エントリー

2008年07月の記事は以下のとおりです。

電子工作マガジンと夏休み

 夏休みです。

 夏休みがやってくる度,その時々の出来事を思い出す人も多いと思いますが,私の場合,親から特別に電子工作予算を付けてもらえる時期だったので,それがなにより楽しみでした。

 ここ最近,初心者から団塊の世代まで,電子工作に対する老舗出版社のアプローチがそれなりに賑やかになり,私のような電子工作をライフワークとする人間にはなかなか飽きさせないものがあります。

 ところが,この手の本はそこそこ高価な割に外しがち。そこで,その志に対価を支払う感覚で買った「電子工作マガジン」に,軽く書評をしたいと思います。


 電波新聞社の「ラジオの製作」と誠文堂新光社の「初歩のラジオ」は電子工作の雑誌の両横綱で,かつてどちらの雑誌を支持していたかで派閥が出来るほど個性がはっきりしていました。

 私個人はミスプリントが多いラジオの製作には辟易させられた記憶しかありませんが,一方の初歩のラジオには戦後間もなくから活躍された大先生から,新しい回路を次々に発表する若手の先生までジャンルも難易度も幅広く,毎月何か1つは「つくってみたいな」と思う記事がでていた事もあり,初歩のラジオ派の人でした。

 だって,ラ製はジャンクの部品とか平気で使うんですもん。初ラの回路はよく考えられているものが多く,今でも「ホー」と感心させられるものがあります。

 ただ,社会的貢献という意味では,初歩のラジオがアマチュア無線の雑誌に鞍替えしてあっという間に自滅したのに対し,ラジオの製作は自らの役割にとどまらず,その別冊から始まったマイコンBASICマガジンで多くのIT技術者を産み出し,またそこから後のゲーム産業に大きな貢献をするライターを育ててきました。今に繋がる新しい産業への種をまいた功績は賞賛に値します。

 しかし時間の流れは速く,BASICマガジンもラジオの製作もやがて休刊,ラジオの製作は一度だけムックとして復活しましたが後が続かず,そのまま10年近く音沙汰無しでした。

 誠文堂新光社はその後オーディオ方面へに傾倒していきますが,電波新聞社は違っていました。かつて育てた子供達が社会に出てそれなりの地位に就いているこの頃,子供の理系離れ,工作離れを食い止める使命を自覚し,奇跡の復活を遂げました。それがこの「電子工作マガジン」です。

 前置きが長くなりましたが,7月16日に発売になった電子工作マガジンです。私が工作をするわけではありませんが,それ程の意気込みで作った雑誌なら,見応えのあるものであって欲しいと思うのですが・・・

 どうも,理系離れに一石を投ずるという話が上滑りする傾向があり,この手のスローガンを掲げるものに,純粋な面白さがないのです。特にひどいのはエレキジャックで,これはもう出すだけ無駄という感じの雑誌です。どうも「理系離れ」と言えば偉い人がすんなりokを出すような風潮があるようです。

 中を見てみると,かつてのラ製の雰囲気が再現されています。前半は二色刷。青と朱のインクも当時の感覚ですね。

 最初の方はラ製でも初心者向きの簡単な工作でしたから,まあこんなもんかと。アルミテープとステープラで基板を作るというアイデアはよいですね。記事の内容も解説も丁寧で,これはかなりよいと思います。

 徐々にレベルが上がってくることを期待しつつ,しかしちっとも上がってこないことにややがっかり。回路の動作原理の説明も少なく,せっかく人体の接近センサという珍しい部品を使っているのに,この部品についての説明が皆目なし。これではただ同じものを黙って作れといっているだけで,知的好奇心を満足させることも出来ず,およそ人は育ちません。

 そして上級者向けと呼ばれている記事2つです。ジャンク流れのLCDを使ったiPod用の外部モニタと,真空管のアンプです。これはね,もうなにを考えているのかわかりません。

 まずジャンク部品(あるいはスポットで入荷した期間限定の特価商品)を使うことについては,この部品が手に入らないと全く成立しない製作記事であるだけに,地域限定,期間限定になってしまいます。

 地域限定は通販があるのでまだどうにかなるかも知れませんが,期間限定については,雑誌には発売までのタイムラグがありますし,実際に作ってみようと思った読者が,記事を見てすぐに部品の手配を出来るとは限らないのです。後で作ろうと思った子供のがっかりした顔が目に浮かびます。

 だから,定番の部品,安定供給が期待できる部品を使うことが,この手の雑誌の記事には不可欠なのです。この記事の作者の先生は結構昔からそこそこ活躍されている方ですが,はっきりいうと当時から大した技術力もなく,切った貼ったの工作をやってるだけの人で,人を育てる記事を書けない人です。ジャンクを見つけて使うことを得意とされているようで,それはそれで誰にでも出来ることではないし,楽しいことでもありますが,私に言わせれば本人の自己満足の領域を出ないものであり,この雑誌の役割を考えるとふさわしいものとは思えません。

