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2007年05月の記事は以下のとおりです。

istDLの制約事項

 昨年末の経営統合の話に始まり,K10Dというヒットモデルと収益の大幅な改善とは裏腹に迷走を続けたペンタックスがHOYAの子会社になってしまうことがほぼ決まってしまったところで,私はistDLをいろいろいじって遊んでいます。

 電池の持ちはなかなか良くて,これならエネループでも十分実戦に使えそうな感触です。ただ,小さすぎて持つのに慣れていないせいか,手ぶれが多く出る傾向にあります。MEsuperで手ぶれを連発した(一方でミノルタのXEではびっくりするほど手ぶれが少ない)のと,状況は似ているように思います。

 さて,未だにはっきりしないのは,測光関係です。説明書には簡単に書いてあるので,すぐにマスターできるかなと思ったのですが,一筋縄にはいきません。これは,私はKマウントのレンズに詳しくないということも影響していると思います。

 今さらですが,まとめると,

・AFレンズ
 フル機能使用可能。

・Aレンズ
 AFを除くフル機能使用可能。ただし絞り環をA位置からずらすとMレンズと同じ扱いとなる。

・Mレンズ
 Avモードでは絞りが開放でしか使えない,MモードではAE-Lボタンで絞り込み測光が行われ適性露出が得られるシャッター速度がセットされる。

・M42レンズ
 基本的にはMレンズと同じ。しかしA/Mレバーを持つレンズでマニュアルモードにセットすると,常時絞り込まれるのでAvモードが実用的に使える。

 という感じになります。

 本当にそうなるのか?と試していくのですが,結果がなかなか思ったようにならず,それで悩んでしまうことが多いです。

 まず,AFレンズです。AFレンズはどのレンズでも適性露出が得られますし,使い勝手もよいので,結局istDLでは最もマッチするレンズと言えるのですが,それでも絞り環をAからずらしてしまうと途端にMレンズ扱いにされ,後述するように露出の誤差も盛大にでてしまいます。

 Aレンズは,私の場合トキナの28mm/F2.8しか持っていないのですが,これも絞り環をAの位置で使えばほとんど問題はなしです。しかしAからずらすとMレンズの扱いとなってしまいます。

 Mレンズですが,私は持っていません。ただ,AレンズをMレンズとして認識させることは簡単なのでそれで試してみましたが,Avモードでは2段もアンダーになります。2段ですからね,これはもう使い物にならんでしょう。Mモードで絞り込み測光を行うと,適性露出が得られますから,おそらくこれで解決しなさいということなのでしょう。

 調べてみると,初代のistDでも,発売当時はMレンズは開放でしか使えなかったそうで,これが絞り込み測光で使えるようになったのは後のアップデートでだそうです。この時多くのistDユーザーが諸手を挙げて喜んだそうですから,いかに最初から与えられている人間が贅沢になるか,ということでしょう。

 M42レンズはMレンズなどと扱いは同じで,電気的な接続がなされないレンズなのですから当然といえます。ですが,M42のレンズには常時絞られているものがあり,これだとAvモードでも任意の絞りで使えることになります。

 そもそも,カメラのレンズは常に絞られているのが当たり前でした。今でもレンジファインダー用のレンズはそういう仕様になっていますが,一眼レフではファインダーが見にくくなるので,シャッターを切ったときだけ絞られるように進化しました。

 当時これを「オート」と呼んでいて,オートタクマーやオートニッコールなどと,大々的にアピールされました。ペンタックスのタクマーレンズの場合,過去のボディとの互換性を維持するために,「オート」を無効にする「マニュアル」にも切り替え可能なA/Mレバーがついていたのですが,これが21世紀になって便利に使われるようになるとは,誰も想像できなかったでしょう。

 しかし,istDLに限って言えば,せっかくのM42レンズでのAvモードは,2段もアンダーになるので使い物になりません。露出補正を使えばよいかも知れませんが,さらにプラス補正が必要なシーンではもうお手上げになります。

 まあ,どのみち,絞り込んだ状態では,ただでさえ見にくいistDLのファインダーでフォーカスをあわせるのは至難の業です。いちいちA/Mレバーを切り替えるくらいなら,Mモードで使用するのが一番便利です。

 ということで,私の結論は,

・AFレンズ
 フル機能使用可能。一番らくちん。

・Aレンズ
 AFを除くフル機能使用可能。絞り環はAで固定する。

・Mレンズ
 Mモードでしか使用しない。

・M42レンズ
 Mモードでしか使用しない。

 ということでまとまりました。

 次に内蔵ストロボです。

 内蔵ストロボはおまけくらいにしか考えていない人も多いと思いますが,やはりあるとないでは大きな違いがあり,明るい昼間でもちょっと影を消したい時などに重宝します。とはいえ,それも精度のいい調光が出来るのが前提だったりするので,調光精度についてはあらかじめどんな具合か確かめておく必要があります。

