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サヨウナラiBookG4

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 MacBookProが手元にやってきて,特別不満もなく使っている毎日ですが,傍らには現役を引退させられたかわいそうなiBokG4が鎮座しています。

 3年半も苦楽を共にしてきた(まさに苦楽です)相棒で,処理能力的にも生活マシンとしてはまだまだ十分と思われるマシンだけに,このまま放置するのはもったいないなと考えて,早めに結論を出そうと考えていました。

 私はiBookG4を持ち歩いていませんし,落としたこともなく,タバコも吸いません。キーボードはすぐに英語キーボードに交換して日本語キーボードは未使用新品ですし,汚れや傷を防ぐフィルムを貼りまくっていたので,程度はかなりよいはずです。もちろん故障歴も修理歴もありません。

・誰かにあげる

 欲しい人があればあげてもよいなと思っていました。友人には昨年MacBookを買わせましたし,実家の母親はMacに向かって「Windowsはうごかんのか」と失礼なことを言います。そもそも実家には常時接続環境すらないというのに。

 そういや弟が生活マシンでノート型を欲しがってたなあと思い出しましたが,Macだし,無理に使ってもらうのも本望ではありませんし,やめました。

 家族や親しい人以外に無料であげるにはちょっともったいない気もするので,無償提供はこの段階でもう可能性は消えました。

・違うOSを入れて活用する

 Windowsマシンでは定番のLinuxを入れて活用,というても考えましたが,そもそもMacOSXはそんなに重いOSではありませんから,無理にLinuxを入れることに理由は見いだせません。

 かといってサーバーにするという話だって,そんなにサーバーばかりあっても仕方がありませんしね。

 でも考えたのはiTunesを使ったミュージックサーバーです。ロスレスでリッピング。出力はUSB接続のオーディオインターフェースでSPDIFで出すという作戦です。大きな画面にキーボードを搭載し,一発検索可能なiTunesオーディオ機器というコンセプトです。

 しかし,現在AAC128kbpsで60GBある私のライブラリでロスレスでリッピングすると
ざっと300GB。となると外付けになります。起動に時間もかかります。どこに置くのか,どうやって使うのか,という話と,リッピングをやり直す手間を考えて,この案はやめました。

・売る

 実は私は,自分のパソコンを売るという経験はあまりしていません。お店にいた頃は担当者として買い取りを何度もやってましたが,自分が売ったマシンはほとんどないので,iBookG4を売ってしまうと言う発想は当初なかったのです。

 でも一応値段を調べて見るか,と調べて見ると,まずヤフオクで4万円以上の価格で確実に落札されています。動きません,割れています,ジャンクです,液晶が割れてますでも信じられないような高値です。

 ただ,私はヤフオクで1万円以上のものを売るのは責任上怖くて出来ません。1万円を越えたら「ノークレーム・ノーリターン」ってわけにもいかんでしょう。

 手離れの良さでは,やはり中古業者に売却です。

 日本の中古業者の代表,ソフマップでは上限23000円。それでも15000円くらいかなと思っていた私は,結構よい値段になるんだなと,考えを改めました。

 それで,さっと調べて見たところ,北海道にある「Do夢」というお店(実はセンチュリーの直営店です)の買い取りが高価であることがわかりました。それに元々センチュリーですから,ちょっとしたパーツ類も買い取れてしまう実力があります。(というのは,パーツの買い取りをするには,相性問題を含めたパーツと本体のことを熟知している必要があるからです。例えばPowerMac7600用のG4カードを買い取るなんて,普通のお店ではリスクが大きくて出来ないでしょう。)

 私もこういうややこしいものの買い取りを積極的にやっていた人だったので,信用することにしました。

 査定額を調べると,私のモデルでは上限37000円。この段階でもかなり高価です。これにAirMacExpressと1GBメモリを内蔵して,どこまで加算されるかです。

 それで早速査定の依頼をしました。すぐにメールで返事があり,一式で43000円とのこと。調べて見るとAirMacExpressが2000円,1GBメモリが4000円の査定です。この金額も上限ですので,どんどん減額されることは覚悟せねばなりません。ただし,北海道までの送料はありがたいことに着払いです。

