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2019年03月29日の記事は以下のとおりです。

新しいテスタ,DE-04を買う

  • 2019/03/29 12:30
  • カテゴリー:散財

 停電時の電源確保にと用意してあったセルスターのPD-350という電源の蓄電池がダメになっていたので,先日新しいバッテリーをみんな大好き秋月電子で購入しました。

 この話は後日きちんと書きますが,この時同時にちょっと気になっていたテスターを一緒に買いました。

 またテスターかよと自分でも呆れるのですが,秋月と言えば安いけどハズレもあるテスターのパラダイスで,私も何度かお世話になっています。

 一方で,精度管理や信頼性,あるいは単なる見栄からか,やはりプロが秋月で買った事(もしくは秋月で買ったとわかる品名)を堂々と公言することは目にしません。

 そんな厳しいプロでも,実は常用機が秋月で買ったものだったりしますし,普段使いをしていなくても机の引き出しに1つや2つ,必ず秋月のテスターが転がっていたりするものです。

 数々の名機をラインナップしてきた秋月ですが,数年前から定番になっているものにDE-04という機種があります。これ,秋月の中の人達も使っているという,いわば本物のプロの道具です。

 小型軽量のポケットテスターで,4000カウント,更新周期が3回/秒,導通チェックのレスポンスも大変よく,リードを交換出来ないこと,多機能ではないこと,電流を測定出来ないことを除けば,確かに便利そうです。

 製造は台湾のDER EEで,私は個人的にここが好きで,とても信頼しています。日本のメーカーにも多くOEM供給している,廉価なテスターの隠れた一流メーカーです。

 それでいて価格は1890円。この値段ならガシガシ使い潰せます。

 当の秋月は否定していますが,どうも某メーカーのベストセラーの同等品らしく,これがまた良く出来ていてプロの評判も良いのです。

 テスターはもうゴロゴロしていますし,今さらポケットテスターを買っても,人嫌いで引き籠もりの私が,テスターを家から持ち出すことなど死んでもないと思うのですが,それはそれ,そろそろ終息するということもあって,この機会に買ってみました。

 届いて真っ先に箱から取り出し,使ってみます。

 なるほど,使い心地はとてもよいです。ケースが今ひとつですが,本体そのものはとてもよく,スイッチの感触も表示の見やすさもレスポンスも良くて,使っていてストレスがありません。リードも思ったほど使いにくいものではなく,なるほどこれなら定番になるのも頷けます。

 続けて精度の確認です。うちでは,テスターに関しては精度の確認をして,信頼できるか出来ないかの目処を立てます。

 いつものように,基準電圧発生器を使います。製造元で製造時に測定された値は,

2.50165V
5.00302V
7.50454V
10.00533V

 です。

 以下は,DE-04で測定した結果です。

2.492V -9.65mV -0.385745408%
4.98V -23.02mV -0.460122086%
7.47V -34.54nV -0.460254726%
9.97V -35.33mV -0.353111791%

 当然のことですが,すべて仕様の範囲に十分入っています。それに,各レンジでの誤差に偏りがなく,すべて-0.4%前後です。このくらいの誤差で揃っていると,実用上はほぼ問題はなく,ごく普通の正常なテスタということになると思います。

 ただ,個人的にはですが,せっかくの4000カウントですし,もうちょっと頑張って欲しかったかなあと思います。同じような秋月の4000カウントでも,P-16というこれまた安いテスタでは,10V以外は0.1%未満の誤差,10Vでも0.15%という高精度でした。

 うーん,いいんですが・・・いいんですけど,すっきりしないです。


 

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