死になったものです。

 思わず,カセットをずらして遊ぼうと手が動いてしまいました。いかん,カセットなんてなかったんだ・・・

 アイスクライマーもエキサイトバイクも懐かしいです。いやー,この頃のファミコンは,他のパソコンやゲーム機とは一線を画していて,ゲームセンターのゲームを家で満足に遊ぶことのできる,唯一無二のマシンでしたからね,それを再認識しました。

 そして,パックマン。さすが本家の移植だけに面白いです。5歳の娘も夢中です。

 大きくなってからなので遊ぶことのなかったDr.マリオや星のカービーも面白く,実に良く出来ています。

 膨大なタイトルから選ばれた30本のうち,私が本当に当時面白いと思ったものは少ないし,「懐かしい」と思うこともないのですが,その分新規に遊んで十分に楽しいものばかりで,これ,ぜひいつでも買うことの出来る定番ゲーム機にして欲しいと思います。

 残念なのは,このゲーム機は全く外に対しての拡張性を物理的に持っていません。SDカードスロットとか,何らかの端子があれば期待も出来るのですが,そういう外と繋がるものは一切存在しないのです。

 内部はタブレット向けのアプリケーションプロセッサらしく,これでファミコンのエミュレータを動かしているものだと思いますが,フラッシュメモリを搭載してダウンロードしたゲームを残しておくとか,SDカードでゲームを追加できるとか,そういうのがあると,いいんだけどなあと思いました。

 でも,こういう割り切りがまた任天堂の良さでもあります。拡張できない,というのは,現在の仕様,選んだ30本のゲームが,万人に受け入れられるという強い自信の表れです。なんであれが入っていないんだ,なんでこんなものが入っているんだ,という声がある事もすべて飲み込んだ上で,わずか30本を選び,しかも増やすことが出来ないようにして退路を断つというのは,かなり大変だったはずです。

 いうなれば,この30本のチョイスも,彼らの作品です。

 蛇足ですが,ここ最近私も昔のゲームを楽しむことが増えました。タイトーの昔のゲームも集めたタイトーメモリーズも発売当時に4つ買ったのです。しかし,いずれPS3はPS2の互換機能を実装すると期待してPS2は引っ越しの時に処分したのに,すっかりPS2は過去のものになってしまいました。

 このままではPS2のソフトが全部ゴミになってしまうとずっと気になっていた私は,先日意を決してPS2の中古を買い,これでタイトーメモリーズを散々遊びました。いろいろ意見はあると思いますが,それでも「レイフォース」と銘打ったゲームがきちんと遊べるのは,とても魅力的です。

 実のところ,アングラな商品に手を出せばいろいろなゲームで遊べるのは確かでしょう。しかし,そこまでするのもなあと思いますし,昔のゲームであったとしてもきちんとした対価を支払って,氏kルべき人の収入になるような形で手に入れたいと思うので,怪しい物には手を出しなくありません。

 なので,次はぜひ,「セガクラシックミニ メガドライブ」を期待したいです。そうそう,小物入れのメガCDをくっつけられるようにしてあるとうれしいです。

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