 ところがistDL,これは大変に残念な結果に終わりました。

 説明書によると,フル発光になってしまうのはMレンズやM42の時で,AレンズではTTL調光が可能になっているそうです。

 AFレンズではきちんと調光されましたが,少なくともトキナのAレンズでは,F5.6付近でオーバーになり,適性露出が得られたのは開放か,F8あたりだけでした。もしかして調光されていないのでは,と思い絞り環をAからずらしてフル発光させてみましたが,真っ白に白飛びしたのでオーバー気味なF5.6でも一応調光はされているようです。

 M42においても同様の傾向があって,絞り値によって調光の精度が随分とかわります。残念ですが,AFレンズ以外ではストロボの発光量を手動で調整しないと,まともな露出は得られそうにありません。

 例えばですね,これがニコンのD2Hなんかだと,非常に厳密なんです。出来ると書いてあることは,どんな組み合わせでもきちんと期待通りの結果が得られます。逆に出来ないと書いてあることはどう転んでも出来ないようになっているのですが,この辺がプロを相手に商売することが日常的なニコンと,そうでないペンタックスの文化の違いと言えるのかも知れません。

 しかし,納得がいかないのは,本来精度が一番いいはずのTTL調光で,これほど誤差が出てしまうことでしょう。プリ発光まで行って,実際に届いた光から調光を行う仕組みのくせに,絞り値によってこれほど差が出るというのはおかしいです。ひょっとしたら,届いた光を測光しているのではなくて,設定された絞り値だけで調光を行ったりしていたりしないでしょうね・・・(それならレンズの絞り込みの精度に左右されるので納得がいきます)

 ということで,結論としては,内蔵ストロボはAFレンズなら心配なし,それ以外の場合は補正が必要なのでプレビューを見て調整を行うということになりました。

 まあ,これくらいの制約は別に構わないのですが,こういう実験をして積み重ねておかないと実際に使ったときに失敗するので,面倒といわれれば面倒です。ニコンとの比較になりますが,ニコンが結局楽だったのは,機能が豊富であったけれども,説明書にない制約事項を自分で確かめる手間がかからないということだったと思いました。

 結局使い分け,ということになるのかも知れません。ボディが安く買えても,レンズを増やせばトータルコストがかかりますし,ニコンとの二重投資になりますから,基本的には今あるレンズでやっていこうと思っています。その点でもきちんと使い分けをしないといけないですね。

 といいつつ,どうしても欲しかったタムロンの交換マウント「アダプトール2」のKマウントを,オークションで手に入れました。SP90mm/F2.8MACRO(model72B)の出番が減っている昨今,ちょうどこの焦点距離のレンズも持っていないし,マクロレンズとして使うという事でもちょうどいいです。これをなんとかAレンズとして認識できるように改造しようと思っています。

 はてさて,どうなりますことやら・・・

*istDLを買う

  • 2007/05/15 15:01
  • カテゴリー:散財

 先日,私の誕生日だったのですが,誰も祝ってくれないので,自分自身に誕生日プレゼントを買いました。

 というのは口実で,買った物はペンタックスのデジタル一眼*istDLです。

 なんで今さら,と思われるでしょうが,安かったのです。30800円。送料まで入れるともう少しかかりましたが,それでも32000円までです。

 いや,少し前にカメラ量販店で3万円にポイントという破格値でたたき売られていたのは知っていて,それに比べればかなり高いと思われるのですが,同じところで1月だったか,3万円で処分されていたのを一度買い逃していたので,今回は買おうと思い,注文をしたのが金曜日の夜,届いたのが日曜日の昼でした。

 ペンタックスのデジタル一眼は,*istDが出たときから迷っていたのですが,当時は結局レンズ資産を生かそうということでニコンにした経緯があります。ただ,MZ-10やMEsuperをジャンクで手に入れて修理したことをきっかけにFA43mmを買ってしまったことから,このレンズを常用して使い切るにはデジタル一眼が必要だろうと,そんな風に考えていました。

 だからといって,何万円もするボディーを買うのも非現実で,安売りでもされていたら買うかな,くらいのものでした。

 *istDLは2005年の発売で,*istDシリーズの下位機種にあたります。小型軽量,低価格を狙ったもので,ペンタミラー搭載というあたりがいかにも低コスト機であることを主張しています。(ついでにAFセンサーも3点と少ないです)

 とはいえ,基本性能は初代*istDシリーズと変わらず,600万画素,1/4000秒のシャッター,Kマウント/M42マウントなど幅広いレンズを装着可能と,私が欲しい機能はきちんと確保されていますので問題はなし。これが3万円ちょっとなわけですから,処分とはいえペンタックスが気の毒なくらいです。

