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2020年03月09日の記事は以下のとおりです。

ミノルタオートコードの修理~その6:コマ間バラツキ

 オートコード,またトラブルです。

 これまで安心していたフィルム給装でトラブルが出ました。コマ間隔が大きくずれてしまい,最終の12コマ目がはみ出していました。

 10コマ目くらいまでは少し広いくらいだったのですが,11コマ目との間隔が3cmほどあいてしまっていました。以前から少しコマ間隔にバラツキが出るなあと思っていましたが,ここまでずれてしまうとさすがにまずいです。

 理由を考えてみたのですが,パーフォレーションがない120フィルムでコマ間隔がずれるというのは,フィルムの走行距離を見損なっているということです。

 オートコードはフィルムカウンタが1つ進むところでシャッターチャージが行われて,クランクにロックがかかりますが,そのフィルムカウンタはサプライ側のフィルムロールに強めのバネで押し当てたローラーが摩擦で回転することで進みます。

 問題はそのローラーの摩擦で,外周も曲率も摩擦係数も材質も異なる遮光紙で安定した回転が起きるというのも私にとっては不思議な話で,きっとそのせいでコマ間隔がばらついているのだと思っていました。

 ただ,それも程度の問題で,ここまでずれてくるとこの仕組みに問題があるとしか言えません。

 もう1台の部品取りドナーと化したオートコードのローラーを指で押しで見ると,かなり強い力のバネで反発があります。トラブルの出たオートコードと比べて見るとkかなり強いです。これは,トラブルの原因がバネの劣化にあると考えて良いでしょう。

 早速分解してバネを交換すると,やはりトラブルのあるオートコードのバネは伸びてしまっています。ドナーのバネと交換すると強く押し返してくるようになりました。

 これでフィルムを通して現像すると,綺麗に揃っているのがはっきりしました。もう安心です。

 先に手に入れて使っているオートコードも,ドナーとして手に入れたオートコードも,どちらもバネの破断や劣化があります。どちらの程度がいいというわけではなく,どちらも悪い,もっと言えば程度の良いものは少ない,という事が言えると思います。

 こうして騙し騙し使っていくしかないのですが,どうもここ最近中判ブームで,欲しいなと思う中判カメラが手の届かない値段になってしまっています。運良く安い値段でオートコードを体験出来ているのは運と自分の苦労に寄るところもあるのですが,今からデジカメ並みの出費で手間とお金のかかる中判フィルムに本気で取り組むのもどうかと思います。

 ところで,これですべて問題が解決したわけではなく,今回の試写中にシャッターが切れないという問題が出ました。チャージ不良でシャッターが切れないのだろうと思って,多重露光の仕組みを使ってチャージを行ったのですが,現像してみると本当に多重露光されていました。

 シャッターをすでに切ったことを忘れてしまい,巻き上げもせずにシャッターが切れないと慌てたというのが実際の所だと思うのですが,それでもクランクをどちらに回すことも出来ずに焦ったことを覚えているので,どうもすっきりしないのです。

 多重露光は正しい露出で行われていたので,シャッターユニットそのものの問題ではないと思うのですが,慣れてきた今頃が一番問題で,次は注意して丁寧に撮影しようと思います。

 しかし,次はいつ壊れるんだろう・・・

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