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ダイソンDC45のトラブル

 ダイソンのハンディクリーナーDC45を買ってから,私が担当している掃除機がけという家事は,激変しました。

 それまで大きな掃除機をぶんぶん振り回しながら掃除をしていたわけですが,なにせ電源ケーブルが邪魔で邪魔で仕方がありません。もうちょっとで届くところが何かに引っかかって届かない,無理に引っ張って抜けてしまって,離れたところまでプラグを差しに行く,階段で引っ張られて転がっていった,などなど,もうイライラしてたまりません。

 はっきりいって,戦争でした。

 DC45は,壊れたハンディクリーナーの後釜に買ったものでしたが,実際にこれだけで家中の掃除が可能である事がわかると,掃除機をかけるという行為そのものが根底から変わってしまいました。

 連続稼働時間20分は絶妙で,休日の掃除の時間としてはこのくらいあればなんとかなります。というか,20分以上掃除することそのものが,もはや不毛と言えるでしょう。

 ところが,購入して半年ほど経つようになると,時々動作が止まるようになってきました。最初はスイッチを押す手が緩んだのかな,あるいは電池が切れたのかな,と思ったのですが,最近は頻繁に止まるようになり,掃除に支障を来すようになってきました。

 せっかく調子よく掃除していたのに,止まってしまえばまたスイッチを押し直しです。それでもまた止まりますから,なかなか片付きません。

 そんなこんなで,イライラした私はDC45に平手打ちを食らわせたり,膝蹴りをお見舞いするなど,様々な意思表示を行うわけですが,やつもタダでは殴られてくれません。おもむろにダストボックスのフタを開けて,ゴミをまき散らして反撃します。

 ゴミにまみれて「キーっ」となっている私を,周囲はどんな目で見ているのでしょう。

 これはまずい,と修理を依頼しようと思うのですが,使えない期間が出てしまうとそれはそれで困ってしまいます。それくらいDC45に依存しているわけですが,もはや限界というところで,ダイソンに電話しました。

 すると,どうも電池の接点が緩んでしまい,電圧が下がって止まってしまうようになるんだとか。はっきりとは言わなかったのですが,この機種にはよくある持病のようです。

 「これでおそらくなおると思うのですが」と自信たっぷりに,新しい電池を送ってくれることになりました。古い電池は勝手に処分して下さいとのこと。

 果たして届いた電池は,これまでの電池となんら変わったところがありません。改良されたわけでも,違う型番になっているわけでもなく,本当に同じ物のようです。

 これに交換して掃除をしてみると,なんとまあ,全然動作が止まりません。本当に治りました。いやはや,快適です。邪魔されずに掃除が出来る。なんと気持ちの良いことでしょうか。

 それで,彼らの言う電池の接点の問題がどんなものなのか,観察してみました,

 確かに,新しい電池は,電池側の接点が広がっておらず,しっかり本体側の接点をくわえ込むようになっています。これまでの電池は広がっていますから,ここで接触不良が起きているという事なんでしょうね。

 DC45は,どうも,以前は電池が簡単に交換出来るようになっていたらしいのです。しかし,電池接点のトラブルがあって,途中から前後2本のネジで電池を本体にがっちり固定するような構造の変更が行われたようです。

 もちろん私のDC45は電池交換が出来ないタイプですが,それでもこういう問題が起きるんですから,やっぱこのあたり,詰めが甘いんでしょうね。

 さて,古い電池のトラブルの原因がわかってしまえば,これを直して見たくなるのも,また人情でしょう。細いピンセットで電池の接点を変形させて,新しい電池のようにしっかり本体側の接点に食いつくようにしてみました。

 そして試したところ,ウソのように動作が止まらなくなりました。動作時間も問題なしです。

 結局,電池が1つ増えたような感じになったのですが,コードレス掃除機にとって電池は生命線ですから,予備があれば安心です。

 とにかく,これでまた快適な掃除が出来そうです。

 そうそう,パイプもグラグラしているんですが,2年保証の間に修理なり交換なりをしないと,まずいような気がしてきました。掃除機というのはラフに扱われますから,長く使うならメンテナンスが欠かせません。


 

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