 色はシルバーとどちらかというと好みではありませんが,色についてはこだわらず,その時手に入る色を「何かの縁」と納得するのが私の姿勢。果たしてシルバーも,安っぽさが強調されますが,そんなに悪い色ではありません。

 てことで,インプレッションです。

・小さい,軽い
 今でこそD40やE-410など,小型軽量のデジタル一眼がたくさん出ていますが,このサイズとこの軽さを2005年で実現していたというのは,さすがにペンタックスだなあと思います。

 D2Hには重さを感じさせないデザインの良さとホールド性の良さがありましたが,*istDLは実際の大きさよりも大きく見えるような感じがします。特にグリップが大きいので,損をしているように思います。

 加えて重量には落とし穴があり,単三4本という重たい電池を必要とします。これを入れると,一気に重量感が増してしまい,せっかくの軽さを満喫出来ません。ここにCR-V3というリチウム電池を使えば軽くなりますが,不経済です。私はエネループを使うことにしましたが,見た目の華奢さに反してちょっと重たいなと感じました。


・シャッター
 MZ-10の修理で分解をしたシャッターユニットと基本構造は同じと思われ,ミラーの上下,シャッターの開閉などすべての動作を1つのモータで行うシャッターユニットのようです。

 これはどういうことかと言うと,それぞれの動作は個別に制御されているわけではなく,モータの回転によって順番に行われるということです。それだけメカも電気回路も簡略化できるのですが,どうしても動作が緩慢になりますし,ずっとモータとギアの音が「ジー」とし続けます。これはD2Hなんかと比べても非常に違和感のあるところで,MZ-10を使ったときの感触そのものといっていいと思います。

 個人的には,MZ系の持病であったモータのピニオンギアの割れが起きないように,負荷の最適化設計がやり直されていることを期待したいです。

 そんなわけで,シャッターの動作はあまり心地よい物ではありません。ただ,連写をしない限りは,こんなものかと割り切れますし,そこは一眼レフですから,やっぱりシャッターを切ったときの楽しさは十分に備わっています。


・使い勝手
 これは慣れの問題も大きいのですが,結構操作に戸惑います。カーソルボタンの中央にあるokボタンの役割がちょっと意外で,階層化された設定メニューで,下の階層に進みたいと思ってokボタンを押してもダメだったり,ちょっと統一性がないように感じます。


・開放測光と絞り環の連動
 これは後で気が付いた事なのですが,開放測光のためにある,絞り値の連動レバーがないんですね。しまった*istDLだけか,と思って慌てて調べてみると,ペンタックスのデジタル一眼にレバーのついている機種はないようで,つまり絞り環を使って絞り値をボディに伝達することが出来ません。

 SuperAやProgramAといったプログラムモードを搭載した一眼レフと同時に用意されたAレンズの場合,絞り切った位置に固定するAポジションがあり,さらに電気接点が最小絞り値を伝達するので,ボディから絞りを制御出来るようになりました。

 当初はこの仕組みのないMレンズなどのために,絞り値を伝達するレバーも併設していたのですが,ボディから絞りを制御できればこのレバーは必要がないわけで,低コスト機から次第に省略されるようになります。

 *istDシリーズはすべての機種でこのレバーが省略されています。従ってまともに使えるレンズはAレンズ以降のものになってしまいます。

 使える使えないも大事ですが,私にとっては絞り環が使えないことも結構問題で,特に絞り優先AEでは絞り環を使うのが当たり前でしたから,ボディで絞り値を設定するという操作には,まだちょっと慣れていません。

 悪いことに,*istDLでは,絞り優先AEで絞り環をAポジション以外の位置にした場合,レリーズの時に設定された絞り値に絞り込まれることはなく,開放のままになってしまいます。

 この動作はある意味では正しい動作で,測光を開放で行っているのだから,撮影時も絞り込まれないのは当然ということでしょう。実際にそうして撮影された写真は,とりあえず適性露出になっています。

 これが絞り環で絞り込みが常に行われるM42レンズなどではどうかというと,絞り込み測光が行われる(絞り込んだ状態の明るさを開放値として持つレンズを取り付けたと解釈される)訳ですから,一応絞り優先AEも使えるわけです。

 ではMレンズなど初期のKマウントのレンズだけまともに使えないのか,となるわけですが,そこはさすがにペンタックスです。開放測光用のMレンズを実際に絞り込んで,適性露出を得る「ハイパーマニュアル」が用意されています。(気になるのは*istDLではハイパーマニュアルとは呼んでいない事で,ハイパーマニュアルを名乗るには何か他に条件があるのかも知れません。)

 マニュアルモードでにしてAE-Lボタンを押すと,一瞬絞り込まれて,適性露出を得ることの出来るシャッター速度がさっと設定されます。ここから絞りをいじるなり,シャッター速度をいじれば露出の補正も自由自在。

