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コツコツES2

 毎日少しずつですが,コツコツとES2のメンテを続けています。

 いちいち書くようなことではない気もするのですが,記録として残せば後で役に立つこともあるかも知れません。そんな気分で書いています。

 さて,昨日ですが,コネクタの取り付けを行いました。私のES2はコネクタが破損し,リード線を基板に直接ハンダ付けしてあるのですが,複数手に入れた部品取りのES2から基板をすぐに移植できないのは不便だということと,オリジナルに近づけるという目的で,その部品取りの個体からコネクタを移植しようと考えました。

 2つ手に入れたES2のうち,1つはコネクタにひびが入っていました。こちらの個体は外観の程度が悪いので,先日プリズムを移植したものなのですが,ひびの入ったコネクタは経年変化でボロボロに割れてしまうので,どうしようかと迷いました。

 そこで,割れたところを瞬間接着剤で固めて見たのですが,接着剤との相性が悪いらしく,ちょっと触ると簡単に割れてしまいました。それならと0.4mmのプラ版をコの字に曲げて接着してみました。

 結果は上々で,かなりしっかり固着してくれています。接着剤は瞬間接着剤を使っていますが,強度的にも問題はなさそうです。

 基板を差し込むと,ピンの圧着力で粉クタが膨らみます。この力で割れてしまうのが問題なのですが,プラ版で上下を挟み込むようにしたことで,かなり補強されたと思います。

 気をよくしてコネクタをES2に取り付けてみます。終わったら基板を差し込み,テストです。問題なく動作しています。

 すんなりと進んだ作業に水を差したのが,底板が閉まらないという問題でした。

 コネクタの厚みが結構ギリギリだったのは分かっていましたが,0.4mmの厚みが上下で合計0.8mmの余裕もないとは思いもよらず,ちょうど1mm程度底板が浮いてしまっています。

 よく見てみると,コネクタを押さえ込んでいるのは底板自身でした。だから多少膨らんでも,割れてしまう事は少なく,仮にひびが入っても崩壊することはなかったんですね。納得です。でも,外装部品をコネクタの支持や補強に使うというのは,ちょっとどうかという気もします。

 やむを得ずプラ版を外すことにしました。しかし外したままだと問題があるので,別の補強を考えねばなりません。

 ひびがあったのはコネクタの横側ですが,ここだけを補強することにしました。

 シルボン紙(ニコン純正のレンズクリーニング用の紙です)を5mm程度の幅に切り,コネクタの横側にあてがいます。そこにプラリペアを盛り,固着させます。

 プラリペアがコネクタにくっつくかどうかが心配だったのですが,とりあえず問題はなさそうで,なかなかしっかり補強されているようです。

 厚み方向も問題は当然なく,底板もきちんと閉まるようになりました。

 基板を差し込んでみましたが,問題はありません。試しに入手した2台のES2から基板を外し,交互に差し込んでみます。

 どうも2つとも正常のようですね。これで基板の故障があっても当分心配することはありません。

 オート時のシャッター速度には差があって,1秒の時間は新しい基板の方がかなり短めに出ています。2つとも同じ程度の短さだったので,おそらくそれが標準だったのではないかと思います。

 バッテリチェックについても,4.4Vで1/60秒付近を示すようにというサービスマニュアル通りのものはなく,いずれも4.3Vで1/30秒程度,5.2V付近で1/8秒を指し示すようになっています。

 私のES2の基板もその程度ならギリギリ調整範囲ですので,これに合わせておきました。

 というわけで,一応ES2は電気的にも思い当たる部分の修理と調整が終わりました。メカシャッターも昨日までに,後幕がかぶるという問題は出ていません。

 週末に試し撮りを行ってみて,そこで判断をすることになりますが,今回はかなり期待できると思います。楽しみです。

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