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2017年09月11日の記事は以下のとおりです。

D850を買いました~その1

  • 2017/09/11 15:07
  • カテゴリー:散財

 D850を発売日に買いました。

 D800を買ったのが2012年の7月でしたから,5年ちょっとで買い換えです。

 そもそもカメラなど,買い換えるものではないと思っていましたし,事実フィルム時代には買い換えることの実質的なメリットは,ほとんどなかったと今でも思います。画質はレンズとフィルムで決まり,ボディはレンズを支える役割と,フィルムに決まった時間だけ光を当てるタイマーの役割をしたに過ぎません。

 しかし,デジカルカメラになると,いわばフィルム(と現像マシン)が内蔵されてしまったので,画質を握る大きな要素がボディと一緒になっていまいました。そしてその画質は,年月と共に確実に,そして大幅に向上していきます。

 こうなるともう,ボディを買い換えるメリットは大きく,私も「ボディは消耗品」という考えに勇気を持って切り替えてから,随分気が楽になったことを思い出します。

 ちなみに,D800を購入したときの価格は約27万円。後述するように売却して91500円になりましたから,差額178500円を5年間で2万カット使いましたので,1年あたり35700円,1カットあたり約9円です。

 フィルム1本が36枚として,36枚あたり324円ですから,安いフィルムよりもまだ高いです。しかし,現像代が500円かかるとすれば,半額くらいで写真を撮ってきたことになります。

 だからどう,という話ではないのですが。あらためてデジタル化によって写真のコストが大きく下がっていることに気が付きます。そう,昔は写真を趣味にすると,本当にお金がかかったものなのですよ・・・

 とはいえ,デジタル時代とフィルム時代とでは,コストの質が違っていて,フィルムは変動費ですから,撮影すればするとお金がかかるのに対し,デジタルカメラはほとんど固定費ですので,撮影すればするほどコストは下がります。

 ということは,お金があるなら,一気に買って使い込んだ方が,お得だという話になります。ここ重要ですよ。


 まあ,苦しい言い逃れはこの辺にしておいて,私の場合D810を見送っていますし,次にD800系の後継が出たら,あまり悩まずに買おうと思っていましたので,ここ1年くらいの間は,買うつもりでスタンバイをしていました。

 しかし,ライバルのEOS5D系の値段が大幅に上がってしまい,クラスが1つ上がったことで,どうもD800系も位置付けが変わってしまうのではないかと,そんな気がしていました。

 D800は当時としては(そして今でもですが)怒濤の3600万画素で27万円という破格のマシンでしたから,D850も買いやすい価格になるという期待はしていました。しかし,D750系やD600系という下位のラインナップのこともあるので,おそらく40万円前半くらいになるものと,半ばあきらめていたわけです。

 そして噂が飛び交い,開発が正式に発表され,8月24日価格と発売日,そして仕様が発表になって,私は即座に予約しました。忘れもしません,8月24日の14時過ぎです。

 値段は36万円。非常に効果ですが,40万円を大幅に割り込むバーゲンプライスです。そして私がD800で唯一妥協した,高画素と高速連写を両立させたカメラになっています。欲しい。これを買えば,カメラのせいで我慢を強いられるようなシーンはなくなるはず。

 とはいえ36万円は分不相応で,かなり躊躇したのが本当の所なのですが,機材を処分すれば25万円くらいでなんとかなる・・・品薄が予測出来ただけに,そう考えて予約をしました。

 予約をしたのは中野のフジヤカメラ。D800もここで買いました。あまりお金にならないだろうジャンクに近いレンズもそれなりの値段で買ってくれたので,今回も下取りをあてにして,予約しました。

 結果を先に書くと,幸いなことにD850の予約は成功し,私はめでたく発売日にフジヤカメラに出向き,店頭で支払いを済ませて,自宅に持ち帰ることが出来ました。

 しかし,その前の金策に,紆余曲折があったのです。

 ・・・フジヤカメラに予約する際,店頭で購入するときに,D800などを下取ってもらい,差額分を現金で払うつもりでいました。しかし,店頭では数が多いと待たされることもありますし,荷物が増えてしまうことも困りものです。それに査定額が予測よりも大きく下回ってしまうことや,そもそもの下取り額がD850の発売にあわせて大きく下がる事が考えられます。

 そこで,事前に買い取りをお願いすることにしました。発売まで2週間,その間に店頭に行く機会を窺うよりも,さっさと送ってしまったほうが値下がりと思ったのです。

 キットを依頼して到着するまでに価格が大きく下がり,暗雲が立ちこめている中で処分するカメラとレンズを梱包して送り出しました。D800,MB-D12,AF-S VR DX ZoomNikkor18-200/F4-5.6G,AiAF35mmF2D,AiAF24mmF2.8,シグマのDP1s,タムロンの28-75F2.8とTC-16Aを送って,査定額の連絡を待ちます。WEBから調べた下取り価格はざっと12万円にはなるだろうと・・・

