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2010年05月の記事は以下のとおりです。

ハードディスク入れ替えその2~MacBookProを500GBに

  • 2010/05/12 13:42
  • カテゴリー:散財

 昨日は地デジPCを2TBのWD20EARSに換装した話を書きましたが,今回はMacBookProです。

 私のMacBookProは250GBのHDDが入っています。残りが100GBを切っているなか,VirtualBoxで動かす他のOSやBootcampで動かすWindowsの容量不足が深刻な状況に加えて,購入から時間が経過していることから,予防的な意味で500GBのハードディスクに入れ替えることにしました。

 ところでこの2月から,CDをflacでバックアップする計画を進めているのですが,その格納場所として購入してあった500GBのHTS545050B9A300をあてがうことにしました。flacの受け皿は,地デジPCから外した1TBのハードディスクでいいでしょう。

 Macの場合,標準のディスクユーティリティでクローンを作る事が出来ます。USBでもFirewireでも構いません。

 まず,HTS545050B9A300を2つのパーティションに分けます。1つはMac,1つはBootcamp用です。

 おかしいと思った方,正解です。この段階でBootcampのパーティションを作成する必要はありません。

 作ったパーティションに,ディスクユーティリティを使って内蔵しているハードディスクのクローンを作ります。私の場合,電源不足から途中でエラーで止まってしまいました。外部電源を供給可能なケースを用意して,無事にクローニングを終えました。

 そしてMacBookProを分解します。MacBookなら分解の必要などないのですが,MacBookProは結構手間がかかります。すったもんだしながら分解し,両面テープで直接接着されたフレキを慎重に剥がしつつ,取り外します。

 そして,新しい500GBを仮に入れて起動を確認します。Optionキーを押しながら起動すると,どのOSを起動するかを選択出来ます。

 と,ここまではすんなりいきました。問題はBootcampです。

 私はBootcampもディスクユーティリティでクローニング出来ると思っていたのですがこれは私の勘違い。正しい手順はこんな感じです。

(1)ディスクユーティリティでBootcamp用に確保したパーティションを解放し,Macのパーティションを大きくする。

(2)Bootcampアシスタントを起動して,ここでBootcamp用のパーティションを確保する。私の場合は20GB。

(3)次にWincloneというソフトを使ってクローニングを行う。ただしこのソフト,NTFSしかクローニング出来ない。FAT32ではエラーになって先に進めない。

(4)私の場合,BootcampはFAT32で運用していた。というのは,FAT32でないとMac側で書き込むことが出来ず,ファイルの共有が面倒臭いから。でもクローニング出来ないと話にならないので,NTFSにコンバート。

(5)今度こそWincloneでクローニング。なんとか成功。

(6)長い間ほったらかしのBootcampをアップデートし,3.1に。なんと3.0からはWindows側でHFS+をマウント出来るようになっていることを知る。

 この後,無事にハードディスクを入れ替え,元通りに組み直して,完成です。

 300GB以上の空きがあるというのは大変気持ちがよいのですが,ここまでくるとやはりVirtualBoxの仮想ディスクも大きくしたいところです。

 これもいろいろ面倒だったのですが,単純に書くと大きめの仮想ディスクを作り,クローニングソフトを仮想マシンで起動,そこからクローニングを行うというだけの話です。これで十分な大きさを確保出来ました。

 HTS545050B9A300は高速なハードディスクではありませんが,これまで入っていた250GBのものに比べて随分と静かになっています。ここで7200rpmのハードディスクを奮発してもよかったのかも知れませんが,やっぱり発熱も心配ですし,これでよかったのではないかと思います。

 しかし,地デジPCといいMacといい,ハードディスクが巨大化すると,クローニングも随分と時間がかかります。昔に比べて転送速度も上がっているとはいえ,それでも一日仕事です。今回もクローニングの最中にハングアップが起こったりしているので,作業は簡単でも時間は結構かかってしまいました。もう少し手際よくできるとよいのですが・・・

 ともあれこれで当分,容量不足を心配することはなさそうです。

ハードディスク入れ替えその1~地デジPCを2TBに

  • 2010/05/11 15:13
  • カテゴリー:散財

 ハードディスクの値下がりが進んでいます。2TBが1万円程度で買えるようになりましたが,1年ほど前に買った1TBがいっぱいになる前に,お手頃価格になってしまいました。

 パラレルのIDEからSATAへの移行があったり,FAT16からFAT32への移行があったり,ハードディスクの物理的限界の壁が破られるのにあわせて,ちゃんと技術仕様も切り替わるようになっていて,互いに足かせにならないようになっているあたり,非常に周到だなあと感じます。

