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2007年08月の記事は以下のとおりです。

Macintosh用語の基礎知識

  • 2007/08/14 16:19
  • カテゴリー:備忘録

 MacBookを買った友人は,この1週間ですっかりMacに慣れたようで,特に不満もなく使っている様子です。

 Macは何も知らなくてもそれなりのことがすぐに出来てしまう敷居の低さがある一方で,より使い込もうと努力する人に対する施しを忘れない豊かさがあります。

 そこで,今回はそのとっかかりとして,主として機能に関係する基礎的な用語を少しだけまとめてみます。

・Finder(ファインダ)
 WindowsのExplorerに相当するもので,ファイルブラウズ機能を持つ独立したシェルアプリケーションである。

・インテルMac(いんてる-まっく)
 インテルのCPUを搭載したMacのこと。これまでのMacはPowerPCをCPUに利用してきたが,突如インテルのCPUにスイッチすることが発表され,現行機種にインテルのCPU以外を搭載する機種は存在しない。
 UNIXを除くクラシカルなOSはCPUのアーキテクチャに強く依存する傾向があり,初期のMacOSも例外ではなかったが,モダンなOSであるMacOSXはもともとポータビリティを意識して開発されたと言われ,秘密裏にインテルCPUで動作するバージョンが開発され続けていたと言われている。

・Core2Duo(こあ-つー-でゅお)
 現行のMacに搭載されるインテルCPUのブランド名。「Core」はPentiumuに続くブランドとしてのCoreを示し,「2」はCoreブランドの最新であるCore2マイクロアーキテクチャを表しており,「Duo」はデュアルコアのプロセッサであることを示している。
 Core2は消費電力と処理能力を両立させる全く新しいマイクロアーキテクチャであり,インテルはこれを「Intel Core Architecture」と呼んでいる。
 クロックを上げるために複雑なCISC命令を内部でRISC風の命令に置き換えてきたのがこれまでのインテルのCPUであるが,Core2ではこのRISC風の命令を複数まとめて別の命令に置き換えるなど,見方を変えるとCISCへの回帰とも取れる仕組みを内蔵して,1クロックあたりの処理能力を向上させている。
 なお,Core2は64ビット拡張がなされた64ビットプロセッサであるため,現行のMacは全機種が64ビット対応になっていることも重要な点である。MacOSXは32ビットと64ビットをユーザーに区別させないため,自然に64ビットへの移行が進んでいくことが予想される。

・Darwin(だーうぃん)
 Mach3とFreeBSDをベースとしたBSD系のUNIXライクなOSで,オープンソースで開発されている。また,MacOSXのカーネルでもある。

・UniversalBinary(ゆにばーさる-ばいなり)
 現行のMacで採用されているインテルのCPUと,これまで使ってきたPowerPCの間には,全く互換性がない。そこでいずれのMacでも動作するアプリケーションとして,それぞれのCPUにあわせたバイナリを両方持つアプリケーションが作成できるようになった。これをUniversalBinaryと呼ぶ。
 MacOSXのアプリケーションの実態は,.appという拡張子を持つフォルダである。このフォルダの中にバイナリやDLL,多言語対応のリソースなどが収められているが,ユーザーはこのフォルダをアプリケーションとしてダブルクリックすれば直ちに実行することが出来る。(この仕組みをバンドルという)
 このフォルダの中に,PowerPCとインテルの両CPUに対応したバイナリを用意しておくことで,どちらのCPUでもネイティブ実行が可能となる。

・Rosetta(ろぜった)
 インテルCPUで互換性を維持する仕組み。PowerPCのバイナリを適当なサイズごとに動的に変換するもので,すべてのコードを一括してリコンパイルするわけでもなく,また1命令ごとにコードを変換するエミュレーションとも異なる。
 Rosettaの完成度は高く,ユーザーはこれまでのPowerPC用のアプリケーションの大部分をそのままインテルMacで実用的に使用することが可能となっており,2GHzのCore2Duoなら,1GHzのPowerPC程度の実行速度であると言われている。
 ただし,アプリケーション以外のドライバなどには対応できず,両方のコードが混在したプロセスを実行することも出来ない。

・iSight(あい-さいと)
 Apple純正の,いわゆるWebカメラ。元々はオートフォーカスにも対応した高画質Webカメラとして別売りのオプションとして販売されていたが,最近のマシンには内蔵されることが多い。