 実際に絞り込んだ結果ですので露出も正確です。この方法を使えばAレンズでもAFレンズでも,絞り環が使えます。

 実は,M42レンズを使って絞り優先AEを使ってみたのですが,どうも2段ほどアンダーになるのです。初期不良かなと思ったのですが,調べてみるとそういう物らしい。狂っている理由は実はよく分からないのですが,ハイパーマニュアルでは適性露出になってくれます。

 一応説明書にも,露出の誤差が出ると注意書きがされていますが,2段もアンダーになるというのは誤差というレベルではありません。ファインダースクリーンの問題だという記事も目にしましたが,それならFA43mmでも同じ事が起こっていいわけで,M42だけで起こっているということを考えると,装着レンズによる露出の補正が行われていないことが問題なのではないかと思います。実際,Aレンズで絞り開放で撮影すると,やっぱりアンダーになります。ROMを内蔵してレンズ情報を伝達できる仕組みがないと,どうも駄目なんじゃないかと思います。

 もしそうだとすると,機械的な互換性があるのに,肝心な部分で互換性を失っていることになります。ROMを持つレンズを使えば補正も出来る訳ですから,ROMの内レンズでもう少しオーバーになるようしてくれてあっても問題はないはずで,なぜそうなってしまったのか,もう少し考えてみたいと思います。


・サクサク感
 悪い物ではないと思います。切れ味という点で言えば物足りませんが,不用意に待たされることもなく,撮影のリズムは崩されません。必要にして十分という感じでしょう。


・画質
 良くも悪くも,一般受けのする画質です。JPEGのポン出しでも使い物になる画質だと思います。600万画素のAPS-CのCCDはこなれたCCDと言えて,特に破綻があったり,使いこなしに難しい訳ではないようです。

 画質も,鮮やかとナチュラルの2つを大きく選べるようになっています。ピクチャープログラムでは鮮やかに固定されてしまうので注意が必要ですが,むしろ受けのいい写真を撮るには鮮やかになっていた方がいい場合もあるでしょう。

 私の場合,幸か不幸かRAWで使うことに慣れているので,JPEGでは使いません。


・現像ソフト
 PENTAX PHOTO LABORATORYというソフトが付属しています。RAW現像ソフトなのですが,これが非常に使いにくいです。画面の拡大は出来ず,ルーペでの一部拡大だけですし,ほとんどの機能で使いにくいなと感じるものでした。

 考えてみると,NikonCaptureもCaptureNXも1万円以上するソフトなわけで,これと付属のソフトを比べるのも酷なのですが,現像のエンジンが最新のものを使える 現像ソフトは,やはりそれなりに使いやすくあって欲しいものです。

 ただ,ペンタックスがすごいのは,初代*istDのユーザーに対しても,最新のソフトを無償で提供していることです。PENTAX PHOTO LABORATORYはバージョン3になって,エンジンをSILKY PIXのものに変更になりました。

 定評ある現像ソフトでもあるし,なにより*istDが最新のK100Dと同じ画質を得られるようになるということがすごいことでしょう。

 それに,昔撮影した画像でもRAWであれば,最新の現像ソフトを使って画質を向上させることが出来るわけです。古い機種を見捨てない姿勢も素晴らしいですが,蓄積された財産を最新の技術で処理できることのメリットも大変に素晴らしいと思います。このあたりはニコンも見習って欲しいところです。

 ところが,私の環境では,最新のバージョン3にアップデート出来ませんでした。付属のソフトはバージョン2.1で,アップデータがバージョン3を検出できないと作業を中止してしまいます。

 この春に入れ替えられたアップデータの仕様のようで,2006年夏に用意されたアップデータを使っておかないと最新のアップデータを使えないようです。電話して確認すると古いものをCD-Rにして送ってくれるというありがたいお返事だったのですが,その後調べてみるとペンタックスのアメリカのホームページには古いアップデータがまだ残っていて,これを使って最新のアップデータまで使えるようになりました。

 SILKY PIXのエンジンですが,なめらかさは定評がある通りですが,どうも不自然なのです。被写体と背景の縁におかしな縁取りが現れたりするので,ちょっと困ったなあという感じです。もう少し試行錯誤が必要なのかも知れません。


・SDカード
 *istDLはSDカード専用です。しかし,CFを使う必要もないし,SDカードは高容量品が安く買えるので,むしろありがたいくらいです。手持ちの1GB(遅いです)を使っていますが,RAWではちょっと枚数が少ないですし,速度も遅いので,150倍速の2GBを注文中です。

 特に撮影後の記録時間と,そこから再生までの時間,画像の消去の時間が短縮されることを期待しています。


・そんなわけで・・・
 M42のレンズが使えること,FA43mmが使えること,これに加えて軽くて小さいというのは,私が*istDLを買おうと思った理由を十分に満たしています。撮影していて楽しいと思うのはさすがにD2Hで,質感といい音といい操作感といい,全く歯が立ちませんが,では*istDLがダメかというとそんなことは全然なく,気軽に外に持ち出せるカメラであると思います。