 ということで,引っ越しも少し落ち着いたこの連休,私は地デジPCとMacBookProの2つのハードディスクの入れ替えを行いました。

 まず,地デジPCです。

 これまで,HGSTの1TBが入っていましたが,1時間の番組を録画すると6GB消費するだけに,2TBが安くなったら入れ替えようと思っていました。連休のアキバは人も多く,活気のある街になっていましたが,別件でここを訪れた私は,ツクモでWesternDigitalのWD20EARSを11000円ほどで買いました。

 このWD20EARSというハードディスクですが,よく知られているようにアドバンスドフォーマットという物理フォーマットがなされており,WindowsXPでは大幅な速度低下が起こります。

 これは,これまで512バイトだった物理フォーマット上の1セクタを,4096バイトに大きくしたものです。1セクタ512バイトというのはもう20年近く前からの伝統で,私などずっとこのままいくんじゃないかと思っていましたが,さすがにテラバイトの世界では非効率で,とうとうここにもメスが入ったということでしょうか。

 1セクタが4096バイトということは,4096バイト単位で読み書きを行えば512バイトのセクタに比べて一度に8倍のデータを読み書きできるので,確かに高速化が可能でしょう。

 そのためには,BIOSやOSなど,下回りから変更をしないといけなくなります。現実にそれでは使い物になりませんから,従来のように512バイト単位でのアクセスも出来るようにつくってあります。

 とはいえ,書き込みの単位が4096バイトですから,512バイトで書き込みを行うということは,一度4096バイトを読み出し,変更部分に該当する512バイトを変更してから,4096バイトを書き込むという手間をかけなければなりません。

 一方,Windowsで一般的に使われているNTFSという論理フォーマットですが,これはアクセスの単位である1クラスタが4096バイトです。ですからNTFSを使う限り,4096バイト以下のデータのアクセスが発生することはないわけで,物理フォーマット上のセクタが4096バイトになっていてもなんら足を引っ張る要因はないはずですし,将来的に下回りが対応すれば,アクセス回数が減るので高速化も期待できそうです。

 しかし,ややこしいのはここから先です。

 WindowsXPでは,1つ目のパーティションが,63セクタを先頭に作られます。

 思い出して欲しいのですが,アドバンスドフォーマットでは,先程書いたとおり1セクタが4096バイトになっていて,従来の512バイトを1セクタとする書き込みの場合には,4096バイトの読み出し->512バイトの変更->4096バイトの書き込みという3段階の手順が必要になっていました。

 惜しいことに,WindowsXPが63セクタをパーティションの先頭にしたということは,アドバンスドフォーマットにおける物理フォーマット上の7セクタのお尻の512バイトから,最初のパーティションが始まってしまうということなのです。あと512バイト後ろにずれてくれていれば・・・

 ということで,NTFSの1クラスタを書き換える場合でも,アドバンスドフォーマットでは2セクタをそれぞれリード->ライトしなくてはいけなくなります。これは確かに不利です。

 余計に読み書きするのは境界をまたいだ先頭か末尾だけですので,大きなファイルでは影響は小さいのですが,小さいファイル,特に1クラスタで収まるような小さなファイルがたくさんある場合,その速度低下は特に深刻なものとなります。

 これがVista以降の場合,パーティションの先頭が2048セクタになっています。これだとアドバンスドフォーマットにおける物理フォーマット上の257セクタの頭が最初のパーティションの先頭になりますので,NTFSで1クラスタの書き換えを行う場合も,ただ1セクタを書き込めばよいだけですので速度は落ちません。

 では,WindowsXPで速度が落ちないようにするにはどうすればいいかというと,パーティションの先頭をアドバンスドフォーマット上の1セクタの先頭にくるよう,8の倍数であるセクタから始めればよいのです。

 これには3つの方法があります。

 1つは,Vistaや7でパーティションを作成することです。しかし,これだとすでに作ったパーティションは消えてしまいますし,クローニングツールを使ってクローンを作る事は出来ません。

 1つはジャンパを使う事です。WD20EARSは,ジャンパの7-8をショートするとXPでも速度が落ちないと言われていますが,これはここをショートすると,XPでパーティションを作る時に,その先頭を512バイトずらして全体を後ろにずらし,アドバンスドフォーマット上の1セクタの先頭から,パーティションを作るようになるからです。

