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TC-16Aで超望遠の世界

 先日購入した,AFテレコンバータTC-16Aがどれほどのものなのか,少し遊んでみました。

 全体的な話として,画質の劣化は少ないと思います。D2Hで試したのでそれほど気にならずに済んでいるというのが本当のところかも知れませんが,少なくとも私にはボケたり色がおかしくなったりという問題が気になることはありませんでした。

 Planar50mmZFですが,これはZFのキャラクタをきちんと残してくれていますので,問題なし。解像度の劣化も,そりゃ確かにないわけではないでしょうけど,気にならないレベルだと思います。

 と,ZFが実用レベルであることはある程度分かっていたことなので,本当の遊びはこれから。AT-X100というトキナの100-300mm/F4の望遠ズームが手元にあります。

 一応SDレンズやら全域F4やら,それなりのスペックの望遠ズームなのですが,購入時の価格が38000円ほどと処分価格だったことや,マニュアルフォーカスのレンズなので,今なら数千円の価値しかないでしょう。

 しかし,これがTC-16AによってこのゴミレンズがAFになり,しかも480mm相当になる(幸いなことに元がF4ですからF6程度で済んでくれます)というわけですから,きちんと写ってくれれば活用できそうです。

 そんなわけで,試してみます。

 まず,自分の家の窓から見える曼珠沙華。私はこの花はグロテスクなこともあり,あまり好きではありません。

ファイル 40-1.jpg

 おしべにピントを合わせましたが,なかなかのものです。-0.7の露出補正を行っています。絞りは開放,シャッター速度は1/80で,なんと手持ちです。ぶれがあるのはそのせいです。

 D2Hで使うと,480mmのさらに1.5倍ですから,なんとなんと720mm相当。こいつは未体験ゾーンです。被写界深度の浅さもあって,花全体が範囲に収まらず,全体にぼけてしまっています。これはあきらかにやり過ぎですね。

 で,窓から見える近所の家の屋根。

ファイル 40-2.jpg

 これはAF-S18-200mmの広角側いっぱいの18mmです。手ぶれ補正も入れています。洗濯物が入ってしまったのは大失敗です。

ファイル 40-3.jpg

 これがAF-S-200mmの望遠側いっぱいの200mmです。同じく手ぶれ補正も入れています。このくらいだとまあ想像がつきますね。

 ですが,これが一気に480mmになると異次元です。

ファイル 40-4.jpg

 AT-X100にTC-16A,480mm相当です。

 私はあまり望遠を使うことがないので,今更ながらに面白いなあと初心者に戻って楽しんでいました。どうですか,あまり画質の劣化もないでしょう。色もしっかり出ているようですし,私はこの程度でも十分使い物になるんじゃないかと思いました。

 ただ,だからなんだ,という気分になるのも望遠だなと思います。私は,望遠で撮らなければならないものは,近寄れないものだということだから,つまりそれは撮ってはいけないものなんだと考えてきた人なので,720mm相当だろうがなんだろうが,それが便利に使えるときというのは,特殊な状況に限られるんだろうと思います。

 可能性が広がったことは大変結構です。旅先に一つ忍ばせていくと,助かったと思うことが出てくるかも知れません。

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