 また工作の雑誌には,資料的価値の存在も重要であり,少なくとも期間限定と分かっている賞味期限の短い記事は避けるべきです。最悪のケースで部品が手に入らず,作ることが出来ない場合でも,読み物として面白ければよいのですが,やってることといえばケースに穴を開けているだけでですから,電気的な解説もこの記事でなければ得られない面白さもありません。せっかくLCDを使っているのですからLCDの仕組みや外からの信号の与え方などを書いておけば,子供は次に繋げてくれるものなのに,もったいないことです。

 真空管のアンプについては,はっきりいって他の雑誌に任せればいいと思います。出力管をいろいろ交換して楽しめるシングルアンプですが,理系離れの子供や学生に音質の違いを聞き分けさせることの意味は,はっきりいってないでしょう。読者に伝えたいのは,工作の面白さですか?真空管の音質の違いですか?馬鹿馬鹿しいにも程があります。

 他の読み物についてですが,どれもいまいちです。大阪の日本橋の紹介記事も出ていますが,期待して読むと肩すかしをくらいます。どうも関係者が書かれているようで,街の価値を上げようと必死になっていますが,明らかに価値の上げ方が間違っています。子供がワクワクしながら読めるか,欲しい部品がどこで買えるのか,そういった視点で日本橋を語らなければ何の意味もないことを知るべきでしょう。

 当時のラジオの製作や初歩のラジオは,今みても大変面白いものです。それは,方針にぶれがなく,読み手の期待を適度に裏切りながら基本的にその期待から逸脱しない,そんな絶妙のバランスを自信を持って取ることが出来ていたからだと思います。

 ぜひかつてのラジオの製作には何がのせられていた,製作記事以外にどんな面白いことが書かれていたか,もう一度見直して欲しいと思います。

 子供は,今も昔も好奇心のかたまりです。なぜ?なに?どうして?が大好きな生き物である彼らが,科学や数学を敬遠し,理系離れと言われるのは,彼らのそうした空腹感に満足に応えてあげていない「かつての子供たち」の責任が大です。

 そもそも我々大人が,科学や理科に興味関心をもつきっかけをも奪っていることに,根本的な原因があります。きっかけさえあれば,子供は目を輝かせて,なぜ?なに?どうして?を連発することでしょう。ご自身を思い出してみて下さい。

 なに?そこまでいうなら,おまえが書いてみろ?

 ごもっともです・・・

フィーダーアンテナは使い物になりません

  • 2008/07/14 15:46
  • カテゴリー:散財

 先週の金曜日,会社の帰りに公正取引委員会から怒られた労働者の敵である某量販店に出向き,フィーダーアンテナを買ってきました。大して期待していなかったのですが,ソニーとビクターのアンテナは定番商品なので,さすがにこれは在庫があります。

 冷静に考えてみると,この店の近所にあるハードオフには,きっと中古品が100円で売られていたと思われるので,結果から言うととてももったいないことをしました。

 フィーダーアンテナは300Ω,対してFMチューナーは75Ωのインピーダンスなので,厳密には変換が必要です。しかし,今時「バラン」なんぞ売ってるもんなのか,と探してみれば,75ΩのF型コネクタのケースの中にバランを仕込んだ75Ωと300Ω両対応のものが売られていました。いやー,昔のテレビに付属していたコネクタは全部これだったんですけどね。

 価格は結構します。500円近くです。アンテナが500円ですので,両方で1000円。絶妙な値段ですね,これは。

 家に戻ってきて試してみます。結果は,全然だめ。

 ここまでだめとは思いませんでした。あまりに使えないので,ゴミ箱からアンテナの入っていたケースを探し出して,元通りしまい込んだほどです。

 まず,ろくに感度が取れません。TVアンテナからの分岐ならS5ですが,フィーダーアンテナだとS4かS3くらいです。普通の受信ならこんなもんでもいいという人がいるかも知れませんが,ヘッドフォンをして聞けばその雑音の凄さに我慢できなくなるはずです。

 マルチパスも取れず,NHK-FMのひずみも残っています。はっきりいって,なにもいいところがありません。しばらく壁に貼り付けたり,向きを変えたりして頑張ってみましたが,ちっとも良くならないので諦めました。無駄な投資でした。

 しかし,そうなると他の手を考えるしかありません。

 某量販店のアンテナ売り場を見てると,さすがに地デジで盛り上がっている昨今,主流はUHFアンテナです。テレビ用のVHFアンテナも少しだけありました。FM用を探してみると,1素子と3素子があったように思います。

 ・・・ん,2素子がない。1素子というのはダイポールで,フィーダーアンテナに防水加工を行っただけの屋外用ですから,これを使っても意味がありません。指向性とゲインを持つのは3素子以上ですが,大体2m四方くらいの大きさがあるアンテナですから,アパート住まいには厳しいですね。