 ジャンパというとハードウェアっぽいわけで,なんだか互換モードのような印象を受けますが,これで救えるのはパーティションが1つだけの時です。なぜなら2つ目のパーティションを作ったとして,これが必ずしもアドバンスドフォーマット上のセクタをまたがない位置を先頭にするとは限らないからです。

 また,あくまでパーティションを新規に作る場合の,その先頭位置を1セクタずらすものですから,既に作ったパーティションに対しては有効になりません。

 最後の方法は,WD Align Toolを使う事です。このツールを使うと,すでに存在するパーティションをアドバンスドフォーマット上のセクタの先頭から始まるように,並べ替えてくれます。

 複数パーティションでも問題ありませんし,内容は消えません。ただし,そのパーティションのデータが空に近いなら1分もかからず終了しますが,データが多いと何時間もかかるようです。全部のデータを数百バイト単位で動かすのですから,当たり前ですね。

 さて,理屈はともかく,1TBのデータのクローンを作らねばなりません。私の場合,かなり不安なのですが,昔々に買ったNortonGhost2003を使っています。これで失敗したことがないというのが理由ですが,なにせ7年も前のソフトですし,CD-ROMによる起動ディスクを作成出来ないなど,使い勝手も悪いです。そもそもSymantecを私は信用していません・・・

 パーティションを分割し,起動用と録画用の2つを作ります。それぞれAlignToolで調整し,読み書き速度が遅くないことを確認してから,Ghostでコピーを始めます。

 ですが,SATAには未対応で,起動後いきなりハングアップ。BIOSから互換モードを設定しようやく起動するようになりました。

 しかし,1TBを越えたパーティションを誤認識するようで,結局起動用のパーティションしかクローニングを行う事ができませんでした。

 ドライブレターがずれてしまってなかなかすんなり動かなかったりしたのですが,動いてしまえば快適です。WD20EARSは1プラッタあたり500GBということで,高速,低消費電力,低発熱とこの手の用途にはもってこいです。HGSTは2TB品も,これまで使っていた1TBのHDT721010SLA360も1プラッタ375GBですし,2TBならWesternDigitalが最適というのは確かでしょう。

 これでしばらくの間,容量不足に悩まされることはなさそうです。

SH-03Bに買い換えた

  • 2010/05/10 17:25
  • カテゴリー:散財

 3年ぶりに携帯電話を買い換えました。

 これまで,ストレートで薄いD703iを大変気に入って使っていましたが,電池の持ちが極端に悪くなったことと,バリューコースへの変更で月々の料金を下げるために,機種変更をしたいと考えていました。

 そこへ,ドコモのポイントがこの4月に一部消えてしまうことと,5000円割引のクーポンまで届くという背中の押されっぷりで,意を決して買い換えることにしたわけです。

 とはいえ,私は携帯電話に通話とメール以外に求めるものはありません。iモードのよるプッシュ式のメールサービスが,携帯電話を維持する理由になっているため,昨今流行のスマートフォンにはそれほど関心がありません。iPhoneにすることも考えましたが,キャリアを変える事への抵抗もあるし,猫も杓子もiPhoneになってしまった現状を,あまのじゃくな私は斜に構えて見てしまうのです。

 iモードのメールは低コストで確実な通信手段です。しかしテンキーによるメールの作成には(人によるとはいえ)時間もかかり,結局伝えたいことをすべて文字に出来ないもどかしさを味わうことになります。

 そこで,QWERTYキーボードを搭載した携帯を選べば,もっと効率よく楽しくメールが使えるんじゃないかと考えたわけです。

 個人的には三菱の携帯は好きだったのですが,撤退した以上現実に目を向け,選んだのは,シャープのSH-03Bです。

 発売直後に量販店で買いそうになっていたのですが,ただのiモード携帯電話に6万円のお金を出すことにためらいがあり,買わずにいたのですが,そろそろ終息という噂を聞いて,品切れだった量販店で予約をして買ったのが4月末。

 いわゆる全部入りのかなり重装備な携帯電話ですが,ここまでくるともうスマートフォンとの境界線が分からなくなります。しかし豊富な機能にユーザーインターフェースが追いついておらず,またカスタマイズの範囲が狭いことが,スマートフォンとは決定的に違うところでしょうか。

 例えば,最上位の階層に存在する画面ですが,普通それはトップメニューが1つだけあるべきです。そして,そこにはどの階層にいてもボタン1つで飛んでいける,というのがユーザーの期待です。かつてのiモード携帯電話もそうなっていました。

