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2019年07月29日の記事は以下のとおりです。

ルータを新調する

  • 2019/07/29 13:18
  • カテゴリー:散財

 自宅のネットワーク環境が老朽化してきました。

 我が家はインターネットへの依存が低く,21世紀初頭のまま時計が止まってしまったんではないかと思うほどなのですが,実際,高速である事よりも常時接続であることが長年求められていて,私がADSLの登場時にいの一番の飛びついたのは,速度よりも繋ぎっぱなしでも大丈夫という,従量課金ではなく定額であったことが重要でした。

 ですから,光ファイバや高速モバイル通信によってADSL加入者が減り,ADSLの設備が老朽化で維持できなくなりつつある昨今,いつまでADSLに頼ることが出来るか気が気でなりません。

 光ファイバにするのが順当ですが,維持にかかる費用が今の倍くらいかかるわけで,速度よりも常時接続を目的にしている私にとっては高価な上にオーバースペックです。

 そのうち安い接続サービスが出てくるよと思って早10年,競争はモバイルに映ってしまい,固定回線は競争がなくなりました。価格は下がらず,参入業者も増えません。

 なので,このままサービス終了までADSLにしがみつくことになるんだろうなあと思っているのですが,ここ最近,ADSL使い続けることで別の問題が出てきました。

 セキュリティの問題です。

 ADSLはすでに過去の技術です。モデムを作っていたメーカーは統廃合が続き,少なくとも国内向けに新しい製品は投入されていません。

 従って,長い間ファームウェアのアップデートが行われていません。インターネットの,それも最前線に立たされるモデム(とルータ)が,10年以上もアップデートされずそのままというのは,もう蜂蜜を塗りたくってアリの巣の前に寝転がっているようなものです。

 そのアップデートも,メーカーの撤回もあって今後も期待出来ず,我々ADSLの人々はセキュリティリスクに晒され続けているわけです。

 実際,ここ数年,うちも外部からのアタックがひどく,ルータ0が処理能力を超えて止まってしまうこともしばしばです。特にここ1ヶ月ほどは,毎日再起動をしないと全く通信が出来ない状態に陥っています。

 さすがに対策をしないとなと思っていたところ,とうとう先日大規模な障害が発生し,再起動後も1日も持たないという事態に発展し,これはこのまま放置できないと緊急対策を取ることになりました。

 ADSLモデムは,厳密にはADSLで繋ぐモデムと,IPアドレスをもらい,グローバルネットワークとローカルネットワークを橋渡しするルータで構成されています。障害の発生やセキュリティのリスクはこのルータの部分が原因ですので,ここを新しいものに置き換えればとりあえず解決しそうです。

 我が家には,AirMacExtremeがありますし,これをルータとして使えばいいと考えたのですが,電話回線があるのが1階,従ってADSLモデムも1階に設置しなければならず,自動的にルータを1階に置く必要がでてきます。

 しかし,無線LANを1階に置くと3階からは繋がりにくくなるので,やはり2階に設置しておきたいところです。

 そんなわけで,もったいないと思いましたが,有線のルータを買うことにしました。ここでルータを独立させておけば,ADSLから別のネットワークに移行しても,無線LAN機器を入れ換えたとしても,その部分だけ交換出来るので楽でしょうし。

 で,家庭用の有線ルータなんて,もう絶滅しているだろうと思っていたのですが,SOHO向けにはVPNを手堅く実現する方法として定番化しており,今でも安価に有線ルータを買うことが出来るようです。

 TP-LINKのTL-R600Vは実売8000円ほどでとにかく安く,基本機能は十分に持っているのですが,いかんせん速度が遅く,ADSLなら問題はないですが,先々は厳しいでしょう。

 プラネックスのVR500-A1は13000円弱ですが,価格差分くらい高速なので,選ぶならこちらでしょう。

 ということで早速手配。週末に設定を行いました。

 やることはとても簡単で,ADSLモデムのルータ機能を殺し,VR500-A1のWANをPPPoEで繋ぐようにしてやるだけです。LAN側の設定は従来の設定を踏襲すればOKのはずです。

 作業そのものは10分もかからず,簡単にADSLが繋がるようになりました。ただ,電話局とのリンク速度がわからなくなってしまったのは,ちょっとさみしいところです。

 そして設定と動作のチェックです。

 NATの設定,ポートフォワードの設定などを進めていくのですが,どうしても従来の設定を引き継げないものがありました。UPnPです。

 以前のADSLモデムにはUPnP機能があり,QNAP Cloudではこれを使っていたのですが,VR500-A1にはUPnPがないようで,QNAP Cloudでエラーが出るのです。

 UPnPでの設定をなんとかしようとちょっと頑張ってみましたが,もともと植木鉢の底に鍵を張り付けておくようなUPnPを私はどうも信用することができず,これを機会にUPnPをやめることにしました。

 とりあえず使いそうなポートを手動で開放して,設定完了。テストも済ませて運用に入りました。

 VR500-A1は設定も楽ですし,速度もまずまずで,なんといっても価格がこのクラスでは飛び抜けて安いです。しかし,前述のUPnPには対応しませんし,耐久性についてはなんとも言えません。(TL-600Vは5年保証ですし,なかなか壊れないそうです)

 私は使っていませんがVPNにも対応しますし,きちんと使えれば便利なルータかも知れません。
 
 ルータが新しくなると,ネットワーク速度が確実に向上したと感じます。もっと早くに入れ換えておけば良かったと後悔しました。

 

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