・Bonjour(ぼんじゅーる)
 当初はRendezvousと呼ばれた機能で,設定を行うことなくネットワーク接続を可能とするプロトコル。ネットワークに接続すると自動的にマシン名とIPアドレスの割り当てが行われ,サービスの自動検索が行われる。
 WindowsでいうUPnPに相当する機能であるが,普及の進んだUPnPに比べて機能が低い上,対応機器も少ないため,あまり一般的ではない。

・SuperDrive(すーぱー-どらいぶ)
 DVD-Rを書き込むことの出来る光学ドライブを,AppleではSuperDriveと呼んでいる。かつて2HDのフロッピーディスクを読み書きできるフロッピーディスクドライブをSuperDriveと呼んでいたが,そのことはもう忘れて良い。

・BootCamp(ぶーと-きゃんぷ)
 インテルMacにWindowsXPおよびVistaをインストールするためのキット。MacOSXを残したままWindowsをインストールするパーティションを用意したり,Windows用のドライバCD-ROMを作成するなど,Windowsにインストールに必要な作業を簡単に行う事が出来る。
 現在はβ版であるが,MacOSX10.5のリリースで正式版が出ると言われている。

・FrontRow(ふろんと-ろう)
 最近のMacには標準で付属するリモコン「AppleRemote」によって操作されるアプリケーション。iTunesでの音楽再生,DVDの再生などがAppleRemoteによって可能となる。

・Widget(うぃじぇっと)
 手軽に使えるミニアプリケーションであるが,通常のアプリケーションがC++やObjective-Cで記述,コンパイルされたものであるのに対し,WidgetはDHTMLベースで作成されるものである。

・DashBoard(だっしゅぼーど)
 Widgetを実行する環境を提供するアプリケーション。HTMLのレンダリングエンジンであるWebKitをベースに持つアプリケーションで,F12キーの押下により起動する。

・Expose(えくすぽぜ)
 デスクトップ上のウィンドウを一時的に整理して表示する機能で,その動作は非常になめらかで素早く行われる。
 Exposeは3つの機能を持つ。
 1.すべてのウィンドウをすべて縮小し画面上に整列して表示する。この状態でウィンドウを選択すると,すべてのウィンドウが元の位置,元の大きさに戻され,選択されたものを最前面に表示する。F9で動作。
 2.アクティブなアプリケーションが管理するウィンドウを縮小し画面上に整列して表示する。この状態でウィンドウを選択すると,すべてのウィンドウが元の位置,元の大きさに戻され,選択されたものを最前面に表示する。F10で動作。
 3.すべてのウィンドウを画面の領域外に追い出し,デスクトップを表示する。F11で動作。

・Spotlight(すぽっとらいと)
 ファイル名やファイル属性だけではなく,メタデータを用いデスクトップた検索機能のこと。検索機能そのものはSearchAPIとしてOSによって提供され,iTunesやMailでも利用可能である。
 あらかじめ作成されたインデックスを用いて高速検索が実現しており,インクリメンタルサーチによって候補を絞り込んでいくことが可能となっている。

・HFSX(えいちえふえす-えっくす)
 MacOSXのファイルシステム。階層化されたファイルシステムとして登場したHFSを32ビット化したものがHFSPlusで1998年に実装されたが,これに大文字と小文字のファイル名を区別することや,Spotlight用にメタデータ部の追加,ジャーナリングを行うなど新たに拡張された部分を含む場合,特にHFSXと呼ぶ。

・Quartz(くおーつ)
 MacOSXにおける描画エンジン。前身であるNEXTSTEPのDisplayPostscriptに代わって用意されたもので,PDFをベースにしており,三次ベジェ曲線をプリミティブに持つベクトル型のエンジンである。
 解像度に依存しない,浮動小数点による座標系,アンチエイリアシング,アルファチャネルのサポート,多言語文字描画といった先進的な機能を装備しており,MacOSXの洗練された機能は,これらの意欲的な実装によるところも大きい。

・Cocoa(ここあ)
 MacOSXのネイティブフレームワーク。源流はNEXTSTEPであり,Objective-Cでの記述が前提となる。これに対し,従来のMacOSのAPIを引き継いだフレームワークはCarbonと呼ばれており,こちらはC/C++での記述が可能である。
 


