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2017年01月05日の記事は以下のとおりです。

年末年始に買ったもの

  • 2017/01/05 16:16
  • カテゴリー:散財

 2016年はあっという間に終わり,2017年がスタートしました。思えば,昨年も相変わらず大きな買い物をし,その上結局無駄に終わったもの,無駄になりそうなものがたくさんあったなあと反省しています。

 2016年の買い物の振り返りは後日やるとし,年末のバタバタでついつい書きそびれてしまったものをいくつか,書いておこうと思います。

 実のところ,年末は買い物ラッシュだったのです。


・UV211とソフトンRコアトランス

 先日,ある部品店のメールマガジンを見ていると,UV211が訳ありで特価とありました。中国製ですが,2本で6500円。

 え,6500円ですか。

 新品と書いてあったと思うのですが,まさか中古ってことは・・・

 UV211といえば,まるでレンコンのような大きな外観,トリウムタングステンフィラメントが煌々と輝き,シングルでも20Wを越える出力が取り出せる破格の真空管で,もともと送信管ですがオーディオに使うと強烈な音が飛び出してくる,その代わり1000Vを越える電圧で動かさないとこの真空管を選ぶ意味がない,でも1000Vを越えるとかなり危険てなわけで,真空管アンプの「禁断の果実」みたいなものです。いや,フグのキモって感じですかね。

 1000Vを越えると,絶縁をきちんと考えないと放電しますし,万が一の配線ミスやトラブルで大きな事故に繋がることも心配です。うっかり感電してしまうと,おそらく「痛い」では済まないでしょう。あー怖い怖い。

 しかし,その怖さの向こう側にある世界は,知る人だけが知る別の地平です。シングルアンプというこれ以上ないくらいシンプルな回路構成で,駆動しにくい大きなスピーカーを大電力で堂々と動かすその姿と飛び出してくる音に,すっかり飲まれてしまうのだそうです。

 真空管オーディオの,1つの到達点と言われる真空管です。

 まともなものなら,中国製でも2万円とか3万円とかするものなのですが,それがどうしたことか6500円です。壊れていても文句の言えない価格なのですが,あいにく私は動作を確かめる方法がありません。

 それでも,まあネタとして買ってみようかと,買ってみました。

 届いたUV211は,気持ち悪いくらいの大きさです。真空管と言えばミニチュア管だった私は,GT管を見て驚き,300Bを見て腰を抜かしたわけですが,UV211は気を失うレベルです。そして太いガラス管の中の大きな電極は,まるで折り紙を押し込んだような「現実感」を醸し出しています。

 半導体は言うに及ばず,ミニチュア管でも,外側から中身が全く見えないものですし,ものとしての魅力というのは薄いわけですが,UV211は中身が見えると言うことに,とても価値のあるダイナミックさです。

 手にとってみても,そんなに悪いものではなさそうです。ただ,日付の刻印から1996年頃のものと思われ,私がまだ真空管アンプに取り組む前のものであることがわかりました。

 20年以上前のもので,どこで生まれて私の手元に来るまでにどこを通ってきたのか,ちょっと考えてみるとこういうのも縁だなあと思います。


 さて,出力管だけ手に入れても音は出ません。次に考えないといけないのはトランスです。特に出力トランスは音質に直結し,非常に高価な部品だけに,よく考えないといけません。

 シングルアンプは常に直流の電流が流れているので,コアを大きくして時期的な飽和を押さえる必要があります。コアが大きいという事は重くなり大きくなりますが,なんと言っても透磁率の高い高性能な鉄の量が増えるという事ですから,値段も高くなります。

 安いトランスはこのコアをけちっているものですので,特に出力の大きなシングルアンプに安いものを使うと,音質に影響が大きく出ます。かといって高級なトランスは1個で10万円もしますので,ステレオで2個使うとそれだけで20万円になります。

 せっかくUV211を縁あって安く買ったのに,これではあまり意味がありません。

 こういう時は,ソフトンというお店で買える,Rコアトランスの出番です。以前300Bシングルを作ったときに,高すぎる出力トランスをどうするかと悩んで,1つ1万円弱のこのトランスを使ってみたところ,大変いい結果を得ました。とても1万円とは思えないスペックを誇り,音も特性も申し分ありません。

 EL34プッシュプルでも採用決定で,プッシュプル用のRコアトランスをすでに購入済みです。これも1つ1万円弱だったと思います。

 で,UV211に使えそうなものを探してみると,ぴったりのものが見つかりました。UV211で使うと好成績だとわざわざ書いてあります。音質もそうなのですが,UV211は1000Vを越える電圧で動かすことが普通で,UV211にオススメなトランスは高耐圧にもそれなりに配慮されているはずです。こういうところが安心に繋がります。