 そこで2素子です。2素子のFMアンテナは位相給電型というそうで,3素子以上の八木アンテナとは原理的に異なり,ゲインは持たないが指向性はあるという,ちょっと馴染みのないアンテナです。

 少しV字に反っている形状からトンボと呼ばれることもあるそうですが,小降りですし,なんと言っても素子数が少ない分だけ軽く,ベランダや天井に取り付けられるものもあるとのこと。

 今回は,マルチパスを防止したいので,指向性があることが重要です。その点から言うとこの2素子は試してみる価値があるわけですが,あいにくこの量販店には売っていませんでした。毎度毎度ですがここは本当に使えません。

 手元に品物がないのですから,逆になぜテレビのアンテナではダメなのかを少し検討してみます。「MMANA」というアンテナのシミュレータを使って,アンテナの指向性を見てみます。

 通常のVHF用のテレビアンテナを想定して,FM放送の周波数帯を計算すると,実に面白いことが分かります。

 テレビの1chにあたる108MHzではちゃんと前方に指向性があるのですが,周波数が下がるに従い前後の指向性の差がなくなり,80MHz以下では後方に指向性が出てきます。82MHz付近ではまるでダイポールのような特性です。

 これではビルなんかで複雑に反射した電波を除去できず,マルチパスを起こすことは無理もないです。また想像以上に周波数に依存することも分かったので,偶然NHK-FMでマルチパスが顕在化することも可能性として理解できます。

 これを防ぐにはやはり指向性のあるアンテナをちゃんと用意するしかないでしょう。電車に乗ってアンテナを買いに行くのもよし,通販で買うのもよしですが,私の背丈を超える大きさの買い物ですから,ちょっと躊躇します。

 ちょっと考えたのですが,光ファイバーやケーブルTVの一般化で,通常のテレビ放送もアンテナを使わないケースが珍しくなくなってきました。少なくとも地デジに切り替わる2011年には,大きなVHFのテレビアンテナはこの世の中から消えてなくなります。

 屋根の上に林立した大きなVHFアンテナは,昭和の風景になってしまうのでしょうか。

F-757を調整してみる

  • 2008/07/11 15:58
  • カテゴリー:make:

 最近,日曜日の午後など,特に聴きたい音楽があるわけでもないようなときは,FMラジオを聞くことがあったりします。

 エアチェックに耐えないような番組ばかりと旧来のファンは(私も含め)FMから遠ざかる一方ではありますが,少し考え方を変えてみるとその面白さに気が付きます。

 FM放送は,その特徴から高音質,ステレオ放送がウリでしたから,エアチェックを前提とした音楽放送を中心として親しまれてきたわけですが,FM放送の特徴は別に高音質というだけではありません。

 1つは混信がない。同じ周波数なら強い電波が勝ち,弱い電波は消されます。ということは,地域に密着した小さいサービスエリアを前提とする,地域放送局が成立するわけです。

 1つには電波の状況による,音量の変化が少ない。AMラジオとFMラジオを車の中で聞き比べれば分かりますが,AMラジオは走っていると音量の変化がけっこうあります。一方のFMラジオは,きちんと音がきこえていれば音量があまり変わりません。声を聞くときなどこれは結構重要で,カーラジオにFMというのは実に相性がよいのです。ということは,車の中で聞いていて楽しい番組が揃うことになります。

 高音質以外にも,FM変調をかけることで得られるメリットはあり,やはりFMは存在意義があるなあと,そんな風に思います。

 それで,以前は高音質一辺倒だった放送局側の考えも,こうした状況から個性が出てくるようになります。地域FMなどはその最たる例でしょうし,NHK-FMが比較的トラディショナルな方針であるのに対し,他の民放大手は娯楽性を高めています。

 それが技術的に,あるいは音質的にも大きな差となっており,NHK-FMの音質の高さはマニアの間では知らない人はいない程です。対してJ-WAVEなどは音質を積極的にいじって,車の中などで聞きやすくする先駆者でした。

 私のFMの受信環境は,ラジオなどという簡便なものがないおかしな状態ゆえ,F-757というパイオニア製の比較的高級なチューナーがメインです。F-757はAMステレオが受信できない以外はほとんど後継機F-777と同じで,F-777が中古市場でも大人気であることに私は結構気をよくしています。

 当時展示品かなにかを2,3万円で購入したことしか覚えていませんが,それまで使っていたアナログチューナーに比べて,受信性能も音質も安定性も格段に向上したことが印象に残っています。

 ところが,NHK-FMだけやたらと歪むのです。他は全然大丈夫なんですが,時報やピアノ,サ行の音が濁ります。これはとても辛いです。

 私の地域はいわゆる強電界地区ですので,大げさなアンテナを上げなくても十分とされているのですが,私は横着をして部屋に引き込まれているTVのアンテナから分配をして,FMチューナーに入れています。レベルは主要局すべてでS5,NHK-FMも例外ではありません。

