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長い大阪での滞在

 9月17日に急に叔父が亡くなり,翌日から実家のある大阪に戻っていました。翌週は偶然にもお休みを取ってあり,他の用事もあって結局1週間まるまる,実家に滞在していました。今後,これほどの長期間実家にいることはもうないのではないかと思います。

 せっかくの長期滞在といろいろ予定を立てたのですが,そのうち大きなものは子供の頃から蓄積している大量の本や雑誌を,自宅に持ち帰り電子化するという作戦です。

 これまで,スキャンをしても紙を捨ててしまえばもうオシマイ,となかなか捨てられずにいたのですが,スキャンしたデータは必要に応じてプリンタで印刷することも,あるいはKindleやPCで読むことも十分可能であることがわかり,オリジナルの紙にこだわる気持ちもかなり薄れています。

 そうなると,実家もいつまでもあるわけではありませんし,今回の不幸のように,これから私の親にもなにか急なことがないとは限りません。その時がやってきてしまうと,もう本どころの話ではありません。今だから出来る事があるというわけです。

 まあ縁起でもない話をするのはやめときますが,年々紙で残す本の基準が上がり,余程の本でないと電子化を免れない昨今,改めて屋根裏部屋の本の山を眺めてみると,むしろスキャンした方がメリットがあるのではないかと思うような本がたくさんあることに気が付きます。

 そんなこんなで,現在の基準で残す,スキャンするを区別し,スキャンするものを躊躇なく自宅に送るのに,期せずして得たこの長い実家での滞在を利用することにしました。

 まず,Oh!X(mz)。1984年から休刊までほぼ揃っていますので,11年分ですね。130冊ほどありますが,ゆうパックで受け付けてもらえる30kgを1つの箱につめると,ざっと2箱分です。レア度の高い「それゆけX1」もスキャン決定です。

 1980年以前の古い古いトラ技も貴重という事で残してありましたが,むしろ電子化して手元に置いておいた方が面白いでしょう。これも1箱ほどあります。

 1980年代前半のI/Oの別冊も,今や技術的な価値はなく,技術史の資料としての側面が大きいでしょう。そうなると紙で残すべきなのですが,私は裕福ではないので,スキャンするのが限界です。だって,RANDOM BOXの総集編やら,8ピンドットプリンタの使い方やら,自作ワンボードマイコンのモニタプログラム集やら,そんなものがあっても,おそらくほとんど役に立たないでしょう?

 マイコンBASICマガジンは弟の管轄なので,今どうなっているのか分かりませんが,私たち兄弟が毎月買うようになった以前の記事は,BASICマガジンデラックスという別冊で確保しました。この別冊をVol3まで買うと,とりあえず創刊号からのプログラムが全て網羅されるはずですが,この3冊については私の管轄なので,私の判断でスキャンします。

 廣済堂出版のRAMも,今や伝説の雑誌です。1980年とか1981年とか,かなり古いものも数冊あるのですが,これは私が学生の頃こまめに古本屋に通って買ったものです。全然数が揃っていないので,ほとんど価値はないでしょう。同じ理由で電波新聞社のマイコンも,数冊しかないのでスキャンします。(1983年2月号は私が生まれて初めて購入したコンピュータ雑誌なのでちょっと惜しいのですが)

 エレクトロニクスライフは,かなり迷いました。1986年ごろから,面白い記事があると買うようにしていましたが,これもそんなに数が揃っておらず,その内容にこそ価値があるのは明白です。断腸の思いでスキャンすることにきめます。揃っていないとはいえ,休刊までの20年ほど間に,箱に半分ほどの量はありました。

 むー,バックアップ活用テクニックが大量に出てきました。Vol4からVol30くらいまであります。結構な分量です。個人的には,Vol5からVol20くらいまでが最も面白く,勉強(なんの?)になったと感じていて,それだけに思い入れもあります。

 実際,このあたりのバックアップ活用テクニックにはそれなりの値段が付いていた時期もあったそうで,そういう事情からもスキャンすることはしないでいました。しかし,ペンキをこぼしたりしてかなり程度が悪く,この状態では価値などありません。といいますか,そもそも現在はそんな高値ではありません。

 というわけで,バックアップ活用テクニックもスキャンします。

 あとは大人になってから買った本ですね。ハードカバーの本が2箱ほど,ブルーバックスをはじめとする新書のたぐいや文庫も大量にあって,これでまた1箱ほどありそうな感じです。

 ということで,2011年の基準でスキャンする本を集めたところ,30kgの箱に8箱出来てしまいました。合計240kg・・・よくもまあ,これを屋根裏部屋から降ろせたものです。

 こうして,紙で残すことになったものは,1982年から1984年までの子供の科学,1983年から1988年までの初歩のラジオ,そして1983年から1986年までのI/Oまでになりました。子供の科学と初歩のラジオはリアルタイムで毎月買っていて,数も揃っています。I/Oは後に古本屋でまとめ買いしたもので,これもかなり数が揃っています。これは今のところは残しておきましょう。全部で6箱ほどです。

 この,本と雑誌の選別と整理,そして梱包に,20日と21日両日をあてました。

 22日は嫁さんが短期滞在の予定で実家に来てくれることになっていたので,迎えに行きます。といっても,伊丹空港までは面倒臭いので,阿倍野までバスで来てもらうことにします。

 この時,もう1つの目的である,新しくなったシリコンハウス共立を見てみようと考えました。嫁さんの飛行機が到着し,阿倍野までやって来る14時頃まで,のんびり買い物をするため,11時半頃に日本橋に到着。

 するとなにやら,堺筋に面した小さいお店が騒がしいです。恵美須町駅のそば,かつてのシリコンハウスがあったあたりです。

 この街で働いていた人間にとって,シャッターが閉まったお店の前に人がワラワラいるのは,おおむね倒産や夜逃げです。集まった人たちには怖い人も混じっているので,目を合わせると取り返しが付かなくなります。

 そーっと眺めていると,報道用のテレビカメラ,大きな一眼レフに腕章と,完全に報道関係の人たちのようです。怖そうな人はいないようですが,なにやら騒然としています。こういう場合,おおむね火事なわけで・・・

 しかし,それも違うようです。50cm程上がっただけのシャッターの隙間にカメラを突っ込み,中の様子を撮影している人もいます。これは結構大きなニュースのようです。

 その日の夜のニュースで,それが違法無線LANを売っているお店の摘発だったと知ります。この手の摘発としては全国初とのことで,NHKの9時のニュースでもちらっと放送していましたので,びっくりしました。もしかしたら私が写っていたかも知れません。

 長くなったので,続きは明日。シリコンハウス共立での買い物のお話からです。

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