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2017年10月17日の記事は以下のとおりです。

NintendoSwitchを買った

  • 2017/10/17 13:55
  • カテゴリー:散財

 3月の発売以来品薄が続いていたNintendo Switchを,買うことが出来ました。

 いや,正確には,定価で買うことが出来ました,です。

 よく知られているように,Nintendo SwitchはWiiUに続く任天堂の据え置きゲーム機の最新モデルで,今年の3月に発売になったのですが大人気で品薄状態がずっと続いており,欲しい人全員に行き渡っていない状態です。

 増産すればいいと思うのですが,部品の調達の関係でそうも行かないのでしょう,少しましになってきたような印象はありますが,相変わらず店頭にはちっとも並ばず,予約ですらいつも受け付けていない,当然転売で一儲けを目論む人達が何万円も上乗せして足下を見る,という状況が常態化しています。異常です。

 もちろん任天堂も対策を考えていて,根本的には増産することなわけですが,任天堂だけの頑張りで増産できるものでもありませんし,聞けばかなりの数を生産しているのに,乾いた砂に水をまくようなもので,ちっとも品薄が解決しないようです。

 過去に品薄はありましたが,ここまで長く続く品薄も珍しいんじゃないでしょうか。個人的には任天堂のハードがこれほど売れている事をとても良いことだと思っていますが,それにしても転売が長く続くようだと,任天堂そのものの信用にまで傷か付くような気がしてなりません。

 さて,私は,長い歴史のある任天堂の据え置きゲーム機を買うのは,実は初めてです。ファミコンの時はPC-6001,スーパーファミコンの時はメガドライブ,N64の時はセガサターン,ゲームキューブの時はドリームキャスト,Wiiの時はPS3でした。

 WiiUには興味もなかったのですが,話題になっていたスプラトゥーンをやってみようと思っていたら,すでにWiiUは入手が難しい状態でした。そのうちにと思っていたら発売が中止になってしまい,結局NintendoSwitchまで待つしかなかったというわけです。

 ところが,ようやく出たと思ったNintendoSwitchは全然買うことが出来ずに,よくよく任天堂のハードには縁がないんだなあと思っていたところ,偶然にもamazonに在庫があり,買うことが出来たのでした。

 このあたりの下り,元々スーパーマリオオデッセイ同梱セットが10月末に出るという事で,スプラトゥーン2との抱き合わせ商品予約をしていたあるお店に予約を入れた事から始まりました。11月初旬に届くという事で楽しみにしていた反面,ソフト2本にポーチなどが含まれて全部47000円もしていました。セガサターンの登場時のような違和感を感じた価格でした。

 ところがその数時間後,amazonを見ていると,なんとスプラトゥーン2とのセットの在庫が復活しているではありませんか。価格は38000円,ソフトはダウンロードですが,私は全然OKです。

 この値段ならありがたいと,先の予約をキャンセルし,amazonの在庫を速攻で購入。数日後には発送されて,先日の日曜日に受け取ることが出来ました。

 というわけで,新しいガジェットを手に入れたからにはレビューをするのが好例なんですが,なにせ久々に買ったゲーム機ですし,ソフトもスプラトゥーン2しかない状態で,レビューもなにもあったもんじゃありません。

 限られた知識と情報だけで思いついた事を簡単に書くのが限界なのですが,大きく美しい画面にハプティクスに対応したJoyConがついた,携帯ゲーム機スタイルが私にはぴったりだと思いました。しかし,携帯ゲーム機にファンと廃熱口があるというのも,どえらい時代になったもんだと,思います。

 PS3くらいの処理能力のゲームマシンにLCDとUSBtype-Cを取り付け,BluetoothやWiFiといった無線技術をふんだんに使ってバランスを取って組み上げたマシンというのが,NintendoSwitchのハードウェアだと思います。

 しかし,そうしたハードウェアのポテンシャルではなく,あくまでそれで何をするのかに軸足を置くのが任天堂流です。確かに文字は見やすく,随所に優しさや使いやすさ,そして安心感が漂っています。