 分かっているようで,実は正確に分かっていないことって多い物です。たかだかこれだけの基礎的な言葉でさえも,真面目に調べないとちゃんと書けないので,なかなか面倒臭い作業になりました。

 従来のMacOSは今で言ういう組み込みプログラムに近いくらい,べったりと記述されていたものですが,MacOSXはさすがにモダンなOSであり,最新のソフトウェア工学を反映した構造をしています。

 だから表面的に見えるある機能が,どのレイヤーのどの部分に実装されているのかを知るためには,かなり正確な資料を見なければなりません。極端な例として,Finderは現在でこそ単独のアプリケーションに過ぎませんが,初期のMacOSにおいてはOSそのものの一部であり,OSの構造を視覚的に表現したものでもありました。

 こうした機能の実装のエレガントさが,なめらかな操作感や素早い動作に繋がっていることも事実であり,iPhoneがMacOSXの構造をそのまま引き継いでいることがどれほどあの製品を洗練された物にしているかは,想像に難くありません。

 MacOSXではそれぞれウィンドウごとに内部の座標を管理しています。そうして構成されたウィンドウを合成してフレームバッファに書き込んでいるので,Exposeでウィンドウを縮小しても,ウィンドウ内部のオブジェクトの位置関係を演算し直す必要はないため,あれだけ軽快な動きを見せ,かつ縮小時もリアルタイムで更新がなされるのです。

 Exposeを単純に真似しようとしても,なかなかうまく真似できないのは,こうしたOSレベルの「美しさ」によるところがあるということ,もっと知っていても良いのかも知れません。

シグマ55-200mmF4-5.6

  • 2007/08/13 18:34
  • カテゴリー:散財

ファイル 147-1.jpg

 ペンタックスの*istDLを安く(実際はそれほどでもなかったわけですが)買ったのはいいんですが,どうも今ひとつぴんと来ません。

 撮っていても楽しくないし,あまり良い画を期待できないところもあるし,全体の動作も緩慢で,シャッター音も良くないです。それに,小さいことはいいことなんですが,私の場合はまだそのサイズや形に慣れていないせいもあって,どうも手ぶれが他のカメラに比べて1段から2段ほどしやすくなります。

 撮影後のワークフローについてもいろいろ試行錯誤をしていますが,どうもRAWから現像してJPEGにするまでの流れがすっきりせず,特にバッチ処理については(私の不勉強で)やり方が分からず,いつも滞ってしまいます。

 つまるところ,この手のカメラはJPEG出しをするのがごく普通ということなのかも知れません。言われてみればJPEG出しでも十分な画を出してくれるので,すっかり馴染んでしまったD2Hとはなにもかも正反対ということが言えたりします。

 そんなこともあり,私はこのカメラにコストをかける気にならず,レンズはFA43mm以外は全部ジャンクワゴンに投げ入れられていたものばかりです。

 特にSMC-PENTAX80-200mmというマニュアルレンズは,鏡筒からレンズから,安物のFレンズそのもので,Fレンズからオートフォーカス機構をそのまま取り外しただけのレンズ代物です。色収差も盛大に出ていますし,シャープさも全くありません。銀塩ではそれなりに使えたこのレンズも,やはりデジタルでは厳しいということでしょう。

 ちょっと*istDLがかわいそうかなあと思った私は,ここで投資することにしました。デジタル専用の望遠ズームを買うことにしました。ちょうどベランダから猫が見えたりするので,その時にさっと撮影できるように,200mm程度の望遠があるといいなあと思っていたところです。

 普通ならここで,18-200mmなんかの入れ筋万能レンズを買うところなのですが,私の場合余り使わない広角域のためにレンズが大きくなったり高価になることはもったいないと思ったので,55-200mmあたりを探してみます。

 ペンタックス純正も出ていますし,シグマあたりからも出ていますね。本当はタムロンのファンなのでタムロンで買いたかったのですが,Kマウントの55-200mmは残念ながらラインナップにありません。

 となるとシグマかペンタックスになりますが,値段の安さではシグマ,ただ登場からすでに数年経っているので,設計や製造技術で最新の物を期待できるわけではありません。それに,EDレンズや非球面レンズを使っている訳ではないですし,フィルター径が55mmというあたり,前玉の小ささも安さの秘密でしょう。

 個人的にはシグマのレンズは必要以上に安く感じたりします。デザインも好みではありませんし,10年以上前に買ったシグマのズームレンズは,何もかも気に入らずに売ってしまいました。当時の印象がかなりしっかりと残っていて,もう二度とシグマは買うまいと誓ったものです。

 ところが,この55-200mmの評判を調べてみると,思った以上によいんですね。安くて良く写るレンズとして,すっかり定番となっています。実売で2万円を切っているレンズであれば,この評判を信じてみてもよいのではないかと思ったことで,早速週末に買うことにしました。これで少なくともオートフォーカスが使える!