 なんといっても,FA43mmが常用できるようになったというのが最大のメリットです。早速使ってみましたが,階調が深いと言いますか,彩度の低い色でも情報が飛ばずに,きちんと粘っているように思います。

 これでリチウムイオン電池ならいう事ないし,縦位置と横位置の自動検出があれば,縦位置を多用する私にとっては手間が省けてありがたいところですが,低コストの機種では,無理な注文なのかも知れません。

 単三の電池は,いつの間にか切れていたり,液漏れしたりして,私はどうも好きにはなれないのですが,使いたいときにさっと使えないことは,ひょっとしたら最大のデメリットになるような気がします。

 いずれにせよ,D2Hに買い増すデジタル一眼としては,あまりに性格が違いすぎることでちょうどいい組み合わせになったのではないかと思います。

 課題ですが,現像ソフトによる画質の調整にはまだまだ慣れが必要です。精進しないといけません。

 あとレンズですね。この小さなボディを生かした,取り回しの良いズームレンズを1つ手に入れたいところです。

 それにしても,これが3万円か・・・ちょっと前なら考えられないことです。

日本橋を歩く

  • 2007/05/10 17:25
  • カテゴリー:make:

 そういえば,先日の連休に実家に戻る途中,例によって大阪・日本橋に寄り道してきました。携帯電話の買い換えはこの時に行ったものです。

 今回はAVRマイコンを買おうと思っていたので,シリコンハウス共立には行かないといけないと思っていたわけですが,その前にデジットにいかないわけにいかんなと考え,先に立ち寄ることにしました。

 デジットといえば日本橋でもよく知られたジャンク屋さんですが,シリコンハウス共立と同じ会社ですので,正規品も結構きちんと揃っています。

 そして何を隠そう,私が高校生の時にアルバイトしたお店でもあります。この時お世話になった店長さんには,いろんなことを教えていただきました。今でも彼の教えは,私の規範となっています。

 まあそれはそれとして,久々のデジットです。お目当ては激安の期限切れの糸ハンダ。15年ほど前まではいつでも売っていたのですが,さすがにもうないかも知れません。当時の物は日本ゲンマのもので,Sn60%・0.8mmのもので決して高級品とは言えませんが,価格の安さから湯水のごとく使える気楽さを味わって以来,これを使ってきました。

 ところが2リール目がそろそろなくなりかけてきたので,これに変わる激安ハンダを探しに来たというわけです。確かに期限切れはよくないのですが,個人で1kgもハンダを買えば,どうせ期限内に使い切ることなどできませんし。

 てなわけでデジットを探すと,まだありました。当時の物と全く同じものです。1kgで1000円。持って帰るのが苦痛なくらいの安さです。レジでは外側のフラックスがかなり飛んでしまっているので,外側は捨てて少し内側から使って下さいとのアドバイスをもらいました。さすがデジットの店員。私がいた頃の伝統は守られておりますね。そんな後輩達を私は目を細めて見ておりました。

 ついでにAVRマイコンATmega8515も買いました。カメラの修理に使いたかったOSコンも揃っていたのでここで購入。耐圧400Vのフィルムコンデンサ5本で200円にもついつい手が出てしまいます。

 さらに2SK30Aがランクごとに引き出しに入っていたのでこれも全ランクを2個ずつ購入。それとLCDのキャラクタディスプレイモジュールが350円。資料付きだというので2つ買って来ました。

 これでシリコンハウス共立に行く用事が済んでしまいました。シリコンハウスに行く時間をもう少しデジットで過ごすことにします。

 その後,気になっていたスーパービデオにいくことにしました。昔は恵美須町駅のすぐそばにあったのですが,いつの間にか移転していました。

 昔からなにやら怪しいお店で,それでもいつも数人のお客さんがいたりして,日本橋ではよく知られたお店だったのですが,そういえばお店の前の路地に売られていた払い下げのレーザーカラオケとか,いつの間にやら見なって久しいです。

 新しい店舗は,阪神高速側に歩いて,ディスクプラザの角を曲がったところです。

 看板も上がっているのですぐに分かったのですが,入ってみてがっかりしました。もうほとんどお店の体裁を保てていません。

 なにが売り物で何が売り物でないかがわからず,価格も出ていません。ほとんどの商品がホコリにまみれ,手に取るのも憚られるほど汚いです。昔のスーパービデオはこんなではなかったんだけどなあ・・・