 早速スプラトゥーン2もやってみたのですが,知っての通りこれは対戦でないと面白くないゲームです。いわば対戦専用のゲームといっていいわけですが,その対戦は2台以上のSwitchが必要で,1台で二人遊べたりはしないのです。

 そうなると,ローカルで顔の見える相手と対戦をするか,ネットワークを使い,インターネットの向こう側にいる「誰か」と対戦をするしかありません。

 つまり,ネットワークに繋がっていることが前提であり,必須だということです。

 私が思うに,これは,すでにゲームの世界はオンラインゲームが普通になっていて,それを任天堂なりに安全に安価に,お茶の間に展開するために出した答えだと思います。

 言うまでもないことですが,今やゲームのプラットフォームはPCが主役です。据え置きゲーム機が世代ごとに高性能化し,それがゲームを引っ張る様な時代はすでに終わっています。

 しかし,PCでゲームをするにはお金がかかり,メンテナンスなどでも高度な知識が要求されます。およそコタツで遊ぶものではないし,小学生の子供がワイワイと集まってやるようなものでもありません。

 その上,なんでも出来るPCになんでも出来るネットワークですので,危険もあります。危険を避けて安全に遊ぶには,それなりの知識と経験がいるのも,またPCの世界です。

 しかし,これらを乗り越えるに値する魅力があるのがオンラインゲームで,Switchというのは,オンラインゲームというゲーム界での当たり前を,ようやくにして安全に安価に楽しめるものになったのだと,感じました。

 それは,ネットワークに繋げばより楽しめますよ,というものではなく,ネットワークに繋がないとなにも出来ません,と言う強い姿勢です。そして任天堂は,そのネットワークの治安維持に,月300円を徴収することにしたのです。

 言い換えると,オンラインゲームに抵抗があったり,一人でストイックにコツコツゲームをやりたい人には,Switchの面白さは半減するといっていいのかも知れません。

 気軽に安全にオンラインゲームを楽しむプラットフォーム,それがSwitchです。

 でないと,スプラトゥーン2が,ネットワークに繋がっていないと全然面白い遊びが出来ないことに,説明が付きません。

 Nintendo3DSにもWiFiが搭載されていますが,別に繋がっている必要はありません。私はSwitchにも,この程度を予測していました。しかしSwitchはさすがに,あれば便利からないと困るレベルまで,ネットワークの位置付けを引き上げたというわけです。

 この段階で,私は「えらい買い物をしてしもた」と,ちょっと後悔をしました。今さらスプラトゥーン2を見ず知らずの人と対戦しても迷惑をかけるばかりだし,それにやりたいときにぱぱっとやってすぐにやめるという,機械相手だからこそ許されるゲームが,ネットワークを通してとはいえ,人間相手にゲームをするというのですから,気を遣うことも重荷です。

 ただ,ここで認識すべきは,すでにゲームの本質は,ネットワーク上に存在するようになっているという事です。これまで大変だったネットワークのゲームが,こうして子供でも遊べるようになったことこそ,自ら「任天堂の集大成」と言わしめる自信に繋がるでしょう。

 テレビにも繋がり,携帯ゲーム機にもなり,コントローラも取り外せ,まさにあれこれとスイッチ出来る事が,Switchの最大の特徴です。でも,それがどうした,というのがおそらく世間一般の反応だと思っていたので,私はこれほど売れたことが驚きでもあります。私が思う以上に,ゲームのオンライン化が進んでいるということなのでしょう。

 セットアップに30分,スプラトゥーン2のダウンロードに3時間もかかり,ようやく動き始めたSwitchですが,おかげさまであまり遊べていません。

 一方で私はレトロゲームの移植にも期待しています。NEOGEO系はたくさんの移植がありましたし,今後は任天堂のアーケード作品も出てくるそうです。そういうものが遊べることも,ちゃんと出来るマシンというのはありがたいです。

 さて,これからどんなゲームで遊びましょうかね。

 

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