 例えば,TOKYO-FMやJ-WAVEも同じように歪むなら,電波に問題があるという気がしたのですが,問題はNHK-FMだけです。それまで絶対の信頼を置いていたF-757に,ちょっと疑念が沸いてきました。

 いろいろ調べて見ると,やはりチューナーは経年変化に弱いらしいです。高級機ほど調整箇所も多く,20年も経てばまず再調整をしないと性能は出ないとのこと。

 しかし,調整をお願いするにはサービスセンターに持ち込む必要がありますし,F-757を購入してからすでに16年,断られてもおかしくない状況です。今後も維持していこうと思うなら,自分で調整くらい出来た方がいいです。

 調整そのものは難しくありません。むしろ楽だと思いますが,基準信号発生器と呼ばれる高価な測定器がなければ,全く手出しが出来ないのです。

 ともあれ,F-757のサービスマニュアルを探してみます。海外のマニアはなんでもかんでも自分でやる熱い人が多く,そのせいか海外サイトにはサービスマニュアルがよく出回っています。サービスマニュアルも著作物ですので限りなく黒に近いグレーなのですが・・・

 サービスマニュアルによる調整手順は予想通り簡単で,測定器さえあれば出来そうな感じです。

 さて,問題は基準信号発生器です。買うと言っても新品は数十万円,それで出来ることはFMラジオの調整だけ。いやー,これはさすがに買えないです。中古は数万円くらいで出てきますが,今欲しいといってすぐに見つかる訳ではありませんし,それに数万円で出来ることが相変わらずFMラジオの調整だけです。却下でしょう。

 ま,悩む前にふたを開けてみましょう。

 でかい1枚ものの片面基板が顔を出します。安いベークライトの基板です。ここにびっしりと部品がついています。調整可能なコイル,トリマコンデンサ,可変抵抗もおびただしい数になっていて,これすべてを調整するともう大変なことになると想像がつきます。これだから高周波はいやなんです。

 とりあえず,放送波でどうにかなるところまで調べてみます。まずStep1,フロントエンドのバリキャップ電圧の確認です。サービスマニュアルは海外仕様なのでこの通りの電圧にはなりませんが,PLL-ICとして同じソニーのCX7925を使っている他のチューナーを調べて,これに近い電圧になってるかどうかをみます。

 するとやはり結構ずれています。高い周波数側をあわせると低い周波数側があわなくなるので困ったものですが,そもそも国内向けの仕様が見つかりませんから仕方がありません。一応ここでは,90MHzの時に21.5Vになるようにしておきました。

 次にトラッキングです。76MHzと90MHzの2つの放送波をつかまえて,TP10の大きさが最大になるよう,交互に調整をします。しかし,そう都合良く76MHzと90MHzで放送をやってくれているわけはありません。76.1MHzと86MHzの2つを見つけ,これで調整を行います。結構ずれている感じです。

 次は中央付近の周波数を受信し,IF段の調整です。ちょうどNHK-FMの先代が83.1MHzなので,これを使います。TP10を見ながら,最大になるようにIFトランスを調整します。

 次は検波出力の調整。同じく83MHzを受信し,TP4とTP5の間の電圧がゼロになるよう,トランスのコアを抜き差しします。これも割合簡単です。

 さあ,次のステップで私の手は止まりました。モノラル時の歪率調整です。83MHzを受信し,音声出力端子の歪率が最小になるようにするのですが,歪率計がありません。低歪率な正弦波発振器もなければ,低歪率なFM送信機も基準信号発生器もありません。まさか1kHzの正弦波を流し続けてくれるような,そんな永久放送事故な放送局があるはずもなし。

 ただ,NHK-FMの歪みっぽさがこの段階で消えてくれればうれしいなあと,調整箇所であるトランスのコアをグリグリ回していたら,ペキッと嫌な音がしてコアがかけてしまいました・・・うわぁぁぁぁあ

 ・・・このSTEPは飛ばしましょう。サブバランス調整というのやります。これは簡単で,83MHzを受信してTP3が最小になるようにすればよいらしいです。楽勝。

 次はMPXのVCOです。TP7が38kHzになるように調整ですが,ここはPLLがロックすればよいので,多少いい加減でもどうにかなるでしょう。

 次はパイロットキャンセルの調整。ステレオ放送を受信し,漏れてくるパイロット信号19kHzが最小になるようにしますが,ステレオ放送で無音を出し続けてくれるような永久放送事故な放送局があるはずなし。次。

 えと,ステレオ時の歪率調整・・・出来ません。次。

 えとえと,ステレオ時のチャンネルセパレーション調整・・・1kHzの正弦波を方チャネルだけ流し続けてくれるような,しかも時々左右を入れ替えてくれるような,そんな怪奇現象のような放送局があるはずもなし。次。

