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2018年12月18日の記事は以下のとおりです。

右手の中指を脱臼

 右手の中指を脱臼しました。

 こんなことがあるのかと思ったのですが,なった経緯がうまく説明出来ません。直接の原因は,右手の親指で,中指を内側に強く曲げたからなのですが,ではなぜそんなことをしたのか,と言われると,良く覚えていないんです。

 たぶん,料理中にゴミか何かが中指について,これを払おうと中指を弾くように,親指を中指の第2関節あたりにひっかけて,曲げたのです。

 そしてピンと中指を弾こうとしたときに,なぜか親指が滑ってくれず,曲げられたまま中指が伸びようとして,ここで激しい痛みが出たというわけです。

 この時ですが,中指の第3関節の上を腱が曲がって避けて通るように見えて,そのまま強く引っ張られた時に強い痛みが出たように記憶しています。

 3時間程度の間に右手はひどく腫れ上がり,中指も曲がっていました。痛くて動かす事が出来ず,これはただ事ではないなあと思わせるに十分でした。

 一晩経って治まる方向に向かってなければと病院に行こうと思って寝たのですが,果たして状況は変わらないか悪くなっている感じです。「なぜすぐに来なかったのだ」と怒られるのも嫌だったので,とりあえず病院に行くことにします。

 先生は,脱臼していると言いました。腱が曲がって避けて通ることもある話だということで,私の見間違いではないという話です。ちゃんとした診断名は,ややこしいので覚えられませんでした。

 いわく,隣の関節との間にある筋が伸びきってしまっていて,完治するには手術が必要とのこと。冗談じゃない,そんな大ごとになっているなんて信じられない。

 まあ,この先生はいつも「手術だ手術」と,すぐに手術をしたがる先生なので,真に受けるとこっちが疲れてしまうんですが,よくよく聞いてみると,腱が曲がらないようにしている筋が伸びたので,今後は腱が曲がってしまうようになる,なのでその時に違和感があったりするけど,気にならないようならそのままで過ごす人も多い,といいます。

 要するにあれですね,実生活に支障がなければほっといていいんですね,と聞けば,まあそうですねとお返事。

 ただ,3週間は固定が必要で,固定には人差し指を副え木にして,テーピングを行うことと,指示がありました。3週間!そんなに!

 以前別の事(この時は右肩の脱臼でした)で先生に言われたのは,脱臼というのは骨と骨を繋いでいる腱が伸びたり切れたりすることで,基本的には骨折と同じ,長期間の固定が必要という,誠に説得力のある説明をされたことがありました。

 おもむろに先生は超音波エコーに手を伸ばし,左右の第3関節付近を見せてくれたんですが,右手の組織は見事にぐちゃぐちゃで,こんなものを見せられたら絶望的な気分になります。

 てなわけで,テーピングのやり方を教えてもらい,経過を見ましょうということになりました。

 そうして,腱が動くのを,別の機会に「先生,そういえばなんでこんな風になるんですかね」と尋ねる人もいるとか。例によって手術しか治らないよというと,いやいやそんなら結構ですと言う話になるんだそうです。

 まあその,半年ほど前は右手の握力が20kgほどになっていたので,自分の関節を自分の握力で壊せるほどに回復した(今は50kg近くに戻っています)ことをうれしいと思う一方で,手術しないと治らないような怪我がこんな簡単に起きるものなんだなあと,恐ろしくなりました。

 とりあえずこういうのは初動が肝心。3週間の固定はきちんと守ろうと思いました。

 しかし,悪いことは続くものです。怪我から4日後の夜,晴れが引き始め,痛みも弱まって少しずつ動かせるようになってきた矢先,つい剥がれたテープをそのままにしたまま,食洗機に洗剤を入れたとき,中指に付いた洗剤を弾き飛ばそうと全く同じ動きを,やってしまったのです。

 ブチッという嫌な音がし,引きちぎられたような尖った強い痛みが走りました。これは切れたな・・・ただ事ではないなと感じ,痛みと後悔に,私は絶望したのです。

 せっかく4日間も不自由な生活を続け,良くなっていることを実感しながら,この調子なら実生活に支障がないままおわるんじゃないかと手応えを感じていたまさにその時の絶望ですのでそのショックは大きく,自分の不用心さとその結果起こることの最悪の可能性に震え上がりました。

 それからさらに3日が経過した今,腫れはほとんど引いていて,ぱっと見れば怪我をしているかどうかわからないくらいです。しかし,握ったり開いたりすると痛みがあり,腫れがないのに痛いという状況に,このまま固定するかもしれないという怖さが私を包みます。

 そう,日常生活に支障がなくても,私の人生は指で成り立っています。特に利き腕の指なら事は深刻で,箸は持ててもネジは回せない,ドライヤーは持てても電気ドリルは持てない,ピアノもギターもダメなら,マウスもキーボードもこれまでのように扱えず,重たい大きなカメラと長玉を振り回すことは当然難しくなるでしょう。

 いわば,私の楽しいと思う事の大半が奪われてしまうわけで,そこまで想像するともう絶望するしかありません。なんのために生きているのか,そこまで考えてしまったこともありました。

 まずは,先生の言うとおり,固定をすること,そして3週間でどこまで回復するかをみたいと思います。半年前の右手のしびれは,長い時間がかかりましたがほぼ完全に戻りました。人間の治癒力に驚いたのですが,今回もそうした回復を見せてくれるかも知れません。

 そして,日常生活をおくってみて,やっぱり痛い,不自由だという話なってしまったら,きっと手術を積極的に受けようと思うでしょう。整形外科の分野は,時間の進みが遅いです。私のようなせっかちには気分的にも辛いわけですが,ここで焦りはまずいので,あえて後悔はしないようにして,むしろなにも考えずに三週間を過ごすようにしたいと思います。

 しかし,このくらいで起きる指の脱臼ですが,もっとたくさんの人が経験するものと思っていました。調べてみてもあまり出てこず,手術までやったという話もほとんど見ません。

 年末年始の忙しい時にこんなことになるなんて,ほんと困った話ですが,もうこれ以上悪化させないように,おとなしくしておきたいと思います。

 

 

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