 そういいつつ,私はスーパービデオで買い物をしたことはほとんどありません。ほとんどいうか全然ないかも知れません。

 確かに真空管のデッドストックなども元箱入りで在庫がありましたが,肝心の価格が全く不明で,聞く気も起きないような雰囲気だったので,そのまま出てきました。DENONの放送局用のターンテーブルやU-maticのビデオ,オープンリールのテープデッキなど,見ているだけでもニヤニヤしてしまうようなものは,なにもありませんでした。

 デジットで気をよくした私は,スーパービデオの凋落ぶりに肩を落とし,日本橋を後にしたのでした。

 連休中(とはいえ平日でしたが)ということもあって,これまでに比べて人も多く,にぎわっていたように思います。ただ,家電販売店,とりわけジョーシンが寂しく,今一番苦しいのはここではないかと思ったくらいです。

 ニノミヤは1店舗だけになってしまいましたが,昔から電子パーツ売り場だけはいつも同じ人数のお客さんがいる安定した商売で,それ以外の模型やおもちゃのフロアは閑散としていました。(余談ですが20年ほど前のニノミヤムセン本店の一番上のフロアにあったパーツフロアではとても綺麗なおねいさんがレジをにこにこしながらたたいておられました)

 あと,アナログレコードの中古屋さんが強烈でしたね。ビル1つが全部中古CD/LPという店で,特に2フロアが全部LP。探していた物は見つからず,結局手ぶらで帰ることになってしまいました。中古というのは利益率が高い商売ですが,それも売れてなんぼです。在庫があればあるほど体力が必要な商売なので,かなり心配になってしまいました。売れ残るととことん売れないのが中古です。

 秋葉原と違い,メイドさんの格好をした人がビラを配ることもなく,その代わり海賊版DVDを売る人がいたりと,地域差が出つつある両電気街ですが,やっぱり私は日本橋の方がいいなあと思いました。

 つくづく思うのですが,秋葉原はどうもお買い得感が薄い。確かに欲しい物は必ず手に入りますが,価格は高めですし,それにわざわざ高級品しか置いていなかったりしますので,気が付くと部品ばかりで何万円も使っていたりします。

 日本橋は,高級品はそれ程ないのですが,価格は安めですし,工夫して使いこなすと面白いものがたくさんあります。それに実は電子部品店が結構きちんと揃っているので,結局手に入らないということはほとんどないはずです。

 実のところ,関東にきて10年以上が経ちますが,ここに暮らして良かったなと思うことは,ほとんどなかったりします。こういう人間こそ,大阪にいるべきなんだろうなと考えたりするのですが,運命とは皮肉なもんです。

3年ぶりの携帯電話の買い換え

  • 2007/05/08 13:29
  • カテゴリー:散財

 携帯電話を買い換えました。

 いっときますが,私はどっちかというと携帯電話が嫌いな人で,あると便利だから持っているという程度の凡人です。

 そんなだから,携帯電話に求める物は,通話とメールとiモードなどのちょっとしたブラウザであって,それ以外のカメラや音楽再生,ゲーム,テレビなどの機能は全然必要性を感じていません。

 さらにいうと,そんなだから,大きく重たいことはなにより苦痛なわけです。携帯電話は持ち歩いてこそ価値があるわけですが,大した期待もしていない携帯電話が必要のない機能で肥大化することは害であると思うわけです。

 人それぞれなので,あくまで私特有の考え方に過ぎず,実際の所こういうニーズを満たす電話機はほとんど発売されないか,発売されても傍流のマイナー機種になっていることが多いのです。

 ところが,ドコモの703シリーズでは,一気に私の好みに近づいてきました。モトローラのM702iSなどもかなり気になったのですが,無理矢理海外の携帯をドコモ仕様に仕立てた故のいびつさに違和感があり,結局買わずにいたのですが,久々のストレート型で厚さ9.9mmというD703iには,スクエアなデザインもあって,私の琴線に触れたのでした。

 機能的にも妥協はなさそうです。メモリカードは使えませんが,カメラも音楽再生も期待しない私にとってはかえって邪魔なくらいで,その潔さにかえって好感を持ちます。むしろ興味深いのは,システムはD903などの上位機種と共通なところも多く,700シリーズながら,900シリーズに匹敵する機能を有していることでしょうか。

 大事なことはサクサク感。最近の三菱の携帯電話はこのあたりもなかなか良くできていて,やはりD703iは私にとってはぴったりという感じです。

 AUあたりでは,ストレート型の薄型携帯は,デザインコンシャスで人気が高いのですが,D703iも同じ路線で人気が出るかなと思っていたらさっぱりのようで,先日実家のある大阪に戻った際に機種交換をしたときの価格は,3980円でした。もっと安いところもあったと思います。

