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もう一度こんにちはPS3

  • 2014/06/30 12:46
  • カテゴリー:散財

 PS4も世に出ているこのご時世に,あえて先日PS3を買いました。

 2012年の8月に最初に買ったPS3が壊れたことを艦長日誌に書いていたのですが,あれから約2年,別に何かしようと思っていたわけではないのですが,買うことにしました。

 というのも,PS3が出てからもPS2が長く利益に貢献していた話と違い,PS4が好調ゆえにコストも下げ止まったPS3は案外早く生産中止になるのではないかと,勝手に思ったのです。

 別にPS3なんかなくなっても痛くもかゆくもないと言いたいところなのですが,実はダウンロードで購入したゲームが2つほどあり,これを手元にとっておくため,本体を今のうちに買わないといけないと思っていたのです。

 DVD-ROMなりBDのパッケージメディアで供給されるゲームであっても,結局本体がないと動かせないわけですから,ダウンロードであるかどうかどうかはあまり関係ないような気もしますが,なにせ買ったゲームが手元にあるかないか,というのは気分的に結構な問題なので,ちゃんとダウンロードが出来るうちに,いずれ買えなくなる本体を買っておく必要を感じていたわけです。

 で,24000円ほどで買えた本体ですが,随分随分小さくなっていると思いましたが,それでも安っぽくなっていないあたり,さすがだなあと思いました。ドライブはトップローディングに変わっていましたが,フタはボタンを押すとシュッと小気味良く左側にスライドしますし,開いたフタを右側にスライドすれば,まるで吸い込まれるようにシュッと閉じます。これは癖になる感覚です。

 動き出せばそれはもうただのPS3です。特に以前のPS3に比べて変わったところはありません。それがまたゲームコンソールのいい所でもあり,面白くないところでもあるわけですが・・・

 とりあえずPSNにログイン,PlaystationStoreから購入済みのゲームソフトを再ダウンロードして,遊べることを確認しました。そして,ついでにゲームのラインナップをざっと眺めてみました。

 モデル末期の最後の輝きとも言える,きら星の如く瞬くギャルゲーの数におののきつつ,案外昔のゲームが多いことに気が付きます。そうなんですね,これがまたオッサンホイホイなわけで,価格も安く,今どきのゲームにどっから手を付ければいいか分からない我々の世代でも,即楽しめるのが,20年ほど前のゲームなわけです。


 今さらDAYTONA USAなんか面白いのか,と思うのですが,824円だったので買ってみました。いやはや,おもしろいですよ。レースゲームならグランツーリスモ6があるのですが,ここまで真面目でストイックだと本当のマニアしか,面白いと思えるレベルまでやり込めません。

 でもDAYTONA USAなら,およそ実写の感覚とは違う「別の乗り物」でかっ飛ばす爽快感があり,短時間で遊べることも非常に楽しいです。思うに,やはりアーケード向けに練り上げられたゲームは,短時間で確実に愉しんでもらう工夫に満ちあふれているなあと・・・ああ,いい時代だったなあ・・・

 で,ここで1つ気が付いた事があります。ギャラクシーフォースIIもダウンロード出来るようになっていましたが,これってPS2版そのものなんですね。

 事象ギャラクシーフォースマニアの私としては,これは一応買っておく必要があります。ダウンロードして遊んで見ると,やはりPS2版そのままです。画面はもちろん,メニューの構成などもそのままです。

 ここでピンとくるものがあります。PS3で走る,PS2の互換機能をソフトで実現出来るのかどうか,です。

 初代PS3は,PS2と同じチップを内蔵して,力業でPS2との互換性を持っていました。いわばPS2をそのまま内蔵したこの構成は高コストであり,次の世代からは省かれてしまったのです。

 多くのユーザーは,高いコストをかけてまでこだわったPS2の互換性が簡単になくなるわけはないから,ハードによる互換性が省かれたのはきっとソフトによる互換性に目処がついたからだと思いましたし,毎度多くの機能が実装されるアップデートが頻繁に行われている事も考えると,そのうち標準機能になるだろうと思っていたはずです。

 しかし,実際に,PS2の互換性が復活することはありませんでした。

 数年前まで,やっぱりソフトによるPS2互換は技術的に難しいから出来ないのだ,という話もあったり,いやいや技術的には可能なはずだと反論があったりと,なかなかホットな議論がありました。技術論もさることながら,「SCEがエミュレータ技術に長けたエンジニアを募集している」といった話も出てきて,いちいち一喜一憂したものです。

 私自身は,この艦長日誌で,PS2互換を実現するためになにが一番大変で,それは技術的に打破可能なのかどうかを考察したことがありました。結論として,技術的には十分可能と書きました。

 しかし,その考察が正しかったことを示してくれるはずの,PS2互換は結局実現しなかったのです。そして2014年,もうそんな話が合ったことすら,すっかり忘れていました。

 それが,PS2版そのままのギャラクシーフォースIIを見て思いだしたのです。これこそ,まさにPS2互換機能だ,と。

 今さらこんな話で恐縮なのですが,そうなんです。PS2互換はすでに実現していたのです。ただ,その使い方は,PS3の機能拡張ではなく,PS3のコンテンツを増やすためだったというわけです。

 もちろん,PS2互換機能が,互換というには厳しい互換性しか持てなかったせいかもしれません。性能面では十分ではあっても,すべてのPS2ソフトの動作検証を行う為のお金と時間がかかりすぎたせいかも知れません。

 だから,特定のPS2ソフトをPS3のソフトとして動かすための仕組みとして使うようにしたのかもしれません。

 でも,SCEの人材募集に応募して,PS2互換の実現に邁進したエンジニアが,その成果物をこんな限定的な使われ方で済んでしまい,しかも大して話題にもならずに終わってしまったことに,私はちょっと不憫なものを感じます。

 今からでも遅くはないので,PS2互換を入れて欲しいなあと思います。最後の大型アップデートとして,PS3をこれまでのPSの集大成として末永く使うため,ぜひお願いしたいです。

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