 次は・・・ありません。

 ということで,肝心な調整が出来ずに終わってしまいました。コアもかけてしまいましたし,いろいろいじりましたから,このままほっとくわけにもいかないでしょう。どうにかせねば。

 足りないものは,歪率計,低歪率な正弦波,そしていろいろな設定が可能なFM送信機です。

 実は歪率計と正弦波発振器は,最近PCを利用して実現するフリーソフトが存在し,お金のない自作派は随分救われています。私も救われたかったのですが,Windowsの動いているマシンで一番高速なのは1.3GHzのCeleron。しかもGPU非搭載です。あまりに非力で使い物になりませんでした。

 しかし,ふと手元を見ると,そこには2.5GHzCore2Duo,GeForce8600搭載のMacBookProが!

 実はBootCampを試してみようとWindowsXPを入れてあったりしたので,これを使って歪率計と正弦波発振器を用意しましょう。正弦波発振器は出力をSPDIFにするとアナログ回路での歪みを無視できます。

 ただ歪率計(スペアナ)だけはそういうわけにもいかんので,ローランドのUA25を使ってUSBから入力します。

 試して見ると,これはすごい。スペアナなんて,サンプリング点を65536にしても18fpsで表示できています。32768にすればほぼリアルタイムですよ。すごい。ノイズフロアも-100dB以下と,実用上十分。オーディオに限って言えば,もう測定器級だといってもいいんじゃないでしょうか。

 問題はFM送信機,いわゆる基準信号発生器です。これは本当にどうにもなりません。

 まてよ,FMトランスミッタを使えないか・・・最近のワンチップFMトランスミッタは高性能化が進み,音質もかなり良くなっていると評判です。

 幸い,会社にSiliconLab社製の高性能な評価ボードがあったので,ちょっと借りてきました。これはUSBで様々な設定が可能で,周波数,送出レベル,デビエーション,入力のミュートやパイロット信号の有無など,およそ測定に必要なことはPCの画面上で切り替えることが出来ます。

 このボードの実測値を見てみると,明らかにチューナーの性能に負けています。しかし歪率は0.3%をちょっと上回る程度ですし,チャンネルセパレーションも40dBくらいです。これを基準に調整してもこの性能を上回れないのですが,でもこのボードで最善を尽くせば,実力はもっと上に来ている可能性もあります。

 ないよりまし,これでやってみましょう。ありがたいことに,このボードの音声入力はSPDIFが許されています。

 接続を済ませ,各種ソフトを入れて,早速試してみますと,予想以上の好印象です。調整箇所を動かせば,それに従ってすすーっとスペアナが変化します。正弦波そのものの歪みも小さく,案外いいところに調整が出来そうです。

 最終的に歪率は測定限界に近い0.3%まで追い込みました。このチューナーのスペックもこの程度ですから,ベストといってよいでしょう。また19kHzのパイロット信号の抑圧などはわかりやすく,目視でもノイズに埋もれる位のレベルに追い込めます。

 チャンネルセパレーションもしっかり調整。ただ,やっぱり結構漏れるみたいですね。送信側の問題かも知れないのでなんとも言えません。

 調整のための環境さえあれば,作業そのものはとても簡単。やはり調整前がベストになっていたわけではなく,若干のズレがありましたから,経年変化だけは避けられないようです。

 早速試聴です。はっきりいって,よくわかりません。もともと高音質を指向したソースも少なく,NHK-FMは相変わらず歪みだらけですので,よく分かりません。よく分からないのですが,気が付いたのが低音がしっかり出てることでしょうか。

 iPodを送信機に繋いで音を出してみましたが,アンテナを直結しているせいもあり,iPodを直接聞いているのとなにも変わりません。少なくともこの段階で,Hi-Fiオーディオ機器としてのFMチューナーであることに,私は自信を持ちました。

 となると,NHK-FMの強烈な歪みの原因ですね。どうもこれは,マルチパス障害のようなのです。

 なぜ民放ででないのか分かりませんが,テレビのVHFアンテナは,FM放送の帯域では指向性がちょうど180度反転します。直接波ではなく,むしろ積極的に反射波をつかまえているような状態なので,受信レベルが良くてもマルチパスが起きまくっているのは確かです。

 歪みになるか,ジュルジュルという音になるかは,直接波と反射波の到達時間差によるものがあり,また送信周波数にも関係がありますので,そう考えるとNHK-FMでだけ歪みが出るというのは納得出来ます。