 で,土曜日に買ってきたそのレンズを早速試してみましたが,特に「すばらしい」という程のことはなかったにせよ,価格を考えると大したものだと思うレンズでした。

 シャープネスも問題なし,色もしっかりのっていますし,歪みも思ったほど大きくありません。若干色収差がでていますが,それも特殊なレンズを使わずによくここまで補正できていると思います。

 デザインの悪さは相変わらずですが,質感は塗装が良くなっていることもあって「よく頑張っているなあ」と思いましたし,なにより軽く小さく,取り回しも抜群なので,まさに*istDLにはお似合いでしょう。ペンタックスの純正でも,このレベルを越えることは難しいんではないでしょうか。

 作例は,当初ろくなものがないので出さないつもりでしたが,1つだけ。この写真は,うちのベランダから見える廃屋で子育てをしているお母さん猫と子供たちの様子を写したものの一枚です。やんちゃな子猫がほほえましいのですが,炎天下にもかかわらず部屋の中と同じくらいの明るさしかない日陰でしたので,大方の写真はぶれてしまっていました(ISO200,F5.6で1/30秒くらいなんです)。

 この写真は偶然近くで遊んでいる子猫で,明るいところだったことと,ISO400に増感したので1/125くらいで撮影できました。いやー,たまりません。

 いずれにしても,資産的価値が全くないレンズですし,ラフにドンドン使い潰そうと思いますが,一応量産経験のあるエンジニアの視点で言うと,これだけの性能のものを,この価格で大量に販売出来るというのは,とてもすごいことだと感心しました。

 EDレンズや非球面レンズ,高価な硝材を用いて性能を上げるのはある意味ではとても簡単なことですが,それでは価格が下がりません。安いレンズと安い材料をうまく使って性能を出すこと,その性能を安定して維持し大量生産すること,組み立て精度や鏡筒の加工精度に頼り切った設計にしないことを,こうして形にしてしまうことは,とても高度な技術とエンジニア達の努力がなければなし得ません。

 おかげで我々は2万円でこれだけの性能のレンズが手軽に買えるわけです。

 そんなことを考えつつ,久々に買った「安物レンズ」に十分な満足感を得ながら,手ぶれを連発しておりました・・・精進せねば。

 ・・・しかし,私などは思うのですが,*istDLやEOSkissDなどで「デジタル一眼レフ」を体験する人たちは,このくらいが「一眼レフ」なんだと思ってしまうのでしょうか。

 一般には非常に評価の低いD2Hでさえも,カメラとしての基本性能の高さを否定する人はいないのですが,そのレスポンス,AF精度,安定感など,一度使えば明らかに違うと感じるものを持っています。これらは,結局撮影者の撮影意欲をかき立てるエネルギーとなります。

 だから,安い価格でデジタル一眼レフを初めて体験した人には,ぜひ店頭でも友人でもいいから,D2シリーズやEOS1Dシリーズなどを触って,その道具としての洗練度を味わって欲しいなあと思うのです。

 確かに,安価なデジタル一眼レフでも,素晴らしい写真が撮れますし,プロはある程度の性能のカメラなら不自由なく良い写真を撮影します。むしろその個性を楽しんでいるかのようです。

 へたくそなアマチュアほどカメラやレンズにうるさいもので,それは日本にカメラがやってきた遙か昔からずっと続く伝統なわけですが,それでも私が最初に買ったカメラが*istDLだったら,きっと一眼レフってこんなもんだろう,と思ったに違いありません。

 もし,そこでカメラの面白さにたどり着けず,離れてしまうような人が出てきたとすれば,これは気の毒なこととしか言いようがありません。プロでもアマチュアでも,とにかく予算の許す限り(必ずしも高価である必要はないのですが))高級なものを手に入れておくことが,道具としてのカメラに私が思うことです。