 しかし,SH-03Bを触って私が最初に混乱したのは,この最上位の画面が複数あることでした。待ち受け画面に加えて,トップメニューとカスタムメニューの3つに遷移します。

 これがもう混乱の原因で,数日間は自分がどこにいるのか,分からなくなって迷子になっていました。

 しかも,設定でどの画面をトップに持ってくるかを変更できるという禁じ手が用意されていたり,それぞれの遷移条件に一貫性がなかったりと,これは日本の製品に良くある,考えすぎたユーザーインターフェースの悪い例だなあと思いました。

 私の場合,SH-03Bを使いこなそうという気持ちはほとんどなく,ただメールが快適に使えればよいので気楽なものでしたが,せっかくGPSなど付いているようですから,ちょっと地図アプリを立ち上げてみました。

 ところが,パケホーダイに入っていない私は,自分の位置を捕捉して地図を出しただけで,無料通話分を使い果たし,さらに何千円もオーバーする羽目に。パケ死という程のことはなかったのですが,精神的ダメージが大きく,最新のケータイはパケット定額が前提なんだなあとパケ死の恐ろしさに背筋が凍った次第です。

 実際,それだけのパケット代を支払ってやりたいことなど別にないのです。iモードのトップ,iMenuについても,あんなにリッチである必要は全然なく,D703i程度であっても最終的に得られる結果は同じですから,どうも無駄なことをやっているように思えてなりません。

 トラフィックが増える理由は,動画や音楽の配信などコンテンツのリッチさが主たるものであるわけですが,不必要なところが無理にリッチになっている,望まれないリッチ化も原因の1つではないかと思います。

 さて,SH-03Bの最大の売りであるQWERTYキーボードですが,これは慣れれば抜群です。1000文字程度のメールならストレスなく書くことが出来ます。

 変換がお馬鹿さんな割に,推測変換と通常変換の切り替え(実質的にこれが再変換)にFnキーと数字の2キーを押すという2ステップの操作が必要になったりするので,どうも思考が中断されてしまいますし,半角英数と全角との切り替えがかなり面倒だったりするので,PCやadesでの快適性を期待すると,かなりがっかりします。

 QWERTYキーに限りませんが,タッチパネルや美しい液晶など,ハードウェア面においては,機構的あるいは電気的に,開発陣はかなりの努力をされたことだと思いますが,私に言わせれば,ソフト屋と仕様屋がよってたかって台無しにしたように思えてなりません。

 そうはいいつつ,それなりに高速ですし,キーボードの快適性やスライドの感触の良さが徐々に分かってきて,通話とメールをするには最適のマシンであると考えるようになりました。はっきりいうと,それ以外のことに使おうという気は起きません。

 でも,これは,SH-03Bならではのメリットでもあります。もしここでスマートフォンにしてしまうと,パケット定額が前提なので大幅に料金のプランが変わってしまい,必然的に使い方も変わってしまいますが,SH-03Bのような携帯ですと,普通の携帯電話がフルキーになっただけですから,料金プランも今のままですし,使い方も全然変えなくて済みます

 おそらく,こういう旧世代の携帯の最も進化した形がSH-03Bなんだろうと思います。SH-03Bに後継機種は出ないという噂も出ていますが,スマートフォンへの移行に際して,過渡期に登場した無理に旧世代を拡張したバランスの悪い機種の1つとして,記憶されることになるのではないでしょうか。

 スマートフォンは,なんでも出来る可能性を秘めていますが,まだまだ出来ない事が多くあります。その不便さを補って余りある魅力があるわけですが,翻ってiモードはムーバ501iシリーズを前提に始まったもので,それがここまで建て増しされて生き延びていることも不思議なくらいです。ハードウェアとしてはスマートフォンに迫る能力を持つSH-03Bが,その旧世代のインフラで使われればバランスを欠くことくらいは自明でしょう。

 繰り返しますが,これは見方を変えると,旧世代のインフラで十分な人が全部入りの快適ケータイを手に入れるチャンスでもあるわけです。そういう奇特な人がいなくなったらSH-03Bのような携帯は需要がなくなるわけで,その点で私はスマートフォンへの移行期に登場した過渡的なマシンだと思うのです。

 私は携帯については旧世代で十分な人ですので,まさにSH-03Bがぴったりです。これでFOMAの廃止まで使い切ろうと本気で思っているくらいです。

 そして,スマートフォンの急激な立ち上がりを見ていると,SH-03Bのような機種を手に入れるのはこれが最後になるだろうなあと,そんな風に思います。

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