 試しに,アンテナ端子と金属製のラックをくっつけてみると,歪みがなくなりました。やはりマルチパスですね・・・

 下手に素人がいい加減な機器で調整を行わずともよかったのかも知れません。ベストではなくても,十分な性能を持っていることは確かだったわけですし。

 問題の解決には,さらにFMアンテナを調達しないといけないことになりました。以前はマルチパスなど出なかったので,T型のフィーダーアンテナはすでに捨ててしまいましたし,賃貸ですから屋根上に7エレのFMアンテナなど上げるわけにはいきません。(そういえば実家では最初にあげた3エレ八木が台風に飛ばされ,5エレにしました・・・)

 ということで,まずはフィーダーアンテナを買ってきましょう。数百円で買えるはずです。昔はスーパーにも売ってたくらいだったのですが,最近はとんと見かけなくなりました。まだ売ってるのかと心配になって調べると,大手量販店にはありそうです。会社に帰りにでも買って来ることにします。

オッサンホイホイとしてのモータードライブ

ファイル 204-1.jpg

 先日,半年ぶりくらいに,行きつけの中古カメラ屋を覗きました。価格も上がり気味,そもそも球数が少ないという理由ですっかり遠のいていたのですが,価格も下がり,在庫も増えているという感じで,どうやら銀塩は本当に終焉を迎えてるっぽいですね。

 F100でも3万円台,F4なら1万円台からあったりします。F2でもそんなもんで,もうカメラには資産的価値はないと見た方が良さそうです。(あ,ライカを除きます)

 いつものようにジャンクワゴン,ジャンク箱を見てカビレンズを探します。ここのジャンクはジャンクと言いつつ結構な値段がするので油断なりません。

 M42のレンズがあればと思ったのですが,不思議とここはM42もほとんどありません。

 ジャンク本体もこれといっていいものはありません。うーん,収穫無しかとおもったところ,別の棚にMD-12がいくつか列んでいます。

 MD-12というのはニコンのモータードライブで,FEやFMに始まり,FM3Aまで共通で使えるモータードライブです。つい先日まで新品が買えたロングライフ商品でした。

 モータードライブなんて今時の若者は知らんやろうなあ。80年代の一眼レフカメラは底部にフィルムの巻き上げ機構を別に取り付けないと自動でフィルムを巻き上げてくれない代物でした。,当時のカメラ小僧は爆音させながら連写するのが夢だったのです。80年代の記者会見の音は,まさにあれですね。

 いつしかカメラに内蔵されるようになり,デジタルになった現在はその存在すらなくなりました。バッテリーグリップってありますよね,あんな感じです。

 重いはうるさいはでかいは高いは素人に必要ないはで,あんなものが定番オプションだったことも変な歴史なんですが,何度もいうようにあれが格好良かったんです。そういうものなんです。

 ただ,さすがプロ機とでもいうんでしょうか,F3に専用モータードライブMD-4との組み合わせは秀逸で,デザインの良さ,ホールドの良さ,そして基本性能の高さ,なにより動作音の素晴らしさには,今でもファンが多いです。F3はMD-4とで完成,と暴言を吐く御仁もいらっしゃいますね。ただ,今これを使っていたら,空気読めと怒られるでしょう。

 さてMD-12です。私は少し前,FEのジャンクを買い,これを修理しました。かなり程度が悪く苦労した覚えがあるのですが,せっかくですからモータードライブを付けるのも悪くないと,機会をうかがっていました。

 ただ,そこそこ人気もあるのであんまり安くはなりません。安くても6000円とか7000円とかするので,使わないオプションにはちょっと高いです。でも,モータードライブというのは大きな機械的エネルギーを発生させる装置なので,誤動作するとカメラ本体を壊すかも知れません。あまりいい加減なものを買うのはやばいです。

 そんなわけで,いくつか列んだMD-12を見てみると,3000円から7000円くらいまであります。でも,ぱっとみると3000円の奴が一番程度がよさそうなんですね。

 ワレあり,と書かれています。確かに割れているのは分かりますが割れ筋というレベルです。位置から考えると落としたんでしょうね。

 ただ,剛性もあるし,シリアルナンバーも新しく,使用感も少なく,なぜ安いのかよく分からないのです。

 でも,とりあえず動くならなんでもいいかと,3000円のMD-12を買って帰りました。安いのでそのまま渡されるんだろうと思っていたのですが,「どうぞ」と言ってくれた店員さんの横には,いつの間にかFEが用意され,さくっとテストをしてくれました。余計な会話は全然せず,2年以上も通っていますが全然一見さんの域を出ない私ですが,ひょっとすると覚えてくれているのかも知れません。

 持ち帰って早速FEにくっつけます・・・動きません。

 おかしいなあ,お店では動いていたので,中古によくある相性問題かなあ,と考えたのですが,他にボディもないので確認もできません。

 力尽くでいじっていると,ミラーが上がりっぱなしになって焦りました。裏蓋を外してジャムを解除,なんとか分解せずに復帰です。

 悩んでいても仕方がないので,FEのサービスマニュアルをみます。

 確認方法として,4つある端子のうち,三脚ネジ側の2つが制御用の端子のようです。巻き上げ前はON,巻き上げ中もON,巻き上げ完了でOFFということですが,巻き上げレバーが起き上がっている状態ではどの状態でもOFFです。