 残念ながら1000円ほど値上がりしていましたが,UV211に使える10kΩのインピーダンスの大型のものが,2つ買っても4万円までで揃いました。こういうのは,欲しい時に売っているとは限りません。あるうちに買っておくのが正解です。

 あとは,詳細な回路設計が終わってから揃える事にしましょう。ぱっと思いつくのはUV211用のソケット,電源トランス,そしてシャシーです。どれも高そうです。

 ただ,人生も折り返しをとうに過ぎた私としては,こんな大きく重たいものを作って,後始末が大変じゃないかと気が重くなっています。本当にこのUV211に灯が灯ることがあるのでしょうか・・・


・FOSSIL Q ハイブリッドスマートウォッチ

 私は,日時を理由にものを買うことに消極的で,「欲しい時が買い時」という考え方で買い物をする人です。買い物をする理由は時間ではなく「欲しい」か「欲しくないか」だ,というわかりやすい行動原理を旨としています。

 故に,他人に対する買い物,言い換えるとプレゼントも良さそうなものがあったらその都度プレゼントをする,と言う仕組みになっていて,ところがこれがなかなか理解されず,えてしてプレゼントの習慣がない寂しい人間だとそしりを受けるわけで,当の本人はそんなに卑屈に感じていなかったりするので,ますますもって始末に負えません。

 つまり,プレゼントを気前よくする人に見えたり,逆に一度もプレゼントをくれたためしがないケチに見えたりと,人によって私の印象が大きく異なるのです。

 その点,日時を理由にプレゼントをする人は,無難に誰に対しても公平に振る舞えるわけで,代わりに買った品物がつまらなかったりダブったりすることを覚悟せねばなりません。そこで「プレゼントをしようという気持ちが大事なんだ」とか,私に言わせればそういう精神論で逃げちゃうわけです。

 ここで大事な事は,私が「欲しい」と思ったものを,相手も「欲しい」と思う可能性が極めて低いことに気が付いたことで,結局のところ,品物だって気持ちだって,独りよがりはいかんと,思い知ることになるわけです。

 話が逸れました。

 なにかと世話になっている嫁さんに,Fossil Q ハイブリッドスマートウォッチを買ってあげたという話です。

 私のPebbleTimeRoundを見て「いいなあ」とつぶやいている嫁さんを知っている私も,さすがに手なずけるのに一苦労するPebbleをそのまま使ってもらうのは気が引けました。

 それに,いかにも「スマートウォッチです」という風体の腕時計を持つということは,自らをガジェット好きであると説明して回っていることと同じであり,そうしたこだわりのない嫁さんには,きっと抵抗があるだろうと思いました。

 そもそも,2日に1回充電をしないといけないという,ペット並みのお世話が必要な腕時計を,自分自身がペットのようなのんびりな嫁さんが維持できるとは到底思えません。

 ということで,「Pebble(24時間完全サポート付きで)買って欲しい~」という無言の圧力を果敢に無視してここまできたのですが,昨年の秋頃に発表になったFossil Qハイブリッドスマートウォッチを見て,ピンときました。

 かなり大きいですが,ぱっと見た目は普通のアナログ腕時計です。ビジネスシーンにも使えそうな端整なデザインで,革のベルトもよく似合っています。

 しかしちゃんとスマートウォッチの基本機能は押さえてあり,通知も飛んできますし,歩数も数えてくれます。

 私が素晴らしいと思ったのは,充電式ではないことでした。大型のリチウム電池CR2430で半年間動きます。電池が切れたら交換です。

 充電式の方がいいように思いますが,充電を習慣にするのは案外面倒な話で,年2回程度のメンテで動き続けるのであれば,私は楽だと思います。1年も2年も持つ時計の電池を交換するのは結構大変で,下手をすると防水の機能が失われて本体も壊れることがあるのですが,これだけの頻度で電池の交換が必要な時計なら,簡単に確実に,しかも何度も交換出来るようにしっかりと作られている必要があるでしょう。

 1つ100円ちょっとの電池ですので,10年使っても2000円ほど。これで充電の手間から解放されるなら,私は安いと思います。

 クリスマスに間に合うように調達し,25日に渡しましたが,嫁さんは自分のiPad2(これも私が買い与えたもの)と繋いで動かす事が出来ない様子です。見ていると,ペアリングにすら成功していないようです。

 何時間か格闘し,もうダメだ,とさじを投げそうになるのを見かねて,私がサポートに入りました。画面を縦にしないとうまく動かないというのが原因だったのですが,私がやれば5分で解決。やれやれ,先が思いやられます。