試験に出るショートカット

  • 2007/08/08 18:42
  • カテゴリー:備忘録

 先日の友人のために,MacOSのショートカット一覧を作ることにしました。

 ショートカットはMacを使うには避けて通ることの出来ないものなのですが,逆にこれが使えるようになると,間違いなくMacと脳の距離が縮むように感じることが出来ます。

 歴史的経緯から言うと,Macは生まれたときからマウスとビットマップディスプレイを使ったGUIが実現されていたわけですが,現在に至るまでマウスのボタンは1つだけです。

 これはMacのこだわりというかJobsのこだわりというのが理由だったりしますが,マウスという直感的な入力デバイスにおいて,右と左のボタンを使い分けるために「考える」というプロセスがどうしても許せなかったという話を聞けば,良いか悪いかは別にしてそういう思想なら仕方がないかと思うんじゃないでしょうか。

 1ボタンであらゆる操作が可能なように設計されたMacのGUIですが,このことで2段階,3段階という操作ステップが必要になってしまうことは困るだろうというということで,開発のある段階からショートカットが用意されるようになりました。

 このショートカット,私はすごい発明だと思います。慣れればサクサクと思い通りの処理がこなせるようになりますし,私がまだMacを使ってなかった頃,熟練者のショートカットさばきに目を見張ったことがありました。反面,その手さばきを見ていても何をやっているかがわかりにくく,まるでまじないをしているように見えてしまうところが,Macの敷居の高さに繋がっているように思えます。

 前置きはこのくらいにして,MacOSのFinderの「試験に出るショートカット」です。

・ファイル操作(まず覚えよう)
Cmd + N 新しいウィンドウを開く(New)
Cmd + O ファイルを開く(Open)
Cmd + W ファイルを閉じる
Cmd + S ファイルを保存(上書き)する(Save)
Cmd + I ファイルの情報を見る(Information)
Cmd + D ファイルを複製する(Duplicate)
Cmd + L エイリアスを作る
Cmd + Delete ゴミ箱に入れる
Cmd + Shift + N 新規フォルダの作成
Cmd + Shift + S 新規保存
Cmd + Shift + Delete ゴミ箱を空にする

・編集(まず覚えよう)
Cmd + A 全選択(All)
Cmd + X カット
Cmd + C コピー(Copy)
Cmd + V ペースト
Cmd + Z アンドゥ

・表示(次に覚えよう)
Cmd + 1 アイコン表示に切り替える
Cmd + 2 リスト表示に切り替える
Cmd + 3 カラム表示に切り替える
Cmd + J 表示オプションを表示

・その他(次に覚えよう)
Cmd + P 印刷する(Print)
Cmd + F 検索する(Find)
Cmd + K サーバーに接続


 FInderのショートカットとしてはほとんど全部なわけですが,大半が他のアプリケーションでも共通のショートカットに割り当てられているので,ここで覚えたことは無駄にはなりません。覚え直しも必要ありません。(このあたりがWindowsとは違うところ)

 右利きの人なら,左手の親指を常にコマンドキーに置きつつ,他の指を駆使してショートカットを操ります。やってみれば分かりますが,頻繁に使うものは,左手の指で押せるキーに割り当てられています。こうすることで,マウスを持つ右手をいちいちマウスから放すことなく,ショートカットを素早く入力できるのです。

 とりあえずこれだけ覚えれば,もう一人前のマカーです。精進して下さい>友人

他人の散財

 あれほどMac(とMacを使っている人:いわゆるマカー)を毛嫌いしていた友人が,長年使ってきたVAIOノートFの次世代機としてMacBookの導入を決めたそうで,焚き付けた責任を取って引き籠もりがちな私も一緒に買いに行くことになりました。

 そのVAIOノートを買うときも私が付き添ったのですが,当時としてはなかなか質実剛健なモデルでした。もう5年も6年もなるんでしょうか,バックライトは赤くなり,交換したCD-ROMドライブもまた動かなくなり,キーボードも壊れてしまってHappyHackingKeyboardLite2がつながれているという見るも悲惨な状態でして,満身創痍というのはまさにこのことでしょう。

 順当にいけばWindowsVistaモデルを買うことになったのでしょうが,どうも友人にとってVistaの良さもわからん,それ以前の話として,そもそも日本のノートPCが今ひとつ琴線に触れなかったようです。

