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Rollei35LEDその後

 Rollei35LEDですが,なかなかうまく進みません。

 先週の休みにはモノクロを1本通して,最終的な動作の確認とフードのケラれを確かめたつもりだったのですが,モノクロではどうもはっきりせず,わかりやすいカラーネガで再確認をしました。

 しかし今度は自家現像に失敗。温度が低かったようで,どうも綺麗に撮影出来ていません。

 フードのケラれですが,はっきりした結論を出すことは出来ないのですが,傾向はつかめました。

 まず,Rollei35とRollei35LEDで,フードの互換性はありません。Rollei35はケラれにくいのですが,Rollei35LEDは簡単にケラれます。

 Rollei35LEDでは,2つのメタルフードとUNのラバーフードのいずれの場合でも,フィルターとの併用は出来ません。

 そしてラバーフードは単体の使用でもケラれます。メタルフードは口径が大きくて浅いものと,口径が小さくて深いものを比べていますが,どっちも出たり出なかったりではっきりしません。

 そもそも,フードなしでも四隅が陰ることがあるので,これってケラれではなく周辺光量の低下かも知れないのですが,40mmF3.5のレンズで口径食ってのもおかしい話なので,よく分からないです。

 まあ,いろいろ見ていくと,口径が小さく深いフードだとなぜだかケラれが少ないようでしたし,ついでにいうとフードがファインダーの視野に入り込んでくる量がまだ少ないので,今はこっちを使っています。

 写りなのですが,このTriotarを皆が絶賛する理由がさっぱりわからないというレベルです。解像度も低く,シャープさがありません。コントラストも低いし,色も悪いです。周辺の画質の低下はひどいし,はっと見の印象は,トイカメラです。

 ただ,色とコントラストについては現像がまずかったので断言出来ません。解像度などの画質についても,撮影したのがF16のパンフォーカスで露出がアンダー気味と,F4で近距離で室内という悪い条件ですから,これでTriotarがダメだと言い切るのは可愛そうで,もう少しコンディションを整えて撮影しないと結論は出せません。

 トリプレットでかつフォーカスも前玉だけを移動させる方式ですから,近距離で絞り開放はちょっと酷なはずで,F11あたりまでしっかり絞り込んで2mから3mくらいの被写体をきちんと撮ってみたいと思いますし,F16まで絞り込んだらパンフォーカスで,きちんと露出を適正にしておきたいと思っています。

 とにかく,現状の画質では,これがTriotarの実力なのか,それとも私の個体の問題なのか,はたまたレンズ研磨のせいなのか,さっぱりわかりません。悪いなら悪いなりに,それでもまだ使えそうな条件を探し出したいわけで,なかなか骨の折れる作業になりそうです。

 そう,シャッタースピードをここに書いていませんでした。

 修理完成後になんどもシャッタースピードは測定しています。今回のRollei35LEDは,シャッターのスプリングは破断していて,これを同じ径のギターの弦で代用していますから,1/500秒に自信がありません。

 で,結果がこちら。


1/30 26.6ms
1/60 12.9ms
1/125 6.8ms
1/250 4.16ms
1/500 2.36ms

 この結果ですが,何度か測ったうちで,それぞれのシャッタースピードで良い数字が揃ったものを選びました。といってもばらつくのは1/500秒だけで,それ以外はまあこんなもんです。

 1/500秒は,ここでは2.35msとJISに入っていますが,2.5ms付近になることもざらですし,2.8msや3msを越える事もしばしばあります。遅めになることも問題ですし,値が大きくばらついてしまうことも問題です。

 ただ,今回の試写では1/500秒でのバラツキも分からない程度でしたし,ネガで使っている分にはもうこれでいいかもしれないと思っています。

 シャッタースピードが遅くなるほど安定していて,調速機構がしっかり動いてくれていることを実感します。1/500秒以外の数字はなかなかよくて,安定性もありますから安心して使えます。

 露出計もまだよくわかりません。単体露出計と比較しても大きく違いませんし,Rollei35と比べても違いは出てきません。しかし,露出計の画角がどうも大きく違っているようで,少し向きを変えないと同じ値にならないときもあります。このあたりのクセを掴むのが大変です。

 無限遠が出ているかどうかも確かめたかったのですが,とにかくどこもかしこもボケボケで,シャープさがどこにもないので判別できません。ピントの調整に失敗しているのか,バックフォーカスが狂ってしまったのか,レンズ研磨に失敗したのか,組み立てに失敗したのか,掴みどころがありません。

 フィルムのジャミングも原因がわかりました。私の装填ミスです。フィルムのベロをスプールに差し込むとき,三角形のマークがあるところにしか差し込んではいけないのですね。

 私が使っていた一眼レフでは,スプールの溝ならどこに突っ込んでもよくて,突っ込んではいけない溝があるとは思っていなかったのでした。

 ということで,なにやら問題だらけで実用にはほど遠いRollei35LEDですが,比較のために撮影したRollei35の高画質に改めて感激したことを付け加えたいと思います。

 これ,本当にこの小さなカメラで撮ったのか?と思うほど精緻な画質です。さすがTessar,恐れ入りました。

 

 

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