 表現力の寂しいアナログ時計ですので,そんなにあれこれと機能があるわけではなく,セットアップは案外すぐにおわり,早速毎日使ってくれているようです。

 見た目がなかなかよいので,私も買おうかなと思ったのですが,よく考えたら私はBlackberryユーザーです。残念ながらこの時計は使えません。危ないところでした。

 私がレビューを書けないので,嫁さんに一言インプレッションを聞いてみました。

「まずデザイン性、モノとしてとても気に入っています。ただ、使っているのが通知だけなので、バイブが弱いのと余計なメールを整理していないせいで、そんなに上手には使いこなせていないです。」

 ということらしいです。

 まず,狂わない時計であるという観点がスパッと抜け落ちていますね。時計にとって最も基本的で最も重要な機能について,この程度の認識ではもはや時計を持つ資格などないと言って差し支えないでしょう。

 いつ見てもその時刻が正確である事の喜び,それが何の苦労もなく実現することのすごさ,まずはそこを絶賛せねばなりません。

 バイブが弱いというのは確かにそうかも知れませんが,,バイブで通知される情報に大事なものがないと思っているから,振動に気が付かないんじゃないかとも思います。

 インプレッションを見ると,要するに役には立ってません,ということです。

 なお,このインプレッションには続きがあって,「実は今日は忘れてきましたテヘペロ」とのことです。もうね,インプレッションを書く資格もなければ,聞いた私もバカだったと・・・

 仮に忘れてきても,私なら黙っておくけどねえ。


・DE50キット

 ワールド工芸のキットで,DE50のキットが出ると聞いて買いました。DE50はDE10とDD51の間を狙ったディーゼル機関車で,16気筒の高出力エンジンを1つ,DE10と同じ5軸のレイアウトで搭載する珍しいものです。

 結局,かえってエンジンの種類が増えてしまうことを現場が嫌ったことに加えて,数が余りそうになったDD51がDE50を想定した線区にも入る様になって,量産化は見送られたわけですが,試作名でもなく,900番台でもなく,いきなり1号機だったことからも,それなりの完成度と量産計画があったのだと思います。

 鉄道模型が趣味の真ん中にあった10年ほど前に,DE10をベースに改造してDE50の模型を作ろうかと思ったこともあったのですが,細部に違いが多すぎて断念した経緯があります。それがキットで,しかもワールド工芸から出るというので,買ったのです。

 しかし,老眼が進んだ今,これを作るだけの根性も時間も沸いてきません。腕も落ちているだろうと思いますし,どうしたものかと・・・コンプレッサーも動くのかなあ。

 
・シルバニアファミリー

 子供のクリスマスプレゼントに,「あかりの灯る大きなお家」とやらを買いました。知らない人が陥りやすい,人形や家具が別売りという罠も無事に回避,ワクワクして箱から取り出したら殺風景な家だけがごろんと出てきて,小さな子供が号泣したという先人たちの失敗を繰り返すことはありませんでした。

 娘としては,オモチャならなんでも良かったという感じらしく,特にシルバニアファミリーを指定したわけではありません。しかしここでくだらないオモチャに手を出されると後々厄介なので,少々高価でも長く楽しめそうなもの,作りがしっかりしていて,年齢や年月でも陳腐化しにくいものとして,シルバニアファミリーを選んだというわけです。

 これ,買ってみて分かったのですが,かなり細かくて良く出来ています。いわゆるドールハウスのような大人っぽさはなく,そこはオモチャの範疇に入るものなので,全体的にプラスチッキーですし,怪我をしないように細かい部分も尖った部分も極力排除してあり,その点でもディテールの再現は厳しいです。

 でも,色調も落ち着いているし,光り物や音,変形などのギミックも控えめで,大人が見ていても飽きません。

 長年続いているシリーズであることも,世界観がしっかりしていることも,オプションも豊富で,1つ1つはそれほど高価ではなく売っている店も多いことは安心です。

 また,サポートページから壁紙のダウンロードが出来るようになっていました。そのままでは殺風景だった家の中も,壁紙を貼り,家具を並べていけば賑やかになります。

 ダウンロードして印刷,そして切り抜いて糊で貼るんですが,この作業が実はとても大変でした。印刷に時間がかかりますし,複雑な形状をカッターで切り抜き,最後に張り付けるわけですが,このうちどのプロセスに失敗しても印刷からやり直しです。

 ただ,そうした失敗を乗り越えて,壁紙を貼り付ければ見違えるような綺麗さになりました。切り抜いたものの張り付け場所が分からなくならないようにと,裏側にサインペンで数字を書いたのですが,これが透けて見えてしまうのは内緒です。