 余り事情をご存じない方も多いのですが,Macの価格競争力というのは,実は結構高いのだという事実があります。

 MacBookという名前で呼ばれている,それまでのiBookの後継にあたる最下位モデルでも,Core2Duoの2GHz,1GBのDDR2,80GBのSATAのHDD,コンボドライブに13インチのワイドLCDに802.11g,Bluetooth内蔵という構成で139800円。残念ながらSantaRosaではありません・・・

 14万円を切る値段なわけですが,もしこの値段でWindowsのノートPCを探してみると,かなり見劣りするものになります。ひどい物だとCPUがCeleronMだったりするので,これはもう論外。

 しかも,現行のMacBookは,最下位機種のCore2Duoでも2次キャッシュが4MBになっているので,上位機種との差はスペック上からも非常に小さくなりました。

 BootCampを使ってWindowsをインストールしても全然へこたれないスペックでこの価格というのは,円安の昨今でもよく頑張ってると思います。

 そのかわり,作りのちゃちさというか,プラスティッキーな感触というのは相当な物で,そこをデザインやコンセプトで十二分に補うことの出来るAppleだからこそ,可能になっているのかもしれません。もちろんOS代としてMicrosoft上納するお金も上乗せされませんし。

 友人はそんなMacBookの現物を見て,どうやらピピッときたらしく,買うことになったわけです。

 それで昨日の日曜日,量販店に買いに出かけました。一緒に買うべき物,あるいは用意しておく方がいいソフトなど考えてみましたが,結局結論は「なにもない」でした。いやー,MacBookってのは,販売店泣かせのマシンです。使い物にならないソフトがてんこ盛りのマシンが多い中,生活マシンとして十分なソフトが最初から揃っているというのは,サードパーティが育たないような気もして心配になります。

 で,私はiBookG4のユーザーなわけですが,それとの比較で簡単なインプレッションを。

・大きさ
 膝の上にのせてみると,大きいなあと言う印象ですね。2kgちょっとですし,薄くできていますが,底面積がiBookG4よりも大きくなっているし,キーボードの両側が随分余っているので,一瞬PowerBookG4のような印象を受けます。LCDがワイドになったことが大きいのでしょうが,ちょっとこれをモバイルにというのは,抵抗があるというところでしょう。

・パフォーマンス
 Core2Duoの2GHzですから相当期待したんですが,実はそれ程でもなかったです。私の期待の仕方が悪かったのですが,例えばPowerMacG5が出たときのあのビュンビュン走るような速さを味わえるかなとなんとなく思っていたのでしょう。
 けどそれは,グラフィック性能に依存する部分でもあるので,MacBookのようなチップセット内蔵のGPUに期待するのは間違ってます。体感では1GHzのiBookG4よりも少し速いかなという感じです。
 ただ,WEBブラウザのレンダリングの速度などはさすがに高速です。処理能力のゆとりも随分感じるので,性能限界に達して買い換える時期は随分先になるでしょう。
 そうそう,COre2Duoは64bitです。MacOSXは32bitと64bit両対応のOSですから,WindowsのようにOSが別になっていて入れ直し,ということが必要ありません。その点でも長生きするんじゃないでしょうか。
 それより,どうもHDDの遅さが足を引っ張っているように感じます。SATAのドライブですし,高速なHDDに交換するだけで,随分改善されるのではないでしょうか。

・キーボード
 ぱっと見るとサンヨーのパソコンPHC-25みたいな(って誰もそんなマシンのことは覚えてないだろう)MacBookのキーボードは,パネルに開けられた穴からキーが飛び出しているという構造になっていますが,これが案外使いやすいです。歴代のiBookはキーボードの質感が悪く,長い文章を書くのが苦痛だったのですが,MacBookのキーボードはしっかりとした剛性を持っており,ストロークもクリックも適当で,なかなか快適だと思います。
 しかし,USキーボードへの交換は,どうやるんでしょうね・・・

・建て付け
 こういうのって結構大事なんですよ。例えばフタを閉めたときに上下左右の4点が同時にぴたっと下と触れるか,しなったりしないか,ギシギシときしんだりしないか,とか。私のiBookG4でも悪くはないのですが,MacBookもこの点は悪くありません。
 iBookG4では,フタを開くとラッチが引っ込むような構造になっていて,このあたりにAppleのこだわりをみた気がしたのですが,MacBookはマグネットによるラッチレス構造なので,さらに美しいです。開きやすく閉じやすいこともよいです。
 