 さて,ちょっと使ってみたところで,インプレッションです。

・薄い
 なんといっても9.9mmです。ズボンのポケットに入れても違和感がなく,鞄に入れても膨らみません。これだけでもこの携帯電話の価値があるというものです。

・取り回しが楽
 これまで使っていたSH900iは折りたたみで,分厚く角が丸いことから,ポケットから取り出す時になかなか摘めず,イライラさせられることもしばしばです。D703iの場合,薄い事に加えて角張っており,また長いのでささっと摘み出して使うことが出来ます。

・操作感もよい
 ボタンも少し飛び出していることから押しやすく,SH900iに比べても快適です。ただ,縦に長くボタンの位置が低いので,手に持ったときにボタンが若干押しにくいです。

・キーロック
 ストレート型は勝手にキーが押されてしまうことが懸念されるため,キーロックは必須なわけですが,D703iはD903などと違い,キーロックボタンの長押しでロックの施錠と解錠を行います。これがなかなかテンポが悪く,結構厄介です。
 それに,キーロックの自動施錠は,待ち受け時にのみ有効であるらしく,例えばメニューを表示させたままだったりするとロックが自動でかかりません。言われてみれば納得のいく仕様ではあるのですが,ある時はロックがかかり,ある時はロックがかかっていないという挙動の違いに,結構考えてしまいました。
 そうそう,PWRキーを押せば,ロック中でも画面が点灯し,メールなどの状態が確認できます。この操作では解除は出来ませんが,解除するに値するかどうかを手軽に確認できるのは便利です。加えて着信中は通話開始で一時的にロックが解除されます。キーロックは誤動作防止と利便性のトレードオフですので,この仕様はとてもよく考えられたものだと思います。

・カメラ
 カメラには期待をしていませんでしたが,それで正解でした。画質も次第点で,QRコードの読み込みと,ちょっとしたメモくらいの感じで使うのが精一杯というところでしょう。ついでいうと縦位置では,ついついカメラに指がかかってしまうので,写真に指が写り込んではがっかりすることもしばしばです。

・日本語入力
 文字も見やすく,レスポンスもよいので日本語入力にはストレスを感じません。また,自動でカーソルが右に移動する機能があるため,同じキーの連続押下で文字を出すこと(たった,などの入力ですね)で,いちいち矢印キーを押す手間も省けます。
 戸惑ったのは小さい「っ」などの入力で,SH900iではタ行を6回押せば出てくるのが,D703iでは「つ」を出し「小文字」キーを押します。キーを押す回数はD703iの方が少ないのですが,キーを押しかえるという作業になれないうちは,スムーズに入力出来ないです。
 そうそう,基本的なことですが,SH900iはキーの読みこぼしがありました。D703iではそれはありません。これだけでも実に快適です。

・待ち受け画面
 私はあれこれカスタマイズする人ではないのですが,カレンダーの表示に制約があるのがちょっと困りました。カレンダーは表示エリアの最低1/3を必要とする大きなもので,SH900iのように画面の隅っこにちょこっと出すという事が出来ません。待ち受け画面と重なってしまい見にくくなるので,私は結局非表示にしました。

・画面
 QVGAですが全然問題はなし。輝度も発色も十分で,私はこれ以上の液晶を欲しいと思いません。ただ表面は傷がつきやすい感じがあるので,保護フィルムは必須でしょう。

・まとめ
 ドコモでは唯一無二な携帯電話ですので,10mmを切る厚さにストレート型が欲しいと思えば,これ以外に選択肢はないわけですが,特に不満は見つかりません。とてもプラスチッキーですので所有欲を満たす満足感はありませんが,デザインも色も(私は黒にしました,というより黒しか在庫がなかったのです)気に入っていますし,操作感も良い。これまで私が,いかにSH900iを我慢して使ってきたかがよくわかりました。

 携帯電話を持ち歩くことが苦にならなくなったことは本当に大きいのですが,反面で落としやすい,壊れやすいということもいえるでしょう。SH900iは実に頑丈でしたから,ちょっと扱いを変えないといけないかも知れませんね。

オーディオテクニカのカートリッジを買っておく

 6月からオーディオテクニカのカートリッジが値上げされる話はすでにここにも書きました。上げ幅だけ見るとかなり大きな物になっているのですが,反対意見などは見る事もなく,むしろ「これまでよく頑張った」「それでも十分安い」などという好意的な意見が多数のようです。

 私個人も同様ですが,それでもあと1ヶ月は(さらに)安い価格で買えてしまうと言うのですから,やっぱり駆け込みで買っておこうと思うのが,これ人情というもの。

 特にコストパフォーマンスの秀でたモデルが値上がりするので,値上げ告知前に購入したAT-F3/2,告知後に購入したAT7V,そしてシェルは外せないところでしたが,定価に対して実売価格が非常に安いAT15Ea/Gというカートリッジについても,かなり気になっていました。