 そうそう,この家は単三2本を入れると室内灯を点灯させることが出来ます。でも,今どきムギ球なんですね。見方を変えれば貴重なのですが,やっぱり電池がすぐ切れるのも嫌なので,これは電球色LEDに交換です。

 また,別売りの室内灯も売られており,これも買ったのですが,LEDはLEDでも黄色のものでした。これはいかん。電球色に交換です。

 全部で4つ,電球色のLEDに交換して完成です。満足感で一杯になったのはどうも私だけらしく,娘は今ひとつ遊んでくれません。


・ダイソンDC45の延長パイプ

 12月29日ですが,いつものようにDC45で掃除をしていたら,ロングパイプの本体側の付け根の部分がグラグラします。よく見ると折れています。

 あちゃー,また壊れました。

 これではまともに掃除が出来ません。急遽amazonを探しますが,DC45のものだけ売り切れです。悔しいですねえ。

 かといって放置するわけにもいかず,年末という事もあり,えいやでDC61の延長パイプを買いました。3000円ちょっとです。納期が最短で一番安いものが赤色だったので,それにしました。私は色にはこだわりません。

 届いたパイプは,分かっていたことですがそのままでは本体には取り付けられません。変な出っ張りがあるので,取り付けられないようになっています。しかし,タービンブラシ側はそのまま取り付け可能でした。

 本体側で削る必要があるのは,取り付け部の左右のレールです。これが本体側の溝にはまり込むのですが,DC45には溝がないので削る必要があります。

 また,電源供給用のコネクタにも,縦にガイドが立っていて,本体側の溝にはまり込むようになっています。これもDC45には邪魔なので削ります。

 どうやって加工するかを思案したのですが,リューターでぱぱっと削りました。空気が乾いているので静電気がすごく,作業終了後の掃除が大変でしたが,とりあえず綺麗に削ることができて,問題なく取り付ける事ができました。

 万が一加工しても取り付けられないとか,加工に失敗した場合を考えて,折れたパイプをエポキシ接着剤で固着する暫定対策もしておきました。接着剤なんてのはどうせすぐに取れてしまうと思っていたのですが,ABSとアルミというのは案外いい組み合わせらしく,非常に頑丈にくっついています。数日使ったくらいではびくともしませんでした。

 しかし,本命のパイプの加工に成功して使えるようになった今,邪魔になってしまいますので,捨てました。

 考えてみると,DC45も随分壊れては修理をして,根性で使っています。電池も弱ってきていますが,純正品の予備が手元にありますし,タービンブラシもほぼ新品のものがあります。ビンはDC35のものを改造して使っていますし,回路の故障も部品の交換で復活しています。

 しかし,少し前にモーターから異音がしていましたので,実はもうそんなに長くないんじゃないかと思っています。掃除機をかけることのストレスがほぼゼロになった革命的な家電で,これなしの生活はもう考えられないだけに,モーターが壊れればもう買い直すしかないなあと思っていますが,ここまでくればもう知恵比べです。出来るだけ修理して,長く使ってみます。


・花札と将棋

 花札は実家にあった古いものを送ってもらったところ,娘が綺麗な絵札に興味を示して遊ぶようになりました。ただ,乱暴に扱うので,我が家できちんと買い直そうと思っていたのですが,年末に買うことにしました。

 実家にあったものと同じものはすでに廃番になり,任天堂の「大統領」を買いました。薄くて軽くて仕上げも綺麗で,重なったときに音が「パリン」となって,いい出来ですね。

 あまりに綺麗なので,娘には大事に使えと釘を刺したんですが,そのことで帰って遊ばなくなってしまいました。

 将棋はどういう訳だか,娘が興味を示して,買え買えとうるさいので買いました。

 でも,将棋のルールを知っているのは家族でも私だけですし,その私だって知ってはいますが無茶苦茶弱いです。もったいないなあと思いつつも,もしかすると将棋をやり出すきっかけになるかもと,木製のコマと板を買いました。どっちも任天堂のものです。

 ファミコンやその後のゲーム機において,ハードもソフトもとても真面目に作り込んであった印象が,花札や将棋にもそのまま共通の印象として存在していて,安心して任天堂のものを買うことが出来ました。手にしたもののクオリティも期待通りで,この値段でこの品質というのはさすがと思いました。

 私は結構うれしかったのですが,当の娘は将棋のコマが面白いだけの話らしく,読み方は覚えてくれたんですけど,並べ方には到達していません。並べ方の次は動かし方,動かし方の次は実戦と,まだまだ先は長いです。

 せっかく新しいコマと板があるのですからゲームをしたいのですが,なにせ私だけがルールを知っていてもゲームにならないので,もっとも稼働率の低いオモチャになっています。寂しいものです。

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