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ベンチ型マルチメーターを買いました

  • 2011/07/22 21:41
  • カテゴリー:散財

ファイル 493-1.jpg

 自宅用にベンチ型のマルチメーターがずっと前から欲しかったのですが,ようやく念願かなって買うことができました。ケンウッドのDL2050です。

 中古ですが,5・1/2桁でΔΣ型,2003年製という比較的新しいもので3万円ですから,私としては満足な買い物でした。

 いろいろ調べてみると,アジレントのU3402Aという現行のマルチメーターとうり二つです。自社製と思われるシリーズと,廉価版のU3401AとU3402Aは入力端子が左右逆で,これはどっかからのOEMであると考えるのが普通でしょう。

 U3402Aとスペックやキーの配列,機能も調べてみましたが,ぴったり一致。

 U3402Aは新品でも7万円弱で買えますけども,中古では4万円中程。3万円で買うチャンスというのはなかなかないですから,これが良品ならお買い得です。

 ずっと欲しかったマルチメーターを買うのに,他の中古も見ていたのですが,やたらと古かったり,あまり安くなかったりと,満足なものを見つけられずにいました。そんなとき,計測器ランドのWEBに掲載されているDL2050を見つけたのです。

 私はアマチュアの時に,リーズナブルで性能は十分なケンウッドの計測器にある種の憧れがありましたので,DL2050はむしろ好都合。中古の計測器ですから現物を見たいという事で,WEBから予約した後電話をして,お店で買うので取り置きしてもらいました。

 そして先週の金曜日,仕事をさっさと切り上げてアキバに向かい,閉店間近の計測器ランドに滑り込みます。現物を見ると想像以上の良品です。傷もなく,ディスプレイも曇っていません。これで精度が出ていれば万々歳ですが,それはこの場ではわかりません。ただ,一応1ヶ月の保証がありますので,そんなにおかしな事にはなっていないでしょう。

 うきうきしながら持ち帰り,まずは電源投入です。簡単なチェックを行って問題がないことがわかると,早速分解して中性洗剤で洗えるところは洗います。中を見ると大変綺麗で,ホコリも煤も付いていません。まるで新品のようです。

 しかも,GP-IB付きであることも判明。私は使いませんが,ちょっと得した気分です。

 汚れていたバンパーもすっかり綺麗になり,パネルはアクリル用の研磨材で磨いて細かい傷を消しました。筐体の傷はエナメルペイントでタッチアップし,これで気持ちよく使う事が出来ます。

 早速オシロの上に置いて,小型アンプの製作に使いました。表示の更新周期が高速なこと,5・1/2桁という高精度,2画面表示,そして電流計がちゃんとあてになる,というところで,これまでのテスターとは大違いの気持ちよさです。

 そもそも,マルチメーターの必要性は,結局一番出番の多い秋月のP-10という安価なテスターをどこまで信用してよいのかという疑問と,P-10やP-16,テクトロのSTA55Gなど複数のテスターで,測定値がばらつくという精神衛生上誠に厳しい現実を打破したいと思ったからです。

 何か1つ基準を持つこと,それを信じて先に進むことは,工作に限らずとても大事なことですが,私は,電圧と電流という電子回路の基本中の基本を,これまでずっとおろそかにし続けたことを,今更ながらに悔いています。

 ハンディタイプのテスターでは,たかがしれています。50000カウントのテスターを3万円で買っても,大した意味はありません。6000カウントのテスターを,ブランドで選んで2万円以上で買っても,それもあまり意味はありません。サンワの1万円ちょっとのテスターで十分です。

 本当は,今回のマルチメーターも新品校正済みで買うべきではあります。しかし,今回の予算は35000円まで。その枠の中では,最もよい買い物をしたと思います。

 繰り返しますが,電圧と電流は基本です。波形も歪み率も大事ですが,電圧と電流の測定値に信頼を置けないというのは,絶対にあってはなりません。

 えらそうにいう私は,実は仕事でもマルチメーターなど使ったことがなく,サンワのテスターだけでここまでやってきたんですけどね・・・アマチュアとしての私でも,やっぱり欲しい物は欲しいのです。

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