 ところが私のFEはこういう挙動を示しません。少なくともMD-12はボディの状態を全く把握できていないようです。

 この端子は巻き上げ機構に連動したリーフスイッチにつながっていますが,このスイッチはボディの底面,電池ケースの横にあり,OFFの時のクリアランスは0.8mmと指定されています。

 このスイッチにアクセスするには前板を外さないといけないのでかなり大がかりな分解が必要です。困った。

 いろいろ考えていると,三脚ネジをはずとちょうどリーフスイッチの一部が見えるようになりました。ここをピンセットで曲げて調整,サービスマニュアル通りの挙動になっていることを確認出来ました。

 どきどきしながらMD-12をとりつけます。

 無事に動きました。何度動かしても問題なし。半押しで露出計を動かすことも,約1分後に電源が切れる動作も完璧です。

 あとは傷にラッカーを塗り補修して完成です。

 しかし,想像以上に音がでかいです。夜中にこれを動かすのは迷惑ですね。

 ということで,久々にお買い得品を買うことが出来ました。中古カメラ屋を巡ると,こういう面白いものが転がっているのでやめられません。

サヨウナラiBookG4

ファイル 203-1.jpg

 MacBookProが手元にやってきて,特別不満もなく使っている毎日ですが,傍らには現役を引退させられたかわいそうなiBokG4が鎮座しています。

 3年半も苦楽を共にしてきた(まさに苦楽です)相棒で,処理能力的にも生活マシンとしてはまだまだ十分と思われるマシンだけに,このまま放置するのはもったいないなと考えて,早めに結論を出そうと考えていました。

 私はiBookG4を持ち歩いていませんし,落としたこともなく,タバコも吸いません。キーボードはすぐに英語キーボードに交換して日本語キーボードは未使用新品ですし,汚れや傷を防ぐフィルムを貼りまくっていたので,程度はかなりよいはずです。もちろん故障歴も修理歴もありません。

・誰かにあげる

 欲しい人があればあげてもよいなと思っていました。友人には昨年MacBookを買わせましたし,実家の母親はMacに向かって「Windowsはうごかんのか」と失礼なことを言います。そもそも実家には常時接続環境すらないというのに。

 そういや弟が生活マシンでノート型を欲しがってたなあと思い出しましたが,Macだし,無理に使ってもらうのも本望ではありませんし,やめました。

 家族や親しい人以外に無料であげるにはちょっともったいない気もするので,無償提供はこの段階でもう可能性は消えました。

・違うOSを入れて活用する

 Windowsマシンでは定番のLinuxを入れて活用,というても考えましたが,そもそもMacOSXはそんなに重いOSではありませんから,無理にLinuxを入れることに理由は見いだせません。

 かといってサーバーにするという話だって,そんなにサーバーばかりあっても仕方がありませんしね。

 でも考えたのはiTunesを使ったミュージックサーバーです。ロスレスでリッピング。出力はUSB接続のオーディオインターフェースでSPDIFで出すという作戦です。大きな画面にキーボードを搭載し,一発検索可能なiTunesオーディオ機器というコンセプトです。

 しかし,現在AAC128kbpsで60GBある私のライブラリでロスレスでリッピングすると
ざっと300GB。となると外付けになります。起動に時間もかかります。どこに置くのか,どうやって使うのか,という話と,リッピングをやり直す手間を考えて,この案はやめました。

・売る

 実は私は,自分のパソコンを売るという経験はあまりしていません。お店にいた頃は担当者として買い取りを何度もやってましたが,自分が売ったマシンはほとんどないので,iBookG4を売ってしまうと言う発想は当初なかったのです。

 でも一応値段を調べて見るか,と調べて見ると,まずヤフオクで4万円以上の価格で確実に落札されています。動きません,割れています,ジャンクです,液晶が割れてますでも信じられないような高値です。

 ただ,私はヤフオクで1万円以上のものを売るのは責任上怖くて出来ません。1万円を越えたら「ノークレーム・ノーリターン」ってわけにもいかんでしょう。

 手離れの良さでは,やはり中古業者に売却です。

 日本の中古業者の代表,ソフマップでは上限23000円。それでも15000円くらいかなと思っていた私は,結構よい値段になるんだなと,考えを改めました。

 それで,さっと調べて見たところ,北海道にある「Do夢」というお店(実はセンチュリーの直営店です)の買い取りが高価であることがわかりました。それに元々センチュリーですから,ちょっとしたパーツ類も買い取れてしまう実力があります。(というのは,パーツの買い取りをするには,相性問題を含めたパーツと本体のことを熟知している必要があるからです。例えばPowerMac7600用のG4カードを買い取るなんて,普通のお店ではリスクが大きくて出来ないでしょう。)