・LCD
 iBookG4のLCDはあまり良い物ではなかったのですが,MacBookのLCDは随分良くなっているように思います。特に発色については,それまでの青が強い傾向から比較的正確な白が出るようになっているようです。
 それと,グレアタイプのLCDになっている点ですが,これは好き嫌いが分かれるところで,私はわざわざアンチグレアでもグレアにするフィルムを貼って使うような人なので全然合格です。しかもMacBookはちゃんとARコートがなされており,映り込みもそれなりに対策されています。結構いい線いってるLCDだと思いますよ。

・ACアダプタ
 湯沸かしポットのようなマグネットで着脱するコネクタ「MagSafe」を搭載したMacBookですが,これは今ひとつ。知らないうちに外れてしまっていることが何度かありました。壊れるのを防ぐことには有効でしょうが,知らないうちに電源が外れてしまうという事故は増えているんではないかと思います。

・外箱
 箱は薄いです。ちょっと大きめのゼロハリのアタッシュケースみたいな感じで持ち帰ることができます。だいたいノートPCの梱包って厳重すぎです。このくらいがちょうどいいです。

・至れり尽くせり
 オーディオの入出力はSPDIFの光入出力にも対応していますし,USB2.0と6ピンのIEEE1394,DVIも持っています。これだけの入出力を持っていれば,普通の用途には困らないでしょう。カメラもひっそりとついていて,チャットには便利に使えるかも知れません。もちろん802.11gに対応したワイアレスLAN,EDRに対応するBluetooth,GigaBitEtherなど,ちょっと前なら考えられないインターフェースも標準搭載です。
 付属ソフトはスパム学習機能が結構優れもののMail,軽快なブラウザSafari,今やなんの説明も必要がないiTunes,音楽を切り貼りで作れるGarageBand,写真の管理や簡単なレタッチも出来るiPhotoなどが入っており,生活マシンとして特に買い足す必要のものはないでしょう。日本語入力も想像以上に良くなっていて,ATOKを買い足す必要性は普通はないのかも知れません。

・ファン
 普段は静かなんですが,ちょっと重いことをするとファンがブワァァーを回り始めます。どんどん回転数が上がるのでちょっと怖くなるくらいです。廃熱の問題はもう少しどうにかならんのかと思った数少ない点の1つです。

・まとめ
 これは買い,です。最廉価モデルがおすすめです。


 ということで,随所にコストダウンによる影響が見え隠れしながら,それをうまくデザインなどで処理して,この価格とこの性能を両立させていることは素晴らしいと思います。

 いわゆるモバイルマシンとしては絶望的だと思いますが,スタイリッシュで軽く,必要な物は最初から全部揃っていて,しかも数年先までゆとりのある高性能を持ち生活マシンとしては当分困らず,それで14万円以下というのは,大したものです。OSにかかる費用がゼロというのがWindowsマシンと違うところなのでこの価格が出せるというのもあるでしょうが,そのOSだって非常に良くできた堅牢で俊敏なOSです。

 そんなわけで,友人はそれまでのWindowsからスイッチすることになったわけですが,メールの移行,iPodとiTunesの移行など,とにかくいろいろなことをしなくていけません。

 私などはこういう環境移行をだらだらやるのが嫌なので,短時間で一気にやってしまうのですが,友人はそうでもないらしく,私のイライラの原因になっていたりします。

 個人的には,まだiBookG4を買い換えることは考えなくていいかなあと思いました。確かに写真やオーディオの処理などでマシンパワーが不足することを感じるようになっていますが,まだ辛抱できるレベルですし,もう少しマシンが進化してから考えることにしたいと思います。

 以前,PowerBookG5が噂されたとき,発表されるといわれたJobsのアメリカでのキーノートスピーチを生中継で見ていたんですが,なにもなくてがっかりしました。PowerBookG5が出たら,借金してでも買おうと思っていましたが,結局MacBookProがそれに変わる物だったのかと思うと,少々複雑な気分です。

 というわけでですね,10年前のMacの印象をお持ちの方々には特に,最近なかなか良くなってきたMacに対し,偏見を捨てて光を当ててみられても面白いんじゃないかと思います。私に言わせればWindowsやPC陣営のがんばりが全然足らんと一喝したいところですが,その間愚直にOSは改良されて良くなっていますし,かつては高価だといわれたMacが実は一番コストパフォーマンスが優れていたりするというのが,現実だったりするんです。

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