 結果は残念な事に,9万円ちょっと。そりゃ厳しい。訳を聞いてみたら,D800はファインダースクリーンに傷があるので68000円,AF-S18-200は故障しているので2000円,AiAF35mmF2Dは絞り羽根に油が回って3000円と,悲しい話になっています。

 D800はかなり程度が良かったはずなので,これは足下を見ているなとちょっと腹が立ったので,ジャンクに近いものだけ遺して,D800とMB-D12,AiAF35mmとAF-S18-200mmを返してもらいました。

 そして,他の店に売ることを考えたわけです。

 今回買い取ってもらうことにしたのは,査定が心配で夜も眠れない思いをした私に福音となるワンプライス査定を行っているマップカメラです。

 早速買い取りキットを送ってもらい,発送日も確定させました。D800は91500になるんですよ。68000円に18%増しでも8万円ですから,これを割り込まなければマップカメラにして正解ということになります。

 その日のうちにフジヤカメラから返却されてきたので,返却品を確認しました。D800には傷らしい傷は見当たらず,ファインダースクリーンも綺麗なままです。修理が必要なほどではないとフジヤカメラも言っていたので,これならワンプライス査定の対象になるでしょう。

 MB-D12も同様,きれいなものです。残念だったのはAF-S18-200mmで,これは先日書いたように壊れており,復活も出来ませんでした。

 そしてAiAF35mは指摘通り,絞り羽根に油が回っています。これもやむなし。

 目標として,なんとか16万円になると,現金での支払いが20万円に出来るなあと考えていたのですが,当初売却予定だったPlanar50mmF1.4ZFはグリスが抜けて査定が下がることが確実でしたし,GRも手放すが惜しくて,処分し損ねました。
 
 その上,1万円以上になると思われたレンズがまさかの故障とあれば,ここはもう何かカツイレをするしかありません。

 悩んだ末,FA77mmF1.8Ltd.を売りに出すことにしました。

 FA77mmは言わずと知れた三姉妹の長女と言われているレンズで,美しいボケとしっかりした色のりには定評がある中望遠レンズです。このレンズを使えることがペンタックスユーザーの最大のメリットと言われているだけあり,ほとんどガラスじゃないかと思われるずっしりとした質感がまた素晴らしいです。

 とはいえ,私のペンタックスはK10Dだけで,後はフィルムカメラです。APS-Cでは焦点距離も変わりますし,FA77mmの魅力が半減します。かといってペンタックスのフルサイズはK-1だけで,いくらFA77mmが素晴らしいとはいえ,さらに20万円の投資など出来ません。

 それに,FA77mmを「素晴らしい」と思った事が正直なくて,出番は数回にとどまっています。FA43mmはそれこそしょっちゅう使っていたし,その素晴らしさに感動したものなんですが・・・

 これがマップカメラで45000円のワンプライス査定です。この値段で買い戻すことなど出来ませんし,私が買ったときよりも今は値段が上がっていますから,もう二度と使うことはないでしょう。そう思うとさみしいですが,使わないレンズを眠らせてももったいないですし,AiAF35mmやAF-S18-200のように,使わないまま壊れてしまい無価値になることも考えられます。売れるうちに売るのも,大切なことなのです。

 そう思ってFA77mmを箱に静かに詰めました。もう1本レンズを入れて,D800とレンズ達は,我が家を出て行きました。

 果たして査定額はどうなったかというと,なんと157000円です。

 D800はワンプライスで91500円になりました。FA77mmも45000円です。これはありがたい。マップカメラ,ありがとう。

 ちなみにマップカメラ,途中で2度ほど電話をしたりメールをしたのですが,いずれもとても丁寧で気分のいい親切な対応をしてもらいました。フジヤカメラは人に寄りますし,言っていることが二転三転したものですが,マップカメラはそんなことはなく,電話でもメールでもちゃんと履歴が残っていて,一々説明しなくても話がすでに通っているんです。言っていることは一貫していて安心ですし,次は最初からマップカメラにお願いしようと思います。

 結局,フジヤカメラの下取り23000円にマップカメラの157000円,そして購入当日にフジヤカメラで下取ってもらったSB-400が4700円と,合計で約185000円を作る事ができました。なんとか現金での支払いを半分以下に出来たわけです。

 どれも使わないレンズばかりでしたし,売った値段よりも多くのお金を払って買っているのですから,絶対に得にはなっていません。でも不思議ですね,D850が18万円で買えたと錯覚するんですからね。

 そうこうしているうちに,フジヤカメラから初回分の割り当てがあったことを電話で聞き,私は9月8日,中野のフジヤカメラに出向いたのでした。

 今回の買い取りで得た教訓です。

(1)現行品,ジャンクではない人気あるものは,マップカメラで売るのが良い。
(2)ジャンク品などはマップカメラでは値段はつかない。フジヤカメラで売るべし。
(3)最近のレンズは家電品なので,ほっとくといずれ壊れる。使わなくなった時にさっさと売らないと,大損する。
(4)箱がなくてもいいが,送るときには綺麗に掃除をして,動作の確認をしてから送ろう。

 長くなったので続きは明日。明日はD850のファーストインプレッションです。


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