 確か26000円ほどの定価に対し,実売は1万円を切っています。シェル(MG-10だと思われます)付きでこの価格ですから,さらにお買い得感があります。

 調べてみるとこのAT15Ea/G,VM型カートリッジのリファレンスとして随分昔からあるもののようです。特性としては特にワイドレンジであることもなく,非常に凡庸な性能のカートリッジのようです。

 オーディオテクニカのVM型カートリッジは,シュアーの持つMM型の特許を回避する独自の技術で作られており,その結果多くのメーカーにOEM供給を行っていたことでも知られています。

 ですからVM型の音は,私も意識しないうちにどこかで耳にしていた可能性があるのですが,このAT15Ea/Gというのは,それらのカートリッジの基準となるものであって,むしろ凡庸であることを求められていると言えるわけです。

 さて,購入してみて思ったのですが,どうもオーディオテクニカのVM型は,大きくて不細工な形をしているものです。AT-V7もごっつくで,見た目で随分損をしているなあと思ったものですが,AT15Ea/G(余談ですがどうもATの後に続くのが数字の時はハイフンがなく,アルファベットの場合にはハイフンがつくというのが,オーディオテクニカのカートリッジの命名ルールのようです)はさらにごっつくて不細工です。

 オーディオテクニカのマークはなかなか格好いいのですが,これがシールで前頭部に貼り付けられており,このあたりが非常に安物っぽく感じられます。同じオーディオテクニカでも,MC型には格好いいものが多く,AT-F3/2もAT33シリーズも,それぞれのコンセプトをよく体現しているよいデザインだと思うのですが,VM型で「おっ」と思ったのは,20年ほど前にペンギンの形をしたものを見たときだけです。

#今時の若者はそんなもん知らんでしょうな

 音を出してみましょう。AT15Ea/Gは出力が他に比べて大きいようで,その結果S/Nも有利です。音は可もなく不可もなく,ナローレンジなわけではないがワイドレンジでもない,元気がないわけではないが快活でもない,解像度はないわけではないが繊細さはない,といった感じで,よく言えば非常にバランスの取れた,悪く言えばすべてが中途半端な印象です。

 なるほど,これが基準になっているというのは,よく分かるお話です。

 この中途半端なカートリッジの,私にとっての意味というは,やはりこれを基準に出来るということに尽きます。

 AT15Ea/Gを基準とすれば,同じVM型のAT7Vはさすがにワイドレンジでパワーもあります。ただ,全体的に重たさがあり,突き抜けるような伸びやかさはなく,このあたりがVM型(MM型)の個性でもあるのでしょう。

 V15typeVxMRにについては,やはりこれが私にとっては一番だなあとつくづく思った次第です。AT7Vは明らかにこのカートリッジとは方向性が違い,AT15Ea/Gには方向性の一致を若干期待したのですが,やはり明らかに違っていました。腐ってもV15の名を持つカートリッジです。その中域の圧倒的な存在感は,AT15Ea/Gを聴いた後だと非常に誇張された嘘くさい音であることに気が付くのですが,私がこの音を好きなのだからもう仕方がありません。

 せっかく面倒臭いLPレコードを聴くのですから,CDや他のカートリッジでは代わりにならない,そんな価値を見いだしたカートリッジは,結局好きになると言うことでしょう。

 AT15Ea/Gにせよ,AT7Vにせよ,その方向を突き詰めればCDになるように思います。これがAT-F3/2ではCDにはならず,V15typeVxMRに至っては全く正反対と言えるかも知れません。

 ここまで来ると,あとはDENONのDL-103が欲しいですね。VM型のリファレンスではなく,日本のカートリッジのリファレンスであるDL-103は,誰もが「凡庸」と言います。しかし,一方で抜群に音のいいカートリッジとも言われているわけですが,果たしてこの2つが両立するのかどうか,非常に興味があります。

 DL-103が26000円ほど,これに対しAT15Ea/Gは10000円弱。

 オーディオテクニカは,いわゆる大量生産でカートリッジを作るメーカーとしては,おそらく世界でも珍しい存在になってしまいました。このAT15Ea/Gに限らず非常に良心的な価格と水準以上の性能,そしていつまでもぶれることのないコンセプトと,本当にいい仕事をしているなあと感心します。

 そして,そろそろDJ達がアナログレコードを見放しつつあるようです。絶滅すると言われたレコードがそれでもしぶとく生き残り21世紀を迎えましたが,それももう数年でダメになってしまうという意見もあります。

 いや,マニア向けに少量生産が可能で,価格も自由度のあるMC型については,今度も細々と作り続けられることでしょう。しかし,VM型(MM型)については,今のうちに買っておかないとまずいことになるかも知れません。

 すでにV15シリーズは生産を終了しています。そのDNAを受け継いでいると言われているM97やM95も,やはりV15とは比べものにならないと個人的には思います。確実にアナログレコードとカートリッジの時代は,終わりを迎えつつあるように感じました。

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