 ホームページを見ていると,G4カードやらFastPageのDIMMやら買い取ってくれるらしく,一緒に送って良いかと訪ねると構わないとの返事。ところがそれらのパーツはこないだ実家に送ってしまったんですね。なので断念しました。

 さっそくメンテです。まず外側に貼り付けた透明のカッティングシートを剥がします。糊が残ってしまったのでこれを剥がすのにえらい苦労しましたが,おかげで傷も日焼けもなく,ちょっと磨くと顔が映るくらいにピカピカです。これはすごい。まるでアヒルが白鳥になったかのように,光り輝いています。

 続いてトラックパッドのフィルムも剥がします。これも綺麗ですね。そして交換した120GBのHDDをついていた30GBに戻します。分解したついでにあちこち掃除します。

 元の通り組み立て,キーボードを日本語のものにもどします。液晶のフィルムも剥がして,これで見た目はほぼ新品同様です。

 AppleHardwareTestで異常のないことを確認し,リカバリを行って作業終了。売るのが惜しいくらいの程度の良さです。

 一部,ちょっと割れ筋のあったところもあったのですが,目立ちませんし補修もしてあるので,私はこれは気にならないレベルと思います。ま,減額されたら仕方がありません。

 付属品一式を確認し,元箱にしまい込みます。iBookG4を買ったときに入れていた512MBのDDR-SODIMMは置いておいても仕方がないので同梱するとし,ついでに128MBのSDR-SODIMMを2枚入れてみました。

 こないだの土曜日に発送,あけて月曜日には正式な買い取り査定が行われ,満額とのこと。加えて512MBのDIMMは2000円で査定され,合計は45000円となりました。なんだかんだで難癖を付け減額するのが買い取りの常套手段ですから,ちょっと驚きました。程度の良さには自信があったので満額になる可能性も高いと思ってはいましたが,それでもちょっとした傷を見つけて減額される覚悟はしていました。

 ただ残念なのは,128MBのDIMMは2枚ともゼロ円です。これが256MBだったら,しかも128Mbitチップ品だったら,そこそこの値段もついたんですけどねえ。

 ただ,この手のDIMMは私にはまだ使い道があるので,査定金額は了解した,でも出来ればゼロ円査定のものは査定金額から返却送料を差し引いて送り返して欲しいと相談すると,45000円振り込みしました,DIMMはメール便で返しますと返事です。

 私の勝手で着払いの荷物に紛れ込ませたいわばゴミを,また返せという虫のいい話ですからね,送料だけでなく手間も考えると,申し訳ないことをしたと思います。

 ということで,この気前の良さ,仕事の速さには予想を遙かに超えた気持ちの良さがありました。

 さて45000円という金額ですが,これを考慮するとMacBookProは20万円以下で手に入ったことになりますし,iBookG4をAirMacまで入れると14万円ほどで買っているので,10万円以下で買ったことになります。仮に9万円として3年使ったら,年間3万円,月々2500円でレンタルしたような感じでしょうね。

 なかなかリーズナブルだと私は思ったわけですが,それにしても45000円で買い取ったiBookG4,いったいいくらで売られるのでしょう。確かにまだまだ使える性能だとは思いますが,高価で売れるほどの特別な魅力があるとも思えません。

 私がうれしかったのは,自分のマシンを高く買ってくれたということです。このことは,金銭的な意味以上に,私の使い方が丁寧であったということを示しています。幸いトラブルも皆無だった当たり品だったせいもあるでしょうが,とにかく次のユーザーさんには気持ちよく使ってもらえる自信はあります。

 生活用品の一部となったパソコンに極端な愛着を持つことは減ったように思いますが,それでもあの真っ白で清楚なiBookG4には今でも心が惹かれます。だからこそ45000円というそれなりの価値があるマシンであったとも言えるわけで,使わないで価値が下がっていくくらいなら,今のうちに売却したのは正解だったと思っています。

 問題は結局インストール先のなくなったLeopardです。これは友人にあげましょう。

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