 私もこういうややこしいものの買い取りを積極的にやっていた人だったので,信用することにしました。

 査定額を調べると,私のモデルでは上限37000円。この段階でもかなり高価です。これにAirMacExpressと1GBメモリを内蔵して,どこまで加算されるかです。

 それで早速査定の依頼をしました。すぐにメールで返事があり,一式で43000円とのこと。調べて見るとAirMacExpressが2000円,1GBメモリが4000円の査定です。この金額も上限ですので,どんどん減額されることは覚悟せねばなりません。ただし,北海道までの送料はありがたいことに着払いです。

 ホームページを見ていると,G4カードやらFastPageのDIMMやら買い取ってくれるらしく,一緒に送って良いかと訪ねると構わないとの返事。ところがそれらのパーツはこないだ実家に送ってしまったんですね。なので断念しました。

 さっそくメンテです。まず外側に貼り付けた透明のカッティングシートを剥がします。糊が残ってしまったのでこれを剥がすのにえらい苦労しましたが,おかげで傷も日焼けもなく,ちょっと磨くと顔が映るくらいにピカピカです。これはすごい。まるでアヒルが白鳥になったかのように,光り輝いています。

 続いてトラックパッドのフィルムも剥がします。これも綺麗ですね。そして交換した120GBのHDDをついていた30GBに戻します。分解したついでにあちこち掃除します。

 元の通り組み立て,キーボードを日本語のものにもどします。液晶のフィルムも剥がして,これで見た目はほぼ新品同様です。

 AppleHardwareTestで異常のないことを確認し,リカバリを行って作業終了。売るのが惜しいくらいの程度の良さです。

 一部,ちょっと割れ筋のあったところもあったのですが,目立ちませんし補修もしてあるので,私はこれは気にならないレベルと思います。ま,減額されたら仕方がありません。

 付属品一式を確認し,元箱にしまい込みます。iBookG4を買ったときに入れていた512MBのDDR-SODIMMは置いておいても仕方がないので同梱するとし,ついでに128MBのSDR-SODIMMを2枚入れてみました。

 こないだの土曜日に発送,あけて月曜日には正式な買い取り査定が行われ,満額とのこと。加えて512MBのDIMMは2000円で査定され,合計は45000円となりました。なんだかんだで難癖を付け減額するのが買い取りの常套手段ですから,ちょっと驚きました。程度の良さには自信があったので満額になる可能性も高いと思ってはいましたが,それでもちょっとした傷を見つけて減額される覚悟はしていました。

 ただ残念なのは,128MBのDIMMは2枚ともゼロ円です。これが256MBだったら,しかも128Mbitチップ品だったら,そこそこの値段もついたんですけどねえ。

 ただ,この手のDIMMは私にはまだ使い道があるので,査定金額は了解した,でも出来ればゼロ円査定のものは査定金額から返却送料を差し引いて送り返して欲しいと相談すると,45000円振り込みしました,DIMMはメール便で返しますと返事です。

 私の勝手で着払いの荷物に紛れ込ませたいわばゴミを,また返せという虫のいい話ですからね,送料だけでなく手間も考えると,申し訳ないことをしたと思います。

 ということで,この気前の良さ,仕事の速さには予想を遙かに超えた気持ちの良さがありました。

 さて45000円という金額ですが,これを考慮するとMacBookProは20万円以下で手に入ったことになりますし,iBookG4をAirMacまで入れると14万円ほどで買っているので,10万円以下で買ったことになります。仮に9万円として3年使ったら,年間3万円,月々2500円でレンタルしたような感じでしょうね。

 なかなかリーズナブルだと私は思ったわけですが,それにしても45000円で買い取ったiBookG4,いったいいくらで売られるのでしょう。確かにまだまだ使える性能だとは思いますが,高価で売れるほどの特別な魅力があるとも思えません。

 私がうれしかったのは,自分のマシンを高く買ってくれたということです。このことは,金銭的な意味以上に,私の使い方が丁寧であったということを示しています。幸いトラブルも皆無だった当たり品だったせいもあるでしょうが,とにかく次のユーザーさんには気持ちよく使ってもらえる自信はあります。

 生活用品の一部となったパソコンに極端な愛着を持つことは減ったように思いますが,それでもあの真っ白で清楚なiBookG4には今でも心が惹かれます。だからこそ45000円というそれなりの価値があるマシンであったとも言えるわけで,使わないで価値が下がっていくくらいなら,今のうちに売却したのは正解だったと思っています。

 問題は結局インストール先のなくなったLeopardです。これは友人にあげましょう。

ページ移動

  • ページ
  • 1
  • 2

ユーティリティ

2008年07月

- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

ユーザー

新着画像

新着